フォト
無料ブログはココログ

« 勝てない…。 | トップページ | 迷わずに駆け抜けろ伝説の幕が開く »

2016年5月25日 (水)

北海道日本ハムファイターズVS札幌ドーム

Adsc03
昨日
(24)の日刊スポーツや日本経済新聞などのメディアが、ファイターズが8年後の2024年を目処に新しい球場の建設を検討していると報じた。その背景にあるのは、現本拠地の札幌ドームとの使用契約がことごとく札幌ドーム側に好都合な条件で結ばれており、改善を申し入れてもいっこうにらちがあかない実態があるという。


2004年に本拠地を東京ドームから札幌ドームに移転して以来、2006年の日本一を始め、4回のリーグ優勝と安定した成績を誇り、地域に根付いた球団経営が定着しているかに見えるファイターズが水面下では本拠地問題に揺れていた。


8年後の2024年はファイターズにとって移転20周年。その節目となる年、ファイターズは新築の我が家で迎えるのだろうか!?

 



報道によると、ファイターズが札幌ドームと結んでいる使用契約で主だった問題点は以下の通り。



市の条例で定められているというファイターズの札幌ドーム使用料は1試合800万円を基本とし、2万人を超えると1人あたり400円の追加料金が発生する。それはまだしも、飲食店の運営やグッズ販売も札幌ドームに卸している形で球団には旨味が無く、かつ野球以外のイベント仕様に切り替える際のフィールドシートの設置やトレーニング施設の一時撤去の費用も球団持ちで、年間の費用は約26億円にものぼるという。この金額はファイターズの年俸総額とほぼ同額だという。

【出典】日ハムの球団経営を圧迫する旧態依然の壁

THE PAGE 5
23()120分配信


これは驚いた。横浜DeNAベイスターズによる、本拠地横浜スタジアムの運営会社の子会社化や、本拠地球場の指定管理人になっていることによるゴールデンイーグルスの本拠地球場及び周辺施設の斬新なリニューアルが話題になる中、ファイターズ球団が札幌ドームに対して不利な契約を余儀なくされていることは聞いてはいたが、これほどとは思わなかった。


手持ちの資料を探したが見つからなかったので記憶で書くが、上記の通りの年間の球場使用料だとすると、東京ドーム時代の晩年と変わりない。ファイターズの東京ドームから札幌ドームへの本拠地移転は、東京ドームをジャイアンツと共同で使用する上での、ジャイアンツ優先に対する不都合や、ホームチームの無い地域への移転という大義があったはずで、特に札幌ドームを本拠地にすることで、球団経営の足を引っ張っていた本拠地球場の使用料が半減すると言われていた。


移転して十年以上を経過し、その間、上述のように成績も安定し、北海道のファンにも根付いた。北海道という都市に対してだけでなく、札幌ドームにも充分に還元してきたと個人的に推測していたが、まさかこんなぼったくりをされていたとは


そこで交渉してらちがあかないのなら、いっそのこと新球場建設だという発想なのだろうが、北海道に土地勘の無い敗戦処理。には新球場建設は、荒唐無稽とまでは言わないが、現実味を感じない。一部報道では具体的な候補地も書かれているそうで、現地のファンの間には新球場建設を後押しする意見も多いようだが


24日付の日刊スポーツでは新球場の骨格は収容人数は3万人程度の規模で屋根が開閉式のドーム球場で、天然芝とみられるとなっている。まさに夢のボールパークだが本当にそんな立派なものを作る費用が日本ハム本社から出るのだろうか?


敗戦処理。の個人的な推測だが、新球場建設ももちろん有力な選択肢の一つだろうが、8年後の移転20周年を目処にする、とか具体性のありそうな候補地の名前を挙げることで、札幌ドーム側にプレッシャーをかけている、のでは無いかと思う。ハッタリではないかとすら思っている。


地方自治体から本拠地球場を間借りする球団が、自治体側に有利な使用契約を余儀なくされるケースはこれまでにもあった。


マリーンズと千葉市の関係もそうで、多くの面で千葉市に有利な条件設定だったようだが、2004年の球界再編騒動の際にオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併以外にパ・リーグでもう一組の合併話が進んでいる、と当時のライオンズの堤義明オーナーが明言し、それにマリーンズが絡んでいるのではとの噂が出たあたりから千葉市側が譲歩し始めたと言われている。


もっと新しい例では横浜DeNAベイスターズが、不利な条件を突きつけられていた本拠地の横浜スタジアムの運営会社を買収して傘下に置くことで、都合良く使えることになった。


DeNAの参入は2012年からだが、2013年の3月にデータスタジアム株式会社が主催するセミナーでDeNAの球団関係者の話を聞く機会があった。その人の話によると、「楽天さんのように0からのスタートで球界に入るのなら、本拠地をどこにするか、いろいろ考えただろうけど、元々横浜という土地があったので、他の場所でと言うのは全く考えなかった」と語っていた。実際、運営会社を傘下に置く前から球場の演出面に関しては球団寄りに改善されているように思えた。


こうした例を考えると、ファイターズも交渉能力があれば、条件面の改善に結びつけられるはずだと考える方が、自然では無いか?成功した二球団に失礼な言い方になるかもしれないが、マリーンズやベイスターズに出来てファイターズに出来ないはずは無いだろうと言いたいのだ。


また、一説によるとファイターズのファイターズタウンの運営は、ファイターズスタジアム建設当初は自前の育成施設の充実を意図してのものであったが、それから自前の施設である利点を活かし、興行として成り立つようにエンターテイメント性を追求するようになったという。
Cdsc_0005_2
その目的はいずれ一軍でも本拠地球場を制約無く活用することによるエンターテイメント性の充実を図るための壮大なケーススタディであるというのだ。ファイターズタウンは二軍施設であるから、選手を育てるだけでなくスタッフにとっても経験の育成の場とされているというのだ。



この話の真偽はともかく、DJチャス。ら、鎌ケ谷のスタッフのファームでの成果を活かす場は、新球場になるのか、条件面を改善した札幌ドームになるのか?


Cdsc_0028
敗戦処理。は
2009年の日本シリーズ第6戦の生観戦を最後に札幌ドームでの生観戦をしていない。そんな身で言うのもナンだが、個人的には札幌ドームは好きな球場の一つである。だが地元のファンが望むファイターズの住処はどんなものなのだろうか?


そりゃあ自前の球場を持てればそれに越したことは無いが、親会社の日本ハムが英断を下すのだろうか?現状でも日本ハム本体からは年間で30億円に近づく援助が為されている。それで辛うじて球団は黒字になっていると言われている。


北海道日本ハムファイターズは日本ハムグループのためにある球団であり、日本ハムグループの顔であると言えるが、日本ハムグループが北海道日本ハムファイターズのためにあるのでは無い。普通に考えて人工芝よりも膨大な維持費のかかる天然芝で、普通のドーム球場より建設費も維持費もかかる開閉式ドームにするなどと言うことを真に受けて良いのかという疑問がある。


ただ、現時点での各種報道はファイターズに好意的で、札幌ドームを悪者にしている。これが球団側が意図したものであれば見事な広報力だが、敗戦処理。に言わせれば球場と球団、大家と店子の交渉は本来、対等に行われるはずで、現在球団に不利な契約を余儀なくされており、それが改善されないのであれば、それは札幌ドーム側が悪者扱いされるべきでは無く、ファイターズ側の交渉下手ぶりが批判される対象になるべきなのである。


現時点での報道を見た範囲での敗戦処理。の印象は、札幌ドームに対してではなく、ファイターズ球団に対して「喝!」である!

 

 

 

« 勝てない…。 | トップページ | 迷わずに駆け抜けろ伝説の幕が開く »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/63684104

この記事へのトラックバック一覧です: 北海道日本ハムファイターズVS札幌ドーム:

« 勝てない…。 | トップページ | 迷わずに駆け抜けろ伝説の幕が開く »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック