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2016年5月13日 (金)

大谷翔平は「4試合連続本塁打」なのか!?

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今季の大谷翔平は投手としては今ひとつだが、登板と登板の間に出場する打撃では進化を見せている。先の東京ドームでのバファローズとの二連戦でも
10日にはブランドン・ディクソンから、翌11日には東明大貴からと二試合続けて本塁打を放ち、パ・リーグで3位、日本人選手ではリーグ最多の7本塁打となった。


大谷は野手(DH)として出場した試合では4日のホークス戦で和田毅から、5日の同カードでは東浜巨から本塁打を放っており、野手として出場した試合には4試合連続本塁打を記録していることになる。今日(13)はベンチ入りをせず、おそらく15日の先発登板に備えたのだろうが、今までのペースで行くと、来週の火曜日からのホークスとの三連戦で王貞治とランディ・バースの持つ7試合連続本塁打の記録に挑む!?

 


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大谷翔平
の4試合連続本塁打に対しては、報じるスポーツ新聞によっては“野手として出場した試合に”と但し書きを付けているものもある。この間に8日のライオンズ戦に先発投手として登板し、DH制を採用して自らは打席に立っていないからだろう。そこで気になったのは、連続試合記録における、欠場した試合や打席に立たなかった試合の扱いはどうなるのか?ということ。



例えば、33試合連続安打の日本記録を達成した高橋慶彦は、33試合連続安打を記録した試合で、記録達成直後の守備で負傷して交代している。この後、5試合に欠場して8日後に復帰。スタメンで出場したが4打数0安打で記録がストップした。高橋の記録は欠場した試合でストップしたのでは無く、出場して無安打に終わった時点でストップしたのだった。つまり、試合に出ないことによって連続試合安打記録が止まることにはならない。


公認野球規則にはこんな条文がある。

9.23 連続記録の規定
(b) 連続試合安打の記録は、すべての打席が四球、死球、打撃または走塁妨害、および犠牲バントのいずれかであったとき、中断されたことにならない。しかし、犠牲フライはその記録を中断する要素となる。
 プレーヤー故人の連続試合安打の記録は、そのプレーヤーが連続出場した試合の結果によって決定される。

【注】 プレーヤーが試合に出場していたが、打席がこないうちに試合が終わった場合および塁上の走者がアウトになって攻守交代となったためなど打席に入ったが打撃を完了できなかった場合は、連続安打および連続試合安打の記録が中断されたものとはみなさない。


これは連続試合安打の定義であって連続試合本塁打の定義では無い。そして連続試合本塁打の定義は公認野球規則には見当たらない。


因みに公認野球規則は2016年度版から条文の構成が大きく一新されている。昨年までの「公認野球規則」をお持ちの方は10.23を参照されたい。


あくまで仮定だが、連続試合本塁打記録も連続試合安打記録に準じた規定であるとしたら、大谷の場合、投手として先発登板し、打席に立たない試合によって連続試合本塁打が中断することにはならないと思われる。もちろん、今日(13)の試合のように不出場によって中断するものではない。


そして、だとすると現在大谷は4試合連続本塁打を継続中ということになる。


大谷はおそらく明日の対ライオンズ戦もベンチから外れるだろう。そして15日のライオンズ戦に投手として先発し、17日からの対ホークス三連戦には野手として出場するだろう。


対ホークス三連戦で3試合連続本塁打を記録すれば、王貞治ランディ・バースが持つ7試合連続本塁打に並ぶことになる。そして21日の本拠地、札幌ドームでのゴールデンイーグルス戦で日本新記録に挑むことになる。


ここから先は妄想の世界になるが、もしも対ホークス三連戦の三戦目に大谷が王会長の記録に並ぶ可能性が出た場合にはホークス球団が王会長の記録に並ばせないために打席の大谷との勝負を避ける可能性も考えられる。


過去には王が監督をしているチームが王の記録に並びそうな選手に勝負を避けて四球攻めにして本塁打を打たせなかった前科がある。


ジャイアンツの監督時代には年間本塁打記録に並んだバースとの勝負を避け、ホークスでの監督時代にはタフィ・ローズ、アレックス・カブレラとの直接対決で四球攻めをした。


ただし連続試合本塁打記録に関してはバースは王が監督をしている対ジャイアンツ戦でタイ記録となる7試合連続本塁打を記録し、記録が止まったのはジャイアンツ戦の次の対スワローズ戦だった。


因みにバースが王の記録に並ぶ7試合連続本塁打を放ったシーンは5対5の同点での八回表、二死走者無しという場面で投手は江川卓だった。


記録がかかっていなくても同点の終盤、バースの一発を最も警戒する場面だ。バースには機動力が無い。極論を言えば歩かせても良い場面。この試合では掛布雅之がバースの前の三番を打っており、四番のバースの後ろは岡田彰布だった。掛布、岡田と後ろに並ぶ打線よりはバースとの勝負を避けやすい打順だった。にもかかわらず江川はバカ正直にバースと勝負を挑み、ストレートを当時の後楽園球場のライト場外に運ばれた。バースの打球がライト場外に消えると、日本テレビはベンチで表情を変えずにうなづく王監督を映した。


実はこの試合は江川と息が合っている正捕手の山倉和博が故障で欠場しており、有田修三とバッテリーを組んでいた。それまでに5失点するなど呼吸が合っていないと指摘されていた。また当時既に週刊誌レベルでは王監督と江川、中畑清ら一部主力選手の間に確執があるかのように書かれていた。江川には王監督の記録を守るためにバースとの勝負を避ける等という考えは無かったのかもしれない。因みに江川は前年のバースが王の年間本塁打記録に迫った時でもジャイアンツの投手の中で唯一ストライクを投げ、安打を打たれていた。


だいぶ話が飛んだ。妄想が妄想を呼んだ。


バファローズとの二連戦、敗戦処理。は二試合とも生観戦したが、初戦は仕事の関係で着いたのが七回裏。大谷の一発には間に合わなかった。翌日は試合開始から観戦し、大谷の本塁打の打席でもカメラを構えていたが、前の列の人がちょうど到着して立ったり座ったりしていて視線を遮られていた。
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実は大谷の本塁打を生で観たのは、新人の年の鎌ケ谷での一軍オープン戦で放った“プロ入り初本塁打”を観て以来。なかなか遭遇出来なかった。中田翔も、松井秀喜も、小笠原道大も生で本塁打を観るには時間がかかった。


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この日(11日)は中田にも本塁打が出て、いわゆる“平成のON砲”アベックアーチとなった。快勝して、ヒーローインタビューも当然この二人のそろい踏みと思ったが、中田ひとりだった。ONそろい踏みとのハイタッチを願うファンが殺到し、場所を確保するのがやっとだった<苦笑>。
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記録として公認されようと、されまいと、大谷にはDHで出る試合はクリーンアップの一角を占めてきちんとその役割を果たして欲しいし、先発投手として登板する試合はチームを勝利に導いて欲しい。それでこそ「二刀流」であり、昨年のように
投手三冠を記録しても打撃がお寒いのではあまり意味が無い。


大谷の投手としての凄さは昨年までの実績で多くのファンが認めるところであろうが、打撃に関してもスカウト活動三十年超の、カープの苑田聡彦スカウト統括部長が「打者に専念すれば3000本安打も狙える」と評していると、作家でタイガースファンの山田隆道氏が言っていた。両方で見せてこその「二刀流」だ。

 

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