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2016年5月29日 (日)

迷わずに駆け抜けろ伝説の幕が開く

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いやぁ、オイシイ生観戦になりました。今日
(29)は約五年ぶりに仙台でゴールデンイーグルスが主催する試合を生観戦したが、ファイターズファンにとってこの上ない試合内容となった。


まさかのDHなし、「六番ピッチャー大谷」のアナウンスにスタンドが揺れ、“二刀流”大谷翔平が入団してからなかなか実現しなかった、DH解除での先発大谷の打順入り。(これまでは交流戦でDHを使えない試合でのみ実現で、DH制が認められる試合での先発登板で打線に加わるのは入団後初めて)


他にも見所満載で、チケット代はおろか、往復の新幹線代も含めても元を取れたお腹いっぱいの試合だった。


(写真:ファイターズの先発投手大谷翔平が打順に入っているスターティングメンバー発表時のスコアボード。ファイターズが一人少ない。)



普通に考えれば大谷翔平のこの試合の次の登板は、一週間後のパセ交流戦でジャイアンツ主催の対ジャイアンツ戦。この試合ではDH制を使用出来ず、大谷は打順に名を連ねることになるから、その予行練習を兼ねてなのかもしれないが、「六番ピッチャー大谷」が実現した。今季の大谷はどちらかというと“打高投低”。栗山英樹監督は予て大谷が先発する試合でDHを入れずに大谷を打順に入れる構想があることを示唆していたがなかなか実現せず、一部では栗山監督の「やるやる詐欺」だとか「二刀流詐欺」などと揶揄されていた
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セ・リーグ球団相手の交流戦を別にして、DHが使える試合でDHを使用せず、先発投手が打順に入るのはいつ以来だろうか?大谷以外にあるとしたら、まだプレーオフ、クライマックスシリーズ導入前の、リーグ優勝決定後の日本シリーズに向けての調整くらいだろうから、2002年のライオンズの松坂大輔以来かなと想像していたが、松坂は経験しておらず同じライオンズでも1998年の西口文也以来らしい。


試合前に球場外周をうろうろしていたら、我らがB☆Bが正面ステージで何かやっている。
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地元ゴールデンイーグルス贔屓の司会者とコメンテーターに挟まれてフリップで次から次へと答えるB☆B。何でも今日のゴールデンイーグルスの先発投手、釜田佳直は日曜日の本拠地での試合にめっぽう強く、何年も負けていないのだという。B☆Bはフリップで、「そろそろ負ける頃」と書いて、集まったゴールデンイーグルスファンからブーイングを集めていた。



また、ゴールデンイーグルス寄りの司会者もさすがにファイターズの先発大谷から大量点で勝つとは思っていないらしく、「3点」をキーワードにしていた。
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今季のファイターズは
3得点以下の試合の勝率がやたら低く、またゴールデンイーグルスが3得点した試合は全勝だとして、「何とか大谷投手から3点取って、ゴールデンイーグルスが今日は勝つ」と宣言。B☆Bも「大谷の防御率3.02」とあまり縁起の良くないデータを披露して笑いを取っていた<>


球場に入る前に外周を一周することにした。
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話題の観覧車はレフトスタンドの後方にあるが、間近に観るとさすがの迫力。順番待ちの長蛇の列が出来ていた。


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打撃練習場では試合開始直前まで大谷攻略に余念の無いゴールデンイーグルスナインの打撃練習の様子がうかがえる
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今日(29)はビジターデーで、ファイターズのファンクラブ会員証とチケットを提示するとポイントが付く。
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あまりこういうものに興味の無い敗戦処理。だが、人気
(ひとけ)が無いので立ち寄ったら凄く感謝された。ピンバッジは井口和朋だった。


何しろ先日の東京ドーム主催試合の対バファローズ戦の二戦目に、行けばもらえるというので、取りあえず北海道新幹線ユニをもらいに行ってみたら「お客様、『自分超え』です」と声をかけられた。昨年の観戦回数を超えたというのである。何のことはない。来場ポイントを記録していないので、昨年が0で今年が1になっただけである<>


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なお、この試合はゴールデンイーグルスにとってはいわゆるプレイヤーズデーで、嶋基宏デーが予定されていた。



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同姓のよしみでこの人にちなんで弘兼憲史氏書き下ろしの嶋基宏のイラストを…云々と事前に告知されていたが、本人が故障で離脱しているのでボツになったのだろうか。



ようやくスタンドに入った。とりあえずグラウンド全体を撮影出来そうな場所を探して1枚。
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天然芝がまばゆく生える。外野だけで無く、内野も天然芝なのがまたいい!


「嶋基宏デー」はボツになったが、しかし、さすがは転んでもただでは起きないゴールデンイーグルス。代わりのスポンサーを見つけてきた。タイヤ&ホイール専門店のFujiがスポンサーに付いた。始球式はCMに出演している近藤真彦かと思ったら違った。執行役員さんだった。
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グラウンドが天然芝になるなどハード面もリニューアルされた
KOBOスタ宮城に早いうちに行きたいと、かなり早い時期に前売りで購入したのだが、残念ながら撮影には不向きな席になってしまった。初回に早々と飛び出した中田翔の先制本塁打もタイミング良くシャッターを切ったつもりだが、こうなるのである。
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余談だが一回表に四番の中田に先制本塁打が出たことで、五番の陽岱鋼が塁に出れば六番に入っている大谷に、マウンドに上がる前に打席が回ってくる可能性が出てきた。


既に一回裏のマウンドに備えてベンチ前でキャッチボールを始めていた大谷はベンチに下がり、ネクストバッターズサークルに向かうかと思ったら陽の打席の際、ネクストバッターズサークルには谷口雄也が待機していた。
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これはセ・リーグではよくあることで、投手G¥に打順が回る時には出来るだけ休ませるために本人をネクストバッターズサークルに行かせずにダミーの選手を行かせる。建前は代打策を考えていることにすれば、投手本人がネクストバッターズサークルにいても試合時間短縮の大義名分からは問題ないからだ。


しかし、先発投手には最低でも打者一人とは対戦しなければならないルールがある。それ故にやむを得ないアクシデントでも起きない限り、一回表の投手の打順で代打を送ることは出来ないはずで、この状況で大谷がネクストバッターズサークルに入らないのはおかしい<!?>等と考えていたら陽が二塁打を放ち、本当に大谷に一回表に打席が回った。



それにしても打者を撮影しづらい。続く二回に出たブランドン・レアードの本塁打もシャッターチャンスを逃したので、仕方なく三塁を回ったあたりでの「寿司ポーズ」を狙った。
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中田翔の二発目もこのザマ…
<苦笑>
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一応、ライト方向に打ったくらいはわかるのではないか<笑>!?



しかし、撮影しづらいことを除けばこの上ない試合だった。ただ、二回表で70とはいえ、ほんの三週間前に二回表で80の試合が86にまで迫られる試合を生で観た敗戦処理。にとっては、直後の二回裏に1点を返されて、ほんのちょっとではあるが不安を感じた。今季の投手大谷が今ひとつの内容だからではない。投手専任ならば問題ないが、投げて打って走っての大谷という点だ。


そんな不安をよぎったのが、五回表だった。ゴールデンイーグルスのマウンドには前の四回表の二死満塁でマウンドに上がってピンチを切り抜けた二番手の福山博之


「六番・大谷」が三打席目で初安打。これで大谷は11試合連続安打だ。今日の打順入りでひょっとしたら連続試合安打が止まってしまうのではないか?と不安をよぎっていたのだが、その心配は杞憂だった。そしてレアードの二本目の本塁打。これで9対1。野球は何が起こるかわからないとはいえ、普通に考えて安全圏だ。因みに、試合前のゴールデンイーグルスのリサーチでは大谷登板試合でよく打つのは中田とレアード。
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その通りになった。


二回までに7失点とはいえ、まだリリーフ陣の準備が出来ていなかったのか三回以降も釜田を続投させ、これ以上の失点はデッドラインという四回表の二死満塁で、本来ならもっと中盤以降のイニングで使いたい福山を投入して何とかその回は凌いだものの、続投させたらまた追加点。梨田昌孝監督、与田剛投手コーチも計算が立たずに苦労したことだろう。こうなってしまったら、勝ちパターンの投手を出来るだけ使わずに、あとの4イニングをいかに終わらせるかを考えてしまうのだが、六回表に投入した金刃憲人がさらに2失点。七回表に西宮悠介がマウンドに上がったが、出来れば西宮は使わずに、金刃とこの後に登板する石橋良太で2イニングずつというのがゴールデンイーグルスベンチの胸算用だったのではないか。


ゴールデンイーグルスは五回を終えた時点で、この日一軍復帰を果たしたオコエ瑠偉をセンターに起用した。
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スタメンセンターの聖澤諒をレフトに回し、ゼラス・ウィーラーが退いた。スコアボードには「四番センターオコエ」となった。オコエは早速その裏に二死一、二塁のチャンスで打席が回ってくるが大谷の前に三塁ゴロに倒れた。



続く七回表の守備では二死一、二塁から大谷の二塁手藤田の左を渋くゴロで抜ける打球に対し、深く守っていたからかスタートが遅れ、結局ライトの岡島豪郎が処理したがタイムリー二塁打としてしまった。まだ打撃で力不足なのは素人ファンの敗戦処理。でも薄々気付くが、守備で判断が悪いのはいただけない。


打って走って猛打賞の大谷は投球数が100球に達した七回で降板。この回で最後とギアを入れ直したのか最後の最後に160km161kmとこの日最速を記録した。
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八回には斎藤佑樹が登板。
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実は敗戦処理。が前回この球場で生観戦したのは
2011年。東日本大震災からほぼ半年後の910日以来で、その試合の先発が斎藤佑樹だった。かつて甲子園で死闘を繰り広げた田中将大とのプロ入り後初の投げ合いとなって4失点して敗れたのだが、当時はファイターズの監督であった梨田監督が斎藤を最後まで投げさせ、プロ入り初完投となった。


斎藤は八回裏を三者凡退で片付け、九回表は先頭の茂木栄五郎に左中間を破られて無死二塁でオコエとの対決を迎えた。
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イースタン・リーグでの対戦では4打数1安打だった斎藤だがここは三振に仕留めた。オコエのプロ入り初安打は吉越、もとい、持ち越しとなった。斎藤はその直後に桝田慎太郎の打球を右足に受けて無念の降板。
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この後を受けた、今日ピンバッジが当たった井口が中川大志に
2点タイムリーを浴びたために今季初失点を記録した。ファイターズは123で圧勝。ゴールデンイーグルスは今季初めて3得点の試合に敗れた。


大谷は次週、交流戦の二カード目、ジャイアンツ主催の東京ドームでのカードで先発するだろう。その試合もDH制無しだから、おそらく今日と同じ「六番・投手」でスタメンだ。それは喜ばしいことだ。ただ、大谷が途中降板した場合、大谷の打順にリリーフ投手が入り、打順が回る度に代打を出さなければならなくなる。投手に打順が回るセ・リーグでは当たり前のことだが、普通は投手は九番に入るから、ベンチは最初から打力の劣る選手の打順だという前提で考えることが出来るが、打線の中軸に大谷が入った場合、そこに攻撃の穴が出来てしまうのである。


今日の場合、例えば投手降板後の大谷を外野の守備につけて、九番の西川遥輝を退けるという選択肢もあり得たが、栗山監督はそういう起用はしないのではないか…。


交流戦は三週間続き、大谷が先発登板するであろう週末のカードでは二度、DH制なしの試合が組まれている。今日のような理想の展開にならなかった時に栗山監督の采配が気になるところだ。


試合後も球場の外周は賑わっている。今読んでいる長谷川晶一氏のこのパ・リーグ球団の「野球以外」がすごい!(集英社)によると、“おそらく、ファンの球場滞留時間は12球団一”というだけのことはある。グッズショップを覗いてみた。ゴールデンイーグルスのグッズにはさほど興味は無い。「イーグルスミュージアム」が気になっていた。


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初代監督だった田尾安志監督のユニフォーム。「水を飲むときには井戸を掘った人のことを忘れてはならない」という。野村克也監督の四年間があっての
2013年の日本一という見方はわかるが、この年の田尾監督の奮闘も忘れてはなるまい。


そしていろいろあって、2013年のリーグ優勝と、日本一達成。それぞれのウイニングボールが並べて飾られてある。
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当時の加藤良三コミッショナーの署名がもはや懐かしい…。



一年ごとの展示が2014年までになっているのが残念だ。もう5月の終わりなのに2015年のスペースが何故ないのだろうか?三木谷浩史オーナーからの指示が送られてくるFAXでも展示したら受けるはずだが…<>それとも、いても立ってもいられなくて三塁側ベンチの裏に再び設置されたのか…。


大谷の“二刀流”が観られるだけでもラッキーなのに、主砲中田とレアードが二発ずつ競演。おまけにこれまでなかなか生で観ることが出来ず、ジャイアンツ球場の室内練習場でくらいしか観ることが出来なかったオコエまで観ることが出来、斎藤佑樹まで!本当にお腹いっぱいな試合だった。大谷は応援歌の歌詞の通り、伝説の幕が開く試合となるかも。チケット代はおろか、往復の新幹線の交通費の分まで元を取れる楽しい遠征観戦となった。


そして、まさか、遠征観戦の仙台で、鎌スタで知った顔に四人も会った<笑>!

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