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2016年4月30日 (土)

野球賭博問題のキーマン“B氏”逮捕…。

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警視庁は
29日、自称無職斉藤聡容疑者(38)を賭博開帳図利容疑で逮捕。また、賭博開帳図利ほう助容疑で元投手の笠原将生容疑者(25)を逮捕した。


昨年の10月に発覚してから笠原を含む三人の無期失格処分の選手と一年間の失格処分の選手を出して球界とファンを震撼させた巨人軍の野球賭博関与問題に、ついに警察のメスが入った。


なお、記事によっては飲食店経営者飲食店従業員とも報じられているこの斉藤容疑者は「週刊文春」等の報道で野球賭博問題のキーマンとされ、NPBの調査委員会でも野球賭博常習者と認定されていたB氏の様だ。


だとすると、逮捕は当然として、別の問題にも波及するのではないか


(写真:B氏こと斉藤聡容疑者の告白を記事にした「週刊文春」324日号:文藝春秋の誌面)

 



blogを読んでくださる方のなかにもひょっとしたら心当たりのある方もいるかもしれないが、ネットではこのB氏を、処分を受けた四人の巨人の投手とは別の元投手だと思い込んで流布していた人が少なくない。


「週刊文春」を始めとする各メディアは、発覚の発端となった、福田聡志の野球賭博の金銭の清算を求めてジャイアンツ球場に現れたという男をA氏とし、笠原将生容疑者や同容疑者を通して他の投手を誘い込んだ飲食店経営者をB氏としていた。ジャイアンツ球団やNPBの調査委員会もこの呼称を踏襲していた。


だがしかし、無責任な噂が流布されがちとは言え、ネットではB氏の正体が既に現役を引退している別の元ジャイアンツの投手であるかのように、実名で語られている。おそらくは、この元投手も退団後に飲食店を立ち上げていたことから疑惑が生じ、「週刊文春」ですら実名を挙げないB氏を特定することに楽しみを感じる人達が、その元投手と想像して書き込んだのが、あたかも事実のように流布されたのだと思う。実際、敗戦処理。が客として参加した昨年12月の「プロ野球ナイト」でこの問題が取り扱われた時にも若い野球ファンのお客さんが「Bは○○」と固有名詞を挙げて口々に叫んでいた。一応私は「Bは○○じゃないよ」と反論していたが


「週刊文春」は野球賭博問題のキーマンと見なされるB氏を一貫して飲食店経営者と書いていた。記事をきちんと読んでいれば、元投手がこの問題に関してグレーな存在だとしても、少なくともB氏だとは思わないはずだ。それでもB氏が元投手だとふれて回る輩が後を絶たなかったのは、ろくに記事を読まず、ネットの情報だけを頼りに流布していた人が多いと言うことなのだろうか!?


この元投手の名前が俎上に挙がるのは、そもそも笠原容疑者とB氏こと斉藤聡容疑者の接点というか橋渡し役になったのが元投手らしいという報道があるからなのだろうか?一時期B氏は海外に雲隠れしたとの報道もあったが、その時期にこの元投手も日本を離れたとされていた。そうしたグレーな要素が重なって、事実と異なる流布がされたのだろうか?


で、冒頭に書いた別の問題を考えてみた。


今の時点で、この元投手の実名を挙げてネットでお祭り騒ぎをしていた人達に罪の意識は無いだろう。だがB氏と言われていた人物が逮捕され、その正体がその元投手ではないと判明されたのだ。元投手本人(あるいは巨人軍)から名誉毀損で訴えられたらどうするつもりなのだろうか?ネットは匿名とは言え、然るべき手続きを取って調べればすぐに本人を特定出来るらしい。その時に「ネットで○○の名前が書いてあった」と言い訳してもおそらくは通用しない。


黒と、限りなく黒に近いグレーとの間には小さいようで大きな隔たりがあると思う。「○○は黒に違いない」と思ってネットで名前を挙げる人はそれなりの覚悟を持ってやっているのならともかく、大半は無自覚か単なる群集心理だろう。心当たりのある方には(上から目線的な書き方になって恐縮だが)実際に訴えられる可能性は極めてゼロに近いと思うが、反省していただき、今後はつつしんでもらいたい。


熊本地震発生に伴い多くの著名人が善意の支援を名乗り出ている中、そうした表明に対し、揚げ足取りとしか思えない様なこじつけによるバッシングをする、いわゆる「不謹慎狩り」が問題視されているが、それらと同様に無自覚な、そして問題意識の薄い行動が、自分たちが愛して止まない、それどころか生活の一部(まれにほぼ全部)になっているネットという世界を自ら貶めていると言うことを自覚して、行動してもらいたい。自分で自分の首を絞めていることを自覚してもらいたい。


両容疑者の逮捕により、この元投手を含む各種報道でグレーとされている人物の関わり具合が明らかにされ、巨人軍あるいは球界と反社会的勢力との関わりの実態が明らかになることを強く望む次第である。NPBでは今月25日までを処分軽減期間として設定し、野球賭博に関与していたことを自ら名乗り出れば、その実態によっては処分を軽減する措置を取ることを明らかにしていたが、どうやら期限までに名乗り出た選手はいなかったようだ。これ以上の関与者が出ないで欲しいという気持ちもあるが、この際、ウミは全部出して欲しい。


冒頭の写真はB氏こと斉藤容疑者の告白を元にした、「週刊文春」324日号の誌面である。この記事の通りだとしたら、既に処分を受けた四投手以外にも多くのジャイアンツの一軍投手が(自らの希望で高校を選べないとしても)高校野球賭博に手を染めていたことになる。逮捕されるような奴の言葉など信用出来ないと一蹴するのは簡単だが、火の無いところに煙との諺もある。徹底的にその実態を調べて欲しい。そして二度と野球を貶め、野球ファンを悲しませる事態が繰り返されないようになる、その第一歩となって欲しい。

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