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2016年3月 1日 (火)

他山の石以て玉を攻むべし-ヤマイコ・ナバーロ銃刀法違反問題から感じたこと

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マリーンズ球団は、先月
21日、那覇空港からのフライトを前にした荷物検査で銃弾を所持していたことが判明して銃刀法違反で逮捕され、その後処分保留のまま釈放されたヤマイコ・ナバーロに対し、同29日、3月中の全試合に加えて、パ・リーグとイースタン・リーグの公式戦に開幕から四週間の出場停止と、制裁金50万円の処分を科すと発表した。


どうやら「つい、うっかり」の感覚だったようで不起訴になるとの見方が強いようだが、敗戦処理。的にはいろんな意味で考えさせられた事案だ。それはナバーロの行為そのものと言うより…

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ヤマイコ・ナバーロが銃刀法違反容疑で逮捕され、“容疑者”となってから、様々な意見を目にした。最も多かったのは、ナバーロの出身国、ドミニカ共和国では治安の悪さ故に護身用として所持することが認められていることから、お国柄の違いをきちんとナバーロに対して説明、指導しなかったマリーンズ球団を批判する意見だ。実際、223日付の日刊スポーツによると、林信平球団本部長は、外国人選手に対し、ドーピング規制などの日本のルールは説明しているが、実弾を持ってはいけない等、具体的なことは言っていなかったそうだ。実際、ナバーロへの処分と同時に、山室晋也球団代表には厳重注意、林本部長と松本尚樹球団本部長補佐兼編成部長には減給と厳重注意処分が科された。


だが、球団の説明、指導不足が責められるというところまでは敗戦処理。も理解できるが一部のファンが口にする「ナバーロは悪くない」はあまりにもひいきの引き倒しで賛同できない。


ドミニカ共和国と日本の政情などの違いはあるにせよ、ナバーロは短期間の観光で日本に行くわけではない。野球という仕事をしに日本に行くのだ。球団の説明不足ももちろん悪いが、自分で学ぶことは出来なかったのだろうか?


そして、ナバーロを庇うファンの発想がツイッターなどの発言を見る範囲では四番打者候補の戦列離脱が痛いから、ナバーロを庇っているように見える節がある。


中には、2010年の同時期にやはり同じ那覇空港からの旅客機利用の際に銃弾の所持が発覚して現行犯で逮捕された当時のドラゴンズのマキシモ・ネルソン3ヶ月間の出場停止処分を受けた前例が処分として踏襲されるのではと言う報道が出たときに、先発ローテーション投手だったネルソンが3ヶ月の出場停止処分により先発登板出来ない回数を推定し、野手で毎試合出場する可能性があるナバーロの出場停止期間をネルソンの実質的な出場停止期間に合わせるべきだという意見が散見された。つまり、中六日で先発するとして、3ヶ月間を14週間と計算し、野手のナバーロの出場停止期間を約3週間(14試合分)とするのが妥当だというのだ。我田引水にもほどがある<苦笑>


一般の選手登録の抹消から再登録までの期限は十日間だ。これは野手、先発投手、リリーフ投手すべてに共通だ。それが当たり前だ。なのに毎日試合に出るであろう野手の出場停止処分の期間を週に一回のペースで登板する投手の実質的出場停止日数に換算するというのは発想としては笑止千万だ。


ま、実際に球団が科した処分はネルソンの3ヶ月に対し、ナバーロは4週間と短かった。球団も戦力ダウンを押さえたいという本音もあったのかもしれない。そうは明言できないから、かつてのネルソンが来日三年目の出来事だったのに対し、ナバーロは初の来日という点を鑑みたことにしている。4週間という期間が妥当かはともかく、うがった見方をされないための理由としては無難な理由だろう。


マリーンズのファンがそうだとは言わないが、他球団の選手の不祥事には容赦なく批判し、面白おかしく茶化してネタにするのに、自分のひいき球団の選手の不祥事にはひいきの引き倒し、我田引水な論陣を張るのはみっともないと思う。


例えば
、ファイターズの元投手で球団職員をしていた宮本賢の不祥事の際にも、ツイッターでは一部のファンがいささか残念なツイートをしていた。逮捕容疑が容疑だけにいろいろな憶測ツイートが飛び交ってしまったが、「今の段階では推定無罪」だとしてそういったツイートに対する火消しに走っていたのだ。


確かに推定無罪の原則は尊重されなければならない。だが常にそういうスタンスでいる人ならともかく、他球団や、芸能人の事件やゴシップには競うように鬼の首を取ったようなツイートを発する様な人が、自分の贔屓球団から不祥事を起こす人物が出たら、態度をころっと変える。これはいただけない。


推定無罪を主張するなら、すべての事例に推定無罪を主張すべきだろう。敗戦処理。が個人的に贔屓の引き倒しあばたもえくぼが嫌いだということもある。むしろ、贔屓球団に関するフタをしたい話題にこそ敗戦処理。は飛びつく<>


元ジャイアンツという意味では身内に近い清原和博の容疑や、昨秋の野球賭博問題など、敗戦処理。はこのところ贔屓球団絡みの不祥事が続いていて、そのたびに悔しさを秘めながら拙blogやツイッターで個人の見解を表明してきたが、今回、マリーンズという贔屓球団ではない球団での不祥事を比較的俯瞰で捉えた結果、見えてきたことを書いてみた。そこから教訓として得たものは、贔屓の引き倒しは見苦しい。それならば贔屓球団の不祥事であろうと、悪いものは悪いと主張するスタンスを徹したいということだ。


ところで、冒頭に書いたマリーンズ球団が科した処分だが、まず「制裁金50万円」は誰のものになるのだろうか?機構の処分であれば、機構に払われるのだろうが、責任の一端がある球団の収入にするのも如何なものかという思いがある。


余談だが試合中のミスなどでの「罰金」は積み立てられてオフシーズンのゴルフの賞品代に回したり、チーム付の裏方さんに回るように配慮されることが多いという。


また、「3月中の全試合に加えて、パ・リーグとイースタン・リーグの公式戦に開幕から四週間の出場停止」ということで、スポーツ新聞などでは423日のマリーンズ対バファローズ戦から出場可能との注釈が見られるが、パ・リーグ公式戦より約二週間早く開幕するイースタン・リーグ公式戦に関しては49日のゴールデンイーグルス戦から出場可能という解釈で良いのだろうか?だとするとナバーロはイースタンで出場解禁になってからパ・リーグ公式戦出場解禁までイースタン公式戦12試合に出場出来ることになる。ナバーロが二塁を守るのであれば、一軍復帰までに12試合の調整が出来るのは本人にもチームにも大きいだろう。


反省して一軍に復帰した暁にはナバーロは再び場外を放って相手チームを震え上がらせるのか、二塁の守備で隠しだまをして走者を欺くのか

 

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