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2016年2月28日 (日)

今年の大田泰示はひと味違う!(…毎年言っている)

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ジャイアンツが東京ドームに帰ってきた。ここ数年、ジャイアンツは宮崎、沖縄での春季キャンプを終えて、この時期に一度東京ドームに帰ってくる。2月の最終週の週末に東京ドームでオープン戦を二試合組む。そしてそれが終わると、各地を転戦し、公式戦が始まる直前に最後の調整とばかりに東京ドームでオープン戦を行う。敗戦処理。も生観戦初めをこのオープン戦に持ってくる。



今年もここまでの実戦で結果を残しているドラフト2位ルーキーの重信慎之介や二年目で着実にステップアップされていると評判の岡本和真。そしてそれら後輩の台頭で後がない大田泰示の奮起ぶりも見たい。見所は満載だ。


(写真:途中出場で回ってきた唯一の打席でタイムリーを放ったもう8年目の大田泰示)



相手は昨年のリーグチャンピオンのスワローズ。スワローズとは約一ヶ月後の公式戦開幕でも対戦する。
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スワローズの真中満監督はこの二連戦に小川泰弘、石川雅規両投手を先発させ、二連戦後に開幕投手を決めて本人に通達すると言っていた。今日の先発は小川。



ジャイアンツの先発は、来日五年目で初めて先発投手としての調整を続けているスコット・マシソン

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マシソンの先発転向は、外国人枠の関係でマイケル・マイコラス、アーロン・ポレダ、そしてマシソンの中から誰かを二軍に落とさなければならないから敢えて転向させたのかと邪推していたが、いくつかの報道によるとマシソン本人の希望だそうだ。昨年あたり、かなり力任せの勝負で打たれているシーンが目立ったので本人も考えるところがあるのかもしれない。ただ、敗戦処理。には先発で長いイニングを投げるマシソンのイメージが出来ない。



先制したのはジャイアンツ。


一回裏、二死からクリーンアップが三連打した。坂本勇人がレフト前に落としたあと、オープン戦で三試合連続して四番に座るギャレット・ジョーンズがライト前に運んで一、三塁としてマリーンズから移籍のルイス・クルーズが左中間の真ん中に運ぶ二塁打で1点を先制した。
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ライアンことスワローズの先発小川はこの回と二回裏を投げきって降板したが、試合後に真中監督は
325日の開幕投手を小川と明言した
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一方のマシソンは前回、一週間前の先発登板では
3イニングだったが、今日は五回まで投げきった。唯一の失点は四回表に雄平に安打を打たれた一死一塁から、続く森岡良介にセンターに運ばれ、打球との距離感をセンターの立岡宗一郎が誤ったために打球を後逸して一塁走者の雄平に一気に生還されての失点。記録が安打のみ(三塁打)だったためマシソンの自責点となるが、実質的には立岡の失策で非自責点とも言えるもの。なお、この回さらに続いた一死二、三塁のピンチは、今季から捕手のベースを隠すブロックと走者の体当たりが禁止になってクロスプレーが注目されるシチュエーションだったが、中村悠平の鈍い三塁ライナーで三塁走者の雄平が飛び出して併殺になって切り抜けた。


捕手のブロックが禁止される分、三塁走者に有利と思われる新ルールだが、この時の雄平はあたかもギャンブルスタートのようなスタートで墓穴を掘った感じだった。


ジャイアンツは五回裏、小川、成瀬善久に次ぐ三番手で登板の山中浩史から小林誠司がレフトスタンドに運んで2対1と勝ち越し。結果的にはこれが決勝打となった。


ジャイアンツは続く六回裏にも山中を攻める。二本目の安打を放ったギャレットの代走、吉川大幾を二塁に置いて二死から阿部慎之助の代打で出た村田修一が左中間を破って吉川を還した。
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スタンドから観ていた限りでは村田が上手くボールを拾って打ったように思えた。ベテランとはいえ、岡本和真の台頭で三塁のポジションが保証されているわけではない村田としてはこの時期のオープン戦とは言え結果が求められよう。この時期にしては打撃に柔軟性が出来ているのは心強い。


一方で「六番・DH」でスタメン出場した阿部は一塁ゴロと二塁ゴロ併殺打。懸念されている調整遅れ通りの結果だった。


今日の阿部は試合前のシートノックでは捕手の練習をしていたが、4人いる捕手の中で唯一プロテクターを付けていなかった。
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二年ぶりに捕手に復帰するのが濃厚のようだが、捕手としての練習が遅れているらしい。一塁手に転向として臨んだ昨年の春季キャンプでは、捕手の練習は村田がスローイング矯正のためにブルペンで投球練習に似た練習をしたときに捕手役を買って出た時だけだったらしいが、そのせいかシーズン中に一塁から捕手に再転向したらすぐに故障してしまった。今年は大丈夫なのだろうか!?


阿部が本格的に捕手に復帰することになったのは、これまたマシソンと同様に本人の希望となっているが、一説では外野手として獲得した主砲候補のギャレットがどうやら一塁しか守れないレベルらしく、ギャレットを活かすには阿部が捕手に回らざるを得ないという事情が阿部に伝えられたのではないかと推測されている。ギャレットはオープン戦に入ってからは外野の守備に付いていない。


ジャイアンツはマシソンが五回まで投げたあと、内海哲也が六回から二番手で登板。こちらは4イニングを投げきった。
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イニング目となる八回表に先頭の代打、鵜久森淳志の二塁ゴロを中井大介が大きく弾く失策で無死二塁のピンチから山田哲人に左中間二塁打を打たれて1失点するが、これは非自責点。時折見せつけたワンバウンドの投球も低目を意識した結果と良い方に解釈すれば、内海はまずまずの投球だったのではないか。


八回裏のジャイアンツは二死一塁から大田泰示の相手遊撃手のすぐ右をゴロで抜けた打球があっという間に左中間のフェンスまで到達し、俊足の吉川が一気に生還するタイムリー二塁打となった(冒頭の写真)


大田ももう八年目。オープン戦のこの時期、先発メンバーに抜擢されないのは寂しい。期待の星はもはや後輩の岡本や、新人の重信慎之介に取って代わられたと言うことに危機感を覚えて欲しい。危機感を覚えた上での今日の一打だったのなら今年の大田はひと味違うと自信を持って言えるのだが


敗戦処理。としてはこの試合のような打球を目の当たりにすると、今年も期待を持たざるを得ない。大田はあと14本で達成するイースタン通算100号本塁打記録に話題が行かないよう、一軍で暴れて欲しい。今年こそ大志を抱き、切り拓いて欲しいものだ…。



ただその後輩も、今日はバットではアピール出来なかった。「二番・左翼手」でスタメン出場した重信は四打席で四球一つだけの3打数0安打。特に残念だったのが三回裏の第二打席。無死二塁で3ボール1ストライクからの五球目を打って浅いライトへのファウルフライ。
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引っ張ろうという意識は見えたが転がすことが出来なかった。打者有利のカウントだけにもったいなかった。



岡本は「八番・三塁」でスタメン出場。こちらは3打数0安打。ただ重信は八回表の守備であわや同点打となる荒木貴裕のレフト前のライナーをダイレクトキャッチするファインプレーを見せた。岡本も昨年のジャイアンツ球場では見られなかったなだらかなフィールディングを見せていた。二年目の進化なのか?それとも天然芝と人工芝の違いなのか


また、岡本の一年先輩で、昨年のファームでは途中まで四番に座り続けた和田恋も途中出場。八回裏に打席が回るも、初球を平凡なライトフライとアピール出来なかった。
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打席で打ち取られたのは、まだまだ発展途上の身だから仕方ないとは言え、守備位置が一塁だったのが物足りない。七回表の守備からの出場だったが、和田恋が一塁で中井が二塁の守備に付いた。これが逆であれば敗戦処理。は文句なかったのだが
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新外国人の二人はともに
2安打と打撃では期待に応えた。
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この時期、勝敗より、新戦力になりそうな選手の動きが気になる。大田らしい球足の速い打球を見られたのは幸先の良い生観戦となったが、重信と岡本に好結果が出なかったのが残念だった。



だが、そんなことより、今年もまたプロ野球のシーズンが始まるという実感を東京ドームで得られたことが最大の収穫と言える一日だった。


なお、今季の東京ドームの目玉とされる、ネット裏に新設されるダイヤモンドボックスやチャンピオンシートの準備のためか、記者席がえぐり取られていた。
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記者席は1階三塁側席の後部に追いやられていた。最初に見たときには、アイスホッケーで反則などの選手が入らされるボックスを連想してしまった<苦笑>
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敗戦処理。が座った席は
1階席は背もたれと座面にパットを装着、また、12階席とも角度などの形状を変更することで膝前スペースを従来比約1.5倍拡張し、快適性を向上させます。 とのことだったが、残念ながら変化を感じられなかった。
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右隣にお相撲さんみたいな体格の人が座り、真ん前には座高の高い女性が座っていたからか
!?それとも、明日のスワローズ戦を終えて29日から翌318日までのリニューアルでこれから改善されるのか


そして蛇足かもしれないが付け加えると、東京ドームの最寄り駅、JR水道橋駅の飯田橋寄り改札もリニューアル!


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まず改札を出た正面にコンビニエンスストアが配置され、乗車券の販売機は改札を出て東京ドームと逆側に配置された。
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試合終了後の混雑の緩和になるのだろうか…。



敗戦処理。が次に東京ドームで生観戦する予定は開幕三戦目の327日。リニューアル対象の1階内野席で観戦予定。その時に実感出来るのか!?

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