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2015年11月 9日 (月)

西武プリンスドームにプロ野球界初の野球専門人工芝導入

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今月
4日の各スポーツ紙によると、ライオンズの本拠地、西武プリンスドームがこのオフに8年ぶりに人工芝を全面的に張り替え、プロ野球史上初となる、野球専門に特化された人工芝を採用することが決まった。


え、じゃあ今までの各球場の人工芝は野球の試合のための人工芝じゃなかったの!?


(写真:西武プリンスドームの人工芝。 西武ドーム時代の
20127月撮影)


西武が本拠地の西武プリンスドームに、プロ野球史上初となるミズノ社の野球専門人工芝を導入する。8年ぶりとなる人工芝の張り替えで「エムエスクラフト・ベースボールターフ」というハイテクな新製品を採用。国内ではまだ3カ所しか使用されておらず、プロ球団の本拠地では初めてだ。

従来の人工芝はサッカーなど多目的に開発されているが、新製品は野球における理想的なプレーを実現できることに特化している。芝葉を縮らせていることで形状の経年変化が少なく、天然芝に限りなく近い状態を長期間、安定して維持できる。
(11
月4日、日刊スポーツ)


昭和51(1976)に当時、ジャイアンツとファイターズの本拠地として使用されていた後楽園球場が日本で初めて人工芝を導入して以来、その水はけの良さ、維持費用のコストダウンなどで次から次へと球場の人工芝化が進んできた。一方で選手の足腰にかかる負荷が天然芝に比べ圧倒的に重く、選手の間での評判は芳しくなかった。多くの球場が極力天候に左右されず、また野球以外の催事にも利用可能とすることで稼働率を高めようとするとなると人工芝に着目する。人工芝も幾度かの改良で、より天然芝に近く、より選手の負荷を軽くするものが市場に出るようになったが、どこまで行っても人工芝は人工芝。葛藤は続いていたようだ。


そんななか、今回の報道。野球選手の動きを反映させた人工芝が開発されたそうだ。そしてプロ野球の球場として初めて採用するのがライオンズの本拠地、西武プリンスドームだという。


ここまで書けば(あるいは書く前から)お気づきだろうが、西武プリンスドームだからこそ採用に至ったというのはあろう。


大物アーティストや人気アーティストのコンサートツアーで、「5大ドームツアー!」と銘打たれるもののほとんどが、プロ野球で使われる6つのドーム球場から西武ドームを除いた5つのドームを指すことはもはや衆目の一致。立地的にも東京ドームで行えば、埼玉県所沢市のドーム施設でやる必要は無いだろうという判断になるのだろう。


もちろん、かつての渡辺美里のように毎年、夏にこの球場でのコンサートをするのが定期化していたアーティストもいるし、AKB48が最初にコンサートを行ったドーム球場は西武ドームだという話を聞いたこともある。ももいろクローバーZは横浜アリーナの次の開催会場として西武ドームを選んだが、横浜アリーナでのライブで次のライブ会場をゲスト歌手に歌で発表してもらうというコーナーを設けて松崎しげるを呼び、大ヒット曲「愛のメモリー」の替え歌で次のライブ会場、西武ドームを発表するという趣向を行った。


松崎しげるは歌い出しから、♪この夏、ももくろにとって、大きな動きがある…と自身の代表曲の歌詞を変えて次のライブ会場を発表するかと思わせて、結局サビに入ったら♪美しい人生よ~と普通に歌ってしまうというボケをかました後、ももくろのメンバーにたしなめられて歌いなおすと言い、今度は「地平を駈ける獅子を見た」を熱唱。ステージにはマスコットのライナちゃんも登場し、観客に次の会場が西武ドームだと知らせる演出となった。


ただ、それでも東京ドームや、他のドーム球場と比べると野球以外での使用頻度が低いのであろう(具体的に調べた訳ではありません。ごめんなさい)。コンサートツアー以外でも、東京ドームや千葉県の幕張メッセなどとの兼ね合いで、西武ドームが他のドーム球場に比べて多目的に使用されていない実態があるのではないか?そこを逆手にとって野球に特化した人工芝の採用に踏み切ったと考えられる。もちろん、ライオンズファンやライオンズと対戦する各球団のファンはその新たなコストが入場料などに転嫁されない限り喜ばしい事態と言えるのではないか。


アメリカ大リーグでは人工芝から天然芝に逆戻りした球場も少なくないという。日本でも横浜スタジアムや楽天Koboスタ宮城に天然芝への逆戻り構想がある。一ファンとしては、貴重な生観戦が雨で中止になりにくいという点では人工芝や、ドーム球場は大歓迎なのだが、ドームはともかく、選手の体調管理に不具合のある人工芝は、それが人工芝である限り永遠に改良が続けられなければならないのであろう。推測というか願望だが、この動きは近所に多目的施設の幕張メッセを擁するQVCマリンフィールドや、アマチュア野球を含め、野球使用率の高い神宮球場が、今の秩父宮ラグビー場の場所に移転する際のリニューアルに新人工芝として採用される形に展開されると見ている。


QVCマリンフィールドに関しては立地的に風の影響を受けやすい問題の方に目が向けられがちで、それ故にドーム球場にした方が良いのではないかという声がたまに聞かれるが、それこそ近くに多目的施設の先輩がいるので、催し物の奪い合いになり、共倒れしてしまう恐れもあることから、野球専用グラウンドとしてのクオリティを上げるしかないと少なくとも敗戦処理。は思う。


そしてこの人工芝が本当に野球に適した人工芝だという評価が定着したら、東京ドームを始め、多目的を売り物にするドーム球場も「原点は野球場」との精神に立ち戻り、重い腰を上げて野球専門人工芝の導入に踏み切る、となることを望む。


もちろん、西武プリンスドームで採用されるこの人工芝が本当に野球専門人工芝として評価を得るのが前提の話だが

 

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