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2015年8月24日 (月)

今年の「レジェンドシリーズ」最終戦は中村勝が完投勝利で締め!

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月、8月と炎天下のファイターズスタジアムやジャイアンツ球場での生観戦が続いていたことを考えると、この三日間、空調の効いた東京ドームで古き良き時代のことを思い出しながら野球観戦が出来たのはこの上ない幸せだった。


今年の「レジェンドシリーズ」は札幌ドームでゴールデンイーグルスを相手に三連勝。そして東京ドームでのバファローズ戦は一勝一敗で迎えた今日(23)の最終戦。今回の対象時期には本拠地はまだ後楽園球場だったが、‶本拠地″の特徴を活かして3本の本塁打攻勢でバファローズを圧倒。先発、中村勝も約一年ぶりの完投勝利と快勝した。


斎藤佑樹に勝利を付けられなかったのは残念だったが、楽しめた三日間だった。


(写真:試合後、ヒーローインタビューを終えた中田翔と中村勝がエキサイトシートのファンにハイタッチ)



帽子に親会社のロゴのnhマーク、縦縞にFightersのユニフォームの、あの時代を振り返る今年の東京ドームでの「レジェンドシリーズ」はバファローズを相手に2勝1敗と勝ち越した。敗戦処理。がこだわる東京ドーム主催試合は4月のライオンズ戦と合わせ、4勝1敗となった。



先発の中村勝は前回、16日のゴールデンイーグルス戦で5試合目にして今季初勝利を挙げたばかり。首脳陣の信頼を勝ち取るには好投を続けるしかない。
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一回裏に陽岱鋼がいきなり先頭打者()本塁打で先制点をプレゼント。


中村は
生命線の緩急の差は上々だったと思えるが、好調そうに見えるのに、二死まで取ってもその後に走者を出すというパターン。
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安達了一にタイムリーを打たれた三回表以外もなかなかぴしゃりと抑えられない。一回表、四回表、六回表と三人で片付けられそうに思えて、二死から走者を出す。どうも今ひとつだ。



同点にされた直後の三回裏に中田翔が吉田一将からまさにスタンドに突き刺さるようなレフトへの一発で2点を勝ち越すなど、援護に恵まれた。
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援護に恵まれた分、スイスイ抑えて欲しいと思うのはファンのわがままか。しかし中村のような、絶対的武器を持つでなく、緩急を織り交ぜて相手のペースで打たせない投球をする投手には味方打線の援護という精神的優位性が最大の武器になると思う。そして見方を変えれば、相手打線はビハインドを背負って反撃を焦れば焦るほど、中村のような投球には術中にはまると思う。



バファローズの先発、吉田一将もここまで首脳陣やファンの期待に応えられていないという点では中村に似たり寄ったり。
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昨年、ルーキーイヤーの15試合5勝6敗、防御率3.81と言う成績はドラフト時の期待の高さを考えれば今ひとつだったろう。その分二年目の今季にという思いだったであろうが、この試合の前まで4試合03敗、防御率4.15では成長より悪化だ。首脳陣も半信半疑で起用しているのだろう。中田に勝ち越し弾を打たれた次の回の四回裏に二死一、二塁のピンチを招くと早くも交代を告げられた。



マウンドに上がったのは白仁天。日本ハムファイターズ初期の中心打者と同じ名前の投手を起用するとは福良淳一監督代行、気が利いているなと思ったら白仁田寛和だった<>
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白仁天、もとい白仁田はこの回と続く五回裏を無難に抑えて接戦のまま試合を推移させる。だが、白仁田がお役御免となってから塚原頌平にスイッチした六回裏、ブランドン・レアードにセンターオーバーの2ランが出て、中村には大きな追加点。
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4点のリードで投げやすくなったか中村は七回と八回を三者凡退。最終回はさすがに完投を意識したのか、それともスタミナ切れなのか、二本の安打で一死一、二塁のピンチを招く。推測だがあと一人走者が出たら20日の有原航平と同様、最後は増井浩俊に助けを求めるしかないなという感じだったが、中村は最後の一踏ん張りで、エステバン・ヘルマンを一飛、駿太を遊ゴロに仕留め、完投勝利。129球の力投だった。



前エントリー、東京ドーム初登板の斎藤佑樹、六回に崩れ5失点で敗戦投手 でファイターズには現在、一軍に7人の先発投手が登録されていることに触れた。19日のマリーンズ戦で予告先発のルイス・メンドーサが体調の異変で先発を回避。代役で先発を務めたのが、この日にファームでイースタンのマリーンズ戦に先発予定だった新垣勇人。この新垣が5イニングを投げて勝利投手になった。ここでメンドーサが長引くなら本人が登録抹消、あるいは次回登板に支障がないのなら代役の新垣が好投しても翌日に登録抹消というのがありがちなパターンだが、翌日以降、メンドーサも新垣も登録抹消にならなかった。

なお、新垣が一軍で投げることになったため、ファームで新垣の代わりに緊急先発したのは木佐貫洋だったが、こちらは四回途中で5失点KO。0勝6敗となった。全てが上手く行く訳ではなかった…。



現行の6連戦システムでは先発投手が中六日の間隔で回る場合、先発投手が6人いれば良い訳で、7人は要らない。一軍に7人も先発投手を入れておくくらいなら一人を削り、リリーフ要員を増員するのが定石と言える。だがファイターズはそれをやらなかったため、昨日(22)、先発の斎藤佑樹がKOされた後の3回1/3イニングをマイケル・クロッタ乾真大の二人で賄うしかなくなり、追加点あげ放題になってファンを白けさせた。


前エントリーではKOされた斎藤と、今日先発の中村らの中からと意味ありげに書いたが、ファイターズ首脳陣の決断は早く、斎藤佑樹の登録抹消が決まった。だが代わりに登録されたのはどちらかというと先発で起用されることの多い浦野博司だった。



斎藤は昨日のバファローズ戦では六回に乱れてKOという形で敗戦投手にもなったが、その前二回はぎりぎり先発投手として及第点を付けられる内容だった。新垣はメンドーサ登板回避のピンチを救ってマスコミには救世主的にもてはやされたが、一度だけの成功ならビギナーズ・ラック的な要素もあるかもしれない。斎藤の方が評価されても不思議でないという見方も出来そうだが、一週間後の対戦相手がパ・リーグ首位のホークスであることを考えると、ここにメンドーサを先発させ、新垣は中六日でライオンズにぶつける方が良いとの判断だったのではないか。だから今日のスポーツ紙に見る栗山英樹監督の斎藤に対するコメントが厳しいものでないのだろう。


「レジェンドシリーズ」の趣向に関してはこれも前エントリーに記したので参照されたい。特に大社義規初代球団オーナーに関する小冊子を入手した方は是非熟読していただきたい。初代オーナーの「生誕100年」にまつわるセレモニーを札幌ドームと東京ドーム双方で行った球団の姿勢には敬意を表するが、どうせなら高橋一三さんの追悼セレモニーも札幌ドームだけでなく東京ドームでも行って欲しかった。


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球団初期で大社初代オーナーに並ぶ大功労者と言えば、故・大沢啓二元監督の名が浮かぶ。今日は当時の1981年V戦士が当時を振り返る企画の番外編として、大沢親分の孫でタレントの大沢あかねのコメントがオーロラビジョンに流れ、「背番号86」のユニフォームを身につけてスタンドで観戦する大沢あかねの姿が映された。
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余談だが、大沢あかねが大沢親分の孫であることは間違いないのだが、大沢親分には離婚歴があり、大沢あかねは親分と最初の奥さんとのつながりでの孫。大沢あかねがタレント活動でお茶の間の人気者になった頃には親分は二人目の奥さんと結婚。二人目の奥さんは夫である大沢親分が大沢あかねの人気取りに利用されることを快く思っていなかったそうで、それが原因で二人の共演は意外と少なかったようだ。



その大沢親分が最も信頼を置いていた投手が高橋一三さんだったことは当時のファンの多くが感じ取っていただろう。あの当時を振り返るなら、高橋一三さんと江夏豊の存在を忘れてはならない。今回、江夏が取り上げられなかったのは本人の事情なのか、ファイターズ側なのかわからないが、これではコンプリートとは言えない。


他球団に在籍するレジェンドの協力も得ていた。二番打者の重責を担い、攻守の要だった高代延博と、主に六番を打ったが勝負強さとパンチ力を発揮した古屋英夫の二人はともにタイガースのユニフォームを着ているがVTR出演してくれた。
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1981年V戦士のほとんどがファイターズで現役生活を終えていない点と、指導者として残っているのも柏原純一くらいだという寂しさについては何度か拙blogで訴えてきたが、こういう時に実感させられてしまう。


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そして、今日のレジェンドOBによるメモリアル・ピッチは1980年にルーキーながら40試合に登板、2284セーブ。253回を投げて225奪三振、防御率2.28という好成績で新人王、パ・リーグMVP、最高勝率、最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した木田勇が登場。オーロラビジョンで現役時代の勇姿が映し出され、輝かしい実績がナレーションで語られていたが、どうせならテロップで流して欲しかった。

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2013
年からの「レジェンドシリーズ」はこれで、北海道移転前の東京時代のファイターズをほぼ網羅した。三日間の入場者数は30,757人、39,901人、31,240人と三日間合計でのべ101,898人を数え、昨年同じく8月の週末に組まれたマリーンズ相手の「レジェンドシリーズ」の102,082人に肉薄した。来年はさらに遡って日拓ホーム、東映時代に踏み込むのか?それとも北海道移転当初を振り返るのか?


今年、()ベースボール・マガジン社から青バットの大下弘さんの時代から遡るムック本が発行された。
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同社は球団別のこの種のムック本を続々発行しているが、これがこの時代へのファンの需要を探るマーケティング的側面があるようにも思える。



ファイターズの東京ドーム主催試合を管轄する首都圏事業部のトップ、成田龍太郎事業部長(写真右端)の心中はいかに<!?>
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P.S.

【今日のオマケ】

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言わずと知れた、敷田直人審判員お決まりの卍ポーズ

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