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2015年4月26日 (日)

ジャイアンツの新外国人ホアン・フランシスコ、ファーム交流戦「伝統の一戦」でデビュー!

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昨日の鎌ケ谷に続き、今日
(26)はジャイアンツ球場に行ってきた。ジャイアンツ球場では昨日に続き、タイガースとの「ファーム交流戦」が行われている。ウエスタン・リーグに所属するタイガースのファームの試合を観るのは二年前にファイターズスタジアムでファイターズ対タイガースのファーム交流戦を生観戦して以来なので楽しみだった。


そしてジャイアンツとしては、いかにも付け焼き刃的な新外国人選手、ホアン・フランシスコが実戦デビューするという。これまた楽しみだ。


フランシスコは「三番・一塁」でスタメン出場。第二打席でゴロで三遊間を破る痛烈な打球を放つなど、まずまずのデビューを果たした。


(写真:三回裏の第二打席で三遊間を破る来日初安打を放つホアン・フランシスコ)



オープン戦の時期に揶揄された「水鉄砲打線」は公式戦に突入してもいっこうに打開される様子がなく、ジャイアンツが新外国人選手獲得に動いた。大リーグではレッズ、ブレーブス、ブルージェイズなどで
404試合に出場して通算打率.236ながら48本塁打という記録を残している。ポジションは一塁と三塁を守れるという。身長188cm、体重111kg。背番号は21。
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ん、背番号
21!?


シーズン途中に獲得した新外国人選手だから、空いている番号の中から良い番号を選んだのだろうが、背番号21というと、ジャイアンツに限らず投手のイメージが強い。


日本のプロ野球では「背番号18」がエースナンバーと呼ばれるが、「背番号21」もそれに次ぐくらいの信頼を置かれる投手という印象がある。敗戦処理。が野球に興味を持ち始めた頃のジャイアンツの「背番号18」が堀内恒夫で、「背番号21」は左のエースと言われた高橋一三だった。高橋一三の後を継いでジャイアンツの「背番号21」を背負った加藤初も主力投手として長くジャイアンツに君臨した。直近では高橋尚成2007年から2009年まで付けていて、高橋尚がFA移籍した後は空き番になっていた。


はて、ジャイアンツで野手が「背番号21」を付けるのは誰以来かと遡ったら、1950年から1951年まで「背番号21」を付けていた久保木清という選手が外野手で、1950年には公式戦に21試合出場。そのうち13試合で外野の守備についている。フランシスコは内野手だが、内野手となると、1936年から1938年まで「背番号21」を付けていた三原脩さんにまで遡らなければならない。一軍に昇格して安打を放った暁にはジャイアンツの「背番号21」の内野手としては77年ぶりとなる。三原さんは本塁打を記録していないため、フランシスコが本塁打を打てばジャイアンツの「背番号21」の内野手としては初本塁打となる。


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しかし、上の打席の後ろ姿の写真といい、このシートノックの写真といい、この巨体で一塁はともかく三塁を守れるのかという疑問がわく。何しろ身長188cm、体重111kgだ。遺書にシートノックを受ける堂上剛裕、隠善智也と比べても。なおシートノックは一塁でだけ受け、三塁の守備位置に回ることはなかった。


練習といえば、滅多に観ることの出来ないタイガースのファームの打撃練習を今日は堪能した。早々に三塁側スタンドに陣取ったタイガースファンがフリーバッティングで打ち損なう選手にまで罵声を浴びせるのには驚いたが、そんな辛口なタイガースファンから打撃練習の最中に大きな拍手が起きたひとときがあった。打撃投手に久保田智之が上がったからだ。
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言わずと知れた、あの「JFK」の一人。
2007年の年間90試合登板は今も破られぬ日本最多記録。もっとも、そんな酷使がたたったか、近年成績が低下し、昨年限りで現役を引退して打撃投手に転身した。


登板過多で現役引退を早められた投手が引退後に打撃投手というのも何ともはやという感じだが、その現役時代への感謝も兼ねていたのだろう。打撃投手の登板でこれほどに歓声が上がったのは初めて観た。余談だが試合でリリーフ登板した榎田大樹小嶋達也には「こんなところで投げてる場合か!」的なヤジが結構飛んでいて対照的に感じられた。


フリー打撃で打ち損なうと文句を言うタイガースファンはシートノックでミスをする選手にも容赦なかった。ジャイアンツ球場やファイターズスタジアムで、贔屓の選手が連取でミスをするとドンマイドンマイと暖かい声援が飛び交い、試合でミスすると使った監督が怒られる様なぬるい空気に慣れている敗戦処理。には斬新に写った。良いか悪いかはともかく


練習からそれだけ気合いが入るくらいだったから、観客の入りも早く、敗戦処理。が試合開始2時間前にジャイアンツ球場に着いた時点でこんな感じ。
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昨日のこのカードでは、入場者数が
3,646人と、2006年に桑田真澄が勝手にラスト登板と銘打った試合の3,495人を上回るジャイアンツ球場史上最多の入場者数になった。


試合は、ジャイアンツの先発が大竹寛で、タイガースの先発が秋山拓巳
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秋山は「三番・三塁」でスタメン出場した西田直斗とともに、今日
(426)が誕生日。三塁側のタイガース応援団からハッピーバースデーを演奏されていた。


一回裏のジャイアンツは先頭の立岡宗一郎と「二番・右翼」スタメンで実戦復帰した亀井善行が連続安打で無死一、二塁のチャンスを作った。
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右ふくらはぎを痛めて登録を抹消された亀井はこの試合で実戦復帰。この後の打席でも安打を放ち3打数3安打。3本目の安打を放った五回裏に隠善智也を代走に送られて交代。亀井は明日再登録が可能になる。休み明けの28日のドラゴンズ戦からの一軍復帰も考えられるが、その時に誰が登録を外されるか


そして無死一、二塁でホアン・フランシスコのデビュー。先制のチャンスでもあり見応えのある場面だったが、初球、ショートバウンドの投球を捕手の小豆畑眞也がちょっとはじくと、二塁走者の立岡が三塁を狙うも小豆畑に落ち着いて処理されて三塁盗塁失敗。
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中村紀洋だったらブチ切れかねない場面だがフランシスコはボールをよく見極め、結局四球を選んだ。


この後、和田恋が三遊間を破って一死満塁。大田泰示が右中間を破るかという大飛球はタイガースのセンター、横田慎太郎のファインプレーに阻まれて犠牲フライにとどまり、1点で終わった。


ジャイアンツの先発、大竹寛は当然、開幕ローテーションの一角を期待されていて、チーム五試合目の4月4日の対ドラゴンズ戦に先発したが3イニング持たずにKOされると翌日には二軍落ち。イースタンでは三試合目の先発になる。前回は18日にジャイアンツ球場でベイスターズを相手に先発して9イニングを投げて自責点1。延長戦になって勝敗がつかなかったが手応えを感じたことだろう。


大竹はこの試合でも三回までを無難に抑え、四回表も一死から西田にセンター前に運ばれるも、二死までこぎ着けて続く北條史也も三塁ゴロに、と思ったらKちらも久しぶりに実戦で守備につく岡本和真がグラブに当てて大きく逸らすエラーで二死一、二塁。
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ここで原口文仁がレフト線に弾き返し、二塁から西田が還り同点に追いついた。



続く五回表も、岡本が守備で足を引っ張った。先頭の小豆畑の三塁ゴロを岡本が一塁に悪送球して一死走者無しになる場面が無死二塁に。その後二死三塁となって横田の遊ゴロを遊撃手の辻東倫が待って捕球して一塁送球して勝ち越しタイムリー安打に。大竹はこの回、三ゴロ、二ゴロ、二ゴロ、遊ゴロという内容で1点を奪われた。


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横田は左打者で俊足。イースタンとウエスタンで普段対戦しない選手とはいえ、遊撃手の辻がゆったりした守備をしたのには驚いた。
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そして、この直後、横田は初球に二盗を試みると辻は虚を突かれた様にベースカバーが遅れ、楽々セーフになった。



辻は前の回から様子が変だった。一死から内野安打で一塁出でると、続く河野元貴の打席でヒットエンドランのサイン。河野の打球はいい当たりだったがライトフライ。二塁ベース手前まで走っていた辻はタイガースのライトの中谷将大が捕球体勢に入っても一、二塁間で静止していてあわやダブルプレーになるところだった。そして二死一塁から立岡のレフトフライの際には捕球されたら一、二塁間から一塁に全力で戻りかけた。不可解だ。川相昌弘前二軍監督だったら即座に交代だろうが


岡本に関しては、久々の守備だし、高校卒ルーキーの内野手が守備が下手なのはファイターズのファームで慣れているから問題ないのだが、辻は困ったものだ


岡本は復帰戦となった途中からDHで出場した昨日のこの対戦で2安打を放ったそうだが、この試合でも第三打席で左中間に二塁打、第四打席で右中間にシングル安打を放った。
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ただし凡退した第一、第二打席はいずれも走者を得点圏に置いていての凡退。相手の警戒が高い中で自分の打撃が出来るかが課題だろう。



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試合はこの後、
1対2から八回表に北條がライトのポールを直撃するソロ本塁打を放ち1対3とされ、九回裏にジャイアンツがタイガースのクローザーとしてマウンドに上がった歌手の玉置成実のいとこ、玉置隆から2安打と玉置の暴投で1点を返すがそこまで。2対3で惜敗した。


26日・ジャイアンツ球場】
T 000 110 010 =3
G 100 000 001 =2
T)秋山、桑原、榎田、小嶋、S玉置-小豆畑
G)大竹、久保-河野、鬼屋敷
本塁打)北條3号ソロ(大竹・8回)


フランシスコは第一打席で四球を選んだ後、第二打席で三遊間を破る来日初安打。第三打席は二塁ゴロ。ここで退いた。


大竹は3失点で敗戦投手となったが自責点は北條の本塁打による1点のみ。
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8イニングを投げて
24のアウトの半分の12個をゴロアウトで奪った。これから六連戦の週が続く様になると、大竹の力が必要になろう。


ジャイアンツ球場のタイガースファンは終始騒がしかった。練習中のタイガースの選手に難クセを付けるくらいだからジャイアンツの選手にも容赦ない。集中砲火を浴びていたのは亀井で、「おまえ電車間違えてここに来たんだろ」、「神宮行け神宮」と一軍で亀井に打たれた腹いせを口にしているようでもあったが。中には「くたばれ読売やめよう!というボードを掲げていたファンもいたようだが、いかんせん多勢に無勢。観客の全体数が少ない分応援団の大声が目立った。


日曜日で、入場者数が詰めかけても不思議でなかったが、今日の入場者数は2,399人と昨日より千人以上減った。昨日の入場者数に満足したというジャイアンツの久保博球団社長は今日の減少をどうとらえているか。今日は人気のタイガース相手というだけでなく、試合後には抽選で選手とキャッチボール出来るイベントも用意していたが


まさかとは思うが、呆れたジャイアンツファンが二日続けては来なかったとか


最後にフランシスコ。今日はまだ来日したばかりだから三塁守備には練習でもつかず、負担の軽い一塁手として先発出場したとも考えられるが、体型を見る限り、三塁手としては見るまでは期待しないことにしたい<苦笑>。守備練習、試合での一塁守備は機敏なプレーも無かったが、逆に緩慢なプレーも見られなかった。ただ、強いていえば、勝ち越された五回表の岡本の悪送球と、決勝打となった横田の内野安打の捕球にもっと柔軟性があればという感じはしたが…


フランシスコが仮に一塁手としてしか守備に付けないレベルだとしたら、阿部慎之助との兼ね合いはどうするつもりなのか?阿部の故障が、捕手として出場し続けたことと無関係とは思えない。ジャイアンツは再び阿部を捕手で使うということなのだろうか?だとすると相川亮二が復帰したらどうするのかという疑問が生じる。


一軍では今日、今季初めて村田修一がスターティングメンバーを外れた。緊急補強をするなら、いっこうに調子が上がらない村田の代わりに三塁を守れる助っ人を考えるのならわかるが、今季のジャイアンツのスローガン‶新成″の象徴ともいえる阿部の一塁コンバートをなかったことにする様な補強が次々に波紋を呼ぶ様な気がしてならない…

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