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2015年3月21日 (土)

やっぱり一塁手阿部慎之助が心配だ!

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今日(21日)は東京ドームで行われたジャイアンツ対ファイターズ戦を観てきた。ファイターズに関しては今季、一軍、二軍通じて初めての観戦となった。贔屓チーム同士の対戦で、入場料的には得した感じのこのカード。オープン戦とは言え、公式戦開幕まで一週間を切った時期となるといろいろと気になる点が出てくる。



ジャイアンツでは今季から一塁手に転向した阿部慎之助。ここに来て四番に座り、ようやく少しは打線らしくなってきたその反面、一塁の守備では不安を露呈した。

(写真上:八回表の守備の前のグラウンド整備の際、グラウンドキーパーからトンボを取り上げて自ら一塁ベース付近を整備する阿部慎之助。写真下:にもかかわらず、八回表の先頭打者、田中賢介の三ゴロの際、寺内崇幸からのさほど難しく無さそうなワンバウンドの送球を取り損なう阿部。ここからこの回3失点…)



ファイターズがこの二年間、オープン戦での東京ドーム主催試合を行わなくなった。その代替えという訳でもないだろうが、昨年に続き、公式戦開幕一週間前のこの時期に東京ドームのジャイアンツ主催でのオープン戦が組まれており、敗戦処理。にはありがたい。



ジャイアンツに関しては先月末の東京ドームオープン戦初戦、今月7日の大和スタジアムでのイースタン教育リーグと、一軍と二軍を一試合ずつ観戦出来ているが、ファイターズに関しては8日に出向いたファイターズスタジアムでの教育リーグが雨天中止になったため、まだ生観戦が実現出来ていないのだ。


なお、今日はこの試合とは別に、東日本大震災からの復興支援活動、子ども達の自立のきっかけづくりを支援するトモダチチャリティベースボールゲームも東京ドームで行われた。それぞれチケットを購入して観戦した。


先発は大谷翔平アーロン・ポレダ。大谷に関しては栗山英樹監督が開幕投手として起用することを公言。ポレダは開幕第二戦に先発すると報じられている。


開幕投手予定の大谷は、本来、18日の対カープ戦(札幌ドーム)が最終先発予定だったそうだ。開幕投手に決定している投手の多くが、開幕戦の327日から逆算して中六日となる昨日20日に先発登板するケースが多い中、大谷の最終先発を18日に設定したのはその後のオープン戦で打者大谷をテストしたかったからだろう。だが大谷の体調不良などで最終先発は今日にもつれた。


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大谷はここまでオープン戦では不調。昨日先発した、ジャイアンツの開幕投手候補、菅野智之もなかなか好結果が残せないが、敗戦処理。は元々「三年やって一人前」という持論の持ち主。菅野にしろ大谷にしろ、オープン戦で結果を残せなくても本番は大丈夫などと楽観視は出来ない。菅野は昨日ファイターズに打ち込まれたが、大谷には何とか好結果を残して欲しいものだ。


大谷は後先考えずに飛ばしている感じに思えた。初回に157km亀井善行に三遊間を破られたが、3イニングをこの1安打に抑えた。相手が「水鉄砲打線」と揶揄されるジャイアンツ打線ということで割り引かなければならないかもしれないが、札幌ドームではその貧打のチームにも打たれていたのだから昇り調子といって良いのだろう。


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ジャイアンツの先発、ポレダは開幕第二戦の先発と見られている。初回に先頭の西川遥輝が初球、一塁ゴロを放つとポレダのベースカバーが遅れて内野安打に。
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そしてその西川が二番・田中賢介の二球目にポレダのモーションを完全に盗んで易々と二盗成功。プレーボールから三球で無死二塁のピンチを招いた。ポレダは三回にも一塁走者の中島卓也に完璧に二盗を決められた。左投手なのにモーションの癖がわかりやすいのだろうか?今日はおそらく開幕カードの対戦相手、ベイスターズの先乗りスコアラーもネット裏にいただろう。ポレダが盗みやすい投手というチェックがなされたのではないか。



しかしポレダは一回も三回も無死二塁から進塁打を意識したであろう後続の左打者に引っ張らせず、走者三塁という形にさせなかった。左打者からは攻略しづらい投手と言うことなのだろうか。一方で二回には右打者の岡大海にレフトスタンド2階席まで運ばれた。4イニングを投げて1失点。


ポレダは昨年、大リーグでは先発登板は一度もなく専らリリーフ登板ばかりだったという。それならば山口鉄也に次ぐ左のリリーバーとして活躍してもらった方がと考えていたが、今日の二度の許盗塁を見ると、やっぱり先発して長いイニングをまとめてもらうしかないのかなと思いを改めた。


ジャイアンツは四回に、大谷をリリーフした矢貫俊之から主砲・阿部慎之助が左中間にソロ本塁打を放ち同点。阿部の好不調のバロメーターによく例えられる逆方向への一発だった。


大田泰示の四番という、オープン戦とはいえ何を考えているのかわからない起用法に野球の神様が激怒したのか、ジャイアンツのオープン戦は四番だけでなく全体に貧打。昨年の四番、村田修一に至ってはこの時期にまだファーム暮らしである。そんななか、やはり阿部が四番に座ると、打線全体が締まる感じがする、と言ったら言い過ぎか。


だがその阿部だが、今季から取り組んでいる一塁守備では動きの悪さを連発した。冒頭の写真の他にも牽制球をポロリとしたり、定位置のフライを完全に見失ったり、正面に飛んだ痛烈なゴロを腕に当てたり、とにかく危なっかしい。そもそも故障により調整遅れだが、その分一塁手としての訓練が不足しているのだろうか?


敗戦処理。は個人的には昨年1126日付拙blogエントリー阿部慎之助の一塁コンバートは本当に本人とジャイアンツのためにプラスになるのか!? で書いた通り、阿部には捕手を続けて欲しいと思っていた。だが、打撃を優先させるために捕手を廃業させてまで四番復活に賭けるというのなら、応援したい。ジャイアンツの生え抜きの選手では1980年の柴田勲を最後に出ていない2000本安打を達成しやすいようにとの配慮もあるだろう。だが、一塁の守備を軽視していては守備でほころびが生じる。


冒頭のポロリは敗戦処理。が見る限り、寺内崇幸のワンバウンド送球であるとはいえイージーバウンドと思えた。ああいう落球が頻繁にある様だと、ジャイアンツの内野陣が阿部に気を遣い、送球に萎縮するケースも出てくるのではないか?それが一番心配だ。阿部自身には打撃に専念出来る環境が用意されるにしても、マイナス要素もはらんでいる様に現状では思える。さしずめ「アベノリスク」と言ったところか。これに関してはまたあらためて記したい。


試合は1対1のまま進む。ジャイアンツは五回からポレダに代わって同じく先発ローテーション候補の新外国人投手、マイルズ・マイコラスが登板。
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五回、六回と無難に三人ずつに抑えていたが、七回表に先頭のブランドン・レアードを四球で歩かせると、バントで送られ、二死から中島にセンター前に運ばれる。
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センターはスタメン出場の長野久義から松本哲也に代わっていたが懸命のバックホームも及ばず、レアードが間一髪でセーフとなった。
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スタメンセンターの長野の見せ場は特になかったが、センターで出るということは、動きには不安がないと楽観視して良いと思う。



今日のジャイアンツはDH制を採用せず、投手を打線に入れている。五番に入ったマイコラスはこの裏の打席で三番手の吉川光夫からストレートの四球を選んで一塁に出てしまい、二死後、井端弘和の打席でフルカウントになって投球と同時にスタートを切ることをファウルのたびに繰り返した。だからかどうかわからないが、八回表の投球は乱れた。


冒頭のポロリから始まり、陽岱鋼のライト前に落ちる安打で無死一、三塁から中田翔がセンターに犠牲フライであっさりと追加点を奪われた。
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そして二死からレアードにライトスタンドに運ばれてこの回
3失点。


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レアードは昨年まで小谷野栄一がつけていた背番号5を引き継いで、体型も似た様な感じで遠目にはよく似ている。小谷野並みに活躍してもらいたいものだが、ファイターズで一塁手以外の内野手の外国人選手が活躍した記憶がない。東京時代に遡っても記憶がない。調べてみたらファイターズの外国人の、一塁手以外の内野手で年間の規定打席に達したのは日本ハムになって二年目の1975年にゲーリーが最後。そのゲーリーにしても打率.2429本塁打、45打点という成績で一年限りで解雇された。日本ハムのふりかけのCMに出演した以外、これといった印象がない。レアードはどうだろうか。


マイコラスも先発ローテーション入りを目指すなら、3イニング目と4イニング目に隙を見せるのは如何なものか。報道によるとジャイアンツの開幕カード、対ベイスターズ戦は菅野、ポレダ、新人の高木勇人が先発し、その次の杉内俊哉まではほぼ確定。その次をマイコラス、大竹寛と、今季から先発に転向する西村健太朗、小山雄輝らで争うということだがどうだろうか?内海早く…


試合は結局5対1で終わった。
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ジャイアンツ打線は相変わらずの「水鉄砲打線」ぶり。最終回に内野安打を含む2安打を放ってそれでも4安打。復調の兆しは2安打の阿部以外寂しい。オープン戦好調の井端も今日は音なし。


ファイターズとしては打たれっぱなしだった大谷が短いイニングながら無失点に抑えて一安心といったところか。少ないチャンス、特に相手のミスでもらったチャンスを確実に得点に結びつけるファイターズらしい野球が出来たのは吉兆だろう。


そして、いったん球場から出て、トモダチチャリティベースボールゲームのために再入場。昨年限りで現役を引退したデレク・ジーター松井秀喜が音頭を取り、原辰徳監督が総合プロデューサー、栗山英樹監督がアシスタントプロデューサーに名を連ねる、東日本大震災からの復興支援イベントが東京ドームで行われた。


最初はジーター、松井の他に元ホエールズの久保文雄、元ジャイアンツの宮本和友、元ドラゴンズ他の与田剛らのOBが講師を務めるベースボールクリニック。先発登板後ながら参加した大谷翔平が松井秀喜とキャッチボール。大谷は緊張したのか登板後の疲れなのか、いきなり松井が投げたボールを取り損なった。
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この後、松井秀喜率いる「東北3県中学生選抜」
Team松井とデレク・ジーター率いる「在日米国Jrユース選抜」Teamジーターとの3イニング限定の対戦。プログラムには「代打、オレ」もと思わせぶりに書いてあったが、両監督、現役選手の出場はなく、大谷らは一、三塁のコーチに立った。
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デーゲームのジャイアンツとファイターズからは大谷の他にファイターズからは九回裏に登板したマイケル・クロッタ、本塁打を放ったブランドン・レアード、DHで出たジェレミー・ハーミッダが参加。ジャイアンツからは小林誠司が参加。
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え、ホームなのに小林ひとりだけ!?スタンドからはそんな声もチラホラ


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T
eam松井がTeamジーターを2対0で下した後、長渕剛のスペシャルライブ。懐かしい「乾杯」を熱唱。一曲限定とのことで何とももったいなかった、東京ドームだけに「とんぼ」も聴きたかった。


熱唱後、松井秀喜とのツーショットが実現。
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清原和博
が見ていたらどんな思いだったろうか。この後、ジーターを含めて三人で記念撮影。あぁネット裏で観戦したかった

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最後は
Team松井とTeamジーターでプレイした子ども達のヒッティングコンテスト。外野のあるゾーンを越える打球を放ったら本塁打と見なし、これを多く打った方のチームが勝ちというゲーム。試合に続きTeam松井が連勝すると、機嫌を良くした松井監督が「僕が打ちます」と宣言。打撃投手を務めた小宮山悟から3スイング目でライトスタンドに放り込んだ。
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昼夜合わせて東京ドームに約9時間滞在した。いいものを観られた。正直、個人的には震災直後に比べて意識が希薄になっているのは否めない。趣味の野球観戦を通じて、再認識させてくれる機会を与えてくれた事に感謝したい。野球に出来ることはまだまだあるのだなと痛感した。

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