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2014年11月 6日 (木)

糸井嘉男×大引啓次らのトレードは何だったのか!?

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ファイターズの大引啓次内野手が今季取得したフリーエージェント権を行使することを表明した。報道では遊撃手が固定出来ないスワローズが獲得に名乗りを挙げ、移籍が濃厚だと見られている。



大引啓次は2013年のシーズン前に木佐貫洋、赤田将吾とともに糸井嘉男、八木智哉との交換トレードでバファローズからファイターズに移籍してきた。移籍二年目の今季は主将としてチームを引っ張った。


FA権を取得した選手がファイターズから出ていくのは毎度のことなのだが、大引の移籍の経緯などを考えると複雑な思いになる。



2013
1月に断行された糸井嘉男、八木智哉×木佐貫洋、大引啓次、赤田将吾の交換トレードに対する敗戦処理。の見解は拙blog2013123日付エントリーまさかのまさか!?糸井嘉男が大型トレードでバファローズへ! を参照されたい。もっとも“見解”というよりは気持ちの整理をするために自分を納得させる仮説を立てたに過ぎない文章だったが…。


もしも、仮にあの“見解”が当たらずとも遠からず、いささかでも的を射たものであったとしたら、ファイターズは糸井を放出してまで大引を獲得して、金子誠の後継たる遊撃手を獲得したまでは良かったが、二年を経てフリーエージェント権を行使されて流出の憂き目に遭い、一方でポスティングシステムを強硬に主張していたはずの糸井は二年を経てなおもバファローズでプレーしている。もちろん、このオフのポスティングシステムの受付はまだ開始したばかりでこれから糸井が申請する可能性はあるが、糸井がバファローズでのプレーを続けるようであれば、この二年前のトレードは編成上では大失敗だったと言わざるを得ない。


そもそもポスティングシステムはフリーエージェント権とは異なり、資格を得た選手に認められた権利ではない。球団が認めて初めて利用される制度であり、球団はこの選手を手放したくないと思えば、選手からのポスティングシステムによる移籍手続きの依頼を拒否すれば良いだけのことである。確かに、昨年のオフの田中将大の経緯を振り替えると、もしもゴールデンイーグルス球団が田中のポスティングシステムによる移籍を認めなかったら暴動とメディアによる糾弾がおきていただろうことは想像に難くない。球団側に選手のポスティング申請を断りづらい“空気”が蔓延していることも事実だろう。


だが近年のドラフト会議における菅野智之大谷翔平の指名に見られる、ファイターズの良い意味での“空気”の読まなさを考えれば、糸井を拘束するくらいのことはして欲しかったが…。


大引に関して言えば、スワローズが獲得に興味を示している理由にあるように、プレーだけでなく、リーダーシップを取れる人材だという代え難い面のある選手だということを考えなければならない。ファイターズのチーム編成の根幹を成すと言われるいわゆる“BOS”ではリーダーシップ、将来の幹部候補生という項目は評価されないのだろうか?とすら思える。さし当たっては中島卓也を遊撃に戻すのではないかと見ているが、進境著しい中島とは言え、攻走守の全面で大引に遜色ない成績を来季すぐに残せると期待するのは重荷のように思える。


そして一方で、ファイターズは田中賢介の獲得が噂されている。田中を獲得すれば、二塁のポジションが埋まり、中島が遊撃に回って大引の穴を最小限にとどめられるという計算も成り立つのだろう。だが日本に復帰した選手が旧所属当時の成績を残せる保証はない。二年間のブランクはそれだけの年齢的な上積みもあるからだ。ましてやこのオフに日本球界復帰が噂される日本人メジャーリーガー(マイナーリーガー)を見比べると、川崎宗則、中島裕之の方が成績は残せそうだ。それでも田中に向かうあたりがファイターズらしいと言えばファイターズらしいのだが。


FA権の行使は権利を得た選手の権利だから、行使されることを前提として、その選手の次を担う選手を育成し続けることが重要だとファイターズは考えているのだろう。だとしても、二年先にFA権を獲得してすぐに出ていく可能性のある選手をチームの主砲の交換相手に指名するのは如何なものかと思う。


もちろん、それ以前にこうも次から次へとFA権を取得した選手に出て行かれる体質を何とかすべきではないだろうか?単にお金の問題だけなのだろうか?


このオフ、ファイターズでは大引の他に宮西尚生小谷野栄一のFA権行使が取り沙汰されている。宮西に関しては残ってくれそうな報道が出始めたが、小谷野は迷っているようだ。年間を通してフル出場することが難しい来季35歳になる三塁手を迎え入れる球団があるのかな?と言う気もするが、何とか流出は最小限にとどめて欲しいものだ。


まだ大引の移籍が決まった訳ではない。ファンとしては一縷の望みに期待したいが、記者会見までした以上、流出は避けられまい。誰かが大引の穴を埋めれば、チーム成績上は問題ないかもしれないが、ファンはチームの好成績を望むだけでなく、個々の選手に愛着を感じるものである。球団はファンのそうした心の機微にも気配りした球団経営、編成を考えてもらえないものだろうか。

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