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2014年8月31日 (日)

ファイターズ「レジェンドシリーズ」終了、中田翔の打席は田中幸雄のテーマでよかったのか!?

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1982
年~1992年まで使用していたユニフォームを身にまとっての「レジェンドシリーズ」も今日(31)でいよいよ最終戦。今季は相性のよいマリーンズ戦の連勝を11に伸ばして締めくくりたかったが、マリーンズの左腕エース、成瀬善久の粘り強い投球を攻略出来ず、好投していた上沢直之アルフレッド・デスパイネ今江敏晃のソロ本塁打2発を浴びて1対2で惜敗した。


ロースコアの展開で敗れた試合は四番打者に責任がある。”とはよく言われるが、敗れたファイターズの四番打者、中田翔は忸怩たる思いだったろう。もちろん唯一の得点となるタイムリーを含む2安打と、むしろ孤軍奮闘の感もあるのだが…。


(写真上:四回裏一死一塁から、ホアン・ミランダへの投球を捕手の田村龍弘が弾く間に二塁を狙う一塁走者の中田翔。写真下:判定はアウトで、ベンチに戻る中田)



まだ0対0の四回裏、先頭打者の中田翔成瀬善久からレフトフェンスを直撃する一打を放ったが、角中勝也の手際のよい守備があったとは言え、打席からのスタートが遅れ、シングル安打にとどまってしまった。その後ろめたさがあったのだろう、一死後、六番のホアン・ミランダへの投球を捕手の田村龍弘がちょっと弾いた間に二塁を陥れようとしたものの田村からの送球で走塁死となった(冒頭の写真)。



ファイターズは二回裏にも同じようなシーンで一塁走者の大引啓次が、田村が足元に転がるボールを見失った隙を突いて二塁に進んだ。丁寧に低めをつく成瀬の投球はワンバウンドが少なくない。隙あらば次の塁へと言う方針だったかもしれない。

そして0対0が続く六回裏に、先頭の中島卓也が中前安打で出ると、陽岱鋼に送りバントをさせて中田の前に一死二塁の先制機をお膳立て。
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中田のバットに期待がかかるが、中田が仕留めたと思った打球は平凡な中飛。
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無念さがしじみでている。この後も五番の小谷野栄一が遊ゴロに倒れ、ファイターズは先制点を挙げられない。



「五十回までやる気か~」


等というヤジも飛ぶ中、ピンチの中にチャンスありで、マリーンズが均衡を破る。


右腰背筋挫傷での登録抹消から、この日最短の十日間で戻ってきたアルフレッド・デスパイネ今江敏晃のソロ本塁打で2点を先制。

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デスパイネの先制弾は不覚にもシャッターチャンスを逃した。今季、キューバ球界の選手が日本のプロ野球界に身を投じるようになり、フレデリック・セペダ、ユリスキー・グリエル、そしてこのデスパイネが日本デビューを果たした。既に敗戦処理。はセペダとグリエルを生で観る機会を得たが、デスパイネは初めて。
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登録抹消中で無理かと諦めかけたがこの日一軍復帰。しかし一番肝心な一打を逃した…。



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結局成瀬は7回で
113球。被安打7ながら無失点に抑えて交代。八回には大谷智久がマウンドへ。


八回裏は六回裏と同じ打順の巡りで、しかも先頭の中島が左前安打で出塁。この三連戦、大振りが目立ち結果が伴わない陽岱鋼、2点ビハインドでここでは送りバントも意味がない。何とかつなげるかと注目したら背中に死球。
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ラッキーな形で出塁に成功。無死一、二塁で四番の中田につなげた。



中田はたまりにたまったものを爆発させるかのようなフルスイングでミートしたが、角度が付かずレフト前へのタイムリー安打にとどまった。
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これで1対2とし、なおも無死一、二塁のチャンスだったが、小谷野が送りバント失敗の後に三振に倒れると、後続も倒れ1点止まりに。



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上沢は九回表のマウンドにも上がったが、鈴木大地に左前安打、デスパイネに四球。ルイス・クルーズの痛烈な三塁線ライナーを小谷野がファインプレーで一死一、二塁となったところで鍵谷陽平にスイッチ。鍵谷がよく抑え、1点ビハインドのまま九回裏を迎えた。



しかし九回裏はマリーンズのクローザー、西野勇士に三人で抑えられ、1対2で敗れるとともに、このカードの連勝も10で止まった。「レジェンドシリーズ」は52敗の好成績で終えた。


昨日のエントリー、レジェンドシリーズ~東京ドームに帰ってきたのはギョロタンとファイティーだけではなく で書いたように、昨年の「レジェンド・シリーズ2013 に比べるとディテールの軽視も少なくなり、個人的にはかなり楽しめた。

このユニフォームを着た時代のレジェンドによる始球式のトリは、西崎幸広の再登板。札幌ドームでも登板しているが、東京ドームといえば西崎。ありがたい演出だ。しかも昨日の松浦宏明や他のレジェンドのように、試合直前で相手の先頭打者との対戦でなくしかもその後に本当の始球式があるなどという失礼な真似をさすがに西崎にはしなかった。

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打席に立った角中勝也とマリーンズ球団にも感謝の気持ちを忘れてはなるまい。


トレンディー・エース」と呼ばれた笑顔も健在だ。
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札幌ドームと東京ドームで二度にわたる始球式登板!今頃内転筋が悲鳴を上げているのではないか…
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球場外では当時の珍企画の一つ「カップルでキスしたら入場無料!」が復活。特別審査員はもちろんこのお人<>
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やり過ぎやん
<>!しかし試合前に野球少年達にグラウンドを開放するコーナーではいつもの中原さんに戻っていた。
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オーロラビジョンの文字の色も当時の後楽園球場の電光掲示板の表示に似せ、レジェンドのヒッティングマーチに馴染みのない若いファンのために試合前にスタメン選手の歌詞をオーロラビジョンで紹介。
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中田翔には「背番号
6」つながりで田中幸雄のヒッティングマーチが使われたが、田中幸雄がこのユニフォームで背番号6をつけていたのは1991年と1992年の二年間だけで、それまでは「背番号37」だった。このユニフォームの「背番号6」といえば、この人だろう。
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柏原純一
。四番打者らしい四番打者だった。他の選手が打たない時に俺が打つ。“敬遠球を打って本塁打”のエピソードばかりが流布されている感があるが、無類の勝負強さでチーム・リーダー。中田にもこういう「背番号6」を受け継いで欲しい。



この人が打撃コーチであるうちに、中田翔に本物の四番打者スピリットを継承して欲しい。


むしろこの三連戦、少なくとも敗戦処理。には精彩を欠いているように見えた三番・陽岱鋼には田中幸雄スピリットの注入を…


この三連戦はファイターズにとって「レジェンドシリーズ」というだけでなく、7年ぶりに組まれた週末の東京ドーム主催試合。金曜日が29,428人、土曜日が37,045人、そして今日は35,609人と三日間で合計102,082人を集めた。7年前の週末の三連戦の入場者数の合計が62,977人だったから7年の歳月を経て62%のアップだ。


7年前にはホークスを相手に三連敗し、ホークスファンの盛り上がりぶりに当時のトレイ・ヒルマン監督が「これじゃあ東京で試合を子なう意味が無い」ととんでもない八つ当たりをしたのが記憶に残っているが、隔世の感だ。需要は確実にあるのだ!札幌市以外の道内ファン開拓も重要なので、毎年週末開催を入れてくれとは言わないが、次は7年も待たせないでね…。


P.S.
【今日のオマケ】

これは復刻!?それとも新趣向!?
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ビジターチームのヒーローインタビューを場内放送で流した。いいことだと思います!

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