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2014年2月 8日 (土)

中井大介、外野転向でジャイアンツの「ON対決」が再び…

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昨年
7月から自慢の打力でスタメンに定着しかけた中井大介が、今季は本格的に外野に転向する様だ。内野を守っていた時期には一年後輩の大田泰示と共に将来性が期待されていたが、大田に続いて中井も外野に転向することでジャイアンツの「ON対決」が再び勃発する。


(写真:試合前に外野手として守備練習を行う中井大介=右から二人目。 201355日撮影)



一般に「ON対決」と言えば、かつてのジャイアンツを支えた両雄、長嶋茂雄王貞治が共に率いるチームを優勝させて実現した
2000年の日本シリーズを指す。
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その「ON対決」の日本シリーズでMVPに輝いた松井秀喜が臨時コーチとしてジャイアンツの宮崎キャンプで古巣の後輩達を指導している。スポーツニュースの報道だと選手の動きより臨時コーチの動向ばかりが報じられている感じがするが
<苦笑>その松井コーチに球団が特に強化指定選手として鍛えるようお願いしたのが大田泰示中井大介と、投手の宮國椋丞だそうだ。

昨年まで松井以来の「背番号55」をつけていた大田にとっては松井臨時コーチから何かを吸収することがある意味最後のチャンスかもしれないが、個人的には大田だけでなく中井にも松井効果を期待している。

昨年一時的に打撃で活躍した中井だったが、守備での負傷で長続き出来なかった。今年から本格的に外野に転向し、大田もライバルとなる。

冒頭
の写真は松井とジャイアンツの長嶋終身名誉監督が国民栄誉賞を受賞する昨年の55日のジャイアンツ対カープ戦の試合前の守備練習の一コマ。当初の予想では、一昨年の終盤戦でプロ入り初本塁打を放つなどついに一本立ちかと期待された大田が、昨年は開幕一軍入りを果たし、「背番号55」の大先輩の前で成長した姿を見せる、というシチュエーションが期待されたのだが、19試合に出場するも28打数5安打と結果を残せず、国民栄誉賞授与式の二日前に右太股裏違和感で登録抹消となった。一部には“松井に合わせる顔がないから強制的に二軍落ち”等とも揶揄されたが、あながちブラックジョークではないのではと思えた<苦笑>

中井も419日に一軍に登録され、この日の一週間前には一軍に籍を置きながらイースタン・リーグの試合で外野守備に挑戦していた。敗戦処理。も実際にレフトを守った試合を観たが、まだ左右と後方の打球の追い方が不自然で、一軍の試合で外野を守らせるのは時期尚早と感じていた。

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中井はその後、練習に遅刻してそのペナルティーで二軍に落ちるが、そこから奮起して一軍に上がり、二塁の守備に付きながら自慢の打棒で活躍し始めた。これは本物だと感じさせた頃の
84日の対タイガース戦の守備でライト前方の打球を追った時に左膝靱帯を損傷し、以後のシーズンを棒に振った。ファームではイースタンの終盤戦に出場し、日本シリーズでサウスポーのジム・ハウザー、辛島航が予告先発された第4戦と第5戦に一塁でスタメン出場した。もったいないシーズンとなったが、翌年以降に期待を持たせるシーズンとなった。

ジャイアンツがこのオフ、井端弘和片岡治大を補強したこともあってか、中井は登録こそ内野手のままながら今季は最初から外野にチャレンジすることになった様だ。外野では谷佳知が退団した。先に外野に転向した大田と共に、中井は一軍入りを争う。だから「ON対決」なのだ。


大田、中井がともに松井秀喜臨時コーチの強化指定選手に指名されたのは、逆に大田がジャイアンツにとって特別な選手では無いということを想起させる。「背番号55」を剥奪され、片岡や大竹寛のFA獲得に伴う人的補償ではプロテクト漏れして相手球団から指名されるのではと言う噂が出回った。大田と中井とでは中井の方が一年先輩で一歳年上だが、状況的には昨年兆しを見せた中井の方がどちらかといえば追い風に思える。
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大田に関し、“「背番号
55」を剥奪され”と書いたが、新しい背番号は44。番号の数字的には降格ではないのだが、55番というのが特別な番号であることを考えると降格的な意味合いも考えられる。数字を若くしたのは球団の温情だと思う。一方の中井も61番から36番と一気に番号が若返った。こちらは額面通り期待の表れだろう。“36番で右打ちの外野手で中井”というと、別の人を連想してしまうが、先輩は「守備の人」。タイプが違う。

だ、外野の守備となると、もう外野に転向して四年目になる大田に一日の長があろう。打力を活かすための外野転向とは言え、一軍の公式戦だ。守備が上手い方が使い勝手が良くなるのは間違いない。大田と中井が共に内野を守っていた頃には大田の守備位置と打順に合わせて、中井の守備位置と打順が割り振られていた印象があるが、再び大田と中井の「ON対決」が外野で始まる。


外野のポジションは三つあるが、長野久義と新外国人のレスリー・アンダーソンはレギュラーの座が当確で、超ベテランの高橋由伸も健在であれば最有力だろう。ここに守備と走力を備えた松本哲也鈴木尚広がいて、右の代打には欠くことの出来ない矢野謙次がどっしりと控えている。大田も中井も、あるいは二人のどちらか一方だけでも一軍入りが保証されている訳ではない。さらに左打ちだと亀井善行橋本到もいる。

大竹、井端、片岡と他球団からの補強に余念がなかった年に大田や中井がブレークして一本立ちしたら、さぞかし痛快なのだがどうだろうか…。松井臨時コーチの強化指定選手の一人、宮國が一軍入りを果たしたそうだが、大田と中井はまだ二軍。中井に関しては昨年短期間とはいえ一軍で力を示した打撃よりも、このキャンプでは外野守備を徹底的に鍛えた方が良いと思う。中井はこれまで内野では四つのポジションを一通り経験したが、中井のポジションはここだ、というものを確立していないと思う。それは前出のように大田優先のチーム事情もあっただろうが、中井が内野のどこを守ってもそこそこにはこなすが、守備に関してはアピール出来なかったからだろう。

転向の先輩大田も、内野時代にはこんな下手な選手がプロなのかと思ったが、ファームの試合で外野手として出続けることでだいぶそれらしくなってきた。だが中井はもはや今季のイースタンで外野守備の経験を積んでなどと悠長なことを考えていないだろう。だからこそキャンプの時期に打撃ばかりでなく外野守備を上達させたいところだろう。松井臨時コーチも、ジャイアンツに入団してから年々外野の守備を上達させた人だ。外野守備でもアドバイスを受けた方がいいだろう。

高いレベルで競い合い、今季こそ中井に、そして大田にも一本立ちを果たして欲しい。

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