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2013年11月11日 (月)

小笠原道大まさかのFA宣言!

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blog114日付エントリーついにジャイアンツから戦力外通告-小笠原道大はどうなるか!?ではスポーツニッポンの飛ばし記事<!?>を真に受けて書いてしまったが、結局ジャイアンツは戦力外通告の通告期限の8日までに小笠原道大内野手に戦力外通告をしなかった。取りあえず一安心、と思ったら10日、小笠原はFA権を行使する旨を表明した。

11日の各スポーツ紙の報道を見渡すと、小笠原は実質的にはジャイアンツの構想から外れているが、2007年からの三連覇への貢献度などを鑑み、“戦力外通告”という形を避けたかった球団側と小笠原が話し合った結果、小笠原がFA宣言をして、戦力外通告でも自由契約という形でもなく自分の道を選択出来る様になった。というニュアンスのようだ。

なお、小笠原がFA移籍した場合、移籍先の球団はジャイアンツに人的補償や金銭補償をする必要がないCランクの年俸と見られている。昨年オフの空前の大幅減俸が結果的に吉と出た!?


(写真:FA権を行使して、他球団での現役続行を目指すことを表明したジャイアンツの小笠原道大 20136月撮影)



まさかの展開だった。ジャイアンツの戦力外通告の通告期限が過ぎても、何か水面下で動きがあるのではとう疑念は消えなかった。普通に考えて、昨年、今年の小笠原道大の成績で、
40歳の選手を来年も戦力としてジャイアンツが他の選手と横一線に扱うとは考えにくいからだ。もちろん「週刊現代1123日号」 (講談社)のような、小笠原だけでなく谷佳知までFA移籍と事実誤認した見出しを付けて大袈裟にジャイアンツの移籍組への冷遇ぶりをあげつらう気はないが、仮にジャイアンツでなくてもさすがにそろそろと思うところであろうからだ。

思い当たるとしたら、球団は引退勧告→コーチ就任打診という筋道を探ったところ、本人はあくまで現役続行にこだわった。さりとて球団としては選手としての小笠原には魅力を感じない。でも戦力外の扱いにするのはイメージ的に避けたい。ひょっとしたら獲得に関心を示しそうな球団と水面下でトレード工作をしていたかもしれない。だが小笠原獲得に関心のある球団があったとしても、時間が経てば自由契約で獲得出来ると読めば、見返りを求められるトレード交渉に応じるのは得策ではない。そんなこんなで戦力外通告のリミットも近づいてきた。球団のイメージダウンも避け、小笠原のプライドも保てるとすれば、来季も残留するか、小笠原のFA宣言の二つに一つしかない。球団は後者の方が好都合だし、小笠原も現役続行を模索するなら後者に賭けてみたい。すべて憶測だがこんなところではないか。

個人的な最悪のシナリオは、このまま戦力外通告もなく球団に残り、ジャイアンツがこのオフに新たにFA補強をした歳に、その人的補償で小笠原が流出するというパターン。過去にもジャイアンツは工藤公康、江藤智、藤井秀悟がFA移籍で入団しながら別の選手のFA獲得に伴う人的補償でジャイアンツを去っている。こんな事例はジャイアンツだけなのだが、小笠原に関してこの形だけは個人的には避けたい…。


あるいは小笠原のプライドを立ててジャイアンツからトレードでもらい受ける球団が一つだけあるかもしれないとも考えた。それは前掲の114日付拙blogついにジャイアンツから戦力外通告-小笠原道大はどうなるか!? でも触れたように、球界の常識、慣例にあまりとらわれない落合博満がGMに就任したドラゴンズが小笠原の無償トレードをジャイアンツに仕掛けるのではないかと想像していたのだ。


ちなみにその落合GMは現役時代に自分の現役生活のピリオドについて「俺の最後は、球団から要らないと言われて『わかりました。じゃFA宣言します』と言ってFA宣言して、それでどこからも声がかからなくなってそれで引退というのがいい」と語ったことがあった。当時のFA制度では必ず補償問題がついて回るから、所属球団から戦力外になる様な選手のFA権行使は現実的ではないが、今なら補償を伴わない選手の戦力外FAも無くはない手法とも思える。

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一週間前に“小笠原・谷戦力外”と大々的に書いたスポーツニッポンは最終面で小笠原の移籍先としてドラゴンズが有力とぶち上げている。どうなるか
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1997年に小笠原がファイターズに入団した時、故障を抱えて新人自主トレで所定のメニューをこなせず、社会人出身で即戦力と期待されたはずなのに春季キャンプではいきなり別メニューという羽目になった。
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その時、ジャイアンツを自由契約になって移籍してきた当時
43歳の超ベテラン落合と小笠原は一緒にメニューをこなすことになって、寡黙ながら重みのある一言を発する落合に小笠原は心酔していったという。というようなことが「魂のフルスイング」(小笠原道大著・ロングセラーズ)に書かれていた。敗戦処理。は小笠原がファイターズからFA移籍をするのではないかというまさにその渦中の時、書店で同書を見つけてパラパラとめくっていたらその一文が目に入った。この時、小笠原のFA移籍、落合ドラゴンズ入りを覚悟した<苦笑>


 今はまだ、小笠原がFA権の行使を明言しただけである。手続きを済ませ、各球団との交渉が自由になるのは15日から。その時、実際に手を挙げる球団があるかないか、今はまだわからない。決めつけは出来まい。ひょっとしたら元のさやに収まってジャイアンツでプレーなんて事にもなりかねない…。前エントリー、1110日付NPB、戦力外通告の選手と他球団の交渉が解禁に で揶揄した谷のように水面下で決着済みなのか…。

個人的にはジャイアンツを出るのならもう一度ファイターズで…という希望があるのだが、残念ながらそれはまずないだろう。

いずれにせよ小笠原の選択に注目したい。

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