フォト
無料ブログはココログ

« やっぱりファイターズは壊れていく… | トップページ | 32勝70敗5引き分け、勝率.314。 »

2013年9月22日 (日)

ジャイアンツがセ・リーグV2を果たす!

Cdsc_20090068
22
日、セ・リーグ優勝までマジック1としていたジャイアンツは先にデーゲームで行われたマジック対象チームであるタイガースが敗れたため、二年連続のリーグ優勝を決めた。

2009年には現地で、昨年は試合が行われている東京ドームの22番ゲート前の広場でその瞬間を味わった敗戦処理。だったが今年はタイガース戦を中継するNHKBS1に食いついていた。

あのV9の最後の年からジャイアンツを応援して、17回目のリーグ優勝となったが、今年の優勝は異質なものと感じている。


(※ 写真はイメージです。 2009年のリーグ優勝決定試合より)



何が異質かと言って、今年ほど安心して見ていられた年はなかったということだ。慎重派のファンは、リーグ優勝が決まるまで何が起こるかわからないと直前まで慎重な姿勢を崩さなかったが、逆に言えば、“何が起こるかわからない”と言うほどのことが起こらない限り、ジャイアンツの優勝は間違いないと思っていた。



Cdsc_0226_2
昨年も結果的にはぶっちぎりの優勝だったが、開幕からつまずき、一時は“V確率0%”などと報じられたこともあった。そこから盛り返しての優勝だった。しかし今年は山はあっても谷はない。順調に優勝に突き進んだシーズンに傍からは見えた。今年、拙
blogでもジャイアンツに関わるエントリーが観戦記を除けばめっきり減っているのも、これといった問題が無いからだろう。昨年はセ・リーグ五球団以外に朝日新聞や週刊文春という敵に悩まされたが、今年は目の前の対戦相手だけに集中出来たはずだ。

これから、“あの時には実はああだった”と優勝までのエピソードが一つ一つ明らかになってくるだろう。もちろん、我々ファンには気付かれぬところで選手達はもちろん裏方さんも含め、表に出ない苦労を重ねた上での優勝決定なのだろうが、そういった部分をファンに見せないで優勝すると言うことは理想的な優勝と言えるだろう。

今年は拙blogでも過去に指摘した課題が着々と改善された。

クローザーが固定されないという課題も今年は終始西村健太朗で固定された。
Cdsc_0215_2
昨年も西村がクローザーを務めるケースが多かったが、スコット・マシソンのコンディションが万全の時にはマシソンが優先されるケースも目立った。今年は西村、マシソン、山口鉄也と三人揃ってシーズンを(ここまでは)故障無く過ごしている。西村は今日
(22)で今季のセーブ数が40となったが、通算のセーブ数が73となった。ジャイアンツの歴代通算最多セーブはマーク・クルーン角三男93。通算100セーブ以上を挙げた投手がいないのは、後発のゴールデンイーグルスを除くとバファローズ(阪急時代から継続して)とジャイアンツだけなのだが、来年にも到達の可能性が出てきた。

また、自前で探してきた外国人選手が働かないと言われて久しいが、今季、開幕戦で来日初打席に本塁打というデビューを飾ったホセ・ロペスが完全に打線の一角を担った。6月下旬に左脇腹痛を起こし、ほぼ一ヶ月間戦列を離れたためにまだ年間の規定打席にこそ到達していないが、今日の4打席を足して442打席。明日にも年間の規定打席446に達成出来そうだ。

アレックス・ラミレスタフィ・ローズ等日本の他球団経由でないジャイアンツの自前で探してきた外国人選手が年間の規定打席に達したら、1995年、1996年のシェーン・マック以来で何と17年ぶりである。三割を打てば、同条件下ではウオーレン・クロマティ以来。右打者の自前の外国人では初めてで、自前でない外国人選手を含めてもラミレスと二人だけ。

課題
が克服され、シーズンの推移に波が無く、波乱のないペナントレース展開となったため、ことジャイアンツに関しては今年は拙blogでも結果的に書くネタが少なかった。既に一部の方から“今年は他球団が弱すぎた”という意見が出ていますが、まあ取りあえずジャイアンツが強かったと言うことにしておきましょう。

原辰徳監督のリーグ優勝回数はこれで6回目となり、ジャイアンツでは長嶋茂雄監督の5回を超えて上にはV9の川上哲治監督ただひとり。敗戦処理。よりも年上の、川上監督時代のジャイアンツを知る人に言わせると、原監督は長嶋監督と比較するより、川上監督と比較すべきと言っていた。比較になるのはその非情さだ。

確かにヘルメットにある“GIANTS PRAIDE”とは「GIANTSのために個々のPRIDEを捨てよ」というメッセージに読み取れる。
Cdsc_0240
今でこそ打撃が安定してどっしりと四番に座っている村田修一はDH制のある交流戦では九番打者を打たされた。


余談だが村田はベイスターズ時代にも九番に降格されたことがある。時の牛島和彦監督に「九番を打ってもらう。これがどういう事かわかるな。次はどうなるか…」と言われ、「一番ですか」と答えたという。昨年、試合の序盤で引っ込められて、原監督から「修一、今日はもう帰って良いぞ」と言われてその通りに家に帰ってしまったそうだが、それだって原監督の本意だったのかわからない。本当はそう言われても何事もなかったようにベンチでチームメートに声援を送るくらいの図太さが欲しかったのではないか。

他にも力の落ちたベテランには容赦なくファームでの再調整を命じる。高橋由伸は結果を出しているから試合に出ていられるに過ぎない。
Cdsc_0273
また上述のロペスを始め、クリーンアップにも容赦なくTPOに応じて送りバントを命じた。

ただその一方で、期待の裏返しなのか、あえぎ苦しむ澤村拓一には敢えて先発ローションから外さないかのように思えた。
Dsc_0063
最近になってようやくリリーフに回しているが…。

すべては勝利を優先、勝利の結集がファンが喜ぶ優勝に直結する。だとしてもしかし個人的には依然として、選手を将棋の駒のように扱う監督は好きにはなれない。



他球団を圧倒したという点では130試合で88勝した藤田元司監督時代の1990年が思い出されるが、あの年は日本シリーズでライオンズにまさかの四連敗。今はあの当時と違って日本シリーズの前にクライマックスシリーズがあり、昨年はファイナルステージでドラゴンズにあれよあれよという間に三連敗を喫し、ジャイアンツファンが荒れたのを記憶している。その意味ではまだまだ予断を許さない。

早い時期にリーグ優勝を決めてクライマックスシリーズに備えた準備が出来るのは2位、3位のチームに対するアドバンテージの一つだろう。既に敗戦処理。は昨年同様に、ファイナルステージの最終戦、1021日の第6戦のチケットを先行予約で申込済み。そこまでもつれたら、また一球たりとも目を離せない胃の痛くなるような戦いを満喫したい。


※ 9月22日のジャイアンツ対カープ戦を生観戦した訳ではないので、写真は過去に撮影したものを使用しています。原監督の胴上げシーンは昨年のクライマックスシリーズのものです。

« やっぱりファイターズは壊れていく… | トップページ | 32勝70敗5引き分け、勝率.314。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/602714/63107543

この記事へのトラックバック一覧です: ジャイアンツがセ・リーグV2を果たす!:

« やっぱりファイターズは壊れていく… | トップページ | 32勝70敗5引き分け、勝率.314。 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック