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2013年8月 4日 (日)

社会人主体の東アジア大会日本代表チームがイースタン・リーグ混成チームに逆転勝ち!

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今日
(4)は地元のジャイアンツ球場で行われた東アジア大会日本代表対イースタン混成の交流試合を観てきた。

10月に中国で行われる6回東アジア競技大会は、24競技、289種目が行われ、中国、日本など9カ国、地域から約7000人もの選手、指導者が参加する大規模な大会で、野球に関して日本は社会人主体の日本代表を結成して大会に臨むのだが、その代表チームが昨日と今日の二日間、ジャイアンツ球場でイースタン混成チームと交流試合を行ったのだ。

正直、アマチュア野球に関しては日本代表に選ばれるクラスに関しても疎いのだが、珍しい機会なのでジャイアンツ球場に足を運んだ。


(写真:八回裏、無死満塁からバッテリーエラーで東アジア大会日本代表に勝ち越し点が入る。投手、ベイスターズ北方悠誠、走者、日立製作所岡崎啓介。)



東アジア競技大会を約二ヶ月後に控え、代表チームとしては実戦の機会を確保したいところだろう。NPBとしても当然出来る範囲で協力すべきだと思うが、よりによってこの週末は拙
blogの前エントリーでも取り上げた様に、ジャイアンツのファームがウエスタン・リーグのチームと交流戦を行っているため、奇数とはいえ空いている球団がない。イースタン7球団がすべて試合を行っている中で選手やコーチ、監督を集めてチームを編成するのだから、“イースタン混成”とはうまく言ったもので、“イースタン選抜”と表現しないところがいい。ちなみにフューチャーズでもないので、参加選手は各所属球団のユニフォームで出場。

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一方の東アジア大会日本代表チームはお揃いのユニフォームだが、WBCに出場したNPBの選抜チームによる侍ジャパンを頂点に各段階の日本代表チームに“侍ジャパン”の呼称を使用して代表ユニフォームも統一するとかの話が出ていた割には“
JAPAN”のロゴこそ流用されているものの別デザインのユニフォームだ。

昨日と今日の二試合で、昨日はイースタン混成が83で勝利した。今秋のドラフト会議の目玉の一人と言われるセガサミーの浦野博司投手が打たれたようだ。

まずはスターティングメンバーを列記しよう。


先攻:イースタン混成
()乙坂智<>
()又野知弥<Ys>
()隠善智也<>
()加治前竜一<>
()横川史学<>
()飛雄馬<>
()市川友也<>
()柿澤貴裕<>
()荻野貴幸<>
()植松優友<>
監督:吉原孝介<>


後攻:東アジア大会日本代表
()堀越匠<新日鐵住金鹿島
>
()岡崎啓介<日立製作所
>
()多幡雄一
<HONDA>
()山川穂高<富士大学
>
()松本晃<JR東日本
>
()井上晴哉<日本生命
>
()松島圭祐<伯和ビクトリーズ
>
()中野滋樹<JR九州
>
()渡邉貴美男
<JX-ENEOS>
()東明大貴<富士重工業>

 

監督:小島啓民<長崎県庁>


なお審判員は全員アマチュアの審判員と思われた。四人制で行われた。

試合が動いたのは二回。表のイースタン混成が先頭の四番加治前竜一の右中間二塁打と市川友也の左前打による二死一、三塁の先制機を逃すと、その裏、東アジア大会日本代表に学生で唯一選ばれた四番の富士大学の山川穂高がレフトのフェンスを軽々と越えるソロ本塁打で先制。
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ずんぐりむっくりの体型で背番号25の右打者で四番。スタンドから「巨人の村田かょ!?」との声が挙がったが、スタンドが一瞬シーンとなるほどの特大弾で、やがて大きな拍手に変わった。山川は昨日もベイスターズの佐村・トラヴィス・幹久から本塁打を放っているので二試合連続本塁打だ。

この山川、第二打席ではおっつけてライト前に運ぶ器用さも見せた。
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伊達に社会人の精鋭を差しおいて四番を打っているのではないようだ。

1点を先制されたイースタン混成は直後の三回表にすぐ反撃。荻野貴幸、乙坂智の連打と又野知弥のバントで一死二、三塁と逆転のチャンスを作ってジャイアンツ勢が並ぶクリーンアップに。余談だがドラゴンズとの交流戦でナゴヤ球場に遠征しているジャイアンツは外野手の控え選手ゼロで臨んでいる。

一死二、三塁で三番の隠善智也は高いバウンドの一塁ゴロ。
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一塁手の山川はバックホーム出来ず、なおかつベースカバーの投手、東明大貴とも呼吸が合わずに内野安打となった。

 

さらに一死一、三塁で昨日(3)の同じ試合で本塁打を放った四番の加治前竜一
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加治前はタイミングを外されて遊ゴロ。辛うじて併殺崩れになってイースタン混成が2対1と勝ち越し。スタンドからは「逆転はいいけど、プロなんだからきちんと外野フライくらい打てよ!」との声も飛んでいた。確かに二つともしょぼい打球…<苦笑>

イースタン混成は1点リードのまま迎えた五回裏、先発の植松優友に代えて二番手にベイスターズの今井金太を投入。突如、「金太、負けるな」を連呼するファンが出てきたのには閉口したが<>、この今井が安打と犠打で一死二塁のピンチを作って左打者の堀越匠を迎えるとスパッとサウスポーのスワローズ、太田裕哉を投入。太田が堀越と右打者の岡崎啓介を打ち取ってピンチを切り抜けた。

続く六回裏にはイースタン混成はファイターズの榊原諒を投入。
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今回のイースタン混成で唯一の一軍タイトルホルダー(2010年パ・リーグ新人王)。育成選手も獲得せずファームの選手層が薄いファイターズは二日間、野手を供給せず昨日は投手の植村祐介、今日は榊原を供給している。失礼な言い方になるが、榊原はこの扱いを奮起の材料にしてほしい。

さすがに榊原は、第一打席で本塁打を放ち、第二打席でも右前打を放った山川を含めたクリーンアップを三人で片付けた。榊原は今季、イースタンでも良かったり悪かったりでパッとしない。「今の榊原を見ていると、矢貫の二、三年後が想像付くなぁ…」最近鎌ヶ谷でこんな声をよく聴く…。

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ブルペン入りする時も、試合終了後に退出する時もファンのサインの求めに応じていた律儀さはさすがだが…。


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日本代表も先発の東明大貴
5イニング投げた後、六回から濱野雅慎が昨日に続く連投。昨日3回1/3を投げたとのことだが、連投とは思えない力感で今日も2イニングを投げて無失点だった。
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2対1のまま迎えた七回裏、イースタン混成はベイスターズの安斉雄虎を投入。先頭の井上晴哉がライト前に弾き返すと、代走のJR東日本、石岡諒太がすかさず二盗に成功。内野ゴロで三塁に進んで一死三塁とし、中野滋樹に代えて
JX-ENE6Sの左打者、井領雅貴が起用されたところでイースタン混成は安斉に代えてサウスポーのジャイアンツの須永英輝を投入。
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須永は昨日も登板しており、太田と共に二日間連投となった。先月 27日に、昨年3月に受けた左肘靱帯再建手術以降初めてイースタン公式戦に登板したが、さしづめ今日は連投テストといったところだろうか…。

須永は左の井領を詰まらせて遊ゴロに打ち取るが、前進守備の荻野がこの打球を前に弾いて内野安打にして一死一、三塁。続く渡邉貴美男の代打、東芝の大河原正人にレフト前に運ばれて2対2の同点とされる。
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この後も須永は左対左となる堀越に思いっきり引っ張られるが、これが一直となって併殺。辛うじて逆転を免れた。もし本当に連投テストだったとしたら…。

追いついた日本代表は八回表、これまた昨日2回2/3を投げているパナソニックの秋吉亮を投入。
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二死から安打を打たれるが無難に無失点に抑えた。濱野といい、秋吉といい、プロ野球なら連投させないイニング数を投げて翌日にきちんと抑えるのだから頼もしい存在だ。

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イースタン混成は同点の八回裏にベイスターズの北方悠誠を投入するがこれが大誤算。


先頭の岡崎を四球で歩かせると、続く多幡雄一の送りバントをお手玉する犠打エラーでオールセーフ。四番の山川に回って注目したが山川に死球。ノーヒットで無死満塁のピンチを招くと、続く松本の打席でインハイに投じたボールを捕手のゴールデンイーグルス、下妻貴寛が逸らすバッテリーエラー(冒頭の写真=記録が発表されないが捕逸か!?)で日本代表が勝ち越した。

北方はなおも続く無死二、三塁で松本を投ゴロに打ち取るが、左打者が続くということでジャイアンツのサウスポー、渡辺貴洋にスイッチ。
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投球練習が残り少なくなると、外野手のキャッチボールの相手をしていた加治前は滝沢一塁塁審に何か話しかけているし、ライトの乙坂はブルペンにいるジャイアンツの木村龍治コーチに何か話しかけている。
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とても僅少差の試合終盤とは思えない、相手の東アジア大会日本代表チームに失礼ではないかと思える“ゆるさ”だった。


そしてそれとこれとは関係ないだろうが、渡辺は左対左なのに石岡に引きつけられてセンター返しのタイムリー。
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三塁走者がかえり、リードを2点に拡げた。

 

さらに一死一、三塁とイースタン混成にはピンチが続く。渡辺が牽制で一塁走者を引っ張り出し、挟殺プレーに持ち込むと三塁走者の山川が飛び出して三本間で挟殺して二死二塁と変わった。
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一塁走者が挟まれている感に三塁走者が次の塁を狙うのは二死の時くらいのはず。打撃では活躍した山川、走塁は今一か
!?

二死二塁で、途中出場のHONDAの左打者、川戸洋平がレフト前に流し打つタイムリーで日本代表はさらに1点追加。
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結局この回3点を奪い、日本代表は5対2とリードした。石岡といい川戸といい、この回にタイムリーを放った両選手はいずれも途中出場。控えに回った選手もこれだけの活躍が出来るとは層の厚さをうかがわせる。


九回表、日本代表は四番手の東京ガス、石川歩を投入。
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イースタン混成を三人で片付けた。


なお、この試合はどちらが勝っても九回裏を行うことになっていて、イースタン混成は負けが決まっている九回裏に九番手の投手としてマリーンズの黒沢翔太を投入した。
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登録期限ぎりぎりの7月31日に育成選手から支配下選手登録された黒沢。背番号を121から43に代えた新しいユニフォームでこの回を無失点に抑えた。


4日・ジャイアンツ球場】
イ 002 000 000 =2
日 010 000 130 =5
)植松<>、今井<>、太田<Ys>、榊原<>、安斉<>、須永<>、●北方<>、渡辺<>、黒沢<>-市川<>、下妻<>
日)東明<富士重工業>、濱野<JR九州>、○秋吉<パナソニック>、S石川<東京ガス>-中野<JR九州>、二葉<トヨタ自動車>
本塁打)山川ソロ(植松・二回)=二試合連続


今日はこの試合と同じ時間帯に、ジャイアンツもファイターズも凄い試合をしていた様で、昨日のナゴヤ球場に比べれば暑くない、いやむしろ試合途中から涼しさも感じられたジャイアンツ球場で野球観戦していて良かったのかもしれない…<苦笑>

もっとも、酷いのは贔屓の両チームの一軍だけではなかったようで、今日は両チームのファームも揃って負けた。特に酷いのはファイターズのファーム。今日も戸田球場で行われたスワローズ戦に3対9で敗れ、公式戦10連敗。特にこのスワローズとの三連戦では3対8、1対8、3対9と投手陣が酷かったようだ。先ほどファイターズはこの交流試合に植村と榊原を一試合ずつ供給したという書き方をしたが、鳥居雅俊ファーム運営担当はこの交流試合に同行していた。
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「ウチなんて三日間、
8点、8点、8点。『8
点祭り』ですよ」と苦笑混じりに試合後のベンチ前でこの試合のイースタン混成チームを指揮したジャイアンツの吉原孝介育成コーチに話していた。自嘲気味とはいえあまりにあっけらかんと離しているので、今日こそはファイターズが8点を取って勝ったのかと勘違いした<苦笑>

交流試合だけあって、試合後にも交流が見られた。

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二軍コーチとしてファイターズでは中田翔を、ジャイアンツに来てからは大田泰示を指導しているジャイアンツの荒井幸雄打撃コーチがゴールデンイーグルスの柿澤貴裕に打撃指導するシーンも。大丈夫だろうか…
<>

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自チーム同士とはいえ、スワローズの松井優典育成コーチは太田と又野に約十分くらいかけて立ったまま指導していた。

最後に東アジア大会日本代表を率いた小島啓民監督が吉原監督の元を訪ねて挨拶。こういうシーンを見るのはすがすがしくて好きだ。
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正直、アマチュア野球には疎い敗戦処理。だが、東アジア競技大会では日本代表チームには頑張って欲しい。他国の地力がどの程度かわからずに言っているが、“日本代表”はWBCのための代表だけではないはずだ。


決勝点はバッテリーエラー、入れた得点はいずれも内野ゴロ…。普段NPBの試合を主に観ている立場としてはちょっと情けない思いをした試合だったが、いい野球観戦ではあったと思う。

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