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2013年8月31日 (土)

あの“オガラミ”が敵味方に別れて二軍戦で共にDHで出場して対戦…。

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2008
年から2011年までの四年間、ジャイアンツで打線の中心、三番、四番は固定されていた。三番、小笠原道大、四番、アレックス・ラミレスのいわゆる“オガラミ”はファンを魅了する豪打で2008年の「メークレジェンド」と呼ばれたリーグ優勝、2009年のリーグ優勝、日本一の牽引車だった。

時は流れ、ともに限界と戦う年齢になり、プライドをかなぐり捨ててファームから再生に向けて戦っているが、今日(31)は奇しくもオガラミがそれぞれのチームの主軸としてDHとしてスタメン出場した。


(写真:十回表の勝ち越しのチャンスに三振に倒れたアレックス・ラミレス。手前は捕手の鬼屋敷正人)



早いものだ。あの三連覇の最後の年からもう四年目なのだから…。リーグ優勝を逃した
2010年も二人は活躍。翌2011年、年齢的な衰えか、この年に導入した統一球への対応に戸惑ったか二人共に成績を落とし、アレックス・ラミレスは自由契約になってベイスターズへ、小笠原道大は二年連続で不振で比類ない高額減俸を受け入れてチームに残っている。

今季も打撃不振の二人。小笠原は65日に古巣ファイターズを相手にサヨナラ本塁打を打つなど一時は復調の兆しを見せたが36打数9安打1本塁打8打点、打率.250で、6月29日に出場選手登録を抹消されて以来、二軍暮らしが続いている。ラミレスは外国人選手としては初めての通算2000本安打を達成したものの、130打数24安打2本塁打13打点、打率.185で、718日に出場選手登録を抹消されて今日に至っている。

試合を追おう。二人がスタメンに名を連ねた両チームのスターティング・メンバーを書いておこう。


ベイスターズ
()松本啓二朗
()内村賢介
()筒香嘉智
()ラミレス
()宮崎敏郎
()内藤雄太
()赤堀大智
()高城俊人
()乙坂智
()
伊藤拓郎


ジャイアンツ
()
大累進
()
隠善智也
()
橋本到
()
大田泰示
()
小笠原道大
()
横川史学
()
坂口真規
()
辻東倫
()
鬼屋敷正人
()小山雄輝



先にベイスターズのスタメンが一番から順にコールされると、ジャイアンツファンで埋まる一塁側スタンドがその都度沸いた。「二軍?」

ジャイアンツの先発、小山雄輝は立ち上がりから不安定だった。
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先頭の松本啓二朗にセンター前に運ばれ、内村賢介の一塁ゴロで二塁に進められ、筒香嘉智を中飛に打ち取ったものの、ラミレスを四球で歩かせると、宮崎敏郎にライトフェンス直撃のタイムリー安打で先制される。
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さらに続く内藤雄太にも一、二塁間を破られ、一回表にして
2点を献上。

幸先の悪いスタートとなった。

ジャイアンツ打線はその裏、大累進の三塁内野安打と橋本到の四球でベイスターズの先発、伊藤拓郎を攻めるが、四番の大田泰示、五番の小笠原が連続三振。

小山は三回表にも二つの四球で一死一、二塁のピンチを招くが何とか凌ぐと、その後は立ち直って凡打の山を築いた。

ジャイアンツ打線も伊藤を攻めあぐむ。

二回裏に一死から坂口真規がレフト前に運び、辻東倫の打席で暴投があって二塁へ。
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辻がセンター前に運び、坂口が三塁を蹴ってホームを狙うが、乙坂智の好返球でホームはアウト。

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四回裏には第一打席では伊藤に全くタイミングが合っていなかった小笠原が何とか伊藤に合わせ、ライト前に運ぶ。
低めの投球を上手く拾った感じだったが、第二打席終了、まだ四回裏なのに代走の丸毛謙一と交代。
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続く横川史学も一、二塁間を破り、無死一、二塁。
ここで七番の坂口はベンチからバントなどのサインが出ていないようで、持ち味の思いっきりの良いスイングで豪快に引っ張ると、三塁真正面のゴロ。
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打球を捕った三塁手の筒香が三塁ベースを踏んで二塁、一塁と転送されると、珍しい
5-5-4-3の三重殺打となった。
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敗戦処理。の後ろの列のジャイアンツファンが「一瞬、一塁もアウトになれと思っちゃったよ。トリプルプレーなんて滅多に観られないからね…」と言うくらいで、チェンジになって大いに盛り上がる三塁ベンチと裏腹に、スタンドからは何とも言えないどよめきが起きていた。


無死一、二塁のチャンスだからと言って得点が入らないことも時にはあるとはいえ、まさか一瞬で攻撃が終わるとは…。


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これで生き返った伊藤は五回裏、六回裏とジャイアンツ打線を三人で片付け、小山と共に点が入りそうな気配が感じられない感じで試合が淡々と進む感じになってきた。

伊藤は七回裏のマウンドにも上がった。丸毛の代打、石井義人を遊ゴロに打ち取ったが、続く横川に死球。これで多少なりとも動揺したのか、坂口に今度は豪快にセンターオーバーの2ラン本塁打が出てジャイアンツはようやく2対2の同点に追いついた。
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ジャイアンツは七回表から土田瑞起、マニー・アコスタ、香月良太と継投でベイスターズ打線を抑える。ベイスターズも八回から加賀繁を投入してジャイアンツ打線を抑える。


九回裏、二死から横川が中前安打を放ち、坂口につなげる。代走に荻野貴幸。坂口は加賀に仕留められ、センター前方の浅いフライに打ち取られるが、深追いしたショートの内村が捕球。ただしこの時乙坂と交錯。内村は打球を離さなかったのは大したものだが、自分では歩けなかった。

普通はこういう場合は担架が運ばれてくるものだが、備え付けがないのか<!?>出てこず、ベイスターズベンチから飛雄馬が出て内村を背負ってベンチに戻った。

延長戦突入。今月15日に一軍で同じカードで5時間に迫るロングゲームでの引き分けを生観戦したばかりだったのでどうなることやら…。

十回表、この回からマウンドに上がった五番手の高木京介が先頭の松本啓の代打、森本稀哲に三遊間を破られる。続く内村の代打、渡辺雄貴が綺麗に三塁前に送りバントを決めて一死二塁。筒香を遊ゴロに打ち取って二死三塁。ここでラミレスを迎えたところでジャイアンツは左投げの高木京から右投げの笠原将生にスイッチ。笠原は渾身のストレートでラミレスから空振り三振を奪ってピンチを切り抜けた。

十回裏、ベイスターズのマウンドは菊地和正。先頭の辻が二ゴロに簡単に打ち取られたが、続く鬼屋敷が豪快に左中間に運ぶ。ジャイアンツはベイスターズにサヨナラ勝ちを果たした!
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31日・ジャイアンツ球場】
B 200 000 000 0  =2
G 000 000 200 1× =3
B)伊藤、加賀、●菊地-高城、靏岡
G)小山、土田、アコスタ、香月、高木京、○笠原-鬼屋敷
本塁打)坂口10号2ラン(伊藤・7回)、鬼屋敷2号ソロ(菊地・十回)=サヨナラ
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駄な四球とかが少ない引き締まったよい試合を観ることが出来たと思う。鬼屋敷は早いものでもう入団四年目。最初に観た頃はとにかくポロポロミスが多い印象だったが、ようやくキャッチングも上達。今季は初めて念願の一軍入りを果たした。

個人的には捕手にはとにかくリード、配球、スローイングなどディフェンス面を優先的に鍛えて欲しいと思っているので、鬼屋敷もさらに腕を磨いて欲しい。


ジャイアンツの一軍は第三の捕手を模索している。打撃面の進境著しい河野元貴が今日登録を抹消されて、代わりに井野卓が一軍に上がった。河野は試合前のシートノックに参加していたくらいだから、今日も試合に出ようと思えば出られたはず。十回裏の場面でもそのままマスクをかぶらせられる河野を鬼屋敷の代打にという発想になっても不思議ではなかったはずだが、岡崎郁監督はそれまで3打数0安打の鬼屋敷をそのまま打席に立たせた。

鬼屋敷のような若手捕手には第三の捕手に潜り込んで阿部慎之助實松一成から吸収するのも勉強になるだろうが、不測の事態に備えて出場機会も制限される一軍にいるよりも、今はファームで一試合でも多くマスクをかぶった方がプラスになると思う。

今年は長い試合を観戦することが多いが、一軍二軍合計でジャイアンツのサヨナラ勝ちを観るのが三回、ファイターズのサヨナラ勝ちが二回。前回の生観戦が藤江れいなの前で谷口雄也が逆転サヨナラ打を打った8月18日だったから二試合連続でサヨナラゲームを観ることが出来た。

冒頭に書いた“オガラミ”は小笠原が二打席立って2打数1安打で、ラミレスはフル出場して5打席4打数0安打。三塁側にファウルのゴロを打たされてカウントを稼がれ、投手のウイニングショットを攻略できずに凡打するの繰り返しだったラミレスには、打席に入る度にジャイアンツファンからも「ラミちゃ~ん」と声がかけられる相変わらずの人気者ぶりだが、正直今日の姿は寂しかった。


優勝めがけて一直線のジャイアンツと、クライマックスシリーズ進出が苦しくなったものの、昨年までとは明らかに違うムードのベイスターズ。どちらも、ベテランの復帰を長々と待つ余裕はないだろう。よほど調子を上げないと一軍からなかなか声をかけられないだろう。むしろファームであっても、来季以降を見据えて若手をもっと使おうという動きになっても不思議でない時期になってきた事を考えると…。


どちらも既に2000本安打を達成、やり遂げた感はある選手だが、まだ復活を目指してもがいている。二人とも次に観るなら一軍の試合で観たいものだが、どうだろうか…。

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