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2013年7月 9日 (火)

幻の渡邉恒雄コミッショナー私案<笑>。

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明日
10日に開かれるプロ野球オーナー会議では、主にコミッショナーの選任方法について議論されるという。持ち回りで担当する議長はバファローズの宮内義彦オーナー。この宮内オーナーとゴールデンイーグルスの三木谷浩史オーナーはコミッショナーの選任方法の透明化を強く希望しているという。明日は三木谷オーナーは復帰後初めてのオーナー会議出席となる。もちろん代理人を立てず自ら出席するという。

コミッショナーの人選というと、ファンの間でよく挙がるのが「いっそのことナベツネをコミッショナーにしろ」という暴論<>。各界で功成り名を遂げた人を野球界のトップに据えても、結局はオーナー会議の、というよりナベツネの傀儡なのだから、それならいっそのことナベツネこと渡邉恒雄読売巨人軍会長をコミッショナーにしてしまえという論だ。

だが敗戦処理。は今から約十年前、まだ球界再編問題が起きる前、当時出没していた掲示板に渡邉恒雄コミッショナー私案をぶつけたことがある。

だが、それはある著名なライターがさらに十年も前に世に問うていたものだった。その人物の名を聞いて、さもありなんと思った。



これから書くことは、あくまで十年以上前、
@niftyのベースボールフォーラムという掲示板での議論というか野球談義の焼き直しである。今はその掲示板も終了しており、バックナンバーに辿ることも出来ないので記憶を頼りに書きながら、現在の球界事情ともミックスさせて書いている。まぁ笑い飛ばしていただければ幸いだ。


当時の敗戦処理。が考えたのは渡邉恒雄コミッショナー案というより、十二球団総読売化案だった。


つまり、十二球団を全部読売新聞社の支配下にすると言うものであった。


各球団は東京読売ジャイアンツ、大阪読売タイガース、福岡読売ホークスなどとなる。一体何のメリットがあるのかと思われる方がほとんどだろう。

この当時のジャイアンツに対するアンチ派の不満というと、各球団の主力選手をFA制などでかき集め、四番一塁手型の選手ばかり偏っているとの批判もあったほど。

しかし、すべてが読売○○(チーム名)となれば、東京読売ジャイアンツばかり強くては他の球団の地域で読売新聞が売れなくなるから、特定の地域(球団)に有力選手が偏るような制度は廃止される。その結果、各球団の戦力がある程度均衡化し、ペナントレースは白熱し、その中で順位の良いチームとその地元が盛り上がるだろう。

また、東京読売ジャイアンツと東京読売ファイターズと東京読売スワローズがあっても意味が無いので一つを除いて移転する。北海道読売ファイターズと四国読売スワローズが誕生するなどフランチャイズの分散が見込める。もっといえば、読売新聞が拡販したい地域が増えれば、エクスパンションで球団数も増えるかもしれない。

まだメジャーリーグへの選手の流出の危惧が今ほど深刻ではなかったあの時期、この十二球団総読売化案で日本プロ野球界の問題点のいくつかが一気に改善される妙案ではないか!いや、戦力が均衡化して各球団の収支が整えば、ポスティングシステムなどという金でメジャーリーグに選手を売るシステムに頼る必要もなくなるから、選手のメジャー流出もFA資格取得まで防げる。そしてもちろんこれを実現するには総指揮官として渡邉恒雄コミッショナーの存在は必要不可欠だ<>

というようなことを当時の@niftyのベースボールフォーラムに投稿したところ、このブラックジョークに付き合ってくれた人が結構いた。当時の同掲示板での議論系の掲示板ではマジメに野球界の問題点などを意見を出し合って論じていた。敗戦処理。の様なジャイアンツファンもいることはいたが劣勢で、主にドラゴンズ好きのアンチ讀賣派が勢力を誇っていたのだが、アンチ讀賣派が結構のってきた。

ところがある投稿者が「それと同じようなことを玉木正之が書いていたよ」と教えてくれた。1991年に講談社から刊行された「夢の畑でポチがなく 白球をめぐるエッセイ」の中の一つのエッセイに書かれているという。敗戦処理。も玉木正之氏の著書を何冊か読んでいたが、同書は読んでいなかった。「盗作かよ!?という声も出たが、その話は徐々にトーンダウンしていった。だがいつもは火花を散らして熱い議論が交わされ、時に気まずさが起きるほどヒートアップすることもあった議論系の掲示板において手前味噌ながら一服の清涼剤になったのではないかと自負している。ただ、その時点で十年前の書物ゆえ、当時は同書を手に入れることは出来なかった。

余談だがこの掲示板は2006年のシーズン終了まで続いた。2004年の球界再編騒動においてもいろいろな議論が交わされたが、実はその数年前にあるジャイアンツファンの論客が「パ・リーグの危機」として当時天文学的な有利子負債を抱えていたホークスの親会社のダイエーに続き、どこかもう一球団で経営が危ないなんて事になったら球界に一大危機が訪れるという、後から観れば預言めいた問題提議をしたのだが、パ・リーグファンの論客から総スカンを食い、議論が噛み合わなかったことがあって、実際に2004年に球界再編騒動が起きた時には「何を今さら」という空気が漂った。

「親会社の資本金はセの球団よりパの球団の方が高額」

「確かにダイエーは危ないが、他にパ・リーグに危ない球団はない」

「まさか近鉄なんて言いませんよね<>。近鉄に何かあったら野球界どころか西日本の大問題です」

まぁ「パ・リーグの危機」云々を立ち上げた論客もいつも禍根を残すような書き込みをする、いわば札付きの人物であったのだが、早過ぎる預言だった。


話がだいぶずれた。渡邉恒雄コミッショナーも十二球団総読売化ももちろん悪い冗談で、むしろ逆に脱ナベツネ、脱読売依存が日本プロ野球界の課題であることは明白だ。いずれにせよ、宮内、三木谷両コミッショナーが言うまでもなく、コミッショナーの人選はもっと透明化されて然るべきであろう。統一球問題は第三者委員会を設立して調査をお願いしている段階であるから明日のオーナー会議で大きな山が動くことはないと思うが…。

しかしファンの中にはコミッショナーが統一球の反発度合いを変えていたことを知らなかったと言うことを疑っているばかりか、特定球団の意向でコミッショナーを通じてボールを変えさせたのだろうと勘ぐっている向きも少なくない。だから今コミッショナーを辞めさせるわけに行かないし、辞めさせられる心配が無いからコミッショナーも「私の評価は歴史が…」などと開き直っていられるのだろうと。

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東京ドームに併設されている野球殿堂博物館には加藤良三コミッショナーのサイン入りの統一球が販売されている。
21番ゲート横の入口を入ってすぐの階段の手前に、そのサンプルが飾られているが、いつの間にかこんな断り書きがされていた。

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「2011~2012年使用球」…。

野球体育博物館から野球殿堂博物館に改称された。“体育”から“殿堂”に変わり、より野球界に貢献した功労者を讃える“殿堂”であることが強調されている。その厳粛な日本野球界の聖地にこんな断り書きを入れさせるだけでも、間違いなくこれは“不祥事”である。

相当に、飛ばなさすぎる統一球の余りが多いと言うことか…。

敗戦処理。よりも約十年前に十二球団総読売化案を考えていた玉木正之氏の「夢の畑でポチがなく 白球をめぐるエッセイ」にめぐり逢えたのは昨年の東京野球ブックフェアだった。なるほど、玉木氏らしい皮肉とユーモアを交えた持論の展開だ…。
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今年も1013日に昨年と同じ東京月島・相生の里で行われるのでまたこういう出会いがあるかもしれない。

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