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2013年7月14日 (日)

桐光学園・松井裕樹を観てきた!

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どうしても近くで観たかった。稀に見る逸材、桐光学園のサウスポー、松井裕樹を生で観たくて平日の出勤よりも一時間早く家を出た
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相洋相手に9奪三振ながら被安打も7、自らの暴投絡みで2失点。最終回も一打同点、長打が出れば逆転されかねないピンチを招いた。

松井はこんなものではない。これから先、神奈川県の大会を観に行く予定はないが、甲子園のマウンドで躍動する姿をテレビで観たい!


(写真:相洋打線を相手に苦しみながらも力投する桐光学園の松井裕樹)



敗戦処理。の年代にとって保土ヶ谷球場といえば、漫画「ドカベン」
(水島新司作・秋田書店)山田太郎、岩鬼正美らが明訓高校時代にプレーした球場。実際、横浜スタジアムが出来る前には高校野球の神奈川県大会のメイン会場だったそうだ。今では神奈川新聞社がネーミング・ライツを得て保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアムとなっている。
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個人的には保土ヶ谷ドカベンスタジアムでいい様な気もするが
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その保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアムには開門前から長蛇の列。500人以上いたそうで、現地に着いてからチケットを購入して入場するまでに30分以上を要した。試合開始は午前9:00だが最低でも一時間前に着くようにと思ったら、冒頭に書いたように平日の出勤より一時間も早く家を出る羽目になった。もちろん他県の試合を観に行こうとするからそうなる<苦笑>

松井裕樹のいる桐光学園にとっての初戦。相洋は11日に中央農業を6対3で破ってこの対戦に駒を進めた。

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この球場はスピードガン表示がないので具体的な球速はわからないが、松井はストレートと大きなカーブ、低めに決まるスライダーとの緩急を巧みに使って相手打者にバットを振らせない。相洋の打者はストレートをファウルにするのが精一杯のところにスピード差のある変化球を投げられてきりきりまいといった感じ…と思ったのは初回くらいで、二回表には三者凡退に仕留めたもののボールが先行。しかもネット裏のスタンドから観ても割とわかりやすいボールが目立った。


桐光の打線はすぐに松井を援護。
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前述の中央農戦に先発を回避し、3イニングのリリーフのみにとどめてこの試合に臨んだ平野暖周から一回裏先頭の大嶋悠太が三遊間を破って出るとすかさずバントで送り、四番の山田将士がレフト線に先制二塁打。
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三回裏にも先頭の武拓人が四球で出ると、続く三番の水海翔太がフルカウントからの自動エンドランで左中間を破るタイムリー二塁打で2点目。主導権を握った。



最初に松井がピンチを迎えたのは三回表。先頭の八番倉本鉄平にレフトの頭上を超える二塁打を打たれた。下位打者にもろにジャストミートされ、それが外野手の頭上を超えたので既に内野の九割以上埋まっているスタンドがどよめいた。

続く九番栗田亨祐にはバントをさせて同点の走者を三塁に進めて上位打線で…と想像していたらこの栗田がバントの構えすらしない。
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初球はフルスイングでファウルになったが、三球目を思いっきり引っ張ると、これまたレフトへのライナーの痛打。幸いにも左翼手の正面に飛んで捕球されたが、八番、九番に捉えられて不安視させた。

球場で売っていた大会誌「高校野球 神奈川大会2013の出場校紹介によると、相洋は“セオリー通りの攻めもあれば、セオリーを無視して相手の意表をつく攻めもあります。相手にこちらがどう攻めるのか悟られない、多彩な攻撃が身上”とある。攻撃どころか打順の組み方も相手に悟られない組み方なのか、この後も下位打線が鍵を握る。

五回表、相洋は先頭の六番高部義啓がセンター前に運んで出塁。七番上田有純がバントで送って一死二塁。第一打席でレフとオーバーの二塁打を放っている倉本は初球に死球。一死一、二塁となって九番栗田の初球にワンバウンドの暴投で二、三塁。
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ここで栗田がレフトの前に落ちるポテンヒット。
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二塁走者の倉本も判断よくホームイン。
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相洋は2対
2の同点に追いついた。

これ以降、スタンドの空気が若干変わったように感じられた。両校のどちらか一方を応援に来ている人を別にすると、敗戦処理。のように松井目当ての人ばかり。その中の一部が判官びいきというか、相洋の味方になった感じだった。


松井は五回までで敗戦処理。のカウントでは56球と少なかったが、奪三振が2個と少ないだけでなく、空振りが3球しかなかった。おそらく本調子ではないのだろう。

それでも六回表には二番からの好打順で三者連続奪三振とようやくスイッチが入った感じだ。空振りもこの回だけで4球。

しかし七回表、二死から四球を出した時にちょっとバランスを崩した感じだった。Dsc_0171
一塁側ベンチから正捕手の鈴木航介が伝令に。おそらくは「力を抜け」という感じだったようだが、それでも次の倉本に二球続けてボール。三球目にようやくストライクを奪ったが、ランナーを気にする余裕がなく楽々二盗を決められる。一転して勝ち越しのピンチとなったが、ここはスライダーの連投で倉本を三振に仕留めてピンチを切り抜ける。

今日松井とバッテリーを組んでいた捕手の田中幸城は一年生捕手。ピンチには主将の鈴木がマウンドに出てきた。


苦しいのは相洋の平野も同様。その裏、九番打者の竹中俊貴に四球を与えると、続く一番の大嶋に死球。二番の武は送りバントを投飛にしてしまうが、三番の水海にも死球。プロ野球ならそろそろ乱闘になりかねないところだが、これで一死満塁。

そしてあろうことか、一死満塁から四番の山田にも押し出し死球。
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再び桐光学園が3対2と勝ち越し。桐光学園の各打者があまり逃げないというのもあるが、修正が利かない制球難で続く打者は松井。さすがに松井迄ぶつけられたらシャレにならないと思ったらようやく投手交代。投手の平野とライトの関田風太が入れ替わった。


だがその関田が松井の右腕に死球。一瞬松井が打席にしゃがみ込んだので場内が騒然としたが、すぐに立ち上がって一塁へ。
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松井はプレーを続行した。

松井は九回表に先頭の四番平野に遊撃内野安打を打たれたのを皮切りに五番奥津良太に四球。バントで進められて一死二、三塁。七番の上田にも粘られて一死満塁のピンチを招き、いい当たりをされている倉本、栗田に回ったが倉本をスライダーで三振、栗田には力で一塁ファウルフライに打ち取り、何とかピンチを切り抜けて勝利をもぎ取った。
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14日・保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアム】
相 000 020 000 =2
桐 101 000 20× =4
相)●平野、関田、平野-倉本
桐)○松井-田中
本塁打)両軍ともなし


松井裕樹、9回完投推定134(敗戦処理。の手集計)9奪三振、与四球3、与死球1、暴投1で2失点(自責点2)。素人目には期待が大きい分、今一に映ったが専門家にはどう評価されたのだろうか…。

松井は七回のピンチがいっぱいいっぱいに映った。同点の二死一塁で左投手なのに一塁走者に易々と二塁盗塁を決められるのは相当なことだ。だが、相洋の平野もそれ以上だった。相洋としては七回裏が悔やまれよう…。



敗戦処理。は地元の多摩一本杉球場や府中市民球場で東京都の予選試合を観たことは過去にはあるが、他県の試合を観に行ったのは初めてだ。子供の頃に原辰徳がいる東海大相模の試合を観に行こうという話が近所の人達と盛り上がったが、体調を崩していけなかった。

桐光学園は甲子園に出場するにはあと六試合勝ち上がらなければならない。次戦は中二日で17日の予定。そこで勝つとその次は20日の横浜スタジアム。土曜日ということでまた大盛況になるだろう。甲子園まで気の遠くなるような日程だ。選挙の度に“一票の格差”が問題になるが、高校野球の甲子園までの“一校の格差”も問題だろう<苦笑>

と六試合の間で、松井が徐々にスイッチを入れてきて再び甲子園の大舞台で本領を発揮してほしい。今日はちょっと物足りない点もあったが、早起きした甲斐はあった。試合としても最後までわからない、好ゲームを見せてもらった。桐光学園ナイン、相洋ナイン、本当にありがとう!


しかし熱かった…。

 

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