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2013年6月26日 (水)

野球の凄さ、野球の怖さ…

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今日
(26)も東京ドームに行ってきた。東京ドームらしい本塁打の打ち合いをファイターズが制するかと思ったが試合終盤にもつれにもつれた。

最後は十回裏、小谷野栄一の二塁打で得た無死二塁から鶴岡慎也の送りバントを一塁手の中村晃が一塁に悪送球してその間に鶴岡が生還してファイターズのサヨナラ勝ちとなった。記録上は中村のエラーだが、一塁ベースカバーの本多雄一が最悪でも前に止めなければならない状況。ファイターズナインが歓喜に沸く一方で対照的に肩を落としていた。

遡れば九回表、1点リードで二死三塁から中村晃の遊ゴロで中島卓也のワンバウンドの送球を一塁手の稲葉篤紀が捕り損ねて勝利がするっと逃げた。


ファイターズが勝ったから良かったものの、野球の凄さ、怖さを痛感させる試合、そしてそのシーンがまさに眼前で起きた。野球って怖い…。


因みに、この試合のファイターズの先発投手は大谷翔平だった。


(写真上:十回裏無死二塁からの鶴岡慎也の送りバントの送球を逸らし、サヨナラ負けの責任を感じて肩を落とすホークスの本多雄一。写真下:九回表二死三塁からの中村晃の遊ゴロで中島卓也の一塁送球を取り損なって同点になった直後の一塁手の稲葉篤紀。)


今日は昨日に続いて“ファイターズ休暇”を取るわけに行かず、仕事を終えて東京ドームに直行。五回表に到着すると22番ゲート前の当日券売り場に長蛇の列。
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さすが大谷効果
といったところ。


当日券売り場の列を横目に入場すると、ファイターズ戦では滅多にない二階席を開放。皮肉にも三塁側の内野指定席(自由席より)よりも二階の自由席の方が埋まっている。
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最近のファイターズ戦で二階席を開放した例というと2011720日のダルビッシュ有と田中将大の投げ合い以来ではないか!? あの時はスポンサーのリソー教育グループ(TOMAS)による二階席貸し切りだった。偶然なのか、今日も同社がスポンサーの“トーマスデー”。今日も貸し切りだったかもしれない。一度ならず二度までも注目度の高い試合とタイアップ出来て担当者も鼻が高いのではないか…。いずれにせよ今日の入場者数は球団発表で40,210人。ファイターズの首都圏事業部としてもウハウハだったろう。

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大谷翔平
は投手専任で、
6イニングを投げて3失点。内川聖一長谷川勇也にソロ本塁打を浴び、味方が逆転した直後の六回表には松田宣浩に同点タイムリーを浴びた。

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六回裏の攻撃中にベンチ前でキャッチボールをする大谷の姿を見たので“大谷、七回表も続投へ”とのツイートを発してしまった
<苦笑>

それでも98球、自己初の6イニング突入は今後に向けて好材料になると思う。なって欲しい。

しかし、大谷の先発が別の試合だったのではと思うくらい、終盤にもつれた。

3対3で迎えた八回裏、ホークスのマウンドは岩嵜翔。ファイターズは二死から陽岱鋼が四球で出ると、続く大引啓次の二球目に二盗成功で二死二塁。
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ここでカウント1-1から栗山英樹監督は大引に代えてマイカ・ホフパワーを代打に送った。

三つ振れば一つくらい当たるかもしれないのに、ワンストライクからの代打じゃ二球しかない<>

などと隣の人と冗談を言っていたら、ファウル一つを含め三つ目のスイングで左中間中段に放り込んだ。
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ホフパワー自身がカウントの途中で代打で起用されたのは初めてと語っていたが、先にホフパワーを出して陽が盗塁失敗したらホフパワーが打つ前にチェンジになってしまうから、盗塁成功してから代打というのはボールカウント次第で羽理に適っていると思う。ただ、この作戦は5月17日のベイスターズ戦では好結果を導けなかった。


両軍合わせてこの試合6本目の本塁打。いくら東京ドーム、いくら飛ぶ統一球といっても出過ぎな本塁打。しかしこれでは終わらない。2点リードの九回表、武田久投入。しかし三日連続登板でちょっぴり不安。いきなり先頭の江川智晃がバックスクリーンに反撃のソロ本塁打。1点差としてブライアン・ラヘアも安打で続く。武田久も何とか二死まで漕ぎつけるが走者は三塁。ここで目下売り出し中の中村晃を遊ゴロに打ち取ったが中島卓也(見た目では難しそうには見えなかった)ワンバウンドを一塁手の稲葉篤紀が捕り損ねてセーフになって同点となった(冒頭の写真二枚目)。この後さらに本多雄一にも安打を打たれ、逆転のピンチまで迎えるが、武田久は辛うじて逆転を免れた。

ホークスは九回裏から千賀滉大を投入。
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25日の五十嵐亮太、岩嵜、ブライアン・ファルケンボーグとの順番の継投からファルケンボーグに代わって千賀が新しいクローザーになったのだなと判断したが、同点の九回裏に登板。勝つためには最低でも2イニング投げなければならないがここでファルケンボーグは使いづらかったのだろうか…。

ホークスは十回表に勝ち越すことが出来ず、同点のまま千賀に2イニング行かせなければならなくなった。

ファイターズは先頭の小谷野栄一がライトのフェンスを直撃する二塁打で無死二塁。
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途中出場の鶴岡慎也、九番の村田和哉、一番に帰って陽、中島卓也、ミチェル・アブレイユと続く打順。野手でベンチに残っているのは飯山裕志鵜久森淳志だけ。無死満塁にでもならない限り陽との勝負は避けられそうだったから、鶴岡にバントさせるのもどうなのかなという気もしたが、とにかくサヨナラの走者を本塁に近づけることが優先という考えなのだろう。そして鶴岡のバントは一塁前に丁寧に転がされた…。


野球の記録ではワンバウンド以上の送球を捕球する側が捕球し損なっても、投げた方に失策が記録されるのが原則。九回表のは取り損なった稲葉でなく投げた中島にエラーが記録され、最後の打球も取り損なって後ろに逸らした本多でなく送球した中村のエラーだ。だが、特に最後のシーンは取り損なっても後ろに逸らしては絶対にいけないケース。本多は最悪でも前に止めないとならない。ファイターズナインが歓喜に沸く一方、本多は一塁ベース付近で肩を落としたまま動かなかった(冒頭の写真一枚目)。

少し経って、バックアップしていたライトの江川が本多に声をかけ、ようやく本多は我に返ったようだった。
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しかしライトの江川はこの本多が逸らしたボールをちゃんとバックアップしていたようだ。普通はサヨナラ負けと諦めた時点でボールを追わない。でも江川は諦めなかったのか、ボールを持っていて本多を慰めた後、そのボールをファイターズベンチに投げていた。このウイニングボールは誰の手に渡ったのだろうか…?



しかし、江川智晃、侮れない…。


こんなプレーが敗戦処理。の眼前で繰り広げられた。ファイターズの劇的な勝利に浮かれていたところに何かが突き刺さったようだった…。


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最後
に、こんな展開だったのでお立ち台に上がる選手がなかなか決まらなかったようでB☆Bポリーも待ちぼうけ。


結局、一時は決勝弾になりかけたホフパワーとサヨナラ勝ちのきっかけを作った小谷野がお立ち台に上がった。
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野球って本当に凄い、本当に怖い…。



P.S.

【6月27日追記】八回裏の陽の二盗の写真とそれに関する文章を追加しました。

 

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