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2013年6月 9日 (日)

ファイターズのファーム、今季初の三連勝を逃す。

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ファイターズのファームは
7日、8日とライオンズに西武第二球場で連勝し、今日は飯能市民球場に場所を移し、今季初めての三連勝をかけてライオンズに挑んだ。序盤の2失点を七回、八回で返して同点に追いついたが、九回裏に力尽きてサヨナラ負けし、三連勝とはならなかった。

埼玉県の端の方とも言える飯能市民球場での試合に前泊して臨んだ熱心なファンを含むファイターズファンの期待に応える事は出来なかった。

だが、贔屓目かもしれないが少しずつではあるがファイターズのファームの野球が真っ当な方向に向かいつつあるような気がする。


(写真:1点を追う八回表に無死一塁からの送りバントでがら空きとなった三塁に達した加藤政義。こういうファイターズらしいプレイが増えてくれば…)


ファイターズのファームは4月に48年ぶりのイースタン・リーグタイ記録となった14連敗を喫した後も、相変わらず負け続ける。さすがに二桁の連敗はないが、何連敗かしては、たまに勝つという繰り返し。しかしこのライオンズ戦は7日に6対4、8日に2対1と連勝した。これまで先発してもなかなか期待に応えられなかった大塚豊が7日に初勝利を挙げた。今節は4日に榎下陽大も初勝利を挙げ、ようやくチームとしての形が出来つつある。今月の勝敗はここまで4勝2敗1引き分けと好スタート。西武第二球場から飯能市民球場に場所を移した今日、今季初の三タテ(同一カード三連戦三連勝)、それ以前に今季初の三連勝がかかった。

ファイターズスタジアムの常連さんの中には合宿を組んで前泊した人達も多数いて、それだけ注目度の高い試合だった。


ファイターズの先発は中村勝。交流戦が終わって六連戦主体の日程に戻れば一軍に戻ってほしい選手。

4月29日のバファローズ戦で初回に危険球退場になって以来、リリーフに周り、交流戦に入ってからは野手を補充するために登録抹消となっていた。札幌ドーム開幕試合に先発した右腕に調子を上げて欲しいところだ。
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だが、課題と言われる立ち上がりに中村はまたもやられた。

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一死から二番の金子侑司に一、二塁間を破られると、すぐに二盗を決められ、アブナー・アブレイユの深めのレフトフライで三塁に進まれた上、四番のホセ・オーティズにセンター前に運ばれて先制点を献上。
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中村は三回にも一死から斉藤彰吾に三遊間を破られると二盗を決められ、金子の二塁ゴロで二死三塁となってからアブレイユのセンター前のハーフライナーを前進して捕球しようとしたセンターの谷口雄也がワンバウンドで後逸。
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タイムリー三塁打となって0対
2となった。ライオンズのアブレイユは育成選手。同じアブレイユでもファイターズのアブレイユとは体型が好対照。しかしスイングが鋭く、速い打球が飛んでいく。

中村は中軸以降の打者はきちんと抑えるのだが、上位打線には打ち返され、出塁したら走られる。結局
6イニングを投げて自責点はこの2点だったが、偶数回は三者凡退に抑え、奇数回には失点した一回と三回以外にも五回にも二死から安打を打たれた斉藤に二盗を決められ、暴投もあって二死三塁のピンチを招いた。

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中村と尾崎匡哉のバッテリーはこの試合でライオンズから三度二盗を企図され、三度とも成功された。


ライオンズの先発はサウスポーの武隈祥太
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折ファイターズ打線に安打を許すが文字通り“散発”。四死球がなかったこともあり、1イニングに複数の走者を背負う場面がなく、六回まで三塁を踏ませなかった。

七回表のファイターズは、ややスタミナ切れなのか武隈に先頭の鵜久森淳志が低い弾道のライナーでレフトのフェンスを越えるソロ本塁打で1点を返す。
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しかしこの回は後が続かない。

八回表、先頭の加藤政義が前の打席に続いて左方向に流し打って無死一塁。加藤は左対左の不利も何のその、武隈からレフト線の二塁打とレフト前安打と奮闘。

ここでファイターズはまずは同点とばかりに続く宇佐美塁大が送りバント。
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これがプッシュバントのようになって、ダッシュした三塁手の梅田尚通と投手の武隈の間を抜ける。梅田が素早く反応して一塁に送球して辛うじて打者走者の宇佐美を刺したが、マウンド付近に投手と三塁手と捕手の藤澤亨明が固まり、三塁ベースががら空きになってしまい、加藤が三塁に進んだ(冒頭の写真)

久々にファイターズらしい相手の一瞬の隙を突く走塁を見ることが出来、一気呵成に行きたいところでライオンズは好投の武隈から二番手に同じサウスポーの中﨑雄太を投入。
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前日8日、弟のカープの中﨑翔太が一軍で先発投手としての初勝利を挙げたこともあり、一塁側のライオンズファンからは「弟に負けるなよ」との声援も飛んだ。中﨑兄としては「余計なことを…」と思ったかもしれない。弟翔太が勝利投手になった相手はライオンズの一軍。7回無失点の好投だった。

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中﨑はこのピンチに谷口に左中間に大飛球を放たれるが、センターの石川貢が追いついて犠飛止まり。2対2の同点になったが逆転を阻んだ。

続く九回表には一死から前の打席で本塁打を放った鵜久森の痛烈なショートゴロを金子が弾き、その打球が左中間前方に跳ねてレフト、センター共に追いつくのに時間がかかる間に鵜久森は二塁まで進んだ。相手のミスとはいえ、八回の加藤に続くファイターズらしい積極果敢な走塁。勝ち越すチャンスとなったが続く尾崎が歩かされると後が続かず、途中出場の大嶋匠も左投手にはからっきし苦手なのか二打席連続三振。
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勝ち越しのチャンスを逃した。

今年は同じ様なケースを他の試合でも何度か生観戦しているが、ビジターのチームは同点止まりではダメだ。中村以降、七回に榊原諒、八回には森内壽春と今季何度もリリーフで試合を壊してきた二人が何とかライオンズ打線を凌いで2対2ともってきたが、九回裏にマウンドに上げた齊藤勝が誤算だった。
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先頭の左対左の石川にセンター前に運ばれると、バントのための代打が見え見えの代打、美沢将に送りバントを決められて一死二塁。続く代打の米野智人は一塁が空いたので敬遠。藤澤の代打、岳野竜也との勝負となったがボール先行の上、四球。

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一死満塁となって林﨑遼の初球、いかにもストライクを取りにいったボールを左中間に運ばれて、ファイターズは敗れた。


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ライオンズナインは林﨑を手荒く祝福した。


【9日・飯能市民球場】
F 000 000 110  =2
L 101 000 001× =3
F)中村、榊原、森内、●齊藤-尾崎、大嶋
L)武隈、○中﨑-藤澤
本塁打)鵜久森3号ソロ(武隈・7回)

ライオンズは追いつかれても追い越されない。守備のミスはあったが、逆にファイターズバッテリーの隙を突いて三度企図した二盗を全て成功に。

西武第二球場には収容できないほどのファンを飯能市民球場に集め、そのファンの期待に応えるサヨナラ勝ち。ライオンズファンはライオンズ出身の赤田将吾に大きな拍手を贈っていた。また、ライオンズの応援団は鎌ヶ谷から訪れたファイターズファンと試合後にはエールの交換を行っていた。ライオンズは強い!



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球場の近くに駿河台大学があるからか、この試合のポスターには駿河台大学の名前が印刷されていた。タイアップしているのか
<!?>始球式は大学の理事のお偉いさんが務めていた。
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地方開催だからといって市長さんとは限らない様だ<>

もちろん地元もバックアップ。飯能市のお米や農産品が試合前に両球団にプレゼントされた。
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この記念写真を見てもわかる通り、今日はライオンズのマスコットのうち、ライナが来場した。一軍がビジターでマスコット交流もなかったのだろう。ライナはスタンドにプレゼントを投げ入れたり、五回終了時のグラウンド整備のハーフタイムにはグラウンド整備を手伝う少年を誘惑していた。
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レフト後方には緑。ネット裏スタンドの後方には崖というロケーションのスタジアム。天候にも恵まれすぎ、水を何重にも巻いてもすぐに砂埃が舞い、杉谷拳士の声が響き渡る。今季初めて敗戦処理。のスマートフォンが熱中症にかかった(ツイートなどは出来るがカメラが起動しなくなる…)。梅雨とは名ばかりな気候の賜だが、今年もこういう時期になったのかなと…。ファイターズも負けはしたもののだいぶ試合らしい形が作れてきた。そう思えるのは贔屓目か。


ミスに乗じる走塁。自分の役割を果たす投手達。あとは打線が、調子の良い相手投手をどう攻略できるかだ。実はこれが一軍同様に一番難しいのかもしれないが…。


中村勝も一軍先発ローテーションに復帰できるかはまだまだ難しい結果となったが、次週もう一回チャンスが来るだろう。昨年のシーズン終盤、優勝争いの佳境に先発ローテーションを守り、日本シリーズでも堂々の投球をした右腕を一軍は待っている。


「埼玉のダル」と呼ばれた実力とルックスでファンの多い中村勝だが、敗戦処理。の周囲にも熱烈なファンが多い。もちろん敗戦処理。も2010年の一軍初登板初勝利を生で視た縁もあって推している。次週の先発で首脳陣を納得させ、その次は一軍のマウンドで踊る姿を見たい。

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