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2013年4月13日 (土)

最も世代交代の進まないチームの明日を担う候補者達…

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今日(13日)はバファローズのファームの本拠地、神戸総合運動公園サブ球場にてウエスタン・リーグのバファローズ対ドラゴンズ戦を見てきた。
本命は明日のパ・リーグ公式戦、バファローズ対ファイターズ戦なのだが、せっかくの機会なので神戸市営地下鉄の線路を挟んですぐの場所にある神戸サブでのウエスタン公式戦も見てきた。試合はドラゴンズが9対0で大勝。十二球団で最も世代交代の進まない球団と呼ばれるドラゴンズの若手に注目した。


(写真:左右両打席でそれぞれタイムリー安打を放ったドラゴンズの三年目、吉川大幾)



まずは今日の早朝の地震におそわれた淡路島や近隣の皆様、また被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

東京からの移動は当日だったので早起きして出発準備をしていた時に地震のニュースが飛び込んで来た時には本当に驚いた。遠征を見送ろうかなとも考えたが、テレビから流れてくるニュースを見て、取りあえず行こうと判断した。


ウエスタン・リーグをほとんど見ない敗戦処理。にとってバファローズで気になるのは一軍入りを果たせなかった高橋信二八木智哉。ドラゴンズでは大御所山崎武司も気になるが、十二球団で最も世代交代が進まないと言われているポジションの選手達だ。誰が本命なのかわからない谷繁元信捕手の後釜に、“アライバ”コンビの後継者などだ。

ドラゴンズも近年のドラフトでは将来的に内野のキーマンになりそうな素材を上位で指名している。今日は一昨年のドラフト1位・高橋周平と、その前年のドラフト2位で入団三年目の吉川大幾の三遊間コンビ。

現在発売中の2013年版 プロ野球問題だらけの12球団」(小関順二著・草思社刊)に十二球団の主力選手の変遷ということで、2004年、2008年、2012年のレギュラー選手の顔ぶれが掲載されている。四年単位の抽出で、2004年、2008年、2012年の三年ともに同じ選手がレギュラーを務めているのが三人もいるのはドラゴンズだけ。谷繁元信、荒木雅博、井端弘和は2004年からずっとレギュラーの座を譲っていないことになる。八年間不動のレギュラーを張る選手が三人もいるのはドラゴンズくらいで、それは即ち世代交代が進んでいない事を意味するといって過言では無いと思われる。

二年目の高橋周は今季、開幕一軍入りを果たしたものの拙blog4月8日付エントリー開幕一軍登録されたのに… でも触れたように、開幕カードのベイスターズ三連戦を終えると登録抹消された。同エントリーで触れたように優先順位の低い一軍登録だったのだろう。この試合では「三番・三塁」でスタメン。

「ミスタードラゴンズ」立浪和義の“背番号3”を受け継いだ吉川は昨年からスイッチヒッターになるべく左打席に挑戦している。因みに昨年の公式戦初安打は右打席。今日は「一番・遊撃」でスタメン。

なおバファローズの高橋信二は昨日は「四番・DH」でスタメン出場していたが今日は欠場。
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試合終盤にはイニング間のキャッチボールの相手役を務めていた。


先発はドラゴンズが山井大介で、バファローズが古川秀一。どちらも役割こそ異なるものの開幕一軍入りを果たした投手で、結果が伴わずに二軍落ちした。

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山井は再び先発投手に戻すための先発テストなのか、二軍戦ではありがちの、リリーバーであろうと優先的に投げさせたいがための先発なのか不明だが、2イニング、打者6人をパーフェクトに抑え、三回から岩田慎司にスイッチ。


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一軍ではショートリリーフの印象が強い古川だが、先発で長いイニングを投げようとすると苦しいのか、三回に前田章宏に先制のソロ本塁打を浴びると、その後はドラゴンズ打線の餌食となった。


四回には二死一塁から第一打席で本塁打の前田と、右打席での吉川に連続タイムリー二塁打。
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前田の打球はバファローズの左翼手、野中信吾の追い方が悪く、上手い外野手なら左中間の真ん中で捕球できたかもしれないが落下点に届かなかった。

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吉川の打球は文句なしでレフトの頭上を超えた。これでドラゴンズが3対0とリードを拡げた。


これだけで済めばまだしも、続く五回表は完全につかまった。いわゆる“炎上”だった。

先頭の高橋周が平凡な二塁ゴロに倒れた後、四番の柳田殖生、五番の福田永将の連打で一、二塁とすると山崎武司がレフト前に運ぶタイムリーで1点を追加。
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「六番・DH」でスタメンの山崎は五回表にしてお役ご免とばかりに代走と交代したが、代走が「ブーちゃん」こと中田亮二だったのでスタンドからちょっと笑いが起きた。



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実は山崎は前の打席で古川の落ちる球に空振り三振を喫したが、本人はバットにかすって捕手がワンバウンドして捕球したからファウルだと良川昌美球審に抗議。かなり自信があったようで、執拗に「当たってるって!」と主張している声がスタンドまで聞こえて来た。
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だがもちろん判定は代わらなかった。そしてこの打席に入るときにもまだ良川球審に文句を言っていた。退場処分になるのではと心配したほどだった。


ドラゴンズはさらに赤坂和幸、堂上剛裕の連続タイムリーで6対0とし、古川をKO。バファローズはミンチェを投入。
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しかしミンチェは火に油を注いだだけ。ドラゴンズは攻撃の手を緩めない。前田がレフトの頭上を超えるタイムリー二塁打を放ち、さらに1点。トップに帰って吉川がこの試合初めての左打席となる吉川が一、二塁間を破るタイムリーでさらに1点。
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この後、続く野本圭にもレフト前のタイムリーが出てドラゴンズは8人連続安打!


ただこの回二打席目になる高橋周が三振に倒れると、続く柳田も遊飛に倒れて長い攻撃が終わった。
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高橋周の次から安打が続き、高橋周で連続安打が止まった。高橋周は次の打席でも一死満塁から遊ゴロ併殺打に倒れた。ドラゴンズ打線が16安打と爆発する中でひとり蚊帳の外だった。8人連続安打が出るくらいだから、高橋周以外は先発野手全員安打<>

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吉川はドラゴンズ期待の若手ということで、また「背番号
3」の後継者ということも重なって「立浪Ⅱ世」と期待されているそうだが、今日の左右の打席を見た感じではフォーム的には西岡剛のデビュー当時に似ていると思った。もちろん両先輩ともプロ野球選手としては目標にして欲しい選手だ。

先制本塁打の後にも二打席連続タイムリー二塁打と大暴れの「九番・捕手」前田は第四打席にレフトにシングルヒットを放ち、三塁打が出ればサイクルヒットになるところだったが九回表の第五打席には遊ゴロに倒れた。


捕手はあくまでリードなどの守備が「主」で、打撃などは「副」というのが敗戦処理。の個人的な考えなのだが、リード、配球などの巧拙はなかなか目に見えないので敗戦処理。のような素人ファンには厄介だ。山井、岩田といった一軍で実績のある投手が大量点に守られてスイスイとバファローズ打線を打ち取っていくというこの日の展開に捕手としての前田の能力がどれだけ反映していたかはわからない。


ドラゴンズは先発山井が2イニング、二番手の岩田が6イニング投げ、最終回はドラフト1位ルーキー、福谷浩司が投げた。
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先頭の原拓也に安打を打たれたもののすぐに併殺に仕留めると三人で片付けた。ストレートは
140km台中頃に安定していた。


13日・神戸サブ】
D  001 260 000 =9
Bs 000 000 000 =0
D)山井、○岩田、福谷-前田、赤田
Bs)●古川、ミンチェ、伊原、シュルツ、比嘉-伏見、横山
本塁打)前田1号ソロ(古川・3回)

バファローズは9失点の時点で戦意喪失気味だったのか、打線も七回までは伏見寅威の一安打のみだった。
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また、八回には二重契約騒動のアルフレッド・フィガロ退団で慌てて獲得した感じのマイク・シュルツが二試合連続の登板。見た感じはストライクとボールがはっきりした感じだったがこれで四試合の登板でいずれも無失点。
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現在のバファローズは一軍の外国人枠が四人フルに満ちているのでいつチャンスが来るかわからないが…。


ちょくちょく見ているイースタン・リーグと違って、たまたま一試合見ただけでバファローズやドラゴンズの選手をどうこう言うのは軽率かもしれないが、楽しみな若手が多く、こういう試合を見るのは(贔屓球団の試合でないので肩肘張らずに見られるし)たまにはいいものだ。吉川に高橋周、「四番・二塁」で三安打と活躍した柳田に一軍の堂上直倫井端弘和がWBC出場中にオープン戦でショートを守っていた谷哲也も故障が治ればまたPRするだろう。まだこの後、一軍に上がってはすぐに下がるの繰り返しもあって、まだまだベテラン勢に頑張ってもらわなければならない実態もあろうが、何かをきっかけに若手が一気にブレークすることが稀にある。だからイースタンだろうとウエスタンだろうとまったりと生観戦するのは楽しいのだ。

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