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2013年3月 3日 (日)

大谷翔平、初のイースタン教育リーグで逆転V打

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ファイターズの「二刀流」ルーキー大谷翔平が3日、イースタン教育リーグに「3番・DH」でスタメン出場。第二打席で逆転のタイムリーをセンター前に運び、バッティングセンスの高さを感じさせた。


大谷は第四打席でも一、二塁間のゴロを全力疾走で内野安打にして4打数2安打2打点。二年前の斎藤佑樹のような動員力こそ無かったものの、寒い中かけつけたファンの期待に応えた。


(写真:三回表一死満塁からセンター前に逆転のタイムリーを放つ大谷翔平。決勝打となった。)



一軍のオープン戦に続いてイースタン教育リーグが始まった。正確には昨日2日に戸田でスワローズ対ライオンズ戦で“開幕”していたが、ジャイアンツもファイターズも初戦。

 

昨日2日付エントリーいつやるか、今でしょう!-侍たちの居ぬ間に…【回想】敗戦処理。生観戦録-生観戦40年目突入特別篇 でもふれたが、WBCに多くの選手を派遣している球団はその分一軍のオープン戦に若手を補充。その結果残っているファームの選手はWBC終了後に一軍から戻ってくる選手に勝たなければ試合にすら出られなくなるので、彼らにとっても重要な時期なのだ。“侍の居ぬ間の代役の居ぬ間に”アピールしなければならない。

そんななか、昨日花巻東高校の卒業式に出席したファイターズの大谷翔平はその日のうちに鎌ヶ谷に戻っており、今日は鎌ヶ谷でなくジャイアンツ球場で行われるイースタン教育リーグに参戦。因みに明日は十二球団全新人選手参加の研修を受講。6日には再び一軍で札幌ドームでの対ジャイアンツのオープン戦に出場予定で、来週の日曜日の鎌ヶ谷の教育リーグでは登板も予定されている。投手と打者に加え、パンダの“三刀流”を強いられるのか…<冗>。


ファイターズ
()佐藤賢治
()松本剛
()大谷翔平
()石川慎吾
()尾崎匡哉
()浅沼寿紀
()飯山裕志
()大嶋匠
()森本龍弥
()森
内壽春


ジャイアンツ
()
橋本到
()
辻東倫
()
中井大介
()
丸毛謙一
()
加治前竜一
()
坂口真規
()
和田凌太
()
井野卓
()
荻野貴幸
()土田瑞起



WBCに大量9人を派遣しているジャイアンツはスタメンに4人の育成選手が…。ジャイアンツは今年から“第二の二軍”を解体して一軍以外の選手を大きなくくりで“二軍”とするが、まさに育成選手も入り乱れたスタメンだ。

なお先月17日に打撃練習中にバットで左手人差し指に裂傷を負ったジャイアンツの小笠原道大は試合前のファイターズの打撃練習の最中にグラウンド内を移動。かつてともにチームメートとして戦った田中幸雄二軍打撃コーチとしばし話した後、キャッチボールをしている尾崎匡哉とも話をしていた。左手はグラウンドコートのポケットに隠していた…。

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ジャイアンツの先発、育成選手二年目の土田瑞起は初回、注目の大谷を見逃し三振に仕留めるなど順調な立ち上がりを見せた。ストレートが低めに伸びている印象だった。


一方、昨年一軍で56試合に登板したファイターズの先発森内壽春は立ち上がりが悪かった。
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一死から辻東倫の打ち取ったあたりがレフトの石川慎吾の前にポトリと落ちる不運な安打を打たれると、続く中井大介に三塁線を破られて二、三塁。ここで今日四番に入った育成選手三年目の丸毛謙一がライト前に弾き返して先制。

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ただこの時二塁走者の中井も一気に本塁を狙うがライトの浅沼寿紀の正確なバックホームで本塁憤死。
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これで森内は落ち着いた感じで、以後、ジャイアンツ打線を抑える。

 

1点を追う形になったファイターズは三回表、先頭の大嶋匠が四球を選ぶと、「九番・三塁」でスタメンの高校卒ルーキー森本龍弥
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相手投手がセットポジションに入る前からバントの構えをする用意周到さ
<!?>が奏効したか見事に投手前に送りバントを決めた。

この後四球と死球で一死満塁で大谷の第二打席を迎えた。立ち上がり順調に思えた土田は走者を背負うと神経質な感じ。満塁になっても制球が安定せず、大谷にもツーボールナッシングになってから狙い打ちをされ、センター前にライナーではじき返すタイムリーでファイターズが逆転した(冒頭の写真)

この後、四番に抜擢された石川もライト前に運んで再び一死満塁とすると尾崎がタイミングを狂わされながら二塁ゴロ。
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普通の守備位置だったジャイアンツの二塁手、荻野貴幸は打者走者の尾崎しかアウトに出来ず、ファイターズはこの回3点を奪って3対1として試合を有利に導いた。


尾崎の打球は結果的に犠牲フライと同じような効果をもたらしたので、ベンチに戻ってくる尾崎にファイターズファンからは好意的な声がかけられていたが、個人的には結果オーライにしか見えなかった。こういう場面できちんと外野フライを打つことを繰り返していかないと、今年も昨年までと同じ結果で一年を終えてしまう様な気がする。

セットポジションでの課題が露呈した土田は3回3失点で降板。四回からは同じく育成選手の雨宮敬
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見た目ではスピードは土田よりは劣る感じだがコーナーを丁寧についていた印象を受けた。二番手で4イニング、1四球だけのノーヒットに抑え、もちろん無失点。崩れそうな試合を引き締めた。


森内も二回から四回までの3イニングは無安打で切り抜けた。五回裏からはドラフト6位の屋宜照悟がマウンドに上がった。
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宜は先頭の和田凌太に安打を打たれ動揺すると思いきや、直後に牽制で刺した。これで落ち着くかと思ったら続く井野卓に四球。荻野には三遊間を破られ一死一、二塁のピンチ。しかしここから橋本到と辻を連続三振でピンチを切り抜けた。いわゆる自作自演なイニングだった。そしてかと思えば、2イニング目はジャイアンツのクリーンアップトリオをあっさりと三人で片付けるという、訳がわからなかった<>

ファイターズは七回に糸数敬作をはさんで、八回にはドラフト7位ルーキーの河野秀数(かわの ひでかず)173cmと小柄な身体からサイドスローで小気味よいボールを投げる。ジャイアンツ打線を三者凡退に抑えた。
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河野は昨年のファイターズのドラフト指名組では今現在一軍に帯同している新垣勇人に次ぐ年長で、今季終了後に
26歳になる。本来なら新垣や鍵谷陽平のようにこの時期は一軍で試されて欲しいところだが…。

3対1のまま迎えた九回表。ジャイアンツは土田、雨宮と育成選手の継投の後、三年目の田中太一が八回を抑えたが、この回は再び育成選手の渡辺貴洋が登板。この試合で両軍を通じて唯一のサウスポー投手。
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一死からこの日スタメンからフル出場の飯山裕志にライト前に運ばれる。左投手特有のセットポジションからの牽制で飯山を刺そうとしたのが悪送球になって三塁に進められると、荒張裕司にきっちりとライトに犠牲フライを打たれる。

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三回の尾崎にもこういう決め方をして欲しかったのだが…。


その裏のファイターズはキャンプから好調と伝えられる、もう四年目の大塚豊

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ルーキーイヤーに、当時の梨田昌孝監督の評で「既に昨年までのスウィーニーくらいの位置にいる」と言われたが故障で一年を棒に振ると、その後二年間は伸び悩んだ。


大塚は一死から丸毛に死球を与えるものの、続く代打の高口隆行を二塁ゴロ併殺に仕留め、ファイターズは4対1で快勝した。
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スタメンで三塁を守っていたルーキーの森本と、昨年からショートを守っている松本剛はどちらもまだ危なっかしいが、試合途中から森本がショートに回って松本が二塁に回り、最後に4-6-3の併殺を完成させた。今日は飯山が出ていたので余計に若い二人の守備のレベルがはっきりわかってしまい、鎌ヶ谷から乗り込んできたヤジおやじ連中の格好の餌食になっていたが、その飯山だって最初から上手かった訳ではない。田中賢介や森本稀哲も最初は酷かった。これからどう変わっていくか、それを見るのもファーム観戦の楽しみだ。



3日・ジャイアンツ球場】
F 003 000 001 =4
G 100 000 000 =1
F)森内、○屋宜、糸数、河野、S大塚-大嶋、荒張
G)●土田、雨宮、田中、渡辺-井野、鬼屋敷
本塁打)両軍とも無し


第一打席が見逃し三振、第二打席が逆転のセンター前タイムリー安打の大谷は、その後第三打席は五回表一死無走者に雨宮と対戦して二ゴロ。第四打席は八回表一死無走者で田中から一、二塁間を抜きそうなゴロの当たり。荻野が好捕して一塁に送球するが大谷が間一髪セーフ。全力疾走が奏効して内野安打となった。
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大谷は結局
4打数2安打2打点。三回のタイムリーはいわゆる勝利打点となった。

 

打者として試合に出るのなら守備に付く大谷も見たかったが、さすがにそこまでは手が回っていないのだろうか…。この後、6日の一軍の札幌ドームでのジャイアンツ戦に代打で出場予定。栗山英樹監督は事前に大谷の出番を決めて公表したいと言っていた。その後の、来週10日のファイターズスタジアムでのスワローズ戦では2イニング登板予定だそうだ。この日は“鎌ヶ谷ファイターズフェスタ ”と銘打って毎年この時期恒例のお祭り。しかも今年はリニューアルしたスコアボードのお披露目があり話題性満載。そこに大谷登板となれば…

スイッチヒッターの選手が右打ち、左打ちそれぞれ一人分の練習量を要するのと同じく、大谷が目指す“二刀流”も相当量、もちろん質も含めての練習が必要だろう。投と打だけではない。守と走もなのだ。だからまだ打席に立たせるにしてもDHでの出場なのかもしれない。今日も試合前のシートノックでどこを守るかなと見ていたら、ノッカーと捕手陣のそばでお手伝いだった。
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ほとんど前例がないだけにどんな練習法が有効なのかわからないが、素人考えでは一軍と二軍を何度も往復する時間も惜しんで練習した方がいいように思える。



この二日間で、一軍オープン戦とイースタン教育リーグを堪能できた。今日はまだ寒く、ジャイアンツ球場にはほんの一瞬ながら雪が舞った。今日は鎌ヶ谷で慣れ親しんだ応援スタイルを久々に楽しめたし、善し悪しはともかくヤジおやじの過激さは相変わらず。あとは天候、気候が早く球春に追いついて欲しいところだ。

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