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2013年3月 2日 (土)

いつやるか、今でしょう!-侍たちの居ぬ間に…【回想】敗戦処理。生観戦録-生観戦40年目突入特別篇

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敗戦処理。は今日3月2日のジャイアンツ対ホークス戦を生観戦して、初めてプロ野球を生で観戦してから40年連続の生観戦となった。

そこでこれまで当blogで毎月2日に掲載していた3つの企画の内、敗戦処理。が生観戦したプロ野球- my only one game of each yearの特別篇として、個人的に節目となった今日の生観戦記を充てることにする。 何となく、めでたいような…。

1974(昭和49)に初めてプロ野球を生観戦した敗戦処理。はその後毎年、途切れることなく数試合から十数試合を生観戦しています。そこで一年単位にその年の生観戦で最も印象に残っている試合を選び出し、その試合の感想をあらためて書いていきたいと思います。年齢不詳の敗戦処理。ですが同年代の日本の野球ファンの方に「そういえば、あんな試合があったな」と懐かしんでもらえれば幸いです。

【回想】敗戦処理。生観戦録- my only one game of each year生観戦40年目突入特別篇


(写真上:ジャイアンツもホークスも主力選手をWBCに送り込んでいるため、試合の中盤以降はこんなメンバーに…。写真下:最終回の一死満塁から併殺狙いで焦ったか遊ゴロをお手玉してオールセーフにしたジャイアンツのルーキー大累進)



父に連れられて初めて後楽園球場で生観戦したのが1974年(昭和49年)3月24日のジャイアンツ対オリオンズ戦。 それから毎年、多かれ少なかれ生でプロ野球の試合を見る機会に恵まれ、今日の生観戦で40年目を迎えた。極めて個人的なことであるが、感慨にふけっている。

初めて観戦した後楽園球場は日本初のドーム球場である東京ドームの誕生で役目を終えたが、この40年間、敗戦処理。は後楽園球場、東京ドームのどちらかに毎年足を運んできた。東京ドームにはいろいろとツッコミ処があるのはもちろん承知の上だが、個人的には最も多く生観戦した球場であろうし、一番好きな球場はと聞かれるといつでも東京ドームと答えている。40年目の生観戦となった試合が、今年初めての東京ドーム開催試合となったのは(もちろん計画していたが)日程の幸運だ。

十二球団のオープン戦は二週目。例年だと3月の第1週にはジャイアンツは福岡ドームでオープン戦をしている印象があるが、今年はWBCの第1ラウンドで使用中のため、東京ドームに帰ってきた。逆に来週は東京ドームでWBCの第2ラウンドが行われ、その次の週末はジャイアンツは関西遠征。ジャイアンツは今日と明日、東京ドームでホークスと二連戦の後は、春分の日の20日と、最後の週末にしか東京ドームで試合を行わない。


今日は本拠地でのオープン戦初戦ということからか、ジャイアンツの新入団選手の紹介が行われた。ドラフトで入団した選手の他、新外国人、トレードで入団の選手たちがマウンド付近に集まってファンに挨拶。もちろん、ジャイアンツファンからの拍手が最も大きかったのは菅野智之
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ベンチ前で見つめる原辰徳監督と一枚の写真に収めようと試みたが、これが精一杯だった<>

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試合はジャイアンツもホークスも複数の主力選手をWBCに送り込んでいるため、彼らの代役を務める選手にとってはアピールの好機会であり、また言葉は悪いが繰り上げ的に一軍に上がっている選手たちにとってはサバイバルの戦いとなる。スターティングメンバーを撮影するのを忘れたが、外国人選手が出なかったら一軍半に近いメンバーだった。


ホークス

()中村晃
()今宮健太
()松中信彦
()ペーニャ
()ラヘア
()柳田悠岐
()江川智晃
()福元淳史
()細川亨
()新垣渚

【WBC選出】
大隣憲司、摂津正、森福允彦、陽燿勲、本多雄一、松田宣浩、内川聖一



ジャイアンツ
()矢野謙次
()松本哲也
()高橋由伸
()村田修一
()ボウカー
()ロペス
()石井義人
()實松一成
()寺内崇幸
()宮國椋丞

WBC選出】
澤村拓一、杉内俊哉、スコット・マシソン、内海哲也、山口鉄也、林羿豪、阿部慎之助、坂本勇人、長野久義。


ホークスの先発、新垣渚が二回に崩れた。WBCに最終的に落選してチームに戻っている村田修一にセンター前に運ばれ、この後味方失策と死球で無死満塁とされると、石井義人にレフト前に運ばれて先制点を献上。
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続く實松一成に押し出し四球、寺内崇幸にもセンター前に運ばれて3点目。矢野謙次の犠牲フライかと思われたライトフライは中村の素晴らしいバックホームで石井を刺して一気に二死としたが、この間に二塁走者と一塁走者がタッチアップして進塁し、松本哲也の三遊間内野安打でもう1点。

垣は恒例の暴投こそなかったが、1イニングに死球と押し出し四球と、ある意味エンジン全開な投球とも言えた<苦笑>。続く三回裏を三者凡退に抑えてお役ご免。

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宮國は三回表に中村にライトスタンドに運ばれて1失点するが、続く四回表にはホークス打線のクリーンアップ、松中信彦、ウイリー・モー・ペーニャ、ブライアン・ラヘアを三者連続三振に仕留め、仕上がり具合の早さを示した。
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4イニングで1失点の好投。


五回表に二番手としてデニス・ホールトンの名が告げられると、レフトスタンドのホークスファンからお決まりのブーイング。
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先頭打者の、期待の長距離砲柳田悠岐にいきなりライトスタンドに放り込まれ、3イニング目の七回表にも2失点と結果は芳しくなかった。


ジャイアンツ打線も五回裏に石井の3ランで3点を追加。
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宮國、ホールトンの後は八回表はバファローズから移籍の香月良太が三人で抑え、九回表は新外国人のマニー・アコスタ。


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独特のフォームから140km台後半のストレートをビュンビュン投げ込むのだが、今日はストライクとボールが割とはっきりしていて、かつての背番号42の人を彷彿とさせた。死球、四球、安打であっという間に一死満塁となると、高谷裕亮の二塁ベース際の遊ゴロを途中出場の大累進がお手玉してオールセーフ(冒頭の写真)。


右投げ左打ちの捕手、高谷の脚力を敗戦処理。は把握していないが、動きから大累が併殺狙いで焦ったのは見えた。

大累は菅野に次ぐドラフト2位指名入団。「飼っている犬よりも足が速い」らしい…。正遊撃手の坂本勇人がWBC日本代表に選ばれて不在の今、寺内崇幸がスタメンに抜擢され、寺内の控えとして大累が一軍に抜擢されている。今日はスタメンで二塁には“内野ならどこでも守れる”らしいホセ・ロペスが出場し、途中で藤村大介と交代。他に古城茂幸がいて、今日は一塁で途中出場した脇谷亮太もいる。坂本がチームに戻ったときに誰かが二軍に落ちる。大累もおそらく自分が危ないのはわかっているだろう。今日は他にも外野手からの返球を取り逃したり、盗塁の際の捕手からの送球を取り逃すなど、何だか空回りしたみたいだ。

攻撃面で噂の脚を見たかったが、打席ではストレートの四球。次打者大田泰示の三ゴロで封殺と見せ場はなかった。

ホークスに7対5と2点差に迫られてなお一死満塁と同点あるいは逆転のピンチが続いたが、アコスタは高田知季を浅い左邪飛、牧原大成を三振に仕留めて逃げ切った。

WBCカナダ代表に選ばれて離脱している、昨年10セーブのスコット・マシソンとの使い分けをどうするのだろうか?

【2日・東京ドーム】
H 001 010 201 =5
G 040 030 00× =7
H)●新垣、金澤、藤岡、山本-細川、田上
G)宮國、○ホールトン、香月、Sアコスタ-實松、河野
本塁打)中村1号ソロ(宮國・3回)、柳田1号ソロ(ホールトン・5回)、石井1号3ラン(金澤・5回)


ジャイアンツの“内野ならどこでも守れる”らしいロペスは二塁を守った。特別難しい打球が飛ばなかったので守備力を見る程ではなかった。打撃は“メジャー通算92発”とやらでもっと豪快なスイングをするかと思ったが、意外とコンパクトな印象。
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第三打席の左翼線二塁打はさすがという感じだった。


今年のジャイアンツはロペスの他に野手ではジョン・ボウカー、投手では今日投げたアコスタとホールトンに、マシソンがいる。そして忘れちゃならない林羿豪を加えた6人の外国人選手が一軍4枠を競う。投手3人+野手1人になるのが濃厚なので今日の様な一塁ボウカー、二塁ロペスの布陣は考えにくく、新外国人のロペスが残れば一塁に入ると思う。すると二塁は昨年と同じく藤村と寺内で争うのが有力で、そこに古城が絡んでくるだろう。前述の通り大累が焦るのも無理はない…。


今日の試合ではホークスからは大隣憲司、摂津正、森福允彦、陽燿勲、本多雄一、松田宣浩、内川聖一が、ジャイアンツからは澤村拓一、杉内俊哉、スコット・マシソン、内海哲也、山口鉄也、林羿豪、阿部慎之助、坂本勇人、長野久義がWBCに選ばれていて不在。そんななかで組まれたオーダーが、この時期のオープン戦ではありがちな試合中盤でごっそりと入れ替わったのが冒頭の写真だ。


“鬼の居ぬ間に…”ではなく侍の居ぬ間にアピールしなければならない選手はどんどんアピールすべきだ。今でしょう!ホークスで本塁打を放った中村と柳田は状況はやや異なり、長谷川勇也の故障でどちらかがポジションをつかむチャンスだ。ペーニャが守備に付けば、内川が復帰したら外野のポジションはあと一つ。

ジャイアンツの外野も、一軍が確定しているのは長野と高橋由伸だけとも言えよう。それに近いのが松本哲で、あとは矢野、大田、そして今日途中出場で二塁打を放ったゴールデンイーグルスから移籍の横川史学、ベテランの谷佳知らがしのぎを削る。今日は横川のアピールに比べ、大田に覇気が感じられなかったのが残念だった。

話は変わるが、今日は珍しいプレーを見た。ジャイアンツの六回裏一死満塁という場面で、打席の藤村は一塁へのハーフライナー。一塁の福元淳史がワンバウンドで捕球してバックホーム。三塁走者がフォースアウトになると、捕手の田上秀則はスタートが遅れた一塁走者の脇谷亮太を刺そうと二塁に送球。ベースカバーの今宮健太は二塁ベース手前でこの送球を捕ると、一、二塁間で立ち止まった脇谷を一塁方向に追いかけてタッチアウトにし、併殺を完成させた。珍しい3-2-6のダブルプレーの完成だが、実はこのプレー、脇谷はランダウンプレーではなくフォースプレー。二塁ベースを踏めば一塁走者は直ちにアウトなのだが今宮は何を血迷ったか挟殺しようとした。打者走者の藤村がアウトにならずに一塁を駆け抜けているのだから一塁走者は二塁に走らなければならないのだ。

その脇谷は、昨年は一年間育成選手で通し、イースタン・リーグ公式戦の出場も最終戦のみ。二年前の甲子園でのタイガース戦でのプレートその後のコメントでダーティーなイメージが付いたが、ジャイアンツファンの人気は根強く、六回裏の打席では誰よりも大きな歓声で迎えられた。
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結果は見事に一、二塁間を破る安打。現実には今日本塁打を放った石井や、二塁打の横川と左の代打要員の椅子を争うのかもしれないが、こちらもどんどんアピールして欲しいところだ。


彼らに共通することは、侍たちの居ぬ間にアピールすること。つまり、いつやるか、今でしょう! の立場なのだ。

40年目を迎えた野球生観戦。初めて生で野球を見た後楽園球場の後継球場に当たる東京ドームで迎えられたのは個人的には幸せだ。今年も、出来る範囲で生観戦の機会を増やしたい。生でプロ野球を見た野球場もあと一つで60となる。こちらは成り行きに任せるしかないが、とにもかくにも長く寒い冬からようやく球春に!今日は東京ドームの空気が楽しかった。

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