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2013年2月23日 (土)

2013年版プロ野球選手名鑑各社から発売開始…で球団名の呼び方について考えてみた

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WBCの日本代表チームが壮行試合でオーストラリアに逆転で辛勝した今日23
日は、プロ野球オープン戦の開始日でもあった。そしてそのオープン戦開始とタイミングを合わせたかのように、各社から今年のプロ野球の選手名鑑が発売された。

皆さんは、野球観戦のお供にする選手名鑑をもう購入しましたか?

敗戦処理。は書店でそのいくつかを手に取って比べてみたが、昨年気になったことが再び頭をよぎってきた。

先に断っておくが、このエントリーは本来その気になれば昨年のうちに書けたもので、事実、多くのファンの人が口にしていることだが、昨年タイミングを逃したこともあり、選手名鑑発売というタイミングで書くことにした。

横浜DeNAベイスターズの扱いである。

選手名鑑には必ず載っている試合日程での記載に関し、昨年のこの時期に野球ファンから変だとの声が挙がった件だ。

日程表などで球団名を一文字で記載する時に例えば巨人なら“巨”、中日なら“中”と記載されるのが一般的。北海道日本ハムファイターズ、東京ヤクルトスワローズなどのように、球団名に地域名が後からプラスされた球団の場合は“日”とか“ヤ”と表記されるのが一般的だ。

ただ日本ハムやヤクルトは日本ハムから北海道日本ハムに、ヤクルトから東京ヤクルトになったのだが、横浜DeNAベイスターズの場合はDeNAベイスターズから横浜DeNAベイスターズになったのではなく、横浜ベイスターズの親会社がDeNAに変わって横浜DeNAベイスターズになったのだから、一文字表記は“横”のままでいいように思うが“D”なのだ。したがって“中-D”などという表記になる。これまでの球団が球団名は漢字と仮名で構成されているものばかりだったから、これだけでも違和感があるのだ。

とりあえず確認出来る範囲で、公式戦開幕戦、中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズ戦がどう表記されているか見てみよう。

2013オールカラースポニチプロ野球名鑑 “中-D”
日刊スポーツプロ野球選手写真名鑑
2013 “中日×DeNA
2013プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK “D-DB

(ベースボール・マガジン社)
プロ野球全12球団選手名鑑(コスミック出版)  “D-DB
プロ野球パーフェクトデータ選手名鑑
2013(宝島社) “中-ディ”
2013プロ野球オール写真選手名鑑
(日本スポーツ企画出版社) “中-De”

【参考】
週刊ベースボール220日増刊号 “D-DB
日刊スポーツ1
24日紙面 “中-D”
スポーツニッポン1月24
日紙面 “中-D”
NPB公式サイト日程表 “D-DB


TBSが親会社で横浜ベイスターズと名乗っていた時代の“横”とか“YB”の表記は完全に姿を消した。ちなみに週刊ベースボール220日増刊号のファームの日程表では“デ”と表記されている<>

まだ日本語の略称の時にはいい。英文字の頭文字で“D”にすると、ドラゴンズにかぶるから“DB”にしているのだろうが、普通に“B”あるいは従来通りの“YB”でもよいのではないか…。

もっとも“B”はかつて阪急ブレーブスが使用していた表記だ。当時は阪急ブレーブス近鉄バファローズが同じイニシャルだったが、阪急ブレーブスは“B”、近鉄バファローズは“Bu”と区別されるのが一般的だった。また、オリックス・ブルーウェーブになってからは“BW”、大阪近鉄バファローズと合併してオリックス・バファローズになってからは“Bs”と表記している。ブレーブス、ブルーウェーブの歴史と合併相手のバファローズの歴史を背負っているからBの複数形…だそうだ。

一方で漢字での略称では阪急は阪神とかぶるのだが、敗戦処理。が所有するかつての選手名鑑の定番「ファン手帳」の昭和49(1974)版を見ると阪急が“阪”で阪神は“神”となっている。
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阪急ブレーブスは漢字表記でも英文字表記でも、かぶる他球団より優先的に表記されていたことになる!上記の例ではスポニチの名鑑等日本語表記では阪神タイガースがいまだに“神”と表記されるのはその名残だろう。神宮球場で行われる公式戦開幕戦は“ヤ-神
()”と神が二つ並ぶ。

敗戦処理。blogでは球団名を企業名でなくジャイアンツ、ファイターズなどニックネームで表記している。これはスポーツライターの玉木正之氏のように「球団名から企業名を排除せよ」という思想ではない。個人的に語呂がいいと思っているからだ。文字数制限のあるtwitterでは巨人と書いたり、北海道を省いて日本ハムと書いたりするときもある。玉木氏の主張はわかるが、その善し悪しはともかく日本のプロ野球を支えてきたのは自治体より企業だと思うからだ。だがしかし、DeNAに関しては社名を無理矢理はめ込んでいるように思えてならないのだ。

かつてこの球団の親会社が大洋漁業だった時代には大洋ホエールズ、横浜大洋ホエールズと名乗っていたが、社名変更で大洋漁業からマルハに替わったときに球団名から企業名“大洋”と、業帯を連想させる“ホエールズ”も排除して横浜ベイスターズと改称した。それはTBSに経営母体が変わっても踏襲された(もっとも、横浜東京放送ベイスターズではさすがに語呂が悪いが…)。“地域名+ニックネーム”を球団名称の理想とするファンにとっては理想的な名前だったのが親会社が変わったことで残念に思っているファンも少なくないようだ。このこととは直接関係ないかもしれないが、ベイスターズ戦でベイスターズが得点するとベイスターズファンは「熱き星たちよ」の一節を歌うが、歌詞が、~♪Oh Oh wow wow DeNAベイスターズ~に変わったにもかかわらず昨年は~♪Oh Oh wow wow 横浜ベイスターズ~のまま歌っていた。

これは推測だが、ひょとしたらDeNAは球団名を本音では(横浜を外して)DeNAベイスターズにしたかったのではないか…。

横浜を外さなかったのは、もちろん昨今の地域名+企業名+ニックネームというスタンダードに合わせたのだろうが、一年前に買収報道のあった住空間グループが買収後の新潟移転をちらつかせたあたりから、経営母体の変更にも好意的だったファンの感覚が微妙に変わってきたからだ。“やる気のないTBSが撤退するのはむしろ歓迎だが、地元からいなくなられるのは困る…”そう思うファンがいても不思議ではないからだ。そこでこれまで通りである地域名“横浜”に企業名“DeNA”をプラスして、ニックネームは従来通り“ベイスターズ”として“横浜DeNAベイスターズ”としたのだろう。DeNAの前に球界参入を果たした楽天ソフトバンクと同じスタンスにしたというのもあろう。

この新興三球団にはユニフォームに関して共通点がある。最近は各球団が柔軟に対応しているが、かつてユニフォームの胸文字はホーム用がニックネーム、ビジターが企業名という慣わしがあった。最近ではビジターでもニックネームにしたり地域名にしたりする例もあるが、ホーム用ユニフォームの胸文字にニックネームというのは今も変わっていない。だが、2004年の球界再編騒動を経て参入した楽天とソフトバンク、そして昨年からのDeNAの三球団はホーム用ユニフォームの胸文字にニックネームの上に企業名が入っている。
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れは偶然だろうか?2004年の球界再編騒動では最初に名乗りを挙げたライブドアをNPBは無視しようとした。当時まだジャイアンツのオーナーだった渡邉恒雄「僕が知らない会社…」と切り捨てた。それほど高い壁<!?>を設けて、審査をくぐり抜けて高額の加盟料を払って新たに入ってきた企業が見返りに企業名PRを申し出ても断るわけにはいかないのだろう。ライブドア楽天にヒアリングをした際の最初の質問が「球団が赤字を続けても持ちこたえられますか?」だったことを記憶している。球団を長く所有してくれる資金力のある企業に敬意を表して、企業名を前面に出しすぎるなとはいえないのだろう。そしてそれを最大限に利用しようとしているのがDeNAなのだろう。

敗戦処理。blogでは今年もこの球団のことは“ベイスターズ”と表記する。生観戦などでスコア表記をするときには“B”と表記する。漢字一文字の時には“横”とする。今までが“横”だったのだから“D”等とは表記しない。

最後に、各社横並びで選手名鑑が一斉に発売されたにもかかわらず、敗戦処理。が毎年購入している廣済堂出版12球団全選手カラー百科名鑑…」が見当たらないのが気になった。
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野球解説者や、野球中継で実況を担当するテレビ、ラジオのアナウンサーをも寸評入りで掲載している点で他者と差別化、また主力選手になると顔写真の大きさが変わるのも特徴で、ファンは贔屓選手の顔写真が大きくなると感無量になる廣済堂出版(その前は日本スポーツ出版社から発行)の選手名鑑だ。昨年で発刊36年だったそうだ。敗戦処理。はまず週刊ベースボールの選手名鑑号を購入し、次いでポケットサイズとしてスポニチの選手名鑑と廣済堂出版のものを例年購入する。スポニチのポケットサイズの選手名鑑には打撃投手やブルペン捕手、スカウトやスコアラーなどのスタッフが詳しく記載されているからだ。今年は日刊スポーツのポケットサイズ版にも記載されたので併せて購入した。だが各社横並びで選手名鑑が発売されたこの日、廣済堂出版のいつもの選手名鑑が並んでいなかった。単に発売日がずれるだけならいいのだが…ちょっと気になる。

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