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2013年1月30日 (水)

パ・リーグ6球団共同企画「レジェンド・シリーズ2013」でファイターズはいつの時代のユニフォームを復刻するのか?

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日、パシフィックリーグマーケティング株式会社は、830日から91日までのパ・リーグ三カードの三連戦と、93日から95日までの同じく三連戦を「レジェンド・シリーズ2013として各球団の監督、コーチ、選手が自球団の歴史や伝統に関係するユニフォームを着用してプレーすると発表した。

近年、各球団で過去のユニフォームを復刻させる企画は行われているが、リーグ単位で行うとなるとセ・リーグでは一昨年から行われていたが、パ・リーグでは初めて。セ・リーグに比べて親会社の身売りが多いことと、新規参入球団として後発のゴールデンイーグルスが歴史が浅いことなどから実施に踏み切れなかったものと推測される。

だが、ゴールデンイーグルス以外にもユニフォームの復刻に積極的とは思えない球団がパ・リーグにはもう一つ存在する。北海道日本ハムファイターズはこれまで前身の東急、東映、日拓ホームはおろか、東京時代の日本ハムファイターズのユニフォームすら復刻していない。ファイターズは「レジェンド・シリーズ2013」が行われる830日から91日の対マリーンズ戦(QVCマリンフィールド)と93日から5日までのホークス戦(東京ドーム)でいつの時代のユニフォームを着るのだろうか?


(写真:東京時代からのファンに人気が高いと思われる90年代のビジターユニ。1990年4月撮影)

 

パ・リーグ6球団共同企画 『レジェンド・シリーズ2013』開催のお知らせ

パ・リーグではかつては西武ライオンズが堤義明オーナーの意向もあって西鉄、太平洋クラブ、クラウンライターといった福岡時代を振り返る企画がタブー視されていた時代が長かったが、同オーナーの失脚後、2008年からはライオンズ・クラシックという企画でむしろ積極的に過去の歴史を振り返る企画を連続して取り組むようになった。
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昨年は西鉄ライオンズ時代の大エース、稲尾和久さんの「背番号
24」を永久欠番に制定して労に報いた。

オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが合併して現在のオリックス・バファローズになったバファローズも近年、オリックスの前身の阪急ブレーブス時代や、合併相手の近鉄バファローズを振り返る企画を催している。南海、福岡ダイエーを経た福岡ソフトバンクホークスも然り。

パ・リーグ6球団の中で現在の親会社が最も長い千葉ロッテマリーンズも本拠地QVCマリンフィールドに隣接するマリーンズミュージアムでは毎日オリオンズ時代から球団史を振り返っている。
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また始球式やイベントでの歴代OBの登用は他球団に先駆けていた。


このように、2005年に新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスを除く各球団は親会社の身売りなどの辛酸を経ながら今日に至ったのだが、先述の“ロッテ”に次いで長きにわたって球団の親会社が替わっていない“日本ハム”は敗戦処理。の知る限り、球団の過去を振り返り少なくともユニフォームを復刻するという形での企画には積極的ではない。 2005年に札幌円山球場の開場70周年を記念して組まれた交流戦での対スワローズ戦で試合前の練習時に上着だけ後楽園球場を本拠地にしていた時代のファイターズのユニフォームを着用した 例がある程度だ。

余談だがこの2005年(北海道移転二年目)にはオフにジャイアンツとのOB戦が行われたが、東映フライヤーズ時代のOBを含め、北海道移転後のユニフォームを着用していた。

推測だが、来年、2014年が北海道移転10周年になるので、それまではユニフォームの復刻を封印しているのではとも思える。だが例えば、試合の始球式にOBの村上雅則氏やファイターズになって初代監督の中西太氏を起用しても着用しているのは当時のユニフォームではなく、北海道移転後のユニフォームという徹底ぶりには違和感を覚える。
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球団主催のイベントだけではない。プロ野球OBクラブが企画した
20101月のOBオールスターでは各球団のOBが当時のユニフォーム姿で出場する中、ファイターズOBとして出場した、1981年V戦士、高代延博は当時のユニフォームではなく、やはり北海道移転後のユニフォームだった。
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ライオンズOBの石毛宏典やブレーブスOBの松永浩美が現役時代と同じユニフォーム姿であるだけに余計に違和感が…。
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このイベントでは高代と同時期に活躍した大宮龍男もやはり北海道移転後のユニフォームでプレーしていた。


ここまで徹底していると不気味だ。2005年のジャイアンツとのOB戦に関して言及したが、北海道に移転する前の2003年に行われたNPBのOBオールスターでは例えば東映フライヤーズ時代に一世を風靡した“怪童尾崎”こと尾崎行雄氏は東映フライヤーズのユニフォームで参加していた。ドレスコードが徹底したのは北海道移転後ということか…。

北海道移転を機に2004年からユニフォームをリニューアルしたが、例えばその時にユニフォームのメーカーを一新し、過去のユニフォームを着られなくなったとか、一筋縄ではいかない事情があるのではと勘ぐりたくなるが、今回の「レジェンド・シリーズ2013」という企画に背中を押され、長く応援しているファンが思い入れのあるユニフォームが復刻されることを強く望む。

個人的には日本ハム時代に限らないのであればもはや伝説の日拓ホームフライヤーズの七色のユニフォームを観てみたいのだが、東京時代からのファンに最も期待されているのはリーグ優勝した
1981年当時のユニフォームではなく、1990年代前半の、冒頭の写真のオレンジ色のユニフォームか同時期のホーム用ユニフォームではないか。ファンにアンケートをとるのも面白いだろう。

今回ファイターズはQVCマリンフィールドと東京ドームで復刻ユニフォームを着用する。これはやはり、札幌ドームでの試合よりニーズがあるということだろうが、第一回としては旧本拠地とその近郊で行ってくれるのはありがたいが、次回はぜひ北海道に行ってからのファンの前で東京時代のユニフォームを着てもらいたいものである。

そしてもちろん、過去を振り返って歴史と伝統の重みを知るということは単に古いユニフォームに袖を通すというだけではない。選手達はもちろんファンも、短い期間とはいえ、故きを温ねて新しきを知る、謙虚な気持ちを持ちたいものである。過去の積み重ねがあって、今があるのだから。

 

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