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2012年11月 4日 (日)

この両チームでの日本シリーズ第7戦を観たかった…ジャイアンツが3年ぶりに日本シリーズ制し日本一!!

Dsc_0161日本シリーズは第6戦でジャイアンツが4対3でファイターズを下し、4勝2敗で日本シリーズを制した。ジャイアンツファンの一人としてもちろん嬉しい気持ちに偽りはないが、個人的にはこの両チームによる第7戦を観たかったのでいささか残念であるのも事実。それ故に昨日の第6戦はファイターズに肩入れして東京ドームで応援していた。

うーん、やっぱり日本シリーズ第7戦を観たかったな…。


(写真:敗戦処理。の夢である日本シリーズ第7戦突入の期待を高めてくれた中田翔の同点3ラン)


Adsc_1962初めにお断りしておくが、この大舞台を生観戦する機会を得ながら、肝心要でデジタルカメラの電池が消耗、八回裏途中でダウンしたためそれ以降はスマートフォンのカメラで撮影した。それ故見づらいものもあろうが、ご容赦いただきたい。


敗戦処理。にとって夢の日本シリーズであるこのカード、前回2009年には土日が札幌ドーム開催だったので16を生観戦したのだが、今回は土日が東京ドーム開催になるので第6戦と第7戦のチケットを購入した。言うまでもないが、東京ドームはファイターズのかつての本拠地。しかも第6戦まで漕ぎつければ引き分けがない限りこの二戦でどちらかのチームの日本一が決まる。そう思ってまだ対戦カードが決まる前のイープラスの先行予約に申し込み、幸いにも二試合とも当選した。

 

そんな感じだったので、第1戦、第2戦でジャイアンツの20敗となったときには正直焦り、第3戦以降は完全にファイターズ一辺倒の観戦となった。幸い第4戦で22敗となって第6戦開催が確定した。第5戦は比較的フラットな立場でテレビ観戦していたが、例の加藤健の一件で、次の打席で執拗なまでのブーイングを発するファンに嫌気がさしてちょっと冷めてしまったが、間近で観ていてあれを死球と見間違える様な審判員が試合をさばいていることが問題であって、仮に加藤が誤審を導くような“演技”をしたとしても、ブーイングの矛先が違うのではと言うのが頭に残った。

ファイターズの先発、武田勝「同じ事を繰り返さないように」 と決意してマウンドに戻ったそうだが、結果はさにあらず。
Cdsc_00482戦で先頭打者本塁打を喫した長野久義の安打をきっかけに二死満塁とされ、矢野謙次に先制タイムリーを浴びた。
Cdsc_0069二回裏には長野に再び本塁打を打たれて3点のビハインドとなり、三回表の打席で代打を送られて降板した。ベテランらしからぬ、同じ失敗を繰り返す結果になってしまった。いや、内容的には第2戦より芳しくなかった。

武田勝は第2戦で長野に初回先頭打者本塁打を打たれたものの6イニングをその1失点だけに抑え、先発投手としては充分な投球をした。だが試合後に武田勝本人が「自分の仕事は出来た」云々のコメントを残したと聞いていささか違和感を覚えた。

確かに武田勝は自分の仕事をしたのだろう。だが長丁場のレギュラーシーズンならいざ知らず、内容より結果が問われる短期決戦の日本シリーズで、ファンなど周囲が武田勝の好投をねぎらうならまだしも、本人の口から「自分の仕事は出来た」と言われると…しかも6イニング1失点とはいえ、その1失点はヨーイドンの初回先頭打者本塁打、一回に先制された不具合はチームにも大きかったはず。普段ならともかく、日本シリーズの大舞台、相手投手より先に失点をしないくらいの気概を示して欲しかった。もちろんその気概で投げているのだろうが、そのコメントは余計だと思っていた。

だが、先発投手が二回で降板するというファイターズにとっての異常事態をこのシリーズ初登板(どころか初ベンチ入り)の谷元圭介が救った。
Cdsc_0114
回裏に先頭の坂本勇人の打球を脚に受けて一度ベンチに戻ってヒヤリとさせたが、3イニングを無失点に抑えた。第5戦での多田野数人の危険球退場に関して「“世紀の大誤審”は大袈裟。試合の大勢に影響を及ぼしていないから」というネットでの意見が散見されたが、あの試合での多田野はこの日の谷元と同じようなロングリリーフを期待されていたのだ。4点差とはいえ、多田野の役割は大きかったはずなのだ。そしてそれを証明するかのような一発が、好投した谷元に代打を送った六回表に中田翔の同点3ランという形で出た(冒頭の写真)

3点を先行され、レフトスタンド応援団からの「かっとばせぇ○○、讀賣倒せ」の「讀賣倒せ」だけがむなしく響いていた感じのスタンドの空気が一瞬にして変わった。二死無走者ながら稲葉篤紀の打席で稲葉ジャンプも起こり、稲葉がライト前安打で応えた。
Cdsc_0167だが一気に勝ち越すまでには至らなかった。

同点に追いついたファイターズとしては早く勝ち越したいところであったが、七回には二番手の福田聡志の乱調につけいって二死満塁と攻めたが糸井嘉男が三番手の高木京介に大きなライトフライに打ち取られた。

追いついてからは継投も宮西尚生石井裕也と勝ちパターンの継投に入った。
Cdsc_0209いや、3点ビハインドのままでも六回に宮西、七回に石井は不変だっただろう。負けたら今日で終わりという試合で出し惜しみはあり得ない。どのみち逆転日本一達成のためにはこの二日間“勝利の方程式”組には連投してもらわなければならないのだから…。


だが、七回裏に登板した石井が先頭の長野に四球を与え、二死二塁から阿部慎之助にセンター前にゴロで運ばれ、決勝点となる1点が入った。
Cdsc_0232石井は左投手ながら“左殺し”というタイプではない。相手打者の右左関係なく抑えられる頼もしいセットアッパーだ。だが逆に言えば阿部に打たれる可能性と村田修一に打たれる可能性を秤にかけるべきではなかったのか。一塁が空いていた。阿部が打席に向かうときに捕手の大野奨太は三塁ベンチの指示をうかがっていた。カウントは3-1だった。そして打球がセンターに抜けていくとき、一瞬だが大野は再び三塁ベンチを見た。

ファイターズは八回表にスコット・マシソンに抑えられると、1点ビハインドながら増井浩俊を送り込んだ。
Adsc_0256公式戦から通算
80試合目の登板となる1イニングを三人で片付けた。

ジャイアンツは九回表に山口鉄也を送り込んだ。マシソンと山口の順序を入れ替えたのは一年を通してチームの窮地を救ってくれた山口に最後を締めくくらせたいという原辰徳監督の思い入れだろうか。だがファイターズも代打の二岡智宏が四球を選び、野手では最後の一人となる代打、鶴岡慎也も安打で繋ぎ二死一、二塁と粘りを見せるが糸井が倒れ、ジャイアンツの日本一が決まった。
Cdsc_1921_2



113日・東京ドーム】
F 000 003 000 =3
G 210 000 01× =4
F)武田勝、谷元、宮西、●石井、増井-大野
G)澤村、福田、○高木京、マシソン、S山口-阿部
本塁打)長野2号ソロ(武田勝・2回)、中田1号3ラン(澤村・6回)

胴上げの後、表彰式が行われ、MVPに輝いた内海哲也、優秀選手賞の阿部慎之助、ジョン・ボウカー、長野久義、敢闘賞の稲葉篤紀が表彰され、その後特別協賛のコナミ株式会社からの各賞の表彰式が行われた。ファイターズからは稲葉のみが受賞したが、ともに受賞した阿部と稲葉ががっちりと握手するのを見た際には本当に胸が熱くなり、この両チームを応援していて本当に良かったと思った。

Cdsc_1951そしてその両チームの奮投をたたえ合うかのように原監督が列から離れ、栗山英樹監督の下に駆け寄って握手し、抱擁した。
終わってみれば、ファイターズは東京ドームで行われた試合に3戦3敗だった。実は今年だけでない。2006年からの日本シリーズ出場で、ビジター球場での勝敗はこれで29敗となってしまった(2勝は2006年と2009年のいずれも八木智哉)。これでは日本シリーズに勝てない。セ・リーグの本拠地で行われる日本シリーズはDH制が採用されないハンディキャップがあり、これはパ・リーグから日本シリーズに出場する球団共通のハンディであるはずだが、皮肉にもこの十年間、日本シリーズでセ・リーグの球団に敗れたのはファイターズだけである<苦笑>

だが、この課題も日本シリーズに出場して初めて直面する課題であって、大切な事は日本シリーズまで駒を進める事である。長丁場の公式戦を勝ち進み、クライマックスシリーズを突破する事にこそ、より大きな意義があるのは言うまでもないと敗戦処理。は思っている。したがってこれを限りに、ファイターズの日本シリーズ敗退という結果を責めない事にする。

それは分析するといろいろな敗因は浮かんでくるだろう。だが、日本シリーズでの敗因はそもそも日本シリーズに出場した事だ。日本シリーズに出ていなかったら、日本シリーズで敗れる事はない。パ・リーグの五球団、セ・リーグのジャイアンツ以外の五球団は日本シリーズで敗れる事すら出来ないのだ。ジャイアンツにしろファイターズにしろ、長丁場の公式戦とクライマックスシリーズで他の五球団を凌駕したからこそこの大舞台に立っていられるのだ。

 

だからファイターズファンもこの2012年のファイターズの戦いを讃え、胸を張るべきだろう。

 

ジャイアンツも公式戦をぶっちぎりの独走で勝ち抜いたかに見えたが開幕直後は低調で、一時は借金7に沈み、優勝確率0%等とも言われて這い上がってきたものだ。クライマックスシリーズは三連敗からの巻き返しだった。誤解を招く言い方になるかもしれないが、“身から出た錆”で外野から揺さぶられた面もあった。しかしパ・リーグの王者ファイターズを堂々と破っての日本一だ。素晴らしい事だ。特に内海哲也は、これまでそれなりの実績を挙げてきたにもかかわらずとやかく言われてきたが、クライマックスシリーズでの中三日先発から日本シリーズ第1戦に向けて中五日、そして第5戦に中四日。本当に一皮むけた存在になったと思う。

 

そしてジャイアンツには次なる大舞台、アジアシリーズでも最後の力を振り絞ってアジアチャンピオンの座に輝いて欲しい。昨年のホークスの轍を踏んで欲しくないのはもちろんだが、過去のNPBのアジアシリーズ出場球団とは一味違うところを示して欲しい。アジアシリーズを軽視してはならない。


P.S.

今日のおまけ
それでもファイターズの負けが納得出来ないというそこのアナタ、これを見て癒されて下さい。
Adsc_0137
Dsc_0138
Adsc_0139敷田直人審判員41歳-祝・日本シリーズ初出場!!そして第6戦で初の球審を務め、独特の敷田スペシャル卍判定がこの大舞台で炸裂した!

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