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2012年9月17日 (月)

ファイターズのファームはこんな惨状のままシーズンを終えるのか?

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Dsc_0148年に何回か、週末に組まれるファイターズとジャイアンツのイースタン・リーグでの対戦。それは両チームを応援する敗戦処理。にとって楽しみな野球観戦の最たるものの一つだ。勝敗という興味の軸はもちろんあれど、これから一軍を目指す何人もの選手の必死のプレーを見られるからだ。しかも一試合で両チームを。


マリーンズのリーグ優勝が決まっているイースタン・リーグだが、ファームに消化試合は存在しない。一軍の試合が残っている限り、選手には目標が無くなることはないはずだ。

今日(17)は一軍がパ・セ両リーグの首位同士の対戦だったが、ともにファームは勝率五割に満たない両チーム。特にファイターズの酷さが目立った。


(写真上下:決勝点となった松家の暴投。ワンバウンドしたとはいえ、走者三塁なのだからせめて前に止められないものか…)

 
ファイターズの先発は上沢直之
Dsc_0045イースタンの先発ローテーションで投げてはいるが、専大松戸高校から入団の高校卒ルーキー。とにかく場数を踏ませる趣旨だろう。
Dsc_0046一回表にトップバッターの橋本到にいきなり先頭打者本塁打を浴びると、続く二回表にも山本和作に2ランを浴びる。まるでジャイアンツの一軍がセ・リーグの各チーム(ドラゴンズを除く)に浴びせるような序盤からの波状攻撃。だが、三回、四回と何とか持ち直す。


ジャイアンツの先発は東野峻
Dsc_0050杉内俊哉澤村拓一が先発ローテーションを外れても声がかからない昨年の開幕投手は、一時はイースタンでもショートリリーフに回ったり、また故障に泣いたりしている。今週にもリーグ優勝が決まろうかという一軍は今日からのドラゴンズとの直接対決三連戦に小山雄輝、笠原将生ディッキー・ゴンザレスの先発で臨むという。ゲーム差や優勝マジックの数がなせる余裕の采配と見る向きもあるが、実態はローテーション投手が不振、あるいは故障しているからファームで調子の良い順番に使っているだけである。これは斎藤佑樹の絶不調、ボビー・ケッペルの長期離脱で先発ローテーションを固められないファイターズも共通の悩みだ。


東野は一回裏の投球練習から球が荒れまくっていたが、3点リードで迎えた四回裏に先頭の鵜久森淳志と続く佐藤賢治に連続四球を与えると、一死後に大嶋匠松本剛に連続安打を浴びて1点を返された。
Dsc_01071点を返され、なおも一死満塁というところで阿波野秀幸投手コーチがマウンドへ。と同時に川相昌弘監督もベンチを出て東野は四回途中でKO。
見限るのが早い様な気もしないではないが、ファイターズ打線が左打者が四人続くこともあってサウスポーの辻内崇伸にスイッチ。Dsc_0112ところがこの辻内が東野以上に投球練習からノーコン。そしてファイターズが左対左となる浅沼寿紀に代わり我らのアンパンマン尾崎匡哉を代打に送ると、辻内はストレートの四球で押し出し。そして次の左対左になる谷口雄也にもストライクを1球取っただけの四球で連続押し出し。
Dsc_0120ファイターズは労せずして同点に追いついた。ジャイアンツはここでたまらず土田瑞起を投入。ネット裏からは「辻内、次お前を見るのはTBSの『バースデー』か?」などと恐ろしいヤジが飛んだ。ファイターズはかさにかかって攻めたいところだったが市川卓今浪隆博が倒れて同点止まり。
Dsc_0137右投手の土田相手に上位打線でもう一押し出来ないところが今年のファイターズのファームを象徴している感じだ。


ファイターズは五回表から上沢に代えて松家卓弘を投入。松家は先頭の山本を四球で歩かせると、山本がすぐに二盗成功。捕手の大嶋は送球しようとしてボールをこぼし、送球できなかった。ここで八番のジョン・ボウカーがライト前にはじき返して無死一、三塁。
Dsc_0143河野元貴の打席で冒頭の写真の様に松家のワンバウンドの投球を大嶋が後逸し、山本が勝ち越しのホームイン。投球がワンバウンドしたから記録上は暴投になっているだろうが、走者がスコアリングポジションにいたら前に止めなきゃならない投球、またそれが可能な投球に敗戦処理。には思えた。松家は河野にも四球で再び無死一、二塁のピンチ。


ジャイアンツは打順も一番の橋本に回り、打撃コーチの清水崇行が橋本に耳打ちしたのでどう攻めるか注目した。
Dsc_0155が、初球を打ち上げて浅いレフトフライ。もちろん走者は進めなかった。続く丸毛謙一が送って二死二、三塁。ファイターズはここを凌げば再び流れを呼び戻せるかと思ったが隠善智也がタイムリー。そしてその隠善がすかさず二盗を決め、四番の大田泰示のタイムリーで帰ってくる。
Dsc_0179ジャイアンツは松家から一挙4点を奪い、再び主導権を握った。

拙blog9月8日付 ジャイアンツ球場の“ON”大田泰示と中井大介が一軍でそろってスタメンに… ではこの大田と、中井大介が一軍で揃ってスタメンで名を連ねたことを喜んだが、その後二人とも二軍落ちしてまたイースタンで揃って出場。ちなみに今日は大田が「四番・一塁」、中井が「五番・二塁」でスタメン出場。大田は試合途中でセンターに回り、中井は一塁に回った。


ファイターズは六回表から松家に代えて植村祐介を送るが、エドガーと山本に連続二塁打を打たれすぐに失点。続くボウカーを捕邪飛に打ち取ったかと思ったら大嶋が何を血迷ったか一塁手に譲ってワンバウンド。ファウルになって不幸中の幸いかと思ったが次の球をボウカーにライトスタンドまで運ばれた。ここで植村もKO。バッテリーそっくり交代かと思ったが、植村だけ宮本賢に交代。投手が1イニングもたずにKOされたときに見事な尻ぬぐいをする宮本であったが、この日は河野、橋本、丸毛に三連打されてさらに2点を追加され、隠善を打ち取ったところで大田、中井と右打者が続くので木田優夫にスイッチ。
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さすがに「敬老の日」、いや元ジャイアンツのドラフト1位、ジャイアンツやセ・リーグのファンでもよく知っている数少ないファイターズ(のファーム)の選手だけあって両軍のファンから暖かい拍手で迎えられるが、大田こそ打ち取ったものの中井にタイムリーを浴び、この回致命的な6失点となった。これで3対13
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六回裏、最近は僅少差ではほとんど投げない朝井秀樹が登板すると、ファイターズは尾崎の3ラン本塁打で少しは三塁側スタンドが息を吹き返すも、七回表にボウカーが根本朋久から二打席連続本塁打。九回表に榎下陽大から5安打で3点を追加。五回以降は一方的な展開で6対
17と大敗した。


17日・ファイターズスタジアム】
G 120 046 103 =17
F 000 303 000 =6
G)東野、辻内、○土田、朝井、土本-河野、鬼屋敷
F)上沢、●松家、植村、宮本、木田、根本、榊原、榎下-大嶋
本塁打)橋本5号ソロ(上沢・1回)=初回先頭、山本4号2ラン(上沢・2回)、ボウカー4号2ラン(植村・6回)、尾崎5号3ラン(朝井・6回)、ボウカー5号ソロ(根本・7回)=二打席連続

この試合でファイターズの失策は八回にファウルラインぎりぎりのライトフライをグラブに当てて落とした石川貢1個だけが記録されている(幸い失策には絡んでいない)。ファウルフライを捕らなかった大嶋のミスは失策となっていない。また五回の決勝点となった後逸も記録はおそらく松家の暴投になっているだろう。ジャイアンツの走者に四回盗塁を企図されて四回とも成功。内二回は握り損なったのかその場にボールを落として送球すら出来ていない。17点という大量失点の大半は投手の不出来だが捕手の大嶋が助けてやれなかった面があるのは否めないだろう。素人が思い込みで決めつけるのは危険だが、あのポロポロぶりを見ているとリードまでしっかり出来ているのか疑問に思えてしまう。

ソフトボール界からの異例の参入で、自主トレ、春季キャンプから注目を浴びた大嶋だが、“野球”に転向して覚えることが多いのか、まだまだ苦戦中だ。
Dsc_0219今日の二安打の打撃を見ると、ようやく“野球”に対応出来るようになったのかという期待感が持てるが、それでなくても大成するまでに時間を要するといわれる捕手稼業。ファンも長い目で見るしかないのか…。


一方、ジャイアンツのボウカーが二打席連続本塁打を放って一塁側のジャイアンツファンは大喜びで「今すぐナゴヤ行け~」等という声も挙がったが、実際どうなのだろう。ボウカーにしろ、エドガーにしろ、今から日本の野球にフィットする何かをつかむとは思えない。今日登録抹消となった小笠原道大の姿は無かったが、小笠原のように実績と功績のある選手なら再起のチャンスを与えるのもわかるが、今この時期に六番打者や八番打者として外国人助っ人を使うくらいなら加治前竜一田中大二郎に一打席でも多く立たせたい。特に加治前は今季一軍で対左投手用として一定の実績を残している選手だ。残るシーズン、さらにはポストシーズンで必要になるかもしれない選手のはずだ。


ところで今日の土、日祝日恒例の試合前選手サイン会には斎藤佑樹が登場した。敗戦処理。は残念ながら先着50人(事前に選手名の告知無し)に間に合わなかったが異例の大賑わいとなった。いつもなら通路の上からサイン会の様子を撮影できるのだが、今日はこんな感じだ。
Dsc_0013共にサインを書いた運天ジョン・クレイトンは何処にいるのかこの写真ではわからない。斎藤珍しさに様子を見に来たジャイアンツファンも少なくなかったが、何だかんだ言っても斎藤の人気はまだ捨てがたいものがある。このサイン会は主にその日登板予定のない投手が登場することが多く、その意味では斎藤が登場しても不思議ではないのだが、普段ファンにあまりサインをしないイメージがあるので意外に映ったようだ。

斎藤はファームでの登板でも結果を残せず、今は精神的にも余裕はないかもしれないが、これを機会に練習後などにサインを求めるファンにも応対出来ないものだろうか?

ジャイアンツでは試合後、バスで帰る部隊とは別に、エドガーが正面口から出てきてサインを求めるファンに応じていた。
Cdsc_0273あっという間に長蛇の列が出来たが、後からボウカーが出てきたら中止して待たせているタクシーに乗り込んでしまった。単なる時間つぶしだったのか…
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また今日はグラウンドではC☆Bの相手をチャスこと「鎌ヶ谷の顔」中原信広さんが務めていた。
Dsc_0033「久しぶりで言葉に詰まった」とか言いながら、「敬老の日」に因んだ話を多く盛り込んでいた。かつての大島康徳落合博満が「敬老の日」に活躍すると記者がその事ばかり聞くので嫌がっていたエピソードなどを披露し、暗に「俺はかつて一軍で敏腕の広報担当だったんだぞ」と言わんばかりだった<笑>。



吉川光夫の一本立ち、杉谷拳士、西川遥輝の一軍定着などファイターズのファームは一定の成果を挙げていることは間違いあるまい。ただ、ファームとしての戦力育成は継続的でなければならず、その過程において、対外試合でも一定の成績が残せるべきであると思うのだが、なんとも最近のファイターズは酷い。たまたま敗戦処理。が観戦した試合に限定しても、フレッシュオールスター後に鎌ヶ谷で観戦した試合は斎藤がフューチャーズ相手に五回と六回に集中打を浴びて4対6で敗れた試合を皮切りに3対11 4対15 、6対17とどんどん酷い負け方になっていく。
Dsc_0266_2勝った
のは天沼さんの最後の試合、8対1で勝った試合くらいだ。そして今日の敗戦で、イースタン・リーグ6位のファイターズは3958敗6引き分けとなり勝率は.402。今日ゴールデンイーグルスに3対1で勝った最下位のスワローズは42613引き分けとなり、勝率が.408となって順位が入れ替わった。要するにファイターズは最下位転落である。昨年、相次ぐ故障者に悩まされながらもイースタン・リーグ優勝にたどり着いた同じチームとは思えない。一軍に上がっていた選手がいたら、次が出てこないのではいけないのだが…。

ファイターズのイースタン公式戦の残りは5試合。すべて鎌ヶ谷開催のホームゲーム。明日も同じジャイアンツ戦があり、最後は9月29日、30日の最後の土日だ。それぞれの試合に多くのファイターズファンが駆けつけるだろう。何とかファンを魅了する試合をして欲しいものだが何か特効薬はあるだろうか…。

 

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