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2012年6月12日 (火)

久しぶりに見たいいシーン@横浜スタジアム

Adsc_0092先週の金曜日、8日に敗戦処理。は今季初めて屋外球場でのナイトゲームを生観戦した。横浜スタジアムでのファイターズ対ベイスターズ戦。ホスパワー、もといマイカ・ホフパワーの場外本塁打には間に合わなかったが、六回裏から生観戦しファイターズの快勝試合を堪能した。

そんななか、4対0と点差がついた九回表に、いいシーンを観た。この回から登板した元ジャイアンツ、元ファイターズの林昌範が二死から連打を浴びて一、二塁とされて打席に中田翔を迎えたところで降板を告げられたシーンなのだが…


(写真:8日のベイスターズ対ファイターズ戦、九回表に登板した林昌範は1イニング持たずに降板…)

ベイスターズとしては4点ビハインドながら、せめて九回表のファイターズの攻撃をさくっと抑えて九回裏の反撃に移ろうと思うところだろう。先発のブランドン・マンが2被本塁打、4失点ながら7イニングを投げきり、自己最多の

131球を投げて一定の感触を得たそうだが、その後、八回には菊地和正、九回にはこの林昌範と元ファイターズ勢を続ける継投になった。被安打1ながら1イニングを無難に抑えた菊地に比べ、簡単に二死まで取ってから二番の小谷野栄一、三番の田中賢介に連打を浴びた林は不満足。右の中田翔を迎え、ベイスターズベンチはたまらず右投手の小杉陽太にスイッチした。ニー友利投手コーチから何か告げられて林がマウンドを降りる。ここまでは(林がどうこうではなく、降板する投手に)ありがちなシーンだ。しかしマウンドを降りかけた林は再びマウンドに戻った。投手交代が取り消されたり、間違いだったのではない。ライトのブルペンからリリーフカーに乗って出てきた小杉を林はデニー友利投手コーチや内野陣らとともにマウンドで迎え、それを見届けてからあらためてマウンドを降りた。
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Adsc_0096(冒頭の写真から連続しています。一度マウンドを降りて戻る背番号24が林)

こういうことを書くと年齢がばれるのであまり書きたくないが、昔のプロ野球では降板した投手が後を託すリリーフ投手にボールを手渡しし、「後をお願いします」というようにするのが普通であった。特にV9時代のジャイアンツではリリーフ投手の登場を待たずに前の投手がマウンドを降りるなんてもってのほかだった。「自分の後始末を他の投手にしてもらうのだから、それが当たり前だ」と当時、敗戦処理。が少年野球を教わっていた大人が言っていた。テレビや球場で観ると実際そうしていた。

いつからそれがなくなったかは定かではないが、今はイニング途中の交代ではどの球団においても、ベンチからタイムをかけると監督と投手コーチが一緒に出てきて、監督は球審に投手の交代を告げ、投手コーチは球審からニューボールをもらってマウンドに上がる。マウンドには降板する投手を含めバッテリーと内野陣が勢揃い。投手コーチは降板する投手に何か声をかける。投手はマウンドを降り、入れ替わる様にリリーフ投手が登場する。これが一般的だ。

敗戦処理。が比較的多く観戦するジャイアンツ戦で降板する投手からリリーフする投手にボールを手渡しするのシーンを最後に観たのは2006年7月の神宮球場での対スワローズ戦だ。不安定な投球をしていた先発の西村健太朗が四回途中で降板させられたのだが、二番手の前田幸長をマウンドで待ち、西村が前田に直接ボールを手渡していた。このシーンが印象に残っているくらいだから、この時も久々に観たのだと思う。チームが一体になって戦うとはこういう事なのだと子供の頃に教わったとおりだ。

ファームの試合ではたまに降板する投手が次の投手の登場を待ってマウンドを降りるシーンを今でも見かけるが、一軍ではどの球団でもあまり観られないシーンではないか。テレビ中継だと、監督が交代を告げた当たりでCMに入ることが多い。球場で観戦してイニング途中で投手交代が告げられる時には注意して見る様にしているが、この8日の交代シーンは逆の意味で新鮮に感じられた。

林から小杉への交代シーンは小杉にボールを渡したのはデニー友利投手コーチだったが、それを見届けてからマウンドを降りる林を見て、このチームは今の体制下にある間に何とか浮上できるのではないかという気がしてきた。もちろん林が一度マウンドを降りようとするのではなく、ずっとマウンドにとどまって小杉を迎えていればさらによかったのだが。

ベイスターズはいつもそうしているのだろうか?

気になって11日の対ゴールデンイーグルス戦のtvkの中継を録画してチェックしようと試みたが、この試合での投手交代はすべてイニングの頭からで、イニング途中での交代はなかった。

チームの一体感…

先頃、試合途中に退いたスワローズのウラディミール・バレンティン が試合終了前にツイッターに興じていた事が判明し、球団が問題視していたが当然であろう。ツイートの内容はチーム、試合に前向きなものであったが、それ以前の問題だ。

このチームを自らの意思で出ていった内川聖一村田修一が新天地で古巣を振り返った発言に物議を醸したものがあったが、それらを通じて感じることは、このチームに蔓延するダメモードの根は深そうだということだ。あまり精神論が好きでない敗戦処理。だが、こういうことは改善して欲しい。中畑清はV9時代より後にジャイアンツに入団した選手で、長嶋茂雄監督になって前任の川上哲治監督時代に比べれば管理が甘くなっていて、たがが緩んでいた面があったそうだが、もしも中畑監督の方針であれば、ぜひとも徹底して欲しい。他球団も是非考えて欲しい。

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