フォト
無料ブログはココログ

« C☆Bがいない鎌ヶ谷… | トップページ | “1億円”払う原辰徳監督の感覚と巨人軍の体質 »

2012年6月20日 (水)

WBCの監督は誰?サンケイスポーツと東京中日スポーツが同日に1面で…

Adsc_1314既に交流戦のジャイアンツの優勝が決まり、後は未消化の試合を消化するだけ。公式戦再開は22日から。昨年までならこんな時のスポーツ紙は“ダル、今オフポスティングでメジャー挑戦”だったが今年はそれがないので、何で来るかと思ったら今日(20)はサンケイスポーツと東京中日スポーツが1面に来年3月に行われる第3回WBCの監督人事を持ってきた。明日の1面は原辰徳監督で決まりなので、WBC関連も一日で埋没しそうだが…。

トーチュウは今春の東日本大震災復興支援試合で侍ジャパンを率いた昨年の日本一、ホークスの秋山幸二監督が第一候補とぶちあげ、サンスポは加藤良三コミッショナーの考えで落合博満前ドラゴンズ監督が浮上とぶち上げた。


(写真:WBC監督人事を予想する20日付けサンケイスポーツ<写真右>と東京中日スポーツ<写真左>1面)


野球のWBCの一年後に行われるサッカーのW杯と比べるのはナンセンスにしても、まだ監督が決まっていないどころか、選手会は不参加表明したまま。選手会が不参加を表明する理由は、当初は機構側も問題視して抗戦していたWBC主催者サイドのスポンサー収入の分配方法への不満だが、代表チームの顔と言える監督の人選もままならないようではそもそものスポンサー探しもままならないだろう。加藤良三コミッショナーを頂点とする機構は、選手会が出ると表明していない大会の監督探しを余儀なくされている。そして同じ日にトーチュウが秋山幸二ホークス監督の名前を出し、サンスポは落合博満前ドラゴンズ監督の名前を出した。トーチュウは“第一候補”、サンスポは“浮上”と言い回しが異なるのも乙である(さすがにトーチュウは「監督に落合」とは書きたくないだろう…)。

過去二回の代表監督決定の経緯をさかのぼると、2006年の第1回の時には、とにかく初めての大会で、賛否両論ある中で誰もが納得する人選となると球界の最高峰とも言える王貞治に依頼するのがもっとも筋が通るというか、角が立たないということで、ホークスの現役監督である王に落ち着いた側面があったようだ。第2回も人選で難航したが、アジアラウンドを主催する読売新聞社が、お膝元のジャイアンツが日本一になった事で原辰徳ジャイアンツ監督を推薦する障壁がなくなり、原監督に落ち着いたと言う側面があったようだ。

その流れからすると、今年のプロ野球日本一に輝いた監督にお願いするのがもっとも無難な人選になりそうだが、自前の収入源を確保したい機構が日本代表チームをWBC大会だけのものでなく常設しよう等と考えたために3月のオープン戦の時に国際試合を組んで旗揚げし、前年の日本一と言うことで秋山監督に白羽の矢が立った。秋山監督が(今季の成績が振るわなかったとしても)有力候補であることは確かだろう。

落合の名前も、ドラゴンズを常勝軍団に仕立てた名将が退団してフリーになったのだから当然どこかから“浮上”するとは思っていた。落合を推したサンスポは前回のWBCでドラゴンズ監督だった落合が運営上の不備を理由にドラゴンズの選手を派遣しなかった過去の経緯などで“球界内に批判的な声も少なくない”としている。当然そういう敵もいるであろう。だがむしろ、敗戦処理。の想像のレベルでは前回のWBCで自軍の選手の派遣を拒んだ(表向きは選手個々の意向)落合が、今のはっきりしないWBCの監督の座を受けるとは思えないのだ。落合のWBC監督就任に際してはドラゴンズ時代並みの全権監督を認めないと本人が首を縦に振らないという見方をしている仁がいたが、敗戦処理。の想像では落合は自分に与えられる権限の領域云々もあるだろうが、そもそもNPB(機構+選手会)が一本化されていない矛盾などをクリアにしない限り落合は「私はやりません」の一言で済ませてしまうと思う。そして個人的にはそれが“正しい答”なのだと思う。

もう今回で三回目だ。MLBとMLBの選手会がタッグを組んで運営している以上、彼らに都合のよい運営方法が取られるのは自明の理。それを改善するには大会そのものを乗っ取らない限り無理だと思う。そうであれば選手会ともどもどこかで落としどころを見つけてそこを目指して参加するか否かを決めるべきであろう。選手がいなければ参加したくても出来ない。

それが今の時点ではっきりしていないのはNPB(機構+選手会)に構造上の欠陥があるからに他ならず、おそらくは
720日に行われるという選手会の臨時大会で参加決定となるのであろうが、落合に足許を見られるであろう。いや、それはオレ流と言われる落合だから一波乱あるというのではなく、逆にそのことに何の疑問も持たずに監督就任を引き受ける人物がいたら、監督をやりたくてやりたくて仕方ない売名行為とも思われかねない人物か、よほど断れない事情があるかのどちらかだと思う。秋山監督の場合、後者になるケースも考えられる。外堀から固められるからだ。王、原という過去の監督もこれに近かったと思う。


いわゆる水面下の交渉は随時行っているだろう。機構側は選手会を説得しつつ、もう一方で監督候補の人選を進めているだろう。だがおそらくは選手会の参加表明を得るまでは監督人事は水面下のままであろう。万一の場合に監督候補者に恥をかかせるからである。

以上はもちろん敗戦処理。の邪推だが、それらを考えると、偶然にも<!?>二紙が重なった監督人事の予想記事は、ネタに困った両紙の苦肉の策という域を脱していないと思う。敗戦処理。も今はむしろ、早く週刊文春を読みたいというのが本音である。

« C☆Bがいない鎌ヶ谷… | トップページ | “1億円”払う原辰徳監督の感覚と巨人軍の体質 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« C☆Bがいない鎌ヶ谷… | トップページ | “1億円”払う原辰徳監督の感覚と巨人軍の体質 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック