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2012年2月27日 (月)

セ・リーグも予告先発制度を導入か?

Dsc_0013 セ・リーグも予告先発制度を導入かという報道があったが、今週の木曜日、3月1日に行われるセ・リーグの理事会で検討される予定だ。既に報道の時点で、「ファンサービスに繋がるならセ・リーグでも予告先発をするべき」、「投手を予想する楽しみがなくなる…」、「パの観客動員の伸びと予告先発制との相関関係が不明」、「セが予告先発を導入すれば、次は指名打者制。パと同じルールでやるのなら二リーグ制の意味が無い。一リーグ制への布石か」など意見が様々。

賛否両論大いに結構。セ・リーグ理事会も様々なメリット、デメリットを検証の上、導入するか否か決めれば良いだけのこと。声の大きい人の一喝で理事会の結論が左右されると言うことさえなければ、敗戦処理。はどちらであろうとその結論を支持する。

(写真:試合中に翌日の予告先発投手を発表するスコアボード。ダルビッシュ有と田中将大の名前が告げられると、場内割れんばかりの大歓声。そして当日、試合開始までにチケットが完売となった…。20117月撮影)

“敗戦処理。はどちらであろうとその結論を支持する。”と、どっちつかずの書き方をしたが、正直、予告先発を採用するか否かなんて、どちらでもいいと思っているからだ。

声の大きい人とは読日新聞の山部一雄記者ことジャイアンツの渡邉恒雄会長を指す。もちろん会長本人が理事会に出席するとは思えないが、会長の意向を汲んだ球団幹部が出席して発言することが、単に一出席者の発言を超えて影響力が大きく採用されざるを得ない風潮があってはならないと言いたいだけだ。

冒頭の写真は昨年のパ・リーグの看板対決、ファイターズのダルビッシュ有とゴールデンイーグルスの田中将大の投げ合いが実現することが発表された東京ドームのオーロラビジョンだ。先発ローテーションを読んでいけば、この両投手の直接対決が実現することを予測するのはたやすいが、実際に発表される効果は観客動員に計り知れない。この試合は満員札止めになった(内野二階席は試合のスポンサー企業の貸し切りだったようだが、空席は少なかったそうだ…)。

Adsc_0423 また、田中将大と斎藤佑樹の初直接対決は予告先発の前に完売した。事前に梨田昌孝星野仙一の両監督が登板を示唆したからだ。

もちろんダルビッシュも田中も毎試合投げる訳ではない。ローテーションの谷間の様な日はどの球団にもある。そういう試合に誰が先発するのか想像するのはファンの楽しみの一つで、セ・リーグには現存するこの楽しみ方がなくなってしまうのはファンにとっては寂しいかもしれない。これらのメリットとデメリットを比較して検証の上、セ・リーグに結論を出していただければ個人的にはどちらでも構わない。

というのは、予告先発制の有無なんて、野球の本質にさほど影響はないと思う。一長一短があるが、正しいとか正しくないとかいう性質のものでは無いと思う。有っても無くても、それに即した運営を各球団がすれば良いだけのことである。

むしろもうすぐ導入して二十年になるパ・リーグは、予告されれば観客動員に繋がりやすいと思われるビッグネームの流出で今季は予告先発制が観客動員に直結するケースは少なくなると考えた方が良いと思う。ダルビッシュだけでなく、岩隈久志、和田毅、杉内俊哉というビッグネームが抜ける。次なる、観客を呼べる投手の育成が急がれるだろう。

そう考えると、セ・リーグはこれまでチームとチームのライバル関係などでファンを煽ることはあっても、投手と投手の対決を看板とする感覚はあまりなかったと思う。吉見一起vs前田健太の予告先発など、観客動員増に繋がる顔合わせがどれだけあろうか…。

また、セ・リーグが予告先発制導入をきっかけに、次は「打撃戦が面白い」などと言って指名打者制の導入に動くのではと先読みして反対する意見も散見される。予告先発に指名打者制が両リーグともに採用していたら二つのリーグで別々に戦っている意味が薄れ、やがて一リーグ制への動きが再燃するのではないかという懸念。しかし、パ・リーグが指名打者制を採用する前(二シーズン制採用前の)1972年まではセとパは基本的に同じシステムでリーグ戦を行っていたと思える。一リーグ化云々は先走りすぎの様にも思える。

敗戦処理。がこの件に関して最も声を大にして言いたいのは、予告先発制の有無は野球の本質に関わるほどの大問題ではないから、どちらかが間違いなどというものではないということと、よく議論して結論を出して欲しいと言うことだけだ。一言居士の野村克也元監督などは予告先発を邪道扱いしているが、それはあくまで野村克也という野球人の個人的な野球観から外れているというだけだ。また、一部には落合博満監督が退団したからセ・リーグでも予告先発制度導入という動きになるとの意見もあるが、その落合は評論家契約を結んだ日刊スポーツで導入反対の持論を述べつつも、導入時の注意点を挙げている。例えば予告先発投手を打者一人に投げさせただけで交代するケース、特に右投手から左投手、あるいはその逆の継投をするケースへの対策だ。パ・リーグでは2004年にブルーウェーブの伊原春樹監督がその疑いのかかる継投をし、物議を醸したことがあった。

両リーグの公式戦開幕は330日、今季に関してはテスト的に交流戦での予告先発実施にとどまるのではと敗戦処理。は予想するが果たして如何に…

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