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2012年1月 8日 (日)

ジャイアンツの新人合同自主トレがスタート

Cdsc_0265_2 今日(8日)、ジャイアンツ球場でジャイアンツの新人合同自主トレがスタートした。初日が日曜日と重なったとあってジャイアンツ球場には敗戦処理。の推定で約100人超のファンが集まった。

昨年のドラフト会議で注目された東海大学の菅野智之の交渉権を獲得できず、話題性は少ないが、育成ドラフトで入団した6人を含む13人のルーキー達のはつらつとした動きを観ると、「早くシーズンが始まらないかな…」という気分が盛り上がってくる。やはりテレビでプロ野球選手がゴルフやゲームに興じる姿を視るよりも、まだ顔と名前の一致しない選手達でも野球をしている姿を観ている方が楽しい。

そして、新人合同自主トレを終えたジャイアンツのルーキー達は初日早々詰めかけたファンにサイン会。

(写真:新人合同自主トレ初日のメニュー終了後、サブグラウンドに移動してファンにサインをするジャイアンツのルーキー達。)

冒頭にも書いたが、年末年始のテレビ番組でプロ野球選手がゴルフをやったり、ゲームやクイズに興じる姿を観るよりも、まだ名前と顔が一致しないルーキー達とはいえ、グラウンドで野球をする姿を観る方が敗戦処理。は好きだ。毎年ジャイアンツとファイターズの新人合同自主トレの期間に一度は見物する様に心がけているが、球団HPで8日がジャイアンツの新人合同自主トレの初日と知ってこの日を待ちわびた。

ちょっと予定より遅れて午前10時にジャイアンツ球場に到着すると、既にルーキー達はランニングを始めていた。

Dsc_0001 先導しているのはどうやら伊藤博トレーニングコーチの様だ。

野球協約では12月と1月の二ヶ月間は支配下選手への監督、コーチからの指導による練習を禁止している。ただし新人選手に限りトレーニングコーチらの直接指導が認められている。但しその場合でも選手、コーチ双方ともユニフォームの着用が禁じられているので写真の様なスタイルになる。近年ジャイアンツの新人合同自主トレではルーキー達がネームと背番号の入ったゼッケンを装着してくれるのでスタンドから観ていて解りやすい。

Dsc_0014

Dsc_0065 ランニング、ストレッチ、ダッシュといったメニューだけで約一時間半を費やし、ここからようやく二人一組でキャッチボール。今年のルーキーは13人と奇数なのでコーチの一人が加わっていた。

Dsc_0103 菅野智之の外れ1位に当たるドラフト1位の松本竜也(まつもと りゅうや)ら投手は自分の投球フォームを意識しながらのキャッチボールという感じだった。

菅野を獲得できなかったことで松本竜にも注目が集まる事が予想されるが、松本竜は菅野とは異なり、英明高校からの入団。球団もおそらく即戦力とは考えていないだろう。ジャイアンツでは話題のドラフト1位指名の外れ1位という境遇から大エースになった先輩に斎藤雅樹がいる。松本竜にも何年か先に、ジャイアンツの左のエースと呼ばれる様な選手になって欲しい。

個人的にこのキャッチボールを観ていてビビッと来たのは國學院大学から4位指名で入団した高木京介

Dsc_0108 素人目ながら綺麗なフォームで事前の準備が出来ている様に感じた。ルーキー同士のキャッチボールはコーチの指示で距離を徐々に広めていたが、高木京は常に松本竜のコンビより距離を取っていた。ジャイアンツはドラフトで支配下の選手を7人獲得しているがそのうちの6人が投手で、内3人が左投手。松本竜、高木京の他に2位指名の太成学院高出身の今村信貴も左投手。

Dsc_0109 松本竜と今村は高校からの入団なので高木京に即戦力の期待がかかりそうだが、昨秋のドラフト指名選手を特集した「別冊野球小僧2011ドラフト総決算号」(白夜書房)によると高木京は大学生活最後の一年、左肩の故障もあって本来の投球が出来なかったというからこちらも過剰な期待は禁物か…。

この後キャッチボールの距離でバットで相手に打ち返す練習を行った後、全員が内野エリアに移り、三塁、遊撃、二塁のポジションに分かれてコーチからノックを受ける。

Dsc_0171 ほとんど正面に飛ぶ打球ばかりだが、それでもたまにボールをはじいて後逸する選手がいるのはご愛敬か…。

この後は全員バックネット付近でトスバッティング。ルーキー同士の二人一組で交互に行った。

Dsc_0221 支配下選手のドラフト指名で唯一の野手である5位指名の日本文理高から入団の高橋洸はさすがにここでは鋭いスイングを見せていた。

また、キャッチボールで敗戦処理。がビビッと来た高木京は投手ながらトスバッティングのスイングも鋭かった。

Dsc_0241 國學院大学が所属する東都大学野球はDH制を導入しているがなかなかなスイングと素人目には写った。持ち込んだドラフト会議翌日の日刊スポーツの指名選手一覧を読み返してみると、高校時代は打者として高く評価されていたとのこと。

今日の練習はトスバッティングが締めだったようで、そろそろというところでスタンドにいた職員が「この後、新人選手によるサイン会を行いますので参加を希望の方はサブグラウンドに集まって下さい」と叫んだ。するとまだ練習が続いているにもかかわらず、推定約100人強のファンが民族大移動。敗戦処理。は自分が撮影した写真にサインをもらうことを趣味にしており、色紙などを持っていないので参加は見送った。スタンド後方の売店も今日は開いていなかった。

そういえば練習開始早々から、今日は如何にしてサインをもらうかの話に没頭し、ろくに選手の練習など見ていない一行を見かけた。既にルーキーの何人かからサインをゲットした様でその自慢話や、練習後の出待ちを皆で手分けしてやろうとか、とにかくサインさえもらえればいいという感じの一行がいた。きっと先頭を切ってサブグラウンドに向かったことだろう。

トスバッティングを終えたルーキー達は伊藤コーチから指示を受けていた。前列に行って聞いてみると「今日の練習はこれで終わり。この後はサブグラウンドでファンの方にサイン会です。その後は室内の食堂で昼食。サイン会の後にまたここを通るから、グラブとかはここに置いて行って」というようなことを言っていた。

サイン会は先にファンがルーキーの人数分の列を作り、その前にルーキーが一人ずつ並ぶ。ファンは選手が前に立ってからの列の移動は認められないが、その列の選手からサインをもらった後に別の選手の列に並ぶのは自由。その様子が冒頭の写真だ。サインを求めるファンの列が途絶えた選手から順次退場。

誰が最初にサブグラウンドから出てきたかは内緒…。

先述したが今年は昨秋のドラフトで1位に指名した菅野の交渉権を得られなかったこともあってか、将来性重視の人選になったようだ。敗戦処理。は昨年も新人合同自主トレの初日を見物したが、昨年は即戦力を見込んでいた澤村拓一の存在があったため、当時の清武英利球団代表、岡崎郁ヘッドコーチ、吉村禎章打撃コーチ、新任だった川口和久投手総合コーチ、川相昌弘二軍監督ら錚々たる顔ぶれの視察があったが、今日は敗戦処理。が気付いたレベルでは川相二軍監督程度。

Dsc_0024 他に村田真一打撃コーチがいたらしいが気付かなかった。もっとも原沢敦新代表の顔をまだ覚えきっていないというのもあるが(それらしき人物はグラウンドにいたが…)、それこそ菅野を獲得できていれば原辰徳監督の視察もあったかもしれない。

敗戦処理。は今週の土曜(14)にファイターズ恒例の新人選手歓迎式典を見物に鎌ヶ谷のファイターズスタジアムを訪ねる予定。ファイターズのルーキーは毎年、春季キャンプでプロの練習、指導を受けるより早く、ファンとの交流の場に身を預けることになる。さすがに「ファンサービス・ファースト」を掲げる球団だけのことはあるが、ジャイアンツもささやかながら、「プロ」野球選手としてプレイ同様に大切なことを実感させるとはなかなか好感が持てた。

まだ春季キャンプが始まるまで三週間以上、オープン戦が始まるまでさらに一ヶ月、公式戦開幕まではもう一ヶ月。だが、こういう練習風景を見ているとそれらが待ち遠しくなる。

春よ、早く来い!

P.S.

20062月にスタートした拙blogですが、本エントリーを以て開設以来のエントリー数がちょうど1,000に達しました。

時間、費用、体力と相談しながら、現地で野球を観ることが大好きな敗戦処理。にとって節目の1,000エントリーが練習とはいえ球場での見物記になったのは喜ばしい限りです。

もうすぐ丸六年になるという時期での累計1,000エントリー到達は個人のblogとしては多い、あるいは早い方ではないかとも思いますが、ここまで続けて来ることが出来たのはいつもコメントを寄せて下さったりトラックバックを送ってくださったり、あるいはそれらはなくとも目を通してくださっている多くの皆様と、数々のネタ、事件を提供してくださる日本のプロ野球界の各位のお陰と感謝しています。

本当にありがとうございます。

今後も時間、費用、体力と相談しながら拙blogも続けて参る所存ですので引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様よろしくお願いいたします。

平成2418

敗戦処理。

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