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2011年9月17日 (土)

鎌ヶ谷は熱い。優勝争いも熱い。

Dsc_0087 個人的に鎌ヶ谷での野球観戦は今年は今日で最後になりそうなので、朝早く起きてファイターズスタジアムに行って松尾ジンギスカンのジンギスカン丼を食べて宿敵ベイスターズ相手に必勝を祈ったが、ファイターズ打線がベイスターズ投手陣をめった打ちし、13対3で圧勝。試合後には何人かの選手からサインを書いてもらえるなど、幸運な一日となった。そしてファイターズスタジアムより3時間遅れて試合を開始した2位のジャイアンツはライオンズに2対5と敗れたため、首位のファイターズと2位のジャイアンツの差は再び1ゲーム差となった。

今日の鎌ヶ谷は8月を思わせる熱さだったが、イースタン・リーグの優勝争いも負けず劣らず熱い…。

(写真:二番手で4イニングを投げ、何と「無四球」の好投で無失点に抑え勝利に貢献したウィルフィン・オビスポ)

イースタン・リーグにおけるファイターズとベイスターズとの間には順位や勝敗を超越した特別な関係がある。人によってはこのカードをファーム版「伝統の一戦」というが、特にこの両球団が他球団より歴史があるとか特別な伝統があるとは思えないから個人的には「宿命の対決」と言う表現にとどめているが、まあジャイアンツのファンがタイガースを、あるいはタイガースのファンがジャイアンツを他のライバル球団とは別の位置に位置づけるのと似たような感情だろう。ともにファームの本拠地球場を拠点に地元地域と一体化した密着な繋がりを築いており、お互いに「オラがチーム」の意識が強い。

またチームとしてもトレード、FA移籍など形を問わず人の交流が盛んなため、互いに相手チームに親近感があるというのもあろう。それらの要素がからまってこの両チームのファンは互いに相手チームに一目置きながら、ライバル意識を持っている人が多いのである。

もっとも今季の順位に関しては首位に立つファイターズに対し、ベイスターズは7球団中6位と低迷。昨日(9月16)現在で両球団の間には13ゲームの差がある。

人の交流が盛んと書いたが、ベイスターズの二軍監督はかつてファイターズで二軍監督、一軍ヘッドコーチなどを歴任した白井一幸。ファイターズの五十嵐信一現二軍監督の四代前の二軍監督だ。それゆえに試合前のメンバー交換も社交的というか、フランクというか…。

Cdsc_0030 もっとも今は敵味方の関係だが、来年は上下関係になっているかもしれない<>

試合はファイターズの先発が72日のこのカード以来の登板となる八木智哉で、ベイスターズの先発がクレイトン・ハミルトン

Dsc_0065 八木は前回登板で肘に違和感があったとかで以後調整に専念していた。今日は久々の実戦マウンドと言うことで、最初から1イニングだけの予定だったらしい。三者凡退に抑えた。

一軍が最下位に低迷するベイスターズでは先日、8人いる外国人選手を全員解雇して入れ替えるとの報道もあった。

Dsc_0094 ハミルトンもセットアッパーと期待されたのか先発ローテーションの一角を期待されたのか不明だったが、どちらにせよ期待された成績を残しているとは言えまい。

八木は前述の様に1イニングで降板。二回表からウィルフィン・オビスポ。実はファイターズのオビスポが投げるのを生で観るのは初めて。

Dsc_0076 ジャイアンツで育成選手だった頃からオビスポを観ている。はっきり言って荒れ球のイメージが強いが、今日は4イニングを無四球。5奪三振、被安打1で無失点と別人のような投球だ。

ハミルトンに抑えられていたファイターズ打線は三回裏、浅沼寿紀谷口雄也の安打で作った二死一、二塁のチャンスで三番に入っている今成亮太が豪快に振り抜いた打球はライトオーバーの先制3ラン。

Dsc_0105 静かだった試合がこの一発を境に賑やかに…

四回裏のファイターズは一死から大平成一佐藤賢治、浅沼の三連打でまず1点。浅沼のタイムリーにベイスターズ守備陣の返球ミスが絡んでなお一死二、三塁の場面で九番に入っている村田和哉がレフトの頭上を超えるタイムリー二塁打で2点を加えた。

Dsc_0128

そして二死から中島卓也がセンター前に運んで村田を還し、この回4点を加え、7対0とリードを拡げた。

Dsc_0136

Dsc_0180 六回表、好投のオビスポに代わって三番手の松家卓弘がマウンドに。ここから試合が落ち着かなくなる。

7点のリードを背負いながら先頭の松下一郎に四球を与えたところでイヤな予感がしたが、続く大原淳也にレフト前に運ばれる。一死後、早川大輔に高いバウンドの一塁内野安打でまず1点。続く井手正太郎にも三遊間を破られ一死満塁とされると、1イニングもたずに根本朋久に交代。

Dsc_0191 ベイスターズの打順を考えると、五番の高森勇気、六番の稲田直人と左が続くところで左の根本なりをつぎ込みたかっただろうが、右の四番一輝の場面で前倒しして登板させざるを得なくなった。

 

ベイスターズとしては一気に点差を縮めるチャンスであったが根本が踏ん張り、一輝と高森の代打、靏岡賢二郎をともに内野ゴロに打ち取り、併殺崩れの間に1点を加えられたものの未然にピンチを切り抜けた。

七回にマウンドに上がったファイターズ四番手の植村祐介もぴりっとしない。

Dsc_0198 一死から連続四球と安打であっという間に満塁のピンチを迎える。ここから北篤と早川を連続三振に仕留めて結局無失点に凌ぐのだが、点差があるのだからもっとサクサク抑えて欲しいものだ。

一方、この回の一死満塁で三振に倒れたベイスターズの一番打者北は先日まで一軍にいた。

Dsc_0216 投手から野手に転向し、特に昨年から打撃が開花した。一軍昇格早々に活躍してヒーローインタビューを受けるなど目立っていたが、また戻ってきたようだ。今日はレフトフライ、レフトファウルフライ、無死一、二塁のチャンスに投ゴロ、そしてこの打席は三振。元々打撃フォームは柔軟な感じに思えるが、打撃フォームが崩されているように感じた。実は次の打席でライト前に安打を放つのだが、今日はたまたま不振だったと思いたい。

 

 

クライマックスシリーズ進出どころか5位に上がるのも望み薄という状況で、たしか尾花高夫監督も調子の良い若手を抜擢する趣旨の発言をしていたはずだが、それでもまた二軍に落ちてくるのだから(筒香嘉智は一軍に残っている)一軍と二軍の差は観た目以上に大きいのだろう。

そろそろ追加点が欲しいファイターズ。七回裏、六回から登板して2イニング目になる杉原洋を攻める。

先頭の尾崎匡哉は顔の近くに来た投球を避け損なってバットに当ててから顔に当たったようだ。一見死球かと思ったがファウルの判定。尾崎は打席近くにうずくまり、ベンチに退く。大村巌打撃コーチや五十嵐監督ばかりか、相手の白井監督まで心配顔で出てくる中、四人の審判が集まって協議してファウルと確認。

Dsc_0226 五十嵐監督は石山智也球審に執拗に抗議するが覆らなかった。ベンチに退いた尾崎は結局戻ってこられず、代打に関口雄也が起用された。なおファームの試合にしては珍しく、このプレイに関して石山球審から場内アナウンスで説明があった。

また、この中断の間、ベイスターズファンから「早くしろ!」などの怒号が飛ばなかったのはさすが。やはり「伝統の一戦」、「宿命の対決」だ。

白井監督が自分のチームの選手が負傷したかのように心配していたように思えたが、気のせいだろうか…<>

尾崎の代打関口が安打で出ると、市川卓が死球。ちょっと不穏な雰囲気になりかけるが、トレーナーの心配そうなそぶりをよそに市川は元気に一塁へ。この後も投球が球審のインサイドプロテクターを直撃するなど物騒なイニングになったが、一死から佐藤に2点タイムリーが出て9対2。どうやら勝負あった…という感じがしてきた。

7点差になったから出番が回ってきたのか、最初からその予定だったのか不明だが(たぶん前者だが)八回表のマウンドには齊籐勝が上がった。

Dsc_0239 齊籐もまたぴりっとしない。先頭打者からいきなり連続四球…。どうなることやらと思ったがここから靏岡、稲田、山崎憲晴を打ち取って無失点に凌いだ。

ファイターズは八回裏も攻撃の手をゆるめない。この回から登板した四番手の小林公太を攻め、谷口、今成、関口の安打で満塁とすると、市川が二打席連続の死球で押し出し。

Dsc_0247 三塁側から観ると、市川の左足に当たったのは間違いないが、市川がスイングをしているようにも思える。打ちに行って、途中で止めて避けようとしてその流れの中で自然にバットが投手寄りに流れたと言う解釈なのか…。相手のベイスターズのベンチが一塁側で見づらかったからか、特に抗議はなかった。

この後、大平のレフトへの犠飛でもう1点。なおも二死一、二塁とピンチは続くが佐藤をキャッチャーファウルフライに打ち取ってようやくチェンジ…

Dsc_0254 と思ったら途中からマスクをかぶっている靏岡が落球。

Dsc_0255 命拾いした佐藤はライト線にタイムリー三塁打を放ち、二者を還し、この回だけで4点。132とさらにリードを拡げた。

Dsc_0257

九回表にファイターズ七番手の榎下陽大が大原淳にソロ本塁打を浴びるが大勢に全く影響なく、13対3でファイターズが圧勝した。

17日・ファイターズスタジアム】

B 000 002 001 =3

F 003 400 24× =13

B)●ハミルトン、佐藤、杉原、小林公-松下、靏岡

F)八木、○オビスポ、松家、根本、植村、齊籐、榎下-今成

本塁打)今成2号3ラン(ハミルトン・3回)、大原淳2号ソロ(榎下・9回)

 

 

ヒーローインタビューは「北海道まつり」に因んだのか、北海道文化放送の栗山麗美アナウンサーが担当した。

Dsc_0284 個人的には同じ北海道文化放送でも1月の鎌ヶ谷での自主トレを取材していた中野涼子アナウンサーを推したいところだが…

Dsc_0073

これでファイターズは100試合を消化して56413引き分け。勝率は.577。ゲーム差なしの2位とぴたり付いていたジャイアンツが今日はライオンズに25で敗れ、116試合62495引き分け、勝率.559。ゲーム差は1となった。今季はウエスタン・リーグの球団との交流戦を組んだが球団ごとにばらつきがあり、ファイターズは0でジャイアンツは16試合。これがそのままファイターズとジャイアンツの試合数の差になる。これは同じ試合数に例えるならばファイターズの方がジャイアンツより引き分けが16試合多いのと同じ事で、同じ貯金数ならファイターズがジャイアンツより勝率は高くなるのだ。ファイターズとジャイアンツの直接対決は残り4試合。23日から25日までジャイアンツ球場で三連戦の後、翌26日にファイターズスタジアムで対戦する。そこで決着が付くのだろうか…。

ところで前半で、ファイターズとベイスターズは人の交流が盛んと書いたが、善し悪し両面があると感じさせるシーンがあった。

Dsc_0021 今季からNPBでは球場に観客を入れた時点から相手チームとの私語を禁止している。大相撲の八百長疑惑を反面教師に、疑いを招くような行為を禁じたのだろうが、完全に蔑ろになっている。おそらく同様のシーンを球場での観戦時に目撃したファンは少なくないのではないか…。

ベイスターズの稲田直人とファイターズの三木肇コーチは2008年から二年間、ファイターズで同じ釜の飯を食っている。だから親しいのだろうがNPBが定めた趣旨を考えれば慎まなければならない行為だろう。だが、稲田と三木コーチの私語はこれだけではない。

Dsc_0166 これは五回裏、ファイターズの攻撃で打席に村田という状況で、稲田と三木コーチは会話をしているのだ。これはアウトだろう。島田紳助ではないが「僕の中ではセーフでも」完全にアウトだろう。

今日と明日の二日間は「北海道まつり」

Dsc_0013 例によって出店が並んだ。明日の日曜日はもっと賑やかになるだろう。選手と触れ合えるイベントも用意されているそうだから、時間のある人はぜひ足を運んで欲しい。平日開催二試合を残しているが休日の鎌ヶ谷開催は今年は明日が最後だ。

その明日、球場に行けない敗戦処理。にとっては今日で最後なので、西船橋行きの最終バスが出るまで試合後は選手からサインをもらいまくろうと目論んだ。オビスポ以後のファイターズのリリーフ陣が根本を除き締まらない投球を続けたため攻撃時間ばかりか守備の時間まで長くなってサインタイムが一時間を切ってしまったが、村田和哉、土屋健二、中村勝、榎下陽大、乾真大、関口雄也、中島卓也各選手(順不同)に、敗戦処理。が撮影した写真にサインを書いてもらえた。

Dsc_0305 中村投手には昨年の一軍初登板初先発の千葉マリンスタジアム(現QVCマリンフィールド)のプロ第1球の写真に書いてもらい、その旨を伝えたら本人も喜んでくれた。また土屋投手からは「この写真いつのですか?」と聞かれたので「開幕戦のジャイアンツ球場です」と答えたら納得した様子だった。また関口選手がサインを求めるファン達をバスや自動車の交通の邪魔にならないよう、寮の入口まで誘導していたのも印象深かった。各選手、試合直後でお疲れのところ、本当にありがとうございました。

昨年からツイッターを始め、ファイターズのファーム情報がよりリアルタイムに得られるようになった。休日ばかりか、平日の試合でもイニング単位で速報が得られる。何の見返りもなく、本来なら観戦に集中するのに妨げにもなりかねない、携帯電話やスマートフォンなどの細かい操作を全くいとわない親切な方達のお陰だ。相互フォローの輪が拡がるうちに、実際に面識がある人も増えてきた。敗戦処理。は情報を得る方ばかりで些かの申し訳なさも感じているが、情報発信して下さる皆さんにこの場であらためてお礼を申し上げたい。もちろんシーズンが終わったら、あらためてツイッター上で感謝の意を表明するつもりだが…。

1月の極寒の新入団選手歓迎会に始まり、お世話になった皆さんに本当に感謝しています。そして明日も観戦される方、応援よろしくお願いします。

Adsc_02 皆でファイターズを後押しし、皆でファイターズとともに宮崎に行きましょう。

 

 

 

P.S.

敗戦処理。は個人的に、この時期特有のオフシーズン人事予想で、現在他球団のユニフォームを着ている人の名前を出すことを控えるようにしている。それはされた方の人のファン、所属球団のファンの感情を考えての判断だ。例えば、先般今季限りでの退団を表明したバファローズの梨田昌孝監督に関し、退団表明前からタイガース球団の次期監督ではないか等との報道が出た。こう言うのは不愉快だ。

そうは言うものの、当エントリーでは他球団に所属するコーチをあたかも梨田監督の後任として期待しているかのような一節がある。これは敗戦処理。のポリシーには反するが、その球団が、敗戦処理。が応援するもう一つの球団のコーチをあまりにもあからさまにフライングして監督に引き抜こうとして日本シリーズ出場中のチームを混乱させた形跡があるので、敗戦処理。はそれを許さない。そのチームのファンの方には申し訳ないが、目には目をではないが書かせてもらった。その人に戻ってきて欲しいと思っている人は多いのでしょうけどね…。

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