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2011年9月23日 (金)

♪よ~く考えよう、バントは大事だよ…イースタン・リーグ首位攻防四連戦、ジャイアンツが先勝!

Dsc_0167 今週は台風の影響で試合中止が相次いだイースタン・リーグ。熾烈な優勝争いを繰り広げる首位ファイターズと、1ゲーム差で追う2位ジャイアンツの直接対決四連戦(23日~25日がジャイアンツ球場、26日がファイターズスタジアム)初戦の今日はジャイアンツが「エース」セス・グライシンガーを立てて2対1で辛勝。まだ2位のままながらゲーム差0とした。

試合後のヒーローインタビューのアナウンサーが、ジャイアンツは残す三連戦に三連勝するとリーグ優勝が決まると言っていたが、ファイターズも明日から三連勝すれば26日の鎌ヶ谷で優勝が決まる。

敗れたファイターズは大事な場面でのバント失敗が響いた…。

(写真:1点を追う八回表無死一塁での浅沼寿紀の送りバント。一塁走者が二塁封殺され失敗。)

まず昨日(22)までのイースタン・リーグの上位2強の成績。

1位 ファイターズ102試合5742敗3分け 勝率.576 残り試合6

2位 ジャイアンツ118試合6350敗5分け 勝率.558 ゲーム差1.0 残り試合6

直接対決成績。ファイターズの95敗。

ファイターズ残り対戦相手 G4(2326)、L(28)、M1(30)

ジャイアンツ残り対戦相手 F4(2326)、モ2(30日、10/1)。 

この両チームを応援している敗戦処理。としては、この両チームに優勝争いが絞られた時点で満足している面もないことはないが、優勝すれば二年ぶりのチームと、七年ぶりのチームのどちらに重きを置いているかと言われれば、それはもう…。

今日はジャイアンツ球場の三塁側に陣取った。このカードを観戦する時には鎌ヶ谷でもここでも一塁側に座ることが多い。それは右打者である大田泰示の打席をじっくりと観たいからだ。遡れば中田翔も…。だが今日はほとんどネット裏二近い三塁側に陣取った。

先発はジャイアンツがセス・グライシンガーでファイターズが中村勝。このカードでグライシンガーと吉川光夫が投げ合った12日の試合をツイッターで「エース対決」と呟いたが、今日もそれに近い顔ぶれ。ただジャイアンツのスタメンには脇谷亮太、松本哲也の名前こそあったが高橋信二、大村三郎の名はなく若手主体だった。

ファイターズ

()西川遥輝

()中島卓也

()今成亮太

()佐藤賢治

()市川卓

()松坂健太

()関口雄大

()浅沼寿紀

()谷口雄也

()中村勝

ジャイアンツ

()脇谷亮太

()松本哲也

()隠善智也

()中井大介

()大田泰示

()福元淳史

()田中大二郎

()河野元貴

()山本和作

()グライシンガー

Dsc_0044 一回表にグライシンガーがいきなり三者連続三振と格の違いを見せると、その裏、ファイターズの先発の中村は先頭の脇谷にいきなりセンター前に運ばれる。続く松本の打席で一塁に牽制球を投じた際にボークを取られ無死二塁。おそらくはセットポジションの一時静止を怠ったとの判断だろう。動揺したのか松本に四球を与え、無死一、二塁。隠善智也が送って一死二、三塁。中井大介はライト前の小飛球でポテンヒットになるかと思ったが関口雄大がスライディングキャッチで二死に。走者もタッチアップできず。しかし大田にストレートの四球で二死満塁とすると、福元淳史にも四球で押し出し。ジャイアンツが1点先制。

なんとも危なっかしい中村の立ち上がりだったが、この後は徐々に調子を上げていき、グライシンガーとともに投手戦を展開する。

グライシンガーは完全に力で抑え込むという感じ。主砲・尾崎匡哉を欠くファイターズ打線では手の施しようがない感じだった。六回表、「グライシンガーが相手じゃあ…」という雰囲気が漂っていたが、それまでしょうもないヤジばかり飛ばしていた、鎌ヶ谷ではネット裏の前の方であの有名なK老人と一緒にヤジっているオジサンが「グライシンガーだから打てないってんじゃ誰も一軍に上がれねえぞ!」と珍しく真っ当なヤジを飛ばした。すると三振に倒れた谷口雄也がそのオジサンを睨みつけていたが、続く西川遥輝がシャープに振り抜いた打球が右中間のネットを超え、同点ソロ本塁打となった。

Dsc_0123 いまだにDHでの出場を余儀なくされている西川だが、一軍レベルの投手からの完璧な一打は自信になることだろう。同期の谷口も第一打席で左中間を破る二塁打を放っていた。

いつもならグライシンガーもこのあたりで降板するのだが、さすがにイースタン首位攻防戦。行けるところまで行く感じで七回以降もマウンドに上がる。すると1対1で迎えた七回裏、中村が投じたカーブ系の真ん中よりのボールを山本和作が見逃さず、レフトオーバーのソロ本塁打で勝ち越し。

Dsc_0145

Dsc_0057 中盤からは低めに球を集めて丁寧にジャイアンツ打線を料理していた中村だったが、吸い込まれるように甘い球を投げてしまった。これでグライシンガーが投げ続けたら試合を決める1点になりかねないなと思ったら、八回表もグライシンガーがマウンドへ。

八回表のファイターズはそれでも先頭の関口が安打を放ち無死一塁。続く浅沼に送りバントを命じるも二球ともファウル。浅沼は第一打席でも無死一塁からバントを二度ファウルにした後に強行して併殺打になっている。ファイターズベンチは何が何でも送らせようとスリーバントを試みるが、冒頭の写真の様に捕手の河野元貴のすぐ手前で止まり、二塁に送球されて送りバント失敗。

Dsc_0167_2

Dsc_0168

ジャイアンツはここでグライシンガーから高木康成にスイッチ。ここから左打者が六人続くというのもあったろうが、それなら浅沼の打席での交代も考えられたはず。実際浅沼を迎えたところで木村龍治コーチは一度マウンドに上がっていた。

高木は一軍で投げた15日のベイスターズ戦でバント処理で手痛いミスをしていた。懲罰的降格大好きな原辰徳監督のことだから、チームとファンの士気を低下させたプレイと二軍落ちは無関係でないかもしれない。ならば左対左の谷口にもう一度バントを仕掛けさせるのも面白いかなと思ったが、普通に打たせてボテボテの投ゴロ。それでも二死二塁となって西川を迎えて期待出来たが、西川は遊ゴロに倒れて同点ならず…。

八回裏、ファイターズは二番手に榎下陽大を送った。

Dsc_0184 ジャイアンツのクリーンアップとの対戦となったが榎下は三者凡退に。

Dsc_0187 特に大田から全部空振りで奪った三振は圧巻だった。

周りにいたファイターズファンは大田の打席のたびに「一発に気をつけないと…」と言っていたが、実は今年の大田はまだ本塁打を5本しか打っていない。もっとも内3本が今月に入ってからで、昨日も打っているので要注意打者であることは間違いない。しかし本塁打が減った分打率が上がったかというとさにあらず。昨日までの打率は.260

 

 

大田は今季、交流戦の時期に一軍で決勝打を放つなど三年目での進化を見せたが、その一軍期間を除いてフル出場していてこの数字では退化と言われても反論できない。内野守備に見切りを付けてシーズン途中から外野に挑んでいるが、守備で精一杯なのだろうか…。その外野転向も内野守備に自信を亡くした本人の希望を踏まえてのものだから言い訳に出来まい。

九回表、まだまだ左打者が並ぶこともあってか高木がイニングまたぎで続投。ファイターズはグライシンガーの前には三打席連続三振だった中島卓也が何とかショートへの内野安打で無死一塁。三番の今成亮太を迎えた。まず同点という考えなら今成にバントだろう。今成もバントの構えを見せたが、バスターに切り替えて投ゴロ。

Dsc_0192 これが併殺打となってあっという間にツーアウトランナー無しとなってしまった。浅沼の二度にわたるバント失敗がトラウマになっていての裏をかくバスターだったのか…?それともビジターだから同点狙いでなく逆転狙いで、アウト一つあげてしまうバントでなくバスターだったのか…?どちらにしても呪われたような併殺打だった。

意気消沈の三塁側ファイターズファンだが、ここで佐藤賢治の代打、渡部龍一がレフト前に安打を放つと、続く市川卓の代打、荒張裕司も三遊間を破り二死から一、二塁と最後の粘りを見せる。

Dsc_0199 ここでようやく右打者の松坂を迎えたところでジャイアンツは高木からレビ・ロメロにスイッチ。ファイターズも代打に大平成一を送り、逆転の走者となる一塁走者荒張に代走、岩舘学を起用した。

Dsc_0206 一軍ではセ・リーグで二桁セーブ一番乗りを果たしたロメロだったが、その後はフォークを見極められるようになりウイニングショットの神通力が薄れ、制球難も露呈して二軍に落ちてきたのだが、ここでも代打の大平を歩かせて二死満塁。グライシンガーから二安打を放っていた関口にもカウントを3-1と苦しむが、ここからストライクを取るとその後はファウルで粘られるが、最後はライトフライ。ジャイアンツが1点差で辛勝した。

23日・ジャイアンツ球場 観衆1,292人】

F 000 001 000 =1

G 100 000 10× =2

F)●中村、榎下-今成

G)○グライシンガー、高木、Sロメロ-河野

本塁打)西川2号ソロ(グライシンガー・6回)、山本9号(中村・7回)

これで両チームの成績はこうなった。

1位 ファイターズ 103試合5743敗3分け 勝率.570 残り試合5

位 ジャイアンツ 119試合64505分け 勝率.561 ゲーム差0 残り試合5

直接対決成績。ファイターズの9勝6敗。

ファイターズ残り対戦相手 G3(2426)、L(28)1、M1(30)

ジャイアンツ残り対戦相手 F3(2426)、モ2(30日、10/1)

優勝争いはこれで完全に五分になったと言えるかもしれない。いや、細かく言えば同じ貯金数、ゲーム差0状態ではファイターズが上に来るのだから、まだファイターズがやや有利だ。両チームに16もの試合数の差があるのはウエスタン/リーグとの交流戦の試合数の差。ファイターズは0でジャイアンツは16試合(18試合を予定していたが2試合が中止)。明日勝った方が優勝するような気もするが、どうなるだろうか?

今日のグライシンガーは二軍打線では打てない質だったと思う。先述のヤジの通り、そういう投手を打たないと一軍には上がれないし、勝たないと優勝には近づかないのだろうが…。だが、もうグライシンガーは出てこない。残る三試合の直接対決の先発予想は笠原将生、宮國椋丞、カルロス・トーレスあたりか?ファイターズ打線にとっては同じくパワーピッチングをするトーレスが脅威だが、攻略できないものか…。

グライシンガーと投げ合った中村はナイスピッチングだが、出来れば本人には「7イニング2失点でまずまずの投球」と振り返るのでなく、七回裏に打たれた山本の一発を悔やんで欲しい。QS上は合格点でも、同点での展開で一発を食らったことを「そういうこともある…」と思い過ごすのか、「何であの球を投げてしまったのか!」と悔やんで反省するのとでは将来が違うと思う。酷なようだが、「好投したけど惜しかったね」と言うレベルはせいぜい今年まで。勝つための投球、負けない投球を追求して欲しいと思う。

もちろんファイターズの打線には大苦言。今日の様な難敵相手には少ないチャンスを高確率にモノにしなければ得点できないし、勝てない。タイトルに掲げたとおり、送りバントをまともに成功できないようでは勝てない。

ところで最終回の反撃でファイターズはベンチに残っている選手をどんどん使った。このところ試合に出ていない岩舘は、先日手に包帯を巻いていたとの目撃談もあるが、シートノックでは姿を見せなかった。九回表終了時のファイターズのラインアップは以下の通り。

ファイターズ

()西川遥輝

()中島卓也

()今成亮太

()佐藤賢治→代打渡部龍一

()市川卓→代打荒張裕司→代走岩舘学

()松坂健太→代打大平成一

()関口雄大

()浅沼寿紀

()谷口雄也

()中村勝→榎下陽大

九回裏はどんな布陣になっていたのだろうか…。今成を二塁に回し、三塁に岩舘、大平がライトに入って関口がセンターに回るといったところだろうか。西川が守備につけないのも痛いが、仮にDHを外して守備につけると投手が打順に加わり、延長戦で打順が回っても代打がいないということになる。

一軍では足の指を骨折している糸井嘉男が強行出場し、めまいなどの体調不良を訴えていた中田も今日は復帰した。一方で稲葉篤紀が今日のバファローズ戦で途中交代したと言う情報もある。二岡智宏負傷で結果的に村田和哉が一軍に上がり、尾崎が負傷したのも大打撃。実態は優勝争いどころではなく、無事にその日の試合を凌げるかというのもあろう。

だが、残すはあと5試合。ここでジャイアンツに一気に行かれるようでは3月半ばから頑張って戦ってきた成果が報われない。敗戦処理。はどちらのチームが優勝しても宮崎まで行く予定だが、出来ればドラゴンズと対戦するのは…

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