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2011年8月28日 (日)

今年も鎌ヶ谷の夏が終わる…

Dsc_0063 8月最後の土日、ファイターズのファームは本拠地鎌ヶ谷で金曜日からスワローズと三連戦。昨日(27)は「鎌ヶ谷デー」とやらで出店が並び2千人を超えるファンが集まったそうだが、今日(28日)はいつもの日曜日の入りという感じだった。先週関東地方では各地でゲリラ豪雨があったりして天候が乱れに乱れたが、今日は8月らしい熱さ。ということで、私のせいで一部で物議を醸したと言われているスコールタイムも行われた。

スタッフによると「今年最後かもしれない…」というファイターズスタジアム名物スコールタイム。確かに夏の終わりが確実に押し寄せているのかもしれない。

そんな中で行われたファイターズ対スワローズ戦は熱さの中、両軍投手陣が頑張って互いに一歩も譲らない展開となった。

(写真:スコールタイムでスコールシートに向けられる大量の放水)

ファイターズの先発はサウスポーの吉川光夫でスワローズは平井諒

両投手ともズバズバと低めを突いてくる。吉川もかつては課題とされた制球難が今年は顔を出さず、不利なボールカウントになっても根気よくカウントを整える。

Dsc_0042 一軍で好投しても味方打線の援護がなかったり等、糸数敬作と争う一軍先発ローテーション6人目の座争いでは苦戦しているが、この投手が昨年までと比べ、かなり成長していることは間違いないと思う。

平井も力で押してくる。

Dsc_0034 四回裏にこそ二死から尾崎匡哉に四球、加藤政義に二遊間を破られて一、二塁のピンチを迎えたが、続く渡部龍一を詰まった右飛に打ち取ってピンチを切りぬけた。平井は5イニングを投げて被安打3だったもののピンチらしいピンチはこの四回裏だけだった。

0対0のまま迎えた六回裏、三塁側スコールシートに今年最後かもしれない大放水がなされる中、スワローズは平井に代えて、二番手に石井弘寿を投入。

Dsc_0100 石井が一軍のマウンドから姿を消して何年になるのだろう。敗戦処理。はスワローズファンではないが、生で観るのは2006年のWBCアジアラウンド、日本代表対韓国代表戦以来だろう。あの時、韓国代表の主砲、イ・スンヨプに逆転の本塁打を打たれ、ちょうどイ・スンヨプがジャイアンツに移籍してきたタイミングであったこともあわせ複雑な心境になったものだ。

石井は先頭の谷口雄也に四球を出す。スタンドから観ていてもボールとストライクがはっきりしていた感じで前途多難を思わせたが、続く西川遥輝の送りバントによる一死二塁のピンチを、三番の市川卓を左飛、四番の尾崎を遊ゴロと力でねじ伏せた感じだった。

 

 

 

石井はこの1イニングで降板した。

 

 

石井は今日がまだイースタン5試合目の登板。かつて1992年のリーグ優勝の際には優勝争いの土壇場に荒木大輔が復帰してカンフル剤になった。荒木の再来を期待するなら石井をおいて他にいないと思うが…。

吉川は直後の七回表に、濱中治山田哲人に安打を打たれ一死一、二塁のピンチを招くが新田玄気雄平の代打吉本亮を打ち取ってこちらもゼロ行進を続ける。吉川はこの回限りで降板。

なお吉川は今日の7イニング自責点0という投球結果で今季の投球回数が74回となり、イースタン・リーグ規定の試合数×0.8という規定投球回(ファイターズ91試合×0.8722/3)に到達し、チームメートの糸数の2.28やジャイアンツの福田聡志の2.37を抜く1.58で堂々の防御率トップに躍り出る。

スワローズも七回裏、石井に代えて同じサウスポーの日高亮をマウンドに。

Dsc_0131 スタメンに左打者六人を並べたファイターズ打線はどうしても左投手には分が悪い。この回は二死から松坂健太がレフトに大飛球を放ち、フェンス際まで後退した福地寿樹がグラブに打球を当てて落とす二塁打で二死二塁とするが、浅沼寿紀の代打、岩舘学が遊ゴロでファイターズは先制点を奪えず。

八回表はファイターズの二番手乾真大が二番から始まるスワローズ打線から2つの三振を奪う三者凡退。

Dsc_0121 スワローズは日高が続投してファイターズ打線を抑える。

0対0のまま迎えた九回表、ファイターズは三番手の菊地和正が乾に続きスワローズ打線を三者凡退に仕留めていい流れで味方の攻撃を迎える。

Dsc_0162 スワローズは日高が3イニング目のマウンドに上がる。

1点取ればサヨナラ勝ちのファイターズは一死から加藤政が三遊間を渋く破り、サヨナラの走者を出す。打席には渡部龍一。この後、松坂、岩舘と続く場面でどんな動きを見せるかと思ったら普通に強行して遊ゴロ併殺打。個人的には二死になってもバントで送って欲しいと思ったが…。

十回表、ファイターズは菊地が続投。スワローズは福川将和上田剛史の安打で二死一、二塁とし、打席に福地に代わって途中出場の松井淳

Dsc_0173 ここで松井淳が二遊間を破り、ついにスワローズが1点先制。

Dsc_0174

Dsc_0175 この後挟殺プレイで三塁に進んでいた上田を刺してこの回を終えたが、ファイターズには重い1点が入った。

勝ち越したのでさすがに最後は三番手が出てくるかと思ったがスワローズは十回裏も日高が続投。二死から中島卓也に安打を打たれるが谷口を打ち取ってスワローズが投手戦を制した。

Dsc_0184

28日・ファイターズスタジアム】

Ys 000 000 000 1 =1

F  000 000 000 0 =0

Ys)平井、石井、○日高-新田、福川

F)吉川、乾、●菊地-渡部

本塁打)両軍ともなし

勝ったスワローズだが、今日は昨日スタメン出場したジョシュ・ホワイトセルの姿が無く、宮出隆自、濱中治といったベテランがスタメンに名を連ねた。

Dsc_0050 一軍がセ・リーグの首位をひた走るスワローズにとって、さし当たっては三番を打った福地や四番を打った飯原誉士の一軍復帰へ向けての調整が優先課題だろうが、石井とともに、34歳の宮出、33歳の濱中にとっては昨年終了後に一度終わった選手生命を何とかつなぎ止めてがんばっている状態であろうが、今後ますます一軍から落ちてきた選手の調整や、若手の起用が優先される。チャンスが残り少なくなるのは明白だ…。

ジャイアンツと激しい首位争いを繰り広げている首位のファイターズはこの1敗で91試合5038敗3分け、勝率.5682位のジャイアンツは今日、ジョシュ・フィールズの二試合連続となる本塁打などでマリーンズに5対4と勝利。107試合57455分けで勝率は.559ゲーム差は1から0となった。今季ウエスタン・リーグとの交流戦を組んでいないファイターズの残り試合は17。ウエスタン・リーグとの交流戦16試合を消化したジャイアンツの残り試合も17で残り試合数が同じ(はず)。27日現在で3位のゴールデンイーグルスは同日現在で首位のファイターズと5ゲーム差でまだ優勝圏内という見方があるが、2位のジャイアンツとも4ゲーム差だから、ゴールデンイーグルスが5連勝してもジャイアンツとファイターズが揃って5連敗以上しなければ超えられない計算になるので、現実的にはゴールデンイーグルスは実質「首位」と9ゲーム離されているとみなされる。何が起こるかわからないのがイースタン・リーグだが、今季の優勝争いはファイターズとジャイアンツの両チームに絞られたと言っていいように敗戦処理。は思う。ただ拙blog8月13日付エントリー イースタン・リーグ優勝争い、これから起きる大問題!? で触れたように試合数の不均衡に左右されてしまう気が…。

 

ファイターズは今日は一軍も二軍も0対1の惜敗。一軍はこの一週間を1勝5敗と急速な失速ぶりだ。27日には複数のスポーツ紙に梨田昌孝監督の去就を巡る報道が出るなど踏んだり蹴ったりな一週間で、首位のホークスはマイペースで勝ち進んでいる。ファームは優勝争いばかりでなく、一軍にカンフル剤を送り込みたいところだが、杉谷拳士昇格以降、特に野手にこれはという存在がいないのが残念。そんな状態だからイースタンでも勢いの付く勝ち方が出来ない。

だがファイターズは一軍の唯一の勝ち試合が斎藤佑樹のこれまでにない八回の途中まで無失点の好投によるなど、苦しい中にも進化を模索する姿勢が観られる。ファイターズのファームにもこうした姿勢が欲しいところだ。

一軍への戦力供給という課題を抱えつつも、しびれるようなファームの優勝争いを続けて欲しい。それが熾烈になればなるほど、ファイターズナインにとっても、ジャイアンツナインにとってもプロ野球選手として一本立ちを目指す上での財産になるはずだからだ。

敗戦処理。はファイターズで二度、ジャイアンツで二度、ファーム日本選手権で苦杯をなめさせられている。既に108日のサンマリンスタジアムのチケットは抑えた。ハイレベルな優勝争いに勝ったイースタン・リーグの代表として今度こそウエスタン・リーグ優勝チームに勝って贔屓チームのファーム日本一を観たい!

P.S.

今日のオマケ

試合前に行われた梨の早食い競争と、始球式に登場したモデルさん。

Dsc_0023_2 場内アナウンスで説明があったが、結局この人は誰?

 

 

 

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