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2011年8月20日 (土)

ジャイアンツの「第二の二軍」が青山学院大に完敗…。

Dsc_0184 敗戦処理。はこれまでジャイアンツのファームの試合を観戦した事は数あれど、今季から本格的に活動している「第二の二軍」に関しては生で観たことがなかった。なかなかスケジュールを取れなかったのだが、今日(20)、初めて生で観る機会に恵まれた。相手は戦国東都の雄、青山学院大学だ。一軍は東京ドームでナイトゲームでスワローズ戦、イースタンは西武第二でライオンズ戦というなか、第二の二軍はジャイアンツ球場で青山学院大学と対戦した。

が、タイトルにも書いたように、試合は0対2でジャイアンツの「第二の二軍」が完敗した。

(写真:試合後に吉原孝介育成チーフコーチ=背番号84を中心に反省会を開くジャイアンツの「第二の二軍」)_

ジャイアンツの先発は普段はイースタンでショートリリーフで投げる上野貴久。青山学院大は三年生の右腕、福島由登。三年前の夏の全国高校野球大会で大阪桐蔭高のエースとして全国制覇を果たした投手だ。ライオンズの浅村栄斗と同学年。ファイターズの中田翔の一年後輩。なお青学大の遊撃手は昨年までジャイアンツでコーチを務めていた篠塚和典元コーチの長男冝政。父と同じ右投げ左打ちで華奢な体型。

ジャイアンツの「第二の二軍」のスタメンはこんなメンツ。

(一)仲澤広基

()河野元貴

()福元淳史

()加治前竜一

()伊集院峰弘

()土井健大

()市川友也

()財前貴男

()和田凌太

()上野貴久

斜文字は育成選手登録。

余談だがジャイアンツでは二軍の選手が「第二の二軍」に落ちると、原則五日間は二軍に戻れないというルールを作って競争意識を持たせているという。つい先日までイースタンに出ていた仲澤広基河野元貴加治前竜一は不成績などで今日の西武第二でなくこちらに出ているようだったら猛省と奮起を促したいところだ。

イースタンでは左のショートリリーフという印象が強い上野の先発は初めて観た。今日は3イニングを投げて無失点。ただスタンドから観ていてボールとストライクがはっきりしている感じで、大学生相手でも引きつけて打つ感じの右打者には手こずっている印象を受けた。

Dsc_0058_2 二番手にはルーキーの田中太一。実は試合で観るのは初めてだ。思いっきり腕を振る力強いフォーム。上野に続いて青学大打線を3イニング無失点に抑えた。しかも四死球で走者を出しただけで被安打0!

Dsc_0056 ちなみにスコアボードの表示は「田中太」ではなく「田中太一」だった。これはおそらく田中大二郎「田中大」と紛らわしいからだろう。

一方でジャイアンツ「第二の二軍」打線は福島を打ちあぐむ。

Dsc_0014 時折走者を得点圏まで進めても後が続かずホームが遠い。「野球小僧 世界野球選手名鑑2011(白夜書房)によると「走者を背負ってスペシャルトップギアが入り…」との事だが、プロを相手にしても自分のペースを変えないのは素晴らしい。まだ三年生とのことだが、堂々たる投球だった。

そうして0対0のまま試合は七回に進んだ。ジャイアンツは七回表から、田中太一に代わり古川祐樹を投入。

Dsc_0089 古川は昨年投球フォームの左腕を下げ、上野以上に対左打者専用というイメージが強くなったが、代わりっぱな一死から井上にライトのフェンスまで達する二塁打を打たれると、続く丸山のライトフライで二死三塁とされた。

ここで青学大は代打に筒井を送って先制点を取りに行く。筒井は粘って四球。青学大はこの上野に代走今村を送り、途中からマスクをかぶっている九番打者、谷の打席でいきなり今村が二盗。ダブルスチール(ディレードスチール)も警戒しなければならない場面だったが、いともあっさりと二盗を許してしまった。大学野球の選手でデータ不足ということもあるのかもしれないが、わざわざ代走で出てくる選手なのだからもっと警戒すべきだったと思うし、古川は左投手なのに簡単に走られて情けない感じだった。

Dsc_0104 二死二、三塁となって谷が振り抜いた打球は左中間へ。二者が生還し、ついに青学大が均衡を破った。ジャイアンツは2点のビハインドとなった。

青学大はその裏から福島に代えて石井をマウンドに送った。

Dsc_0109 これがまた気風の良い本格派という感じで、ジャイアンツ打線を翻弄。八回裏には二死二塁で、ジャイアンツ打線でここまで最もバットが振れていて二安打の土井を迎えたが、土井も三振に切って取り、ピンチを切り抜けた。

ジャイアンツは古川のあと、八回からこれまたルーキーの宮國椋丞を投入。

Dsc_0134 八回にも二死から振り逃げと死球で一、二塁のピンチを招くが辛うじて無失点に抑えていたが、2イニング目のこの回は先頭のレフトフェンス際の大飛球を加治前が落下点に入りながら落球して無死二塁のピンチに。しかもこの後牽制でミスが出て無死三塁と追加点のピンチを招くが、ここから三振と、相手のスクイズを投飛にして併殺を完成させ、無失点に切り抜けた。

その裏、ジャイアンツ打線がプロの意地を少しは見せるかと期待したが、この回も石井の前に三者凡退。あっさりと0対2で敗れた。

20日・ジャイアンツ球場】

青 000 000 200 =2

G 000 000 000 =0

青)○福島、S石井-加藤、谷

G)上野、田中太、●古川、宮國-河野

本塁打)両軍ともなし

Dsc_0078_2 なお篠塚冝政は四打席で一死球以外は3打数0安打だった。

 

 

スタンドにはおよそ100人くらいの観客。いつもイースタンの試合で一塁ベンチ上の二列を占拠する常連さん達の姿もなく、全体の八割以上を占めると思われる青学大の関係者(選手の父兄、在学生)!?が終始盛り上がっている感じだった。

 

今日のジャイアンツ打線は全体に工夫がないというか、うまく言えないが漫然と打席に入り、来た球を打っているだけという感じがした。初めて対戦する投手というのはプロアマ交流戦なら当然のこと。土井と、他には福元淳史も二安打を放ったが、他の選手は寂しかった。福元は今季途中に育成選手から支配下登録され、イースタン公式戦にも多く出場している。他の選手は今日の福元を見て自分との違いを気付くべき立場なはずなのだが…。

 

ジャイアンツがイースタンでファイターズと首位争いする根底にこの「第二の二軍」との競争があることはおそらく間違いないのだろうが、育成選手を含む第二の二軍のレベルは、最も育成選手制度を有効に活用していると言われるジャイアンツでこうなのだから、まだまだごく一部の選手を除いては野球界の底上げに寄与されているとは言えない気がする。単に今までならドラフトで指名されない選手の一部が拾われているに過ぎないという気すらしてきた。もちろん一試合の観戦で決めつけるのは早計だが。

Dsc_0176 ただこの日の青山学院大のように、対戦する大学野球部、社会人、クラブチームらには有効な機会であることは間違いあるまい。ジャイアンツに限ってみても今月、23日には東京大学と、30日には東浜巨を擁する亜細亜大学と対戦する。これからもどんどん続けてもらいたい。

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