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2011年6月25日 (土)

トーレスがまたイースタンで好投。どうなるジャイアンツの先発ローテーション争い…

Dsc_0040 今日(25)は今年初めて横須賀スタジアムに足を運んだ。今週、火曜から木曜まで鎌ヶ谷でファイターズに三タテを喫したジャイアンツのファーム。61敗と絶好調のカルロス・トーレスが八回途中まで1失点の好投を見せるが、今日投げたために現在一軍登録抹消中のセス・グライシンガーが抹消している間に一軍で先発するという可能性は低くなった。とはいえファームといえどもこれだけ好投が続くと一軍で投げさせてみたいもの。一軍はタイガースとの三連戦が終わると、オールスターまで六連戦二回と九連戦。先発投手が欲しいはずなのだが…

(写真:八回途中までソロ本塁打による1失点とベイスターズ相手に好投したトーレス)

一軍は昨日(24日)からセ・リーグ同士のリーグ戦が再開した。前述の通り六連戦や九連戦があることを考えると、先発投手が6人は必要なところだ。東野峻内海哲也澤村拓一に加えてグライシンガーに、金刃憲人まではすらすらっと名前が出てくるが肝心の6人目が出てこない。交流戦前の6連戦で先発していた小山雄輝や、外国人枠の関係でグライシンガーと入れ替わるように一軍で先発していたトーレスやディッキー・ゴンザレスをやりくりする考え方もあるだろうが、いずれにせよ誰か「これなら一軍で先発を任せられそうだ!」という投球を観たい。

タイガース戦に東野、内海、澤村の三人をぶつけてしまうと次の首位のスワローズ三連戦の先発が手薄になる。さらにその次のドラゴンズ三連戦を重視して東野、内海、澤村の三人を中六日で投げさせるとなると、スワローズ戦はグライシンガーを再登録させるにしても金刃と二人。どうしても谷間が出来る。ここに谷間を埋めるべく存在をファームからということになると、スワローズ三連戦の一週前にファームはファイターズと三連戦をするのでその先発投手の中から誰かを抜擢して登録してというところだろうが、ファイターズ三連戦では三連敗の中で小山のみ5回を自責点0だった。

先が思いやられるが今日はとりあえずトーマスの投球に注目だ。

さて、冒頭にも記したとおり、今年初めての横須賀スタジアムでの観戦である。横須賀スタジアムでの観戦は昨年のシーレックスとしての本拠地最終戦以来だ。したがってレックがベイスターズのユニフォームを着ているのを初めて観ることになる。これも楽しみの一つだ。

Cdsc_0228 が、横須賀スタジアムに着いたとき、スタジアム外周でファンサービスをしていたレックは、うーん何ともはや…。

スタンドに入り、今日はベイスターズ側の一塁側内野席に陣取った。今日は一塁側に座ると決めていた。大田泰示の右打席をよく見たいからである。大田が出る試合を観るときには一塁側に陣取ることが多いが、対戦相手のホーム側に座るのは珍しい。

大田は先月一軍入りを果たし、ゴールデンイーグルス戦では決勝打を放つなど昨年までとは一味違うところを見せてくれたが、長続きせず二軍に戻ってきた。一軍で試合に出ている大田を何度かテレビ中継で観たが、何かジャイアンツ球場他で観る大田と違った。打席で落ち着きがないというか…その辺を確認したい気もあってビジターながら一塁側に陣取ったのだが、その点に関しては収穫なしだった<苦笑>

実は敗戦処理。なりのポリシーとして、相手チームのホームグラウンドで観戦するときに相手側のスタンドで観戦するときにはビジターのファンとわかる格好はしないというのがある。例えば神宮球場のスワローズ対ジャイアンツ戦を観戦する際に一塁側内野席に座ることになったらジャイアンツファンとわかるグッズは身につけない。オレンジのタオルも使わない。それはホームチームのファンへの礼儀だと思っているからである。

試合はジャイアンツがトーレスと、ベイスターズが田中健二朗の先発。

序盤不安定だったのはベイスターズの田中。

Dsc_0031 プレイボールいきなりのジャイアンツ橋本到への四球。 二回には加治前竜一福元淳史への連続四球。素人目にはいつでも攻略できそうな感じだったがそうではなかった様だ。二回には山本和作の内野安打もあって二死満塁と攻め立てたが、橋本の右中間のライナーをセンターの荒浪翔に好捕されチャンスを逃した。

トーレスは初回の3つのアウトをすべて三振でとるなど、パワーピッチングでベイスターズ打線を封じ込めていたが、三回裏二死から梶谷隆幸にライトオーバーのソロ本塁打を打たれ、先制を許した。そこまでのアウト8つは5三振と3つの内野ゴロで簡単には打てそうな雰囲気がなかったが、初めて外野に飛んだ打球が本塁打だった。

その後もトーレスと田中の投げ合いは続く。

五回表にはジャイアンツが先頭の山本が二打席連続の内野安打で出塁し、二盗に成功して無死二塁としたが、一番の橋本以下、松本哲也、大田が凡退して無得点。山本は二塁に釘付けのままだった。

Dsc_0033 特に「二番・左翼」でスタメンの松本は田中に対し二打席連続三振の後、この打席もハーフライナーの二塁ゴロ。3打数0安打となって裏の守備から工藤隆人に交代させられた。

オープン戦の打撃不振から二軍落ちし、先頃ようやく一軍復帰を果たしたが打撃不振はいっこうに改善されず再び二軍落ち。ファームでも振るわないとは残念ながら重症のようだ。

その裏、ベイスターズは松本啓二朗が一死から内野安打で出塁。松本の安打はベイスターズにとっては4本目の安打。梶谷の本塁打を除いた残りはいずれも内野安打。凡打になった打球もここまですべて内野ゴロと、外野手が一度も打球に触れない珍しい展開。

松本は二盗に成功し、二死後、前の打席で本塁打を放った梶谷がショートの頭上を超える安打を放ち、初めて外野手が打球に触れる機会になったが、一気にホームを狙った梶谷はレフト工藤の好返球に刺され、ホーム寸前でタッチアウト。

Dsc_0076

Dsc_0077 追加点を逃した。

その後も田中は好投を続けていたが、七回表一死、河野元貴に四球を与え、内野安打二本の山本を迎えたところで右の秦裕二にスイッチ。ロースコアの展開では往々にして先に動いた方が失敗するものだが秦は山本をゲッツーに仕留め、ピンチを未然に防いだ。

その裏、ジャイアンツはいぜんとしてトーレスが好投しているが一死後、高森勇気の打席の途中に珍しいシーンが…。

トーレスの方から捕手の河野をマウンドに呼び、何か相談。

Dsc_0087

「ニホンゴワカリマセ~ン」…

Dsc_0090

通訳さんお願いします!

Dsc_0091

ところが、通訳がマウンドに来る場合、コーチや監督がマウンドに来たのと同じ事とみなされる。

ちょっと待った!

Dsc_0094

同一イニングで同じ投手に対して監督かコーチが二度マウンドに(ファウルラインをまたぐと)上がると投手は交代になるのだが、監督やコーチはアドバイスを通訳に託せば、自らマウンドに足を運ばずともアドバイスが出来るから、通訳が純粋に通訳のためにマウンドに来るのでも監督やコーチの登場と同じカウントにしているのだが、原信一朗球審は特に触れず、山路哲生三塁塁審が登場した通訳にその点を確認すると慌てて木村龍治投手コーチがマウンドに。

Dsc_0096 悪意はなかったのだろうがお粗末だ。しかし山路塁審はジャイアンツの通訳に意思を確認する必要があったのか?単に「一回」とカウントすれば良かったのではないか?それともカウントの問題ではなく、通訳の単独での登場を認めなくなったのか?

トーレスは結局八回一死まで投げ続けた。八回裏の先頭打者、松本を打ち取ったところでマウンドを降りたが、7・1/3イニングを投げてソロ本塁打の1失点。外野手の守備機会は前述の工藤だけ。安打も他はすべて内野安打で、アウトは三振か内野ゴロ。外野手が安打の打球処理を含めてもほとんど守備機会のない珍しい試合となった。

トーレスに代わる二番手は野間口貴彦

Dsc_0108 驚くなかれ、なんと野間口、今季イースタン・リーグ公式戦初登板なのだ!

野間口は一死走者無しからの登板となったが、山崎憲晴と梶谷をともにライトフライに打ち取った。ライトの橋本、この試合初めての守備機会。そしてセンターの大田には一度も打球が飛んでこなかった。残念。

結局ベイスターズは田中、秦とつないだ後、八回は佐藤祥万、九回はクレイトン・ハミルトンとつぎこみ、ジャイアンツ打線を3安打完封と抑えきった。

25日・横須賀スタジアム】

G 000 000 000 =0

B 001 000 00× =1

G)●トーレス、野間口-河野

B)○田中、秦、佐藤、Sハミルトン-靏岡

本塁打)梶谷3号ソロ(トーレス・3回)

打線の援護がなかったトーレスはこれで6連勝の後2連敗で6勝2敗となってしまったが、いぜんとして防御率は1.29。一軍では試合中盤にスタミナ切れの繰り返しという感じだったが、これだけ安定した成績を続けていれば一軍で投げさせたいものだ。

ただトーレスには外国人枠の壁がある。

一軍に登録できる外国人投手は最大で三人。クローザーとセットアッパーのジョナサン・アルバラデホレビ・ロメロを一軍に固定と考えると、残すは1枠。トーレスとグライシンガーの比較ということになるが、これだと先発投手数の頭数不足の解消にはならない。先発投手陣も完投が期待出来るものがいないことを考えると、アルバラデホとロメロの一方を抹消するのも簡単には決断できまい。トーレスの好投はジャイアンツの首脳陣にとっては手放しで喜べない事情があるのだろう。

しかし最悪なのはそのうちトーレスが調子を落としてしまう事態に陥ること。グライシンガーとて、絶好調という訳ではないので早いうちにトーレスを一軍で先発させて欲しいと思うがどうだろうか?

ところで0対1と、ジャイアンツファンとしては不完全燃焼のままに終わってしまったのだが、試合終了直後、一瞬耳を疑うシーンがあった。

ベイスターズのスタジアムDJケチャップさんが、

「1対0と本当にナイスゲームでした。三塁側のジャイアンツナインとジャイアンツファンに対して拍手で讃えましょう!」

と言ったのだ。

過去にはシーレックスファンに「アンチ讀賣派」が多いのか、それに迎合するかのように例えばファイターズ戦などで讀賣や讀賣ファンの悪口を折々に言及していたあのケチャップさんの口からこういうセリフがこぼれるとは…

ファンが好き嫌いで口にするのと、球団職員がマイクを通して口にするのは次元が異なる。相手球団に敬意を持たないことがまず正しくないし、プロ野球はビジターチームを応援する観客の入場料もホームチームの総取りになるシステムなのだからベイスターズ(シーレックス)ファンであろうとジャイアンツ(ビジターチーム)ファンであろうとその払った入場料はすべてホームのベイスターズ球団の収入になるのだから相手チームや相手チームのファンの悪口を球団職員がマイクを通して発するなんて言語道断なのだが、「ジャイアンツファンに拍手を…」とは…変われば変わるものだ。

ケチャップさんは試合前にファンと応援の練習をするときに定番の「幸せなら手をたたこう」で合いの手を「♪ベイスターズ!」と入れるのだがファンの反応が今一だったので「今日はやっちゃいましょうか『♪シーレックス!』」とシーレックスコールを促していた。するとベイスターズとコールするよりはるかに大きな声でシーレックスコールが帰ってきた。

球団の経費削減の一環としてファームの統合が発表された昨年。十年を超えてファンに親しまれたシーレックスを消滅させてしまうとの発表はシーレックスファンを嘆かせ波紋を呼んだ。

Dsc_0029 レックは何事もなかったようにベイスターズのユニフォームを着ており、球団としては昨年の騒動はなかったことにしたいのだろうがケチャップさんは蒸し返す様なネタ振り。そしてそれに期待通り反応するファン。

Dsc_0038_2 内野席の応援団もシーレックスユニのままだし、シーレックスという球団はなくなっても、シーレックスという球団が存在していたことを共有していく姿勢に何か感動してしまった。

試合後、一塁側の出口では勝利に喜ぶベイスターズファンをケチャップさんとdianaの面々が迎えるサービスまで。シーレックスマインドは球団名や組織体型が変わっても維持されるようだ。

Dsc_0153 今度ジャイアンツ球場でもチームヴィーナスでやって欲しい<>

シーレックスマインドが健在で、白井一幸新監督のファイターズイズムが注ぎ込まれる。

Dsc_0119 時間はかかるかもしれないが、この球団は確実に変わるだろう。ただそれ以前の問題として経営母体がどうなるかが心配ではあるが…

P.S.

今日のオマケ

右打者用に作られた大田のヘルメットを着用して打撃練習をする橋本<写真右>と左打者用に作られた橋本のヘルメットを着用して打撃練習の順番を待つ大田

Adsc_46h 何の意味があるのだろうか?プロの打撃投手が手が滑って投げ損なうということはまず無いだろうが万に一つということがある。意味のない行為だったら二度としないで欲しい。(何か効用をご存じの方がいらっしゃったらコメントでご教示いただきたい)

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