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2011年6月12日 (日)

3時間30分を超えても延長戦に入る野球がここにはある…

Dsc_3300405 今年のセ・パ両リーグは東日本大震災に伴う節電対策で従来の延長十二回制に加え、試合開始から3時間30分を超えて新しい延長イニングに入らないというルールがあるが、試合開始から3時間30分を超えていても延長戦に入るリーグがあった。イースタン・リーグはセ・パ両リーグが開幕の時期でもめている間に予定通りに開幕。そもそもほとんどがデーゲームということもあり、例年通り延長11回までで、時間による制限なしで行っている(ナイトゲームにセ・パ同様の規定が設けられているかは不明)。今日(12)斎藤佑樹登板ということで朝の10時前から並んでいたが、佑ちゃんが投げていたのが前の試合だったかのように思えるほど長かった。

(写真:九回を終えて時計はもうすぐ5時。午後1時試合開始だから3時間30分は優に超えるが、イースタン・リーグ規定に変更なく延長戦へ。手前はグラウンドを整備しているふりをするC☆B)

Dsc_0131

前回6月4日の復帰登板に続き、佑ちゃんが鎌ヶ谷で登板するとあって早めに現地に着いていた方が無難と早めに家を出て、西船橋からの始バスより速く着くように鎌ヶ谷駅からタクシーに乗ってファイターズスタジアムに着いたのが9時30分頃であった。既に入場を待つ列は一塁側からライトのポール間際まで来ていた。球場周辺を一回りし、他にすることがないので列に並んでひたすら待った。

Dsc_0007 やがてその列は外野芝生席の後方を通ってセンターバックスクリーンの手前まで伸びた。

Dsc_110008 スコアボードの時計は午前11時。開場までは30分だが、試合開始までは2時間ある。余談だが1月に行われた新入団選手の歓迎式典では敗戦処理。が朝8時に着いてバックスクリーンの後ろ当たりだった<苦笑>

佑ちゃんが初めてイースタンに登板した4月10日のヤクルト戸田球場には土手を含めて5,000人が集まったというし、前回の鎌ヶ谷、6月4日は2,938人の観客を集めた。列のあちこちには佑観マダムがそれも親子連れで来ているのが目立ち、早めに来て正解かと思ったが、いざ開場してみると、満員というほどではない。何のことはない。列に並ぶのが嫌であれば、開場の1130分より少し遅く来ればよかったのである。敗戦処理。も知人ともども観戦時の「指定席」をゲット。

佑ちゃん登板予定という以外は特にイベントもなくいつもの鎌ヶ谷。

Dsc_0046 ただ勝ち抜けば佑ちゃんと最も接近できる始球式争奪ジャンケン大会には佑観マダムの参加が目立ったが、ちびっ子ファンが勝ち抜いたのはなによりだった。

Dsc_0052

と、楽しんでいられたのはこのあたりまで。既にスポーツニュースなどでご覧の方も多いだろうが、今日の佑ちゃんは見るべき点がほとんど無かったようだ。

一回表、先頭の早坂圭介に初球をピッチャー返しされてセンター前に運ばれる。続く角晃多のライト前に落ちそうな当たりはライトの鵜久森淳志がスライディングキャッチして一死。三番の角中勝也の打席で、セットポジションの段階で早坂がスタートしてしまい、佑ちゃんに気付かれ牽制でアウト。

Dsc_0075_2 これで初回のピンチを切り抜けたかと思ったが角中に四球。しかもすぐ二盗され、四番のサブローの前に得点圏に走者が進んだ。ここでサブローの当たりは三遊間の深いゴロだったがショートの中島卓也がよく抑えて一塁にワンバウンド送球でサブローを刺した。

マリーンズは二回にも、先頭の田中雅彦がライト前に浅い飛球。ライトの鵜久森が再びスライディングキャッチを試みるがグラブに当てるのが精一杯で安打に。但しこの打球で田中が一塁を大きくオーバーランし、一塁に戻れずタッチアウト。初回に続いてチャンスを逃す。

四番打者の復帰戦という点ではファイターズも小谷野栄一が初めて守備についてのスタメン。「四番・三塁」でスタメン出場したが二回裏の第一打席はマリーンズの先発、山室公志郎の前に三振に倒れた。初球、自信を持って見送った一球を球審の手倉森智昭育成審判にストライクと判定され、「そりゃないよ」とばかりに苦笑して打席を外すシーンも見られた。

Dsc_0110 育成審判に球審を任せたことが後々大騒ぎに…。

三回表にもマリーンズは二死一、三塁のチャンスを逃すと、その裏、渡部龍一が左中間にソロ本塁打。再三のチャンスをつぶすマリーンズとは対照的に、ファイターズは初安打が本塁打で1点先制。

しかし四回表、第二打席になるサブローが右中間にソロ本塁打で同点。

Dsc_0145 ラストイニングと見られた五回表、マリーンズは宮本裕司、早坂の連続二塁打で勝ち越し。

Dsc_0193 角が送った一死三塁から角中がライトフェンス直撃のシングルヒットで3点目。

ただこの角中も二死後に牽制で刺される。

Cdsc_ ぐだぐだの佑ちゃんをマリーンズ打線が救った形だ。

結局5イニングを投げて、被安打はサブローの本塁打を含め8本、84球を投じて三振は一つも奪えずという成績だった。

スタンドで観た印象はさらに悪く、多くの打者に対し、ボールが先行し、全体的に球が高めに浮く感じ。戸田で投げた410日もけっこう打たれたが、ほとんどがゴロで野手の間を抜けるか、内野と外野の間に落ちるかで、また投球テンポも良かったが、今日はそれも感じられなかった。

ファイターズは1対3とされたが、現在イースタン・リーグで首位。このままでは終われない。

Dsc_0215 六回表、斎藤佑樹を継いだ齊藤勝が走者一人を出したものの無失点に切り抜けると、その裏、2打数0安打で斎藤とともに五回で交代した小谷野に代わって途中出場の尾崎匡哉がレフト前にタイムリーを放ち、23と一点差に。

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Dsc_0265 フォームを大胆に変えて左腕を下げた宮本賢が七回表を抑えると、その裏、この回から登板のマリーンズ三番手、秋親から松坂健太が同点本塁打。

Dsc_0280 これで佑ちゃんの敗戦投手がなくなり、スタンドのあちこちから「佑ちゃん、もってるな…」のため息が<>

さらに関口雄大、渡部の長短打で無死一、三塁とすると、マリーンズは秋親を諦め、左の松本幸大に。

Dsc_0295_2 ここで谷口雄也が左対左ながらしぶとく一、二塁間を破り、ファイターズはついに4対3と逆転。この後一死満塁となって鵜久森が五番手の山本徹矢からセンターに犠飛を放ち53とした。

一転して勝ちムードになり、八回表、ファイターズは松家卓弘を送る。田中の二塁打、高濱卓也への四球で二死一、二塁のピンチを迎え、小池翔太をセンターライナーに打ち取ったかと思ったがセンターの関口がグラブに当てて落球。1点差にされてなお二死二、三塁と一打逆転のピンチとなり、左の宮本に対し慌てて左の根本朋久を投入する羽目になり、根本が宮本を三振に仕留めて何とかピンチを切り抜けた。

マリーンズは1点ビハインドながら八回裏に守護神橋本健太郎を送って反撃を待つ。ファイターズは54で迎えた九回表に木田優夫を投入。

Dsc_0370 しかしこの木田が大誤算。先頭の青松敬鎔に初球をレフト線に二塁打され、続く角もライトの頭上を超える二塁打。青松の代走、生山裕人のスタートが遅れて三塁止まりで命拾いするも、角中が一、二塁間を破って55の同点。代打根元俊一を三振に切って取るも、なお一死一、三塁。

田中の打席でマリーンズが偽装スクイズ。田中がスクイズの構えから倒れ込み、三塁走者が突っ込むふりをして捕手の気を引き、一塁走者の二盗を助けるプレー。ファイターズファンとしては2009年の日本シリーズ第一戦で木村拓也選手にやられたのを思い出した人も少なくないかもしれない。

ただこの一球での田中の動きを、ボール球を見送ったと判定した手倉森球審の判定に五十嵐監督が猛抗議。一塁走者の二盗を援護するための動きが倒れ込んだことも含めて空振りと取られると思いきやノースイング。

Dsc_0384 球審が育成審判だったからか、おそらく責任審判員であろう小林和公一塁塁審(審判三人制でこの時は二塁ベース前方に位置)が五十嵐監督を説得するがなかなか応じず。約5分の抗議を経てようやく断念してベンチに戻るが、この抗議、中断に関して審判団から観客への説明は一切なし。ファイターズは一死二、三塁と大ピンチになったが木田はこのピンチを辛うじて切り抜けた。

そして九回裏のファイターズがマリーンズ七番手の中郷大樹の前に無得点に終わると、冒頭の写真の様にスコアボードの時計の針は5時前と、3時間30分を超えていたがイースタン・リーグの規定で延長11回までやるとのことで延長戦へ。

十回表、ファイターズは木田に代えて土屋健二を送るが、おそらくは登板予定がなかったのだろう。先頭の定岡卓摩に四球。二盗され、小池の送りバントを三塁に送球するが野選となり一、三塁。

Dsc_0413 一死後に生山にセンターに犠飛を打たれ、この回ノーヒットで決勝点を入れられた。

Dsc_0414 十回裏、マリーンズは八番手に鈴江彬を送り、この1点を守りきった。

12日・ファイターズスタジアム】

M 000 120 011 1 =6

F 001 001 300 0 =5

M)山室、服部、秋親、松本、山本徹、橋本、○中郷、S鈴江-小池

F)斎藤、齊藤、宮本、松家、根本、木田、●土屋-渡部

本塁打)渡部3号ソロ(山室・1回)、サブロー1号ソロ(斎藤・4回)、松坂3号ソロ(秋親・7回)

この日の観客数は2,771人だったそうだ。外野はレフト芝生エリアのみ開放したが、そんなに混んではいなかった。佑ちゃんに関しては前回が今一つだったことも含めてか、春先ほどの大騒ぎっぷりでは無い様だ。

佑ちゃんに関しては前述の通りだが、今日もベイスターズを下して六連勝と好調の一軍を支える強力先発陣の現状と対比すると佑ちゃんとは雲泥の差だ。ただ、52イニング連続無失点、5試合連続完封勝利を果たしたといっても、この先パ・リーグ同士の対戦で六連戦サイクルになると、先発投手が二人足りない。吉川光夫、八木智哉、糸数敬作に加え、今日の試合前に5月のMVPとして表彰された中村勝も一軍での先発を狙っているが、太鼓判を押せる程の存在はいない。人気面以外でも佑ちゃん待望論は起きるだろう。この日スタジアムに置かれたオールスターゲームの投票用紙ではファイターズの先発投手部門でダルビッシュ有、武田勝の両エースとともにノミネートされており、オールスターのファン投票でも相当数の投票を集めてしまいそうだが、先発五番手、六番手の椅子が埋まらない以上、佑ちゃんにも確実にステップアップのチャンスはあるのだ。

今日は2位のスワローズもジャイアンツに敗れたためファイターズは0.5ゲーム差で首位のままだが、一軍では味わえない四時間超えの延長戦で、西船橋行きの最終バスにも見放された挙げ句の敗戦。ファイターズファンにはこたえた…。

ただ延長戦に入ってからはさすがに客席がだいぶ空いてきたが、佑ちゃん降板ではほとんど観客席に変化がなかったことが救いだった。きっかけは佑ちゃんでも、佑ちゃん降板後の熱戦を多くの人が見つめたのだから…

P.S.

今日のオマケ

スタンドの様子を撮影するテレビ局の撮影クルー(フジテレビ?

Dsc_0122 目の前にいる有名人には気付かなかったようだ。それとも気を遣ったのか…。支配下選手登録目前ではつらつとしたプレーを見せる息子の姿を観て何を感じたか…

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