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2011年3月15日 (火)

覚悟~なぜ、あなたはここにいるのか~

Cdsc_0074 東日本大震災を受け15日、プロ野球臨時実行委員会が開かれ、公式戦開幕に関して話し合ったが結論が出ず継続協議になった。本拠地が被災地となっているゴールデンイーグルスが所属するパ・リーグは開幕延期、一方のセ・リーグは予定通り25日開幕の意向。

タイトルは今年のNPBのスローガンだが、まさにそのスローガン通りの覚悟を求められる事態といえよう。

敗戦処理。はプロ野球ファンだ。野球が観たい。

しかし、100年に一度とも言われる大惨事が起きていて、それにより市民のライフラインの重要な一つである電力の供給にしわ寄せが来ている時に、膨大な電力を消費すると思われるプロ野球興行を行って良いのかという疑問がある。

このエントリーを書いている間にも静岡では震度6を記録する地震が起きているし、敗戦処理。の家も結構揺れた。

パ・リーグは2~3週間の開幕延期を考えているという。ゴールデンイーグルスの本拠地、宮城県は甚大な被害を受けているし、ホームグラウンドとなる日本製紙クリネックススタジアム宮城は広域避難場所に指定されている。優先順位の問題もある。仮にそれがクリアされたとしても、アクセスの問題がある。マリーンズの本拠地、QVCマリンフィールドも駐車場が液状化したそうで復旧を急いでいる状況だそうだ。

一方のセ・リーグは球団本拠地の分布の関係上、開催に支障がないという判断のようだ。ドラゴンズの西脇紀人球団代表は「セは延期する理由はない」と話したそうだ。

本当にそうであろうか。

ジャイアンツ、スワローズ、ベイスターズの本拠地のある地域は現在、計画停電が実行されている関東圏にある。さし当たってセ・リーグが予定通り開幕するという25日には文京区の東京ドームと、新宿区の明治神宮野球場で午後6時から開幕戦が行われる。まだ十日後のこととはいえ、今の状態が続けば、その頃どこかで計画停電が行われているはずである。敗戦処理。がツイッターでお世話になっているKさんによれば、文京区や新宿区が対象外とタカをくくっているのか!ということになる。もっともだとおもう。

正直、プロ野球の試合を行うことによる電力の消費量が具体的にどれだけなのか把握していないので決めつけてはいけないが、当然、その分の消費量を別の誰かが節電することでまかなわなければならないのである。

昨日から実行された計画停電は、特に初日の昨日、当初発表された計画停電のほとんどは回避されたようだ。それはもちろん東京電力が読みを謝ったのではなく、企業や生活者が地道に省電力に務めたり、鉄道などが運休した成果なのではないかと素人ながら敗戦処理。は考える。この推測が的外れでないとしたら、鉄道の運休などは相当多数の人々に影響を及ぼしているのである。そんなこんなで皆が必死でやりくりして最悪の事態を免れている現状に相当量の電力消費を要するプロ野球興行を行って良いのかという疑問はある。

鉄道でいえば、関東圏ではまだまだ全面通常運転ではない。公式戦が始まり、間延びした試合に付き合ってくれたありがたいファンが帰宅難民になる事も充分に考えられる。主催する側はそれを観客の自己責任だとみなすのだろうか…?

一方で、こんな時だからこそ、復興支援の一環としてプロ野球をやろうじゃないか!という考え方も理解出来る。

東京在住の敗戦処理。は幸いにも直接的な被害を受けていないが、それでもやりきれない日々を過ごしている。たぶん野球が始まれば、テレビで観たり、球場にも出掛けてしまうだろう。それにより元気が出るかもしれない。出来るものなら開催して欲しい。

もう一つ、両リーグの足並みを揃えなくて良いのかという問題も忘れてはならない。

ここ何年もパ・リーグがセより一週早く開幕したりしている実績があるのだから、必ずしも揃えなくても良いじゃないか、支障が少ないセ・リーグだけでも「いつも通り」やって欲しいという意見もあろう。しかし今回、パ・リーグは二、三週遅れも想定しているという。最後に日本シリーズで対戦する事を考えれば、開幕に三週差がついて良いのかという問題もある。パ・リーグは試合数そのものの減少や、場合によってはクライマックスシリーズを行わず、レギュラーシーズンのみという事にしないとならない可能性も出てくるだろう。

blogにコメントを投稿して下さった長緯さんは1クールを休止して今季の公式戦を114試合に減らすという案を出された。

各球団、開幕してからの各カード、ホーム&ビジター各3試合を中止にすると言うことだ。これなら各チームのホームゲームが均等に減る。単純に考えて、開幕は325日でなく、429日になる。ゴールデンウイークと共にプロ野球が帰ってくるのだ!もちろんその場合、延期される間の一ヶ月間には震災の復興活動に極力支障を来さない範囲でオープン戦や練習試合を行えばいいのだ。ただこの場合、十二球団の興行収入は単純計算で20%減る。

話を戻そう。パ・リーグは開幕を延期する場合の措置についてどこまで具体的な案を持っていたのだろうか?その先のことまで考えておかないと、仮にセ・リーグが翻意して一緒に延期しようという話になっても、今日の時点では詳細までは煮詰まらなかっただろう。

まさかこんな事態を想定して今年のスローガンを決めた訳ではなかろう。発表されて最初に聞いた時には「何だ、これ?」と思ったが、NPBは早くも覚悟を決める時が来たのだ。

一日も早く、野球で一喜一憂出来る日々が来て欲しい。ただしそれはただ早く来ればいいというのではなくて、誰もが納得のいく形でそんな日々が来て欲しいのだ。NPBはどんな結論を下すのか?

 

 

そして、本エントリーに最後までお付き合い下さった皆様、皆様はどう思いますか?

ぜひご意見をコメントでお寄せいただきたい。

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