フォト
無料ブログはココログ

« 茨城ゴールデンゴールズ、萩本欽一監督勇退 | トップページ | 多田野数人、結局ファイターズと再契約 »

2010年12月15日 (水)

もう永久欠番になる選手は出ないのか?

Cdsc_0196 13日、ドラゴンズの新人選手の入団発表が行われ、ドラフト2位指名の吉川大幾の「背番号3」のユニフォーム姿も披露された。ドラゴンズの背番号3といえば1988年から昨年まで22年間ドラゴンズ一筋でプレーした立浪和義がルーキーイヤーからずっと背負い続けた番号。その功績を考えれば永久欠番になってもおかしくないくらいだ。

立浪の「背番号3」は昨年の現役引退時に永久欠番にならなかった。森野将彦が引き継ぐという話も出たが本人が固持。今年一年間は空き番になった。

PL学園の後輩でもある吉川にはプレッシャーをはねのけて頑張ってもらいたいが、立浪でも永久欠番にならないようでは今後日本のプロ野球界で永久欠番は出ないのだろうか?

(写真:「背番号3」をつけてドラゴンズ一筋で22年間プレーした立浪和義。2009年4月撮影)

日本のプロ野球で永久欠番として讃えられている選手は下記の通り。

王貞治=ジャイアンツ・背番号1

長嶋茂雄=ジャイアンツ・背番号3

黒沢俊夫=ジャイアンツ・背番号4

沢村栄治=ジャイアンツ・背番号14

川上哲治=ジャイアンツ・背番号16

金田正一=ジャイアンツ・背番号34

藤村富美男=タイガース・背番号10

村山実=タイガース・背番号11

吉田義男=タイガース・背番号23

服部受弘=ドラゴンズ・背番号10

西沢道夫=ドラゴンズ・背番号15

衣笠祥雄=カープ・背番号3

山本浩二=カープ・背番号8

鈴木啓示=旧バファローズ・背番号1

マリーンズの26、ゴールデンイーグルスの10は特定の選手の背番号として欠番になった訳ではないので除く。また鈴木啓示の背番号1は旧近鉄バファローズにおいて永久欠番と制定されたがその後のオリックス・ブルーウェーブとの合併で出来たオリックス・バファローズが誕生した際に鈴木本人の了承を得て後藤光尊が背番号1をつけたので除外されるケースもあるが、近鉄バファローズの背番号1が永久欠番であることに変わりはないという解釈の元、敗戦処理。は列記する立場を取っている。

王貞治がジャイアンツで現役時代のみならずその後の助監督、監督時代にも背番号1をつけ続けていたので、王の背番号1が永久欠番になったのは監督を退任してから。そしてその王を最後に永久欠番は出ていないことになる。

Pict0047 立浪の前に永久欠番になるか期待されたスワローズの古田敦也の「背番号27は球団預かりのような形で、今のところ古田以後、誰も「背番号27」を付けていないが、永久に欠番にするとされてはいない。

上記の永久欠番一覧がセ・リーグのチームに偏っているのはパ・リーグで身売りが繰り返された悲劇と無関係ではないだろう。セに偏っていると言っても身売りを経ていない四球団に集中していることからもうかがわれる。チームが長く安定し、過去や歴史をリスペクト出来る環境が整っていて初めて、選手の功績に永久欠番という形で讃えて報いようという発想になるのだろう。

その意味ではセ・リーグの老舗三球団の一つであるドラゴンズで偉大な業績を残した立浪の永久欠番が実現しなかったのは残念でならない。そうなると、タイガースの金本知憲がいずれ現役を引退した時に「背番号6」が永久欠番にならなかったら、しばらく永久欠番は出ないだろう。有力選手の海外流出の傾向もそれに拍車をかけることになる。

Pict0013 逆にアメリカ流出後、欠番のままであるイチローが付けていたバファローズの「背番号51がイチローの現役引退後に永久欠番になる可能性が最も現実味のある永久欠番かもしれない。

01 但しこの球団は本人の了承を取ったとは言え、「バファローズ」と名乗る以上は本来なら永久である欠番を続けるべきである「背番号1」を平気で後藤に付けさせるような球団だから、イチロー引退後も単に空き番であり続ける状態にし続けるかもしれない。そもそも阪急から買った際にもごく短期間で「ブレーブス」の名前を捨ててしまい、今もまさにその流れを汲んだユニフォームを一新し、愛され親しまれたマスコットまでリストラしてしまう風土の持ち主だ。野球ファンの琴線に触れるようなことを期待しない方が(失望しないだけ)無難かもしれない。

最後に大穴として、今年10月に亡くなられた大沢啓二さんがファイターズの監督時代に背負っていた「背番号86を永久欠番にという声が再燃する可能性に期待しておきたい。

01_2 来年1月に発表になる野球殿堂入りを大沢啓二さんが果たした時に、一度は見送られた永久欠番という話が再燃するのではないか。どのみちファイターズにおいて、後にも先にも「背番号86」は大沢さんしかいないのだ。

東京ドームに野球観戦に行くと、外野席の柱にジャイアンツで永久欠番になった選手のユニフォームと背番が掲示されていて、身が引き締まる思いがする。永久欠番が永久に出ないようではシャレにならない。安売りはごめんだが、平成になってから誰も出ていないというのは異常だと言わざるを得まい。

 

 

 

P.S.

今回漏れがあってはならないと、ネットでいろいろと検索を試みた。中には特定選手の引退後数年空き番になったものを「一時的に永久欠番としていた」などと記録しているものもあるが、それらは「永久」欠番ではない。また、初期のパ・リーグにおいて球団身売りによって欠番が解除された事例を挙げているものも見られたが、それらの番号が永久欠番と認定されたのか確認取れなかったので除外した。

« 茨城ゴールデンゴールズ、萩本欽一監督勇退 | トップページ | 多田野数人、結局ファイターズと再契約 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: もう永久欠番になる選手は出ないのか?:

« 茨城ゴールデンゴールズ、萩本欽一監督勇退 | トップページ | 多田野数人、結局ファイターズと再契約 »

2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック