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2010年9月20日 (月)

ファイターズスタジアムも今季最終戦。ファイターズらしく…

Cdsc_0063 今日(20)はファイターズの本拠地最終戦を生観戦した。上位4球団が1ゲーム差以内にひしめくイースタンの優勝争いには絡めず、今日は同率5位に並ぶスワローズとの直接対決<苦笑>。にもかかわらず本拠地最終戦ということで様々なイベントが目白押しということもあって5,436人もの観客動員があったようだ。

今年もメンバーの不足に泣いたファイターズのファーム。最終戦はそんな慢性的なチーム状況を象徴するかのようにこの男がヒーローになった。

(写真:満塁本塁打を放つ佐藤賢治)

いやはや、大変な賑わいだった。昨日のシーレックスのように球団名が変わる訳でもなく、C☆Bが今季限りという訳でもなく、もちろん先述のように優勝争いに絡んでいるのでもないのに何でこんなに人が集まるのだろう。

Twitter上の#lovekamagayaな人々他の情報によると、朝4時の時点で場所取りのシートが十人以上貼られていたとか、6時の時点で場所取りのシートが一塁側のトイレの当たりまで伸びていたとか、試合開始二時間前の時点で駐車場が完全満車だとか、開場してから30分を過ぎても入場の列が途切れないとか、松尾ジンギスカンの列に並んだら試合を観られないとか、そんなのばっかりだ。一度でも鎌ヶ谷に来たことのある人が全員鎌ヶ谷に来ちゃったのではないかという賑わいだった。それもそのはずだ。5,436人という数字はファイターズスタジアム過去最多の来場者とのことだ。(シーズン通じて70,887人だったそうだ。いずれも球団公式サイトより)

Dsc_0005 (写真:松尾ジンギスカン目当てで長蛇の列をつくる人達)

一つにはイベント試合にはよくある選手達によるウエルカムハイタッチが開場から10分間限定でしか行われないということがあるのだろう。しかしそれにしても凄かった。三塁側に知人との二人分の席を確保しようとして確保できなかった。意図的に一塁側に座ることは度々あれど、三塁側に座れなくて一塁側に座ったのは初めてだ。

試合前に、今日が鎌ヶ谷での最終戦ということで51試合行われた今季の鎌ヶ谷公式戦全てに来場した皆勤賞の人がグラウンドに集められた。

Dsc_0020 特筆すべき事は11年間にわたり鎌ヶ谷皆勤賞の人がいたということ。年配の方だったのでお仕事などは卒業された方なのかもしれないが、だとしても凄い。仮に金と時間が豊富にあっても健康でなければ続けられないし、根気も必要だ。球団も感謝の意を込めて最終戦での始球式をお願いしていたが、素直に凄いことだと思う。

先発はファイターズが八木智哉で、スワローズが高木啓充

今季のここまでの八木は残念の一言に尽きる。

Dsc_0043 昨年は9勝を挙げ、新人王を獲得したルーキーイヤーの2006年以来、昨年はリーグ優勝に大きく貢献した投手だ。それが一軍ではわずか一勝でファームでの登板結果も芳しいものとは言えない。今日も一軍では新人王の有資格者である榊原諒がリリーフ登板して勝利投手になって9勝目を挙げたが榊原が9勝も挙げているのは裏を返せば先発陣がしっかりしていないからでもあり、そのしっかりしていない一軍先発陣に食い込めない八木は本当に残念だ。

ただ今日はスワローズ打線が左打者主体ということもあったが、丹念に低めにボールを集め、ゴロに打ち取る投球が奏効した。二塁を守る杉谷拳士がアウトにこそするものの球を弾いてばかりだったのが気になった。

その杉谷は昨日イースタンの年間安打記録を塗り替えたが、今日もバットは好調。三回裏には先頭の中島卓也が二塁打で出て牽制悪送球で三塁に進むと、お釣りが来るくらいの深いセンターへの犠飛で先制点を叩き出すと、五回の打席ではライト前に安打。新記録達成を祝ってネット裏最上段に掲げられたボードの安打数は126からすぐに127に書き換えられた。

Dsc_0119

杉谷先制犠飛の余韻さめやらぬ中、次打者の今浪隆博が振り切った打球はライトのフェンスをオーバー。ファイターズは20とリード。

一回表の先頭打者に四球を与えた後は一人の走者も許さない八木だったが、五回表衣川篤史にセンター前に運ばれてノーヒットノーランを逃す。

その裏にファイターズが援護点。

高木を攻めて先頭の渡部龍一がレフトのフェンス直撃のシングル安打で出ると、中島の送りバント、先述の杉谷の安打、今浪四球で一死満塁。

杉谷安打の時点で一死一、三塁になったのだがスワローズバッテリーは前の打席で完璧な本塁打を放っていた今浪との勝負を避けたフシがあった。捕手が立ち上がっていた訳ではないがボール球は明らかに外れたのばかりであった。状況的に解せない四球と思えたが、案の定ベンチから八木沢荘六投手コーチが出てきて注意。審判団からプレー再開を促される程だから厳しい叱責が出たのかもしれないが結果は冒頭の写真の通り、佐藤賢治が満塁本塁打で6対0とした。

敢えて説明するまでもないが、佐藤は故障者続出によるファームの人手不足が深刻化した時期にマリーンズが無償トレードでくれた選手だ。ジャイアンツに次ぐ育成選手の数を誇るマリーンズで出場機会が限られていた佐藤は水を得たようにファイターズでプレーしたが、シーズン前に金銭トレードでジャイアンツから獲得した岩舘学と共に「もしいなかったら…」と思うとぞっとする存在だ。

育成選手も採用せず、支配下選手の上限まで選手を獲得しないファイターズはファームで深刻な人手不足になるケースが三年連続で発生している。三年も同じ事が続いているのだから、本当に今のやり方がベストなのか、見直す必要はあると思うのだが…。

リードが拡がって八木が安心した訳ではないと思うが、六回表、荒木貴裕がレフトスタンドに打った瞬間にわかる一発を放ち、6対1とする。

Dsc_0081

八木はこの1失点だけで、七回まで投げて降板。被安打はこの本塁打を含めて3本。21のアウトのうちゴロアウトが10で奪三振が7。イースタンでも苦戦することが多い八木だが今日は充実したマウンドだった。

ファイターズは八回、試合前に鎌ヶ谷の会の8月のMVPに選ばれて表彰を受けた植村祐介を二番手に投入するが二本の安打と、前の打席で八木から本塁打を放った荒木に二打席連続本塁打を浴び、楽勝ムードから一転して2点差に。植村は1イニングもたずに降板。須永英輝にスイッチ。

荒木の二本目の本塁打は一本目以上に完璧な当たりでレフト後方の金網を超える場外本塁打。駐車してある自動車にぶつかったのではと言う声もあったほどだ。荒木は近畿大学から入団したルーキーで一軍の開幕戦でスタメンに抜擢されたほどの選手だが打撃面の線の細さなどが理由で二軍で鍛え直す方針になったようだ。スワローズはどうやら小川淳司監督代行が来季は正式に監督に就任するそうだが、それに先駆けてベテランの宮本慎也の現役続行も内定したようだ。荒木にとっては一軍はなおも狭き門となるが、今日の完璧な二発はいいアピールになったろう。

その後須永も不運な安打などでピンチを招くが併殺で切り抜けると最終回は山本一徳が三人斬り。6対4で逃げ切り、スワローズとの直接対決を制して単独5位に浮上した。

Dsc_0165 個人的には今年のファームの抑え役に最も似合う男が最終戦の最終回を締めくくってくれたのは嬉しいし、今季の一軍の課題の象徴のような八木と、ファームの慢性的な問題点の救世主となった佐藤が最終戦のヒーローになったのも感慨深い。

20日・ファイターズスタジアム】

Ys 000 001 030 =4

F  002 040 00× =6

Ys)●高木、日高、橋本、デラクルス-中村、新田

F)○八木、植村、須永、S山本-渡部

本塁打)今浪5号(高木・3回)、佐藤7号満塁(高木・5回)、荒木4号(八木・6回)、5号3ラン(植村・8回)

Dsc_0170 試合後、いつものヒーローインタビューの他に五十嵐信一監督による挨拶、選手、監督、コーチによるサインボール投げ入れなどがあり、その後はファンと選手のふれあいイベント。

正面広場では木田優夫、ダースローマシュ匡、宮本賢、加藤武治によるトークショー。

Dsc_0210 敗戦処理。がちらっと聞いていた間は木田の独壇場だった。今年もクリスマスイブが楽しみだ<>

グラウンドで行われているイベントには事前の受付など無しで誰でも参加できるというので敗戦処理。もグラウンドに降りてみた。田中幸雄打撃コーチらによるトスバッティングコーナーや、スピードガン測定コーナー、C☆Bが参加したちゅらかまビーチでのビーチバレーなど盛りだくさんだったが、敗戦処理。が注目したのは投手陣とのキャッチボールコーナー。

吉井理人コーチや、多田野数人、今日登板した八木、須永らがファンとキャッチボール。多田野とキャッチボールできる列が長かったのは、多田野の球なら自分でも捕れると思う人が多いからだろうか<>

Dsc_0231 (写真:試合で投げるような遅い球でキャッチボールをしていた多田野)

Dsc_0230 吉井コーチは勢いのある球を投げる相手には「いいですねぇ。多田野より早いですよ」と声をかけ、よそ見をしている人がいると「須永はコントロール悪いからよく見てないと危ないですよ」と声をかけたりして笑いを取っていた。「いつも真っ先に練習を切り上げる須永さん」等とシャレにならないことも言っていたが、その吉井コーチや多田野とキャッチボールした人は元メジャーリーガーとキャッチボールをしたことになるので羨ましい限りだ。

尻すぼみだったシーズンの不完全燃焼感を忘れさせてくれる短いひとときだった。Cdsc_0240 最後は一塁側のベンチに座らせてもらい、今日の試合のメンバー交換に使われたメンバー表を撮影して球場を後にすることに。

Cdsc_0237

昨日はシーレックスの、そして今日はファイターズのファームのホームゲーム最終戦を堪能した訳だが、敗戦処理。のファーム観戦はまだ終わらない。102日のファーム日本選手権のチケットは既に購入したし、ジャイアンツがその舞台に駒を進めるためには「絶対に負けられない戦い」になるかもしれない今週の土曜日のジャイアンツ球場の対シーレックス戦も観戦予定だ。

今年は一軍だけでなく、二軍も熱い!

最後に私事になるが、こんなファーム好きの敗戦処理。を支えて下さる方々は多々いらっしゃるが、今日はその一部の方に私の都合で迷惑をかけることになった。既にその方に直接謝意を伝えてはいるが、本当に申し訳ないことをした。このブログを読んでいるか定かではないが…。

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