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2010年8月28日 (土)

ホークスのファームが鎌ヶ谷にやってきた。

Cdsc_0048 前から楽しみにしていた、ファイターズのファームとホークスのファームとの練習試合を鎌ヶ谷で生観戦した。昨日(27)はホークスが10対9で辛勝したが、それ以上に注目を集めたのが一軍の主砲・松中信彦が出場し、2安打を放ったことだったようだ。ファイターズの大エース、ダルビッシュ有も試合前日の26日にはツイッターで告知した、異例のイースタンとウエスタンのチームによる交流戦。今日の第二戦にはホークスは新垣渚を先発させた。

(写真:この試合二個目の暴投で二塁走者の生還を許した新垣渚。)

2004年の球界再編騒動で大阪近鉄バファローズが消滅し、東北楽天イーグルスが誕生してから、球団の所在地でリーグを東西に分けているファームではイースタンが七球団でウエスタンが五球団という不均衡な状態が続いている。ともに所属球団数が奇数となり、リーグ戦で常にどこか一球団が試合を出来ないのだ。発展途上のファームの選手にとっては試合を積んで腕を上げるのが一番。厄介な問題になっている。

イースタンではジャイアンツ、マリーンズが積極的にこの問題に対処。各球団から育成選手や出場機会に恵まれない選手を集めて混成チーム・フューチャーズをつくり、試合を組めないチームと対戦したり、特に育成選手数が多いジャイアンツとマリーンズの選手を中心とした混成チーム・シリウスを作成して主に社会人野球のチームと練習試合をして実戦経験を積ませたりしている。

また、この不均衡状態になった2005年には一軍がセ・パ交流戦を始めたのに歩調を合わせ、ファームでも開幕戦でいきなりジャイアンツとタイガースがファーム版交流戦という形で対戦するなど年間数試合、イースタンのチームとウエスタンのチームの交流戦をクンできたが、残念ながら尻すぼみ状態なのが実情で、今季は4月に沖縄で行われたジャイアンツとタイガースの二連戦が唯一のファーム交流戦だった。そこで来季は特に奇数問題が深刻なウエスタン・リーグの問題もあるのでイースタンとウエスタンの交流戦を増やそうと事になっているが、そもそもファームを一軍に合わせてセとパにしないで、東西で分けているのは移動などの経費を少なくしようという発想で始めているのだから、交流戦が起死回生の一打になるとは思えないのである。実際、その後の報道ではトーンダウンしているというのもあった。

そんななか、ホークスのファームが鎌ヶ谷に来るという形でイースタンに所属するファイターズとウエスタンに所属するホークスによる練習試合が昨日と今日の二連戦という形で実現した。実はこの練習試合は事前に組まれていたものではなく、シーズンが始まってから決まった。当初は今日(28)はファイターズはフューチャーズと対戦する予定だったが明日に変更された。

ホークスは左手首痛で一軍登録を外れて久しい松中信彦がこの遠征に帯同。昨日は二安打を放ったそうで、ファイターズを10対9で破った。試合前日にダルビッシュがツイッターで告知した効果もあったのか、夏休み中とはいえ金曜の昼間に817人を集めた。そして土曜日の今日は1,256人のファンがファイターズスタジアムに集まった(観客数はファイターズ公式携帯サイトによる)

今日はホークスが新垣渚、ファイターズは武田勝、じゃなくて<>ブライアン・ウルフの先発。

Dsc_0010 新垣は一回裏、二死から佐藤賢治、坪井智哉に連打を浴びると、いきなりお約束の暴投で走者を二、三塁に進めるが大平成一を右飛に打ち取って0点で切り抜けるとその後はスイスイ。

Dsc_0012 ファイターズのウルフはセットアッパーとして期待された新外国人投手だったが結果を残せず、先発転向のためにファームで先発登板を続けており、今日で三試合目の先発。こちらも一回表に先頭の中村晃にセンター前安打を打たれるが二盗失敗で走者がいなくなると落ち着き、続く明石健志、松中信彦を打ち取り、自分のペースに持ち込む。

試合は五回に動く。

ホークスは二死から猪本健太郎、豊福晃司の連打で二、三塁のチャンスを作るが中村がにゴロに倒れる。

その裏のファイターズは先頭の関口雄大がセンター前に運び、その後二死二塁となって中島卓也の遊ゴロを豊福が一塁にワンバウンドの悪送球で関口と入れ替わった村田和哉が生還。左打席からの打球とはいえ、さほど焦るシーンとは思えなかった。せっかくの投手戦に水を差す失策となってしまった。

中島が二塁に残っていて二死二塁。新垣は佐藤に四球。二巡目に坪井の代打で出た鵜久森の初球、新垣がこの試合二度目の暴投。捕手の猪本が処理にもたつく間に二塁から中島が一気に生還(冒頭の写真)。一塁走者の鵜久森もこの間に三塁へ。一つの隙でたたみかけるように得点を重ねる(最近では珍しい)ファイターズらしい点の取り方に、初めて鎌ヶ谷を訪れたホークスファンもため息をついたことだろう。ここで鵜久森が右中間を破る二塁打で佐藤を迎え入れ、ファイターズはこの回3点を奪い、3対0とした。

五回まで無失点だったウルフは六回表、先頭の明石に三遊間を破られると、盗塁と松中のにゴロの間に三塁に進み、四番の小斉祐輔の右犠飛で1点を返されるが後続を断つ。この回でウルフはお役ご免。

ウルフのファームでの登板

13日 対スワローズ(戸田) 3回 自責点0

20日 対ジャイアンツ(鎌ヶ谷) 5回 自責点4

28日 対ホークス(鎌ヶ谷) 6回 自責点1

今節のファイターズ一軍は五試合だったが次節は六試合。今日(28)付けで中村勝の登録を抹消したのでウルフと武田勝を一軍登録するのではないか。

新垣の方は七回まで投げる。失策と冒頭絡みで三失点した五回以外は貫禄の投球という感じだった。自責点0という結果だった。ホークスファンの目に新垣はどう映ったのだろうか?

試合は結局、ウルフの後、木下達生、須永英輝、植村祐介1イニングずつ投げてそれぞれ無失点に抑えた。打線は新垣が降板した八回裏、二番手の怜王から安打、敵失四球による二死満塁で関口雄大がセンターオーバーの満塁本塁打を放ち、試合を決定づけた。

28日・ファイターズスタジアム】

H 000 001 000 =1

F 000 030 04× =7

H)●新垣、怜王-猪本、荒川

F)○ウルフ、木下、須永、植村-今成

本塁打)関口満塁(怜王・八回)

Dsc_0008 松中は三打席立ち、すべて内野ゴロで3打数0安打だった。

ホークスは7失点したが投手の自責点は0だった。

ホークスのエース、斉藤和巳の回復が2012年と見込まれているため、球団が来季の斎藤に育成選手契約を持ちかけたという報道が流れてきた。ファイターズが北海道に移転して初のリーグ優勝、日本一となった2006年。当時のプレーオフ第2ステージ第二戦、八木智哉と投げ合い、0対0の投手戦を展開し、最後に力尽きた斉藤がサヨナラ負けとなってマウンドに跪いたシーンは今も印象に残っている。斉藤は第1ステージでもライオンズの松坂大輔と投げ合って0対1で惜敗しており、敗戦の瞬間、痛恨の無念が全身を覆ったのだろう。

あれから四年。復活をかけてリハビリに励んでいるところだろうが、再発があったりし、球団も背に腹をかえられなくなったのだろう。その同じ日に、その斉藤と共に四本柱とか四天王と呼ばれた新垣が自責点0とはいえ二度も暴投を放っていてよいのだろうか?あとの杉内俊哉、和田毅はホークスのローテーションを引っ張り続けているが入団後も多くの国際舞台を経験した両左腕はメジャー志向が強いとも見られている。

何だかなぁ、という感じだった。

練習試合とはいえ、ファイターズがファンの前で試合に勝ったのは15日の戸田でのスワローズ戦以来。この間、昨日の練習試合を含めると9連敗だった。鎌ヶ谷での白星となると、さらにその一週間前、8日まで遡らなければならない。

Dsc_0080 ウルフと今成亮太が呼ばれたヒーローインタビューでは滝坪りえインタビュアーの第一声が「皆さ~ん、ご無沙汰していま~す」で大爆笑を誘っていた。

イースタンのチームとウエスタンのチームが対戦するには費用対効果という面で弊害がある。そもそもファームの主催試合を無料試合にしているチームもあり、地方球場で主催試合を組む以外に興行収入を得られないチームもある。そういう球団ではファームは育成上は必要な組織であっても金銭面ではお荷物なのだ。交流戦実施に前向きでない球団があるとしても現状では残念ながらそれは不思議ではない。先述したジャイアンツとタイガースのように球団として利益が上がっている球団が動くか、昨年のようにイースタンに最も近いドラゴンズのファームの本拠地で行うのが精一杯だろう。これからもいろいろと考えなければならないだろう。

個人的には昨日あるいは今日、ファイターズスタジアムに足を運んでくれた、普段ファームの試合に縁がなかった方々が、「またファームの試合を見に来るか」と思ってくれれば幸いだ。

C☆Bはいつもの通りのファンサービスに努めていたし、始球式争奪ジャンケン大会など鎌ヶ谷は自然体でホークスとホークスファンを迎えていた。七回表のホークス攻撃前には「いざゆけ若鷹軍団」が流れた時には少なからず感動した。

Dsc_0061

C☆Bは東京ドームでは鎌ヶ谷ユニを着させてもらえなかったので、敗戦処理。も実は久々に普段着のC☆Bを観たことになった。

Dsc_0088

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