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2010年6月15日 (火)

平日の鎌ヶ谷でまったりと観戦と思ったら…

Dsc_0002 久しぶりに平日にまったりと鎌ヶ谷で野球観戦をとファイターズスタジアムに来た敗戦処理。だったが選んだ日が悪かった。「北海道理容組合デー」でイメージキャラのチョキちゃんがかけつけただけでなく、今日615日は「千葉県民の日」だそうで、学校が休みなのだろう。ヘタしたら土日より子ども達が多かった。

(写真:入場する客を出迎えるC☆Bと、北海道理容組合のイメージキャラのチョキちゃん)

ファイターズとジャイアンツ双方の選手を同時に観ることが出来るこのカードは個人的に貴重なのだが、週末開催とは限らない。週末開催となると来月末まで待たなければならない。今日は休みを取れたので貴重な観戦機会になった。

 

幸い、朝起きると昨晩までの雨は完全に止んでおり、これなら開催するだろうと鎌ヶ谷に向かった。だが、冒頭に書いたように「千葉県民の日」だということで小学校が休みなのだろう、大量の小学生達がわんさかわんさかファイターズスタジアムに訪れた。主に土日の、少年野球チームのチーム単位での観戦もにぎやかだが、仮にも引率する監督なりの大人がいるので辛うじて秩序が保てているが、今日は引率する大人がいる訳でなく、攻守交代の時に守備を終えてベンチに戻ってくるファイターズナインからボールをもらおうと、二死になる前から三塁側の最前列に集まりだし、ボールに食らいつこうとする形相は制御不能になっていて、球団スタッフが時々注意していたがほとんど効果はなかった。幸いボール争奪戦で怪我人は出なかったようだが。

ファイターズの先発は土屋健二、 ジャイアンツは福田聡志

ファイターズ打線は立ち上がり不安定の福田に襲いかかる。

一回裏、試合前に5月のイースタンMVP(「ファイターズ鎌ヶ谷の会」でなく、機構の)に選ばれて試合前に表彰された杉谷拳士と「二番・左翼」でスタメン出場の坪井智哉が連続四球。

Dsc_0011 (写真:試合前に表彰された杉谷拳士。この時、一塁ベンチのジャイアンツナインも整列して皆で拍手を送っていた。)ここで三番の加藤政義が二遊間を破る先制のタイムリー。

Dsc_0028 間に合わないバックホームの送球がそれる間に走者が進み、なおも無死二、三塁。

ここで今日「四番・一塁」でスタメン登場の高橋信二は空振り三振に倒れたが、五番の大平成一がレフトに犠牲フライを上げて1点追加。

Dsc_0041 さらに続く佐藤賢治もセンター前にタイムリーを放ち、この回3点を先制した。

ジャイアンツも二回表に矢野謙次のソロ本塁打で1点を還すが、二回裏、ファイターズも先頭の市川卓がソロ本塁打。取られた直後に取り返す理想的なタイミングでの一発だったが、この回さらに一死満塁と攻め立て、高橋がレフト前にはじき返してもう一点。このあたりは四番打者ながら大きいのを狙わずつなぎの打撃を心がける一軍での打席と同じスタンスだったのではないか。

Dsc_0064 一軍の中心バッターがファームで四番に入っても普段どおりの打撃を心がける。全員野球のファイターズの真骨頂だ。

この回は結局3点を加えて6対1とファイターズが突き放す。

全員野球と言えば、今日はボールボーイをこの男が務めていた。

Dsc_0073 バディ・カーライルだ。開幕から一軍で先発ローテーションに入っていた期待の外国人投手。ボビー・ケッペルダルビッシュ有を上回る勝ち星を積み重ねているのとは対照的にKO続きで二軍落ち。しかもファームでも先発ローテーションに加わりながら、目を見張る投球をしていないようだ。しかし今日はどうした殊勝な心がけか、あるいは何かのペナルティなのか、通常ならルーキーなり若手が担当するボールボーイを主に試合の前半に務めていて足繁く石山智也球審に新しいボールを渡していた。

次回、カーライルの先発時に石山球審だったら、注目しよう!

土屋にとっては投げやすい展開のはずだったが、球が全体的に高いのか、四回表には加治前竜一に2ランを浴びる。一回には先頭の橋本到のレフト後方の飛球を坪井が好捕。二回には前述の矢野の本塁打。三回には中井大介に右中間を破られる二塁打と、毎回あわやという大きな打球を飛ばされているのだ。

一方の福田は三回の無死一、三塁のピンチを切り抜けると徐々に調子を上げてきた感じだったが、3点ビハインドの五回裏に佐藤にライトの場外まで飛んだと思われるソロ本塁打を浴びる。

Dsc_0088 佐藤はシーズン途中にマリーンズから無償トレードでファイターズに来てくれ、一軍入りも果たしてプロ入り初安打も成し遂げたが二軍落ち。今日の一打が今季第1号だ。

 

結局ジャイアンツの先発、福田は5イニングを投げて7失点。セ・リーグ同士の対戦が再開すれば先発投手の頭数が必要になってくるだけに首脳陣も期待していると思われるが…。

ファイターズも土屋を五回で降ろした。球が高く、危なっかしいと思ったのか、最初から今日は5イニングだったのか…。そして六回表、二番手の植村祐介がマウンドへ。植村は加治前の二打席連続本塁打で1点を奪われ、さらに伊集院峰弘の三塁線を破る二塁打などで二死一、二塁のピンチを招くがこの1点だけに切り抜けた。

どこかで、それも最近観たような試合展開だなと感じてきた。そうだ、6月5日に東京ドームで行われたジャイアンツ対ファイターズ戦だ。ファイターズが小刻みに点を取るが、ジャイアンツは得意の一発攻勢で追い上げる。このファイターズスタジアムも外野のフェンスまでの距離は東京ドームと同じで、気圧も同じにしてある<>。ファイターズなら中田翔鵜久森淳志、ジャイアンツなら大田泰示イ・スンヨプとともに大砲不在のオーダーだが、それでもジャイアンツ打線の一発攻勢は迫力がある。

ジャイアンツは八回にファイターズ四番手の谷本圭介からエドガーがセンター前に放ったハーフライナーの打球を、センターの市川がハーフバウンドで逸らす間に一気に三塁まで進むチャンスを作り、途中から市川友也に代わってマスクをかぶっている育成選手の河野元貴がワンバウンドで一塁手の頭上を超えるタイムリー。

Dsc_0141 2点差に迫ってなおも一死一、三塁と粘るが橋本と藤村大介が凡退してチャンスを逃した。結局最終回は山本一徳が抑え、ファイターズが7対5で勝った。

15日・ファイターズスタジアム】

G 010 201 010 =5

F 330 010 00× =7

G)●福田、土本、古川-市川、河野

F)○土屋、植村、菊地、谷元、S山本-今成

本塁打)矢野2号(土屋・2回)、市川2号(福田・2回)加治前2号2ラン(土屋・4回)、佐藤1号(福田・5回)、加治前3号(植村・6回)

勝敗という点ではジャイアンツは先発の福田が大誤算。どんな投手でも立ち上がりには大なり小なり手こずるものなのだろうが、四球連発で中心打者に痛打では相手にイニシアティブを握られる。

もう一人ジャイアンツでは、四番の田中大二郎に元気がなかった。最終回の打席こそ山本からセンター返しの痛烈な安打を放ったがそれまでの打席はひっかけてばかりの内野ゴロの嵐。今日がたまたま悪かったのかもしれないが、四番らしいいつもの威圧感が感じられなかった。

 

また光明は、今年から投げる左腕を思いっきり下げてサイドスローにしたサウスポーの古川祐樹

Dsc_0123 七、八回の2イニングを投げ、ファイターズの左打者5人を完璧に封じ込め、唯一右打者となったスイッチヒッターの杉谷もセンターフライに打ち取り、計6人をパーフェクトに抑えた。

 

一方ファイターズの先発土屋も、勝利投手の権利を得る5イニングぎりぎりの投球で、しかも四回くらいから球が高めに集まり出すようでは心持たない。試合の終盤まで投げてばててくると言うのならまだわかるが、5イニングで落差があるのは寂しい。

 

そして今日「四番・一塁」で復帰した高橋は結局3打数1安打。安打は前述のタイムリーで、五回裏に第三打席を終えると、岩舘学と交代した。また坪井は「二番・左翼」で前述のように初回先頭打者の打球をいきなりファインプレーしたが、打撃の方では四球と送りバント(犠打野選)があった他は二打数で安打が出ず。こちらも村田和哉と交代した。

試合途中に野手を二人も途中交代出来るとは…。しかもまだ尾崎匡哉と荒張裕司が控えている。前回この鎌ヶ谷に来たゴールデンウイークの時期とは大違いだ。

最初に書いたように今日は「千葉県民の日」だったため、学校が休みのようで子ども達が大挙して訪れた。グラウンドでイベントに参加した子どもは正直にジャイアンツファンと答えており、さすがに東京からそんなに離れていないだけにジャイアンツファンが多いのは喜ばしいことだ。そして言動から今日だけたまたま来たのではなく、頻繁にファイターズスタジアムに来ていることがうかがえ、ほほえましかった。

「ねえ、今日いつものアンパンマンの歌を歌っている応援団のオジサン来てないの?」

ただボールの争奪戦は凄まじかった。吉瀬美智子が教師役を熱演している「ハガネの女」(テレビ朝日系)はリアルなんだなと感じた。

今日が学校が休みなら昨日遅くまでサッカー日本代表の戦いをテレビで観戦した子どもも多いのではと思えるが、サッカーの話をしている子どもが少なくとも敗戦処理。の周りにはいなかった。野球場に来たら野球の話題だけで仲間同士盛り上がっていたのにも好感が持てた。

Dsc_0178_2 ただチョキちゃんはサッカー好きのようで、試合後にファンとリフティングなどで盛り上がっていた。

 

Dsc_0179_2 チョキちゃんはC☆Bも真っ青の人気者のようで、すぐに北海道に戻らなければならないらしく、ファンに惜しまれながら西船橋駅行きのバスに乗った<冗>。

正直、千葉県民の子ども達に圧倒され、観戦に集中しづらかったのは否めないが、このスタジアムで子ども達と長老達に逆らっても勝ち目がないので細々と観戦した。そうそう平日に休みを取ることは出来ないが、次の機会はよく考えて選ぼうと思う。

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