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2010年6月12日 (土)

ジャイアンツのファームがゴールデンイーグルスに8戦8敗!

Dsc_0037 混戦で七球団中、六球団が勝率五割以上のイースタン・リーグ(6月11日現在)。しかしそんな中、ジャイアンツがゴールデンイーグルスにここまで七戦全敗と何故か全く勝てない。今日(12)と明日は本拠地ジャイアンツ球場でゴールデンイーグルスと二連戦。何とか一矢を報いたいところだが、今日も03で完敗。これで八戦八敗となった。

どうしてジャイアンツはゴールデンイーグルスに勝てないのだろうか?

今日のジャイアンツは高木康成が移籍後初の先発。四回まで無失点の好投で五回表のマウンドに上がって投球練習を始めたところ、バランスを崩して倒れてしまった。

(写真:五回表開始の投球練習中に倒れた高木康成と、心配そうに見守る岡崎郁二軍監督、木村龍治投手コーチら。左足がつったような感じで、この後立ち上がって続投するのだが…。)

昨シーズン終了後、イースタン・リーグに所属する球団で二軍監督が替わったのは五球団(田代富雄監督が返り咲いたシーレックスを含む)だったが最後まで二軍監督が決まらなかったのがゴールデンイーグルス。一軍の将、野村克也監督を契約期間満了で更新しなかったイーグルスはコーチ陣もほとんどと契約を結ばず、その波はファームにも及び、マーティー・ブラウン監督以下一軍の新体制が決まってからも二軍監督の人選に難航していた。そしてようやくたどりついたのがドラゴンズでスカウトを務めている仁村徹で、ドラゴンズ球団に頼み込んで譲渡してもらった。

星野仙一監督時代(一回目)の主力選手で、二塁や三塁を守り、主に五番、六番を打つことが多く、しぶとく勝負強い打撃でドラゴンズファンからは親しまれ、敗戦処理。のようなジャイアンツファンには「顔も見たくない!」と思わせる選手だった。そういう意味ではジャイアンツの岡崎郁二軍監督とも選手像でダブる点が多い。

Dsc_0023 (写真:試合前のメンバー交換で挨拶をする岡崎、仁村両監督)

兄の仁村薫と、もうひとりプロ入りはしなかったがアマチュアで活躍した弟がいてファンからは「仁村三兄弟」の「おとにむ」と呼ばれた。

ライオンズ以外のイースタン六球団が勝率五割をキープしているイースタン・リーグ(6月11日現在)で仁村監督率いるゴールデンイーグルスは当然まだ抜きんでた状態ではない。ただしひたすらジャイアンツに強いのだ。

先発はジャイアンツが前述した高木で、バファローズが木谷寿巳。高木は木佐貫洋とのトレードでジャイアンツに来た投手。昨年までセットアッパーで活躍した山口鉄也を先発に回す構想があったため手薄になった左のリリーフ投手として白羽の矢が立った投手。まだ移籍してから一軍入りを果たしていないが、これまではもっぱらワンポイントかショートリリーフ。直近の登板に当たる6日のスワローズ戦でリリーフで3イニング投げたが、それまでは専ら1イニング以内の投球となっていた。イースタンでも今季初先発。

高木は二回と三回に内野手の間を抜かれるシングル安打を一本ずつ打たれただけで四回まで無失点。木谷も同じような好投で0対0の投手戦だったが、冒頭に記したように五回表にアクシデント発生。

投球練習中の高木が突然その場にしゃがみ込んだ、というか倒れた。その瞬間こそ見逃したが、高木は左足を伸ばしたままうずくまった。スタンドから見た感じでは足がつったようなイメージだ。今日はCSのG+で生中継されていたので、ご覧になった方で情報をお持ちの方はコメントをいただければ幸いである。トレーナーのみならず、木村龍治投手コーチや、岡崎二軍監督も慌ててマウンドへ。何とか立ち上がり、投球練習を再開した高木だったが、そこで野球観戦歴三十数年の敗戦処理。も初めて観る光景を目にした。

Dsc_0050

Dsc_0051 育成選手の籾山幸徳がベンチから出てきて、錠剤か何かと紙コップを高木に差し出した。

 

患部にスプレーを塗ったりするケースはままあるが、投手がマウンドの上で薬を飲むシーンを初めて観た。痛み止めの薬か。それとも持病があって定期服用する時間が来たのか…。 あの今井雄太郎だってマウンドの上では飲まなかっただろう<>

高木は明らかに調子を崩した。五回表先頭の大廣翔治にレフト前クリーンヒットを打たれると、続く銀次は投手と一塁の間を狙ったようなプッシュバント。足を痛めた高木の動きが緩慢になるのを見込んで狙ったとしたら見事だ。無死一、二塁。これで高木は無理という感じがし、木村コーチがマウンドに上がり、岡崎監督もベンチを出てきた。ところが木村コーチがマウンドから戻り、交代を告げようとする岡崎監督を制する感じで続投。そして藤井彰人にセンター前に運ばれ、無死満塁。この時、高木が今度は倒れこそしなかったが明らかに左足が痛そうな仕草をした。

Dsc_0057 さすがにもうダメ、ジャイアンツは二番手に栂野雅史を送る。が、しかしスタンドで観ていた感じでは直前の無死一、二塁の時点で限界だと思ったが…。

ショートリリーフだった投手の先発適性を見極めるために、まずリリーフで3イニング投げさせて、それから中五日で万全を期しての先発テストだったはずだが、どこかに調整不充分な部分があったのだろう。運動不足のサラリーマンじゃあるまいし、マウンドで足がつるなんて普通に考えたらオカシナ話だ.

栂野が丈夫をライトフライに打ち取り、アウトカウントが少ないから三塁走者も無理をせず一死満塁となると、左打者が二人続くのでサウスポーの上野貴久を投入。上野は桝田慎太郎を三振に仕留め二死までこぎつけるが、続く横川史学の遊ゴロを下がって捕ろうとした円谷英俊がはじき、ゴールデンイーグルスが2点を先制した。

今日一軍に上がった大田泰示と、二塁や遊撃を守る円谷の拙守は目に余るものがある。今日は中井大介が三塁を守っていて安心して観ていられたが…。ちなみに教えている勝呂壽統二軍内野守備走塁コーチも今日はお粗末だった。試合前のシートノックの締めでお決まりの捕手へのフライをネット裏のスタンドに二発、レフトの定位置に一発打ち上げて諦めて止めてしまったくらいだ。一軍の木村拓也内野守備走塁コーチがシーズン早々に亡くなられ、その後ジャイアンツアカデミーのスタッフに転身していた福王昭仁元コーチをノッカーにした以外に補充をしないのが不思議でならないのだが、少なくとも勝呂コーチに声がかからない理由が分かったような気がする。もっとも勝呂コーチもジャイアンツに復帰する前のBCリーグ、信濃グランセローズのコーチ時代に大病を患ったと聞いたことがある。無理をさせられないのかもしれないが…。

ジャイアンツは打線も沈黙。木谷をとらえられない。不運だったのは中盤、四回裏には先頭の中井が三塁手前でイレギュラーする安打で出ながら、続く田中大二郎の一塁線の痛打が、走者がいたため一塁線をしめていた丈夫のミットにすっぽり。中井が戻れずダブルプレーに。続く五回裏にも先頭の隠善智也がライト前にクリーンヒットで出たものの続くエドガーの一塁前のハーフライナーを今度は丈夫が巧みにショートバウンドで捕球し、併殺を完成させた。ジャイアンツ打線は不運もあったが木谷の前に走者を得点圏にすら進めさせることが出来ない。

ジャイアンツは高木、栂野、上野とつないだ後、六回表には小林雅英、七回表には中里篤史、古川祐樹と小刻みに投手を代え、何とか追加点を防ぐ。

Dsc_0084 (写真:今年から腕をサイドに変えた古川のフォーム)

七回裏にジャイアンツは木谷から中井と田中が連打して無死一、二塁と初めて走者を得点圏に進める絶好のチャンス。打席には五番の矢野謙次。ジャイアンツファンがこの日最も熱くなるシーンだった

Dsc_0093 が、ベンチの采配は同点の走者を得点圏に進めることを優先し、矢野に送りバント。これが捕手の藤井の目の前で止まり、2-5-4と送られる最悪のゲッツーとなってしまった。

一塁側スタンドのジャイアンツファンからは、矢野に送りバントをさせた岡崎采配に疑問の声があちこちから上がったが、仮にそうだとしても矢野のバントはお粗末だった。

結局ジャイアンツはこの回も無得点。八回表に七番手のMICHEALが先頭の楠城祐介に簡単に四球を与え、一死から代打の河田寿司に右中間を破られ3点目を失い、万事休すという感じだった。ゴールデンイーグルスは八回にルーキーの土屋朋弘、最終回には渡邉恒樹を送って淡泊なジャイアンツ打線を三人ずつに退け、3対0で完勝。対戦成績はこれでゴールデンイーグルスに対し、8戦8敗となった。

 

ジャイアンツファンとしては高木のアクシデントに青ざめた以外は淡々とした試合に写った。やたらに暑く、

Dsc_0030 毎度おなじみ村山太朗球審のよく通る大きな声のみが耳に残った試合だった。

12日・ジャイアンツ球場】

モ 000 020 010 =3

G 000 000 000 =0

モ)○木谷、土屋、S渡邉-藤井、山本

G)●高木、栂野、上野、小林、中里、古川、MICHEAL-星、市川

本塁打)両軍ともなし

唯一のチャンスらしいチャンスだった七回裏の無死一、二塁で前述のように矢野がバント失敗。二塁走者が三封されたからこの試合、ジャイアンツは三塁を踏めずに終わったことになる。高木はもったいないことをしたが、よくよく考えると、やはり大田が抜けた穴は大きい<苦笑>

今日一軍に上がって即、スタメン「八番・一塁」と抜擢された大田だが、イースタンではここまで45試合に出場し、13本塁打、35打点、打率は.279。本塁打と打点の二部門でリーグトップ。現在7試合連続安打&打点中で、特に6月に入ってからは5試合すべて2安打以上の固め打ち。本塁打も今月だけで3本放っている。今一軍に上げないでいつ上げるのかというくらいの好調ぶりだ。二冠王の大田が抜け、内野守備の要の寺内崇幸が抜け、昨年はファームに定着していたイ・スンヨプもいない。最多勝の木佐貫洋も抜けた。ジャイアンツが今後イースタンでしばらくはこの混戦から抜け出せないかもしれない。

ゴールデンイーグルス戦に限ると、今日も含めジャイアンツは8敗すべて先発投手が敗戦投手になっている。細かいデータを持ち合わせていないが、ゴールデンイーグルスは先行逃げ切り型の試合展開に持ち込んでいるのだろう。敗戦処理。が生観戦した5月1日の同カードではゴールデンイーグルスが先制した後に一度はジャイアンツに逆転されるが、直後に再逆転し、そのまま逃げ切った。ゴールデンイーグルスはジャイアンツに守り勝っているということなのか。

また、今日もゴールデンイーグルスの完勝という表現を用いているが得点は3対0。決して一方的な点差ではない。このカード、第五戦まではすべて3点差以内。つまり接戦だ。5月25日の第六戦で05、雨天中止があって一日おいた27日の第七戦で3対7と四点差以上の試合もあるが、ゴールデンイーグルスは少ない点差を守りきっているようだ。仁村二軍監督はわずかな期間で競り勝つチームを作り上げたことになるのか?ただしこれはあくまでジャイアンツ戦だけを観た結果。ゴールデンイーグルスもまだ混戦から抜け出せる力を見せていない。

 

 

さて、今日のジャイアンツ球場は試合後にちびっ子ファンをグラウンドに招いて選手達とキャッチボールをするファンサービスを行った。

Dsc_0125 (写真:ちびっ子ファンとキャッチボールをする實松一成ら選手達。試合に出られなくてもファンサービスは選手の務めだ。)

ゴールデンウイークにも行った新室内練習場の練習公開を再び行っていた(明日13日も開催予定)が、こうしたファンサービスはどんどん展開して欲しいものだ。試合前には交流戦期間の登板予定がないために一軍登録を外れている内海哲也が練習を終えて即席サイン会を始めた。

Dsc_0012 まさかの選手会長のサプライズサービスにあっという間に長蛇の列が出来、とても試合開始までには終わらないだろうというほど多くのファンが集まってしまったが、係員が適当なところで区切ったようだ。この他、セス・グライシンガーからサインをもらったという子どももいた。こういうことを地道に続けていれば、勝てなかった試合でもちびっ子ファンに「またジャイアンツ球場に見に来よう」という気持ちを抱かせることが出来るだろう。

まあしかし、だからといって同じチーム相手に八戦全敗はいただけない。明日は生観戦出来ないが、何とか連敗を止めて欲しいものだ。

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