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2010年5月 1日 (土)

ヘタなやつは上手くなるしか生きる道はない。そのためには…

Dsc_0288 ブログで試合の観戦記を書くようになってからは試合が終了するとそそくさと球場を後にすることが多くなってきたが、今日は試合が終わって二時間近くも球場に居続けた。

blogで再三再四やり玉に挙げているジャイアンツの大田泰示が今日も試合でエラーをし、そのためなのか試合後、勝呂壽統コーチを相手に延々といわゆる特守を受けていて敗戦処理。もスタンドで付き合ったからだ。

 

(写真:試合終了後一時間を過ぎてもまだ続く大田へのノック。スコアボードの時計にも注目)

Dsc_0263 大田が泥にまみれた。まだ発展途上の選手だから試合の後にも練習しているのだろうなとは思っていたが、その通りだった。まぁヘタなのだから仕方あるまい。

今日はCS放送のG+でも生中継されていたからジャイアンツファンの中にはテレビで観戦された方も多いだろうからもったいぶらずに書くが、大田は失策もしたが打つ方では本塁打と二塁打を放っている。いつもの敗戦処理。ならエントリーのトップ画像に大田が本塁打を放った画像を使うところだが今日は敢えて泥にまみれているシーンを選んだ。

シャッターチャンスを逃したが、スタンドに入ると通路にサインを求めるファンの列が出来ていた。例によってマスコットのイトコかと思ったら列の先頭でサインをしていたのはつい先日まで一軍にいたルーキーの土本恭平だった。土日に駆けつけてくれたファンにスタンドで選手がサインをする。どこかで見たファンサービスだ<>敗戦処理。が球場に来る前にはジャビット(ジャバ)とちびっ子ファンによるジャンケン大会が行われていたそうで、今日の試合で始球式を務めるちびっ子を決めていた。またプレイボールの時にジャイアンツナインと一緒に守備につく子供も選んでいたようだ。さらに言えば、イニングの合間にはスタンドのファンから寄せられたメッセージが読み上げられていた<>

球場で試合前や試合中に行えるファンサービスはある程度限られているのだろうが、こうまでオリジナリティがないと、苦笑いしてしまう。

blog4月29日付 白熱!!イースタン・リーグ首位攻防戦 にて【重要なお知らせ】と題して案内した昨日(4月30)NHK総合で放送された「こんにちはいっと6けん」のイースタン・リーグ特集ではイースタン・リーグの球場で行われる試合以外のイベントの楽しさや、一軍の球場では味わえない選手との距離の近さなどが取り上げられていた。イースタンではゴールデンイーグルスを除いた六球団の本拠地が関東一都六県に集中しているが六つの球場のうち、三つの球場が有料試合を行っている。そのなかでジャイアンツ球場だけが昨日のNHKの番組で取り上げられなかった。ジャイアンツの関係者は昨日の番組を観て、何故自分のところが取り上げられなかったか、よく考えて欲しい。

ちなみに今日は一軍が甲子園遠征だからか、東京ドームのライトスタンドで応援している応援団が来ていた。

Dsc_0003 一塁側の外野寄りのブロックに陣取り、一軍戦同様に鳴り物応援をしていた。また試合前にはホーム寄りのスタンドにも現れ、おそらく東京ドームで配っているものと同じであろう、選手のヒッティングマーチの歌詞が書かれているチラシを配っていった。敗戦処理。もいただいた。

またマスコットも先述したように背番号1105のイトコではなく、555のジャバが来ていた。

Dsc_0002 それではイトコはどこへ?まさか同じ…イヤ、そんなことはあり得ない!以下自粛。

ジャイアンツは林羿豪(リン・イーハウ)が先発。ゴールデンイーグルスの先発は木谷寿巳

先制したのはゴールデンイーグルス。三回表、先頭の伊志嶺忠が高~く打ち上げた内野フライは風に流され、三塁の守備位置から追ってきた大田が一本間のライン内側で落球。いきなり無死二塁となった。

Dsc_0038 続く塩川達也の二塁ゴロを二塁手の円谷英俊がこの試合早くも二つ目のエラーで無死一、三塁。実は大田だけでなく円谷も居残り特守を受けた。

無死一、三塁から一番の銀次がワンバウンドで高く弾む二塁への内野安打で伊志嶺が生還。ゴールデンイーグルスが1点を先制。なおも無死一、二塁のチャンスだったが併殺などで1点止まりだった。

その裏のジャイアンツは一死から一番の橋本到が四球。橋本は左太もも裏筋膜炎で登録抹消された松本哲也と入れ替わって自身初の一軍入りを果たしたが二日間だけで二軍落ち。昨年の大田のように勉強のために一軍を経験させたのか。

橋本は二日とも試合に出ていた。ということは橋本の二軍落ちが決まったのは28日の試合後だろう。左肘関節挫傷の亀井義行とともに登録抹消が決まり、それから矢野謙次工藤隆人の一軍入りが決まったのだろう。矢野も工藤も翌29日のナゴヤドームのデーゲームに出場している。ゴールデンウイーク初日とも言える29日によく東京から名古屋までの新幹線の手配がついたものだと感心したが、よく考えたら工藤は社会人でJR東日本に所属していた。同じJRグループなら何とかなるのだろうか?

話が横道にそれた。この橋本を一塁において二番の寺内崇幸が左中間を破る二塁打で橋本を還し1対1の同点とし、続く大田が松井秀喜のヒッティングマーチで応援されて燃えたか、泳がされながらもレフトに大きな本塁打を放ち、31と勝ち越した。

Dsc_0051 昨年、敗戦処理。の生観戦時に大田の成績が悪かったことは書いたが、唯一の本塁打シーンもシャッターチャンスを逃していた。今回は初めて大田の本塁打のスイングを撮影できた。

大田の打席で応援団が松井秀喜のヒッティングマーチを使用していたが、今日の応援団は寺内など既に一軍でオリジナルのヒッティングマーチがある選手にはそれを使い、それ以外の選手にはイメージの近い?選手のテーマを使うお遊びをしていた。他には左の大砲、田中大二郎にはタフィ・ローズ円谷英俊には緒方耕一橋本到の最終打席では小坂誠…

 

隠善智也の打席で「♪上から読んでも…」のレジー・スミス、石井雅博のテーマを使っていたので何でかなと考えた。おそらく隠善の背番号が69で引っ繰り返しても69だからではないか<>

ジャイアンツに逆転されたゴールデンイーグルスはすぐに反撃。

直後の四回表、四番の中川大志、五番の河田寿司、六番の中村真人が三連続二塁打であっという間に同点。その後伊志嶺が歩いて二死一、二塁から銀次がレフト前にはじき返し、中村真が勝ち越しのホームイン。ホームはアウトのタイミングかと思ったがレフトの加治前竜一からのワンバウンドの返球を捕手の加藤健が捕球し損ねてホームインを許した。34

試合は荒れるかと思ったがその後は点が入りそうで入らない。

五回表にゴールデンイーグルスは中川の二打席連続二塁打などで無死満塁として林羿豪をKO。左打者が続くのでジャイアンツは二番手にサウスポーの上野貴久を送った。

上野は中村真を浅いライトフライに打ち取った。と思ったら大田の落球を誘った風がいたずらし打球をどんどん押し戻し、完全にホーム方向に背を向けていた円谷が結局捕球した。この時、円谷が背中を向けたことでポテンヒットになると判断した二塁走者の中川が飛び出したため帰塁出来ずに併殺。二死一、三塁となった。続く桝田慎太郎は三振でゴールデンイーグルスは絶好のチャンスを逃した。

ゴールデンイーグルスは六回表に二死から銀次が四球。続く左の平石洋介に右の代打、中島俊哉が送られると今度は右打者が続くからかジャイアンツは上野からMICHEALにスイッチ。パワーヒッターの中島が詰まらされながらもライト線にポトリと落ちる二塁打で二死二、三塁のチャンスをつくるがMICHEALが落ち着いて大廣翔治を三振に仕留めた。

その裏のジャイアンツは先頭の小田嶋正邦が四球で出塁するとDHでスタメンのエドガー・ゴンザレス代打・大道典嘉を起用。この日一番の盛り上がりを見せた。

Dsc_0095_2 大道は三遊間に痛烈なゴロを放つが三塁手の中川に好捕され、あわや併殺に。一塁を駆け抜けた大道の足の方が早く辛うじて併殺を免れたが勢い余ったのか、全力疾走で足がもつれたのか大道は一塁ベースを駆け抜けた後、そのまま前につんのめって倒れた。

それでも同点の走者として一塁に残った大道に(DHの代打だったからか)代走が送られないと、ジャイアンツ応援団から「走れ、走れ、大道」との声が飛ぶ。この後、加治前がセンター前安打で続き、大道が二塁に進んだところで代走に福元淳史が起用された。しかしこの福元が続く円谷の一、二塁間を破るあたりで三塁にストップすると、加藤三振で二死満塁から橋本に対して左の松崎伸吾がリリーフに送られ、打ち取られてジャイアンツも攻めきれない。

ジャイアンツは続く七回裏にも先頭の寺内が二塁打で出てクリーンアップに打順が回るが松崎が力投。大田、田中を連続三振、小田嶋には勝負を避けた感じの四球で、左対左となる対福元を選択された。ジャイアンツも福元に代打、仲澤広基を起用。昨日、ついに選手不足でDHの選手を守備につけて投手を打順に入れてしまった(その投手の打順で別の投手を代打に起用してタイムリー<>ファイターズでは考えられない贅沢な選手起用だ。

しかし仲澤倒れ無得点。ジャイアンツは八回に三番手の菊池保則から安打二本で一死一、二塁のチャンスを作るが橋本、寺内が凡退。1点が遠い。

九回表にジャイアンツの四番手中里篤史から大廣がソロ本塁打で3対5とされると、その裏はゴールデンイーグルス四番手の渡邉恒樹に三人で抑えられ、敗れた。

【1日・ジャイアンツ球場】

モ 001 300 001 =5

G 003 000 000 =3

モ)○木谷、松崎、菊池、S渡邉-伊志嶺、山本

G)●林羿豪、上野、MICHEAL、中里-加藤

本塁打)大田5号2ラン(木谷・3回)、大廣1号(中里・9回)

Dsc_0177 先着300人のちびっこが試合後に選手のサインをもらえるというファンサービスがあって、試合終了後のグラウンドに300人のファンと選手が集合。ジャイアンツもジャイアンツなりにファンサービスをいろいろと考えているのだろう。

 

実はこの300人のファンは予め八回表終了後に一塁側スタンド後方のサブグラウンドに集合することになっていたのだが、何故か六回終了くらいからサブグラウンド前にファンが集まりだした。早い者勝ちという訳ではないらしく、八回終了まで席で試合を観て欲しいと係員が説明して大半のちびっ子は席に戻ったが、それでも何故か列から離れないちびっ子もいて、係員を困らせていた。恐ろしきかな群集心理と言ったところだが、試合途中でグラウンドに背を向けることに抵抗がないちびっ子ファンが多いという事実も球団関係者は頭の片隅にとどめておいた方が良いだろう。

そして新しい室内練習場が三塁側スタンド後方に出来たこともあって、試合とサイン会を終えた選手達は順次、三塁側ブルペンの脇を通って室内練習場に向かうのだが、この移動の時が昨年まではなかった、ファンにとってはチャンスタイムになるようだ。

Dsc_0220 写真の加藤健の他、昨年は一軍で投げていた木村正太などが多くのファンにサインを求められて応じていた。ちなみに實松一成は特にサインを求められることもなく、そのまま室内練習場へ…。

そしてサイン会が終わったグラウンドからは一人消え、二人消えという感じだったがエラーを記録した大田と円谷に罰ゲームが待っていた。

大田が三塁、円谷が二塁とそれぞれの守備位置につき、コーチが交互にノックをする。

Dsc_0278 ノックをするのは勝呂壽統内野守備走塁コーチで手伝うのは佐藤弘佑ブルペン捕手。余談だが佐藤ブルペン捕手は東北高校時代にはダルビッシュ有とバッテリーを組んでいた。

Dsc_0256 大田に対しては普段当blogfolomyで酷評ばかりしているので、書いてばかりでは悪いと思い、守備練習に付き合ってやろうと思ったがこれがすぐには終わらない。円谷は先に切り上げたが、大田にはその後もノックの雨が飛ぶ。ちびっ子ファンが「大田選手がんばってください」と声をかけても「最初から頑張っているよ」と小声で悪態をつく余裕があった大田も段々元気がなくなっていく。たまに難しい打球を捕るとファンから拍手が起きるが今度は勝呂コーチから「その程度で拍手してもらえるなんてヘタだと思われている証拠だぞ」と声が飛ぶ。

余談だが木村拓也コーチの急逝に伴い、この勝呂コーチに一軍からお呼びがかかるだろうと思っていたがかからない。内野守備走塁コーチをどうするのかと思っていたら球団職員としてジャイアンツアカデミーで指導をしている福王昭仁元コーチに白羽の矢が立った。ノッカー役でチームに帯同するそうだ。もっと早く後任を補充して欲しかった。木村拓也コーチはいなくても何とかなる職務のために身体を犠牲にした訳ではないだろうから。

しかしこの勝呂コーチもジャイアンツ復帰前にBCリーグの信濃グランセローズでコーチをしていた時期に大病を患ったらしいから、くれぐれも健康には注意してもらいたい。ノックの締めのフライ打ち上げでは方向が定まらず苦戦していた。

Dsc_0304 そしてノックを終え、大田やスタッフの裏方さん達がグラウンドを整備している時には午後6時を回っていた。一軍の試合はもう始まっている。

これで終わったと思ったら大田はこの後、一塁ベンチ前で勝呂コーチとキャッチボールをしながらスローイングの指導を受けていた。

Dsc_0307_2 このシーンは昔の学園青春ドラマで熱血教師と不良生徒が最後にはお互いを理解し合うシーンを彷彿とさせた<笑>。

疲れ果てた大田は最後までサインを待っていた子供達が待つ通路ではなく、ビジターチーム用のクラブハウスがあるレフト側から球場を後にした。最後の最後に、松井秀喜以来の背番号55からサインをもらおうとしていたちびっ子達の一日はあえなく終わった…。

ヘタなやつは上手くなるしか生きる道はない。そのためには上手くなるための練習だ。こういう泥にまみれた姿を観ると感情移入をしたくなるが、次に観る試合で同じような凡プレーや気合いが感じられない三振をしたら、また容赦なく書くよ!

 

P.S.

【本日のオマケ】

懐かしいお人を発見!!

Dsc_0250 ♪ロ、ロ、ロペスのワンマンショー!! 二軍の打撃コーチに就任していたのですね。

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