フォト
無料ブログはココログ

« 二年目大田泰示、進歩どころかむしろ退歩!? | トップページ | ヘタなやつは上手くなるしか生きる道はない。そのためには… »

2010年4月29日 (木)

白熱!!イースタン・リーグ首位攻防戦

Dsc_0257 応援団長せとさん「ファイターズファンもシーレックスファンも一軍のことはしばし忘れてこの試合を楽しみましょうー!!のかけ声から始まった今日(29)のイースタン・リーグ首位攻防戦。

首位ファイターズと1ゲーム差で追う2位シーレックスの直接対決は最終回に見せ場が待っていた!

(写真:九回表二死一、二塁。最後のチャンスで代打・佐伯貴弘を告げるシーレックスの田代富雄監督)

Dsc_0206_2 イースタン・リーグは28日現在で13勝7敗1分け、勝率.650のファイターズが首位で、117敗2分け、勝率.611のシーレックスが2位。今日は両チームの直接対決。シーレックスは勝てば首位に浮上する。ちなみにこのカードは連戦ではなく今日だけ。ファイターズは明日からはライオンズ戦だ。前出の応援団長氏はこのカードを「ファーム版『伝統の一戦』」と評することもあるが、このオフを含め人事交流がすさまじい。そのせいか試合前には旧交を温めるシーンが目立った。

昨日までの悪天候の影響か、グラウンドコンディションが今ひとつと言うことで両チームの打撃練習は室内練習場で行われた。普段は試合前の室内練習場での練習は非公開であることが多いのだが、何故か今日は通路側のシャッターが上がっていて中の様子が丸見えだ。

Dsc_0014_2 シーレックスで打撃投手をしている、元ファイターズの入来祐作は同郷の先輩でもあるファイターズの田中幸雄コーチを見つけると挨拶していたし、

Dsc_0041 元ファイターズの野口寿浩は同じ年齢のファイターズ・関根裕之コーチに「コーチ面してノックバットで支えて立ってるんじゃねぇよ」と意味不明なツッコミをしていた。

Dsc_0049 また今オフにベイスターズからファイターズに移籍した加藤武治もシーレックスナインに挨拶していた。プロ野球選手も縦社会特有のしがらみで大変なようだが、ここだけを見ていると間もなく首位攻防戦が始まるとは思えない<苦笑>。

もっとも、選手だけでなく、ファンも…。

Dsc_0055 今オフ、ファイターズからシーレックス、もといベイスターズに移籍した松山傑の横断幕が一塁側シーレックス応援団の後方に移された。背番号が貼り替えられたのがミソ。

さて、開場したので敗戦処理。もスタンドへ。ちょうどグラウンドでの練習も再開され、三塁側のファウルグラウンドではファイターズナインがアップを開始。そのなかに金子誠を発見。

Dsc_0062 昨年までの堅守が嘘のようなファイターズを引き締めてもらうにはこの人の復帰が一番。金子誠は27日の対フューチャーズ戦から戦列復帰していた。

Photo 試合は糸数敬作阿斗里の先発。

一回表、シーレックスは二死から三番の梶谷隆幸がライトオーバーのソロ本塁打。1対0として四番の筒香嘉智が打席に。初球、二球目とフルスイングするも空振り。三球目は何とかファウル。

Dsc_0088 (写真:筒香の二球目のスイング。空振りだが凄い迫力!!)

迫力が違う。ちょっと横道にそれるが敗戦処理。は大田泰示にこういう空振りをして欲しいと思っている大田が昨年一軍に上がって唯一の打席でマリーンズのブライアン・シコースキーから三球続けて空振りする三振をした時に「(見逃しではなく)全部振っていったのはいいこと」と誉めていた論調があったが、あんな明らかな振り遅れとはスケールが違う。糸数も気後れしたのか、この後せめあぐんで結局四球で歩かせてしまったほどだ。

この回を1点のみで終えたファイターズはその裏、こちらも三番打者のバットが火を噴く。

Dsc_0098 一死から、開幕には一軍にいたルーキーの加藤政義がセンター前にはじき返し、一死一塁。

そしてファームだからか三番の金子誠が振り抜いた打球はライト方向に伸びてそのままスタンドに。

Dsc_0102 昨年の好調時を彷彿とさせる打球でファイターズはすぐに2対1と逆転に成功。

その後は糸数と阿斗里が踏ん張り、2対1のまま。

糸数は三回、四回とこの日は二塁を守る中島卓也に2イニング続けてエラーをされて走者を出すが踏ん張る。二回から六回までは安打を許さない好投。

ファイターズ打線は六回裏にようやく追加点。相手失策で出た大平成一と安打で出た今成亮太を置いた二死一、二塁から「八番・一塁」で出場の岩舘学がレフト前にはじき返して3対1とした。

Dsc_0197 もっともこの回、大平と今成は無死からの出塁で無死一、二塁となったものの続く市川卓が送りバントを二球続けて失敗した上で強行して空振りの三振と走者を進められなかった。

Cdsc_0185 単純計算だが進塁させていれば2点取れたことになる。阿斗里はこの回まで。

シーレックスは七回から二番手に杉原洋を投入。

Dsc_0215blog2月11日付 四年ぶりNPB復帰の杉原洋は改心したのか堕落したのか? で取り上げた、マリーンズを解雇されてNOMOベースボールクラブに所属してからベイスターズに入団した投手だ。昨年、NOMOベースボールクラブの一員としてジャイアンツとマリーンズのファームの混成チーム、シリウスとの試合で投げたのを観た以外は初めて観る。一死から加藤政に安打を許すも、盗塁死があって三人で抑えた。野球に邁進して欲しいが趣味を変えないで欲しいところだ。

ファイターズは八回表、昨年までシーレックスの松家卓弘が二番手で投入。

Dsc_0222 三者凡退で切り抜ける。ファイターズ側の三塁側スタンドのあちこちから「いいぞ、俺の後輩!!という学歴を詐称した声援が飛ぶ。

八回裏。シーレックス三番手の佐藤祥万を攻めて今成と関口雄大の安打で二死二、三塁とし、岩舘がレフト前に2本目のタイムリー。

Dsc_0240 今成に続き、二塁から関口もホームへ。

Dsc_0241 クロスプレーも関口が早いように見えたが、

Dsc_0242 判定はアウト。

Dsc_0243 五十嵐信一監督が結構マジに怒った感じで抗議をしたが例によって判定は覆らず。

それでもリードは41となり、最終回のマウンドには菊地和正が上がった。

Dsc_0255 菊地は先頭の梶谷を歩かせる不安な立ち上がりだった。3点差になっていたからまだよいものの続いては筒香。筒香の打球はレフト方向に一瞬良い角度で上がったが失速し、定位置やや後方のレフトフライ。

Dsc_0253 それにしても風格と雰囲気のある打者だ。

菊地はこの後、「五番・右翼」で出ている金城龍彦を三振に仕留め、二死。しかし続く松本啓二朗の平凡な二塁ゴロを中島がお手玉。中島のこの試合ひとりで三個目の失策で二死一、二塁。一発が出れば同点という場面で冒頭の写真のように田代富雄監督が代打に佐伯貴弘を起用。一塁側シーレックスファンからは大拍手。三塁側ファイターズファンからは悲鳴とため息が…。

Dsc_0265 佐伯がフルスイングした打球は力なく高々と上がり、

Dsc_0266 今成のミットに。捕邪飛となって試合終了。41でファイターズが勝ち、首位を守った。

29日・ファイターズスタジアム】

SR 100 000 000 =1

F  200 001 01× =4

SR)●阿斗里、杉原、佐藤-新沼、野口

F)○糸数、松家、S菊地-今成

本塁打)梶谷3号(糸数・1回)、金子誠1号2ラン(阿斗里・1回)

首位を守ったファイターズだがけが人が続出し、今日は捕手以外の控え野手がいない状態だった。四割を超える打率に4本塁打、17打点をひっさげて一軍入りした鵜久森淳志が左手薬指を骨折。また開幕一軍入りを果たしたものの打撃不振で二軍に落ちてきた中田翔がファーム二試合目の21日のジャイアンツ戦で左膝を痛め途中退場。左膝半月板損傷と診断された。今日は室内練習場で姿を見かけたものの練習らしい練習をしているようには見えなかった。加えて元気印の村田和哉も右手舟状骨疲労骨折と、早い話が外野三人がそっくりいなくなった感じだ。

 

今日スタメンで出た金子誠が普通なら一軍レベルの選手は二、三打席を終えて退くことが多いのにそれをしなかったのは代わりがいなかったからかもしれない。DHで出場した市川を守備につけるか、捕手の控えの渡部龍一と荒張裕司を他のポジションで守備につける以外、金子誠を休ませるすべはなかった。

Dsc_0271 (写真:試合終了時のスコアボード。ファイターズは投手以外、スタメンから変更は一切なし)

もっともフル出場をこなせたのは金子誠とチームにとって朗報かもしれない。一軍は明日から札幌ドームでライオンズ戦だがその後は千葉マリンでマリーンズ戦。遅くてもマリーンズ戦からは一軍に復帰して欲しいところだ。

冒頭の応援団長の言葉通り、今ファイターズファンが優越感を持てるのは好調なファームの試合を観る時くらい<苦笑>。しかしそのファームもぎりぎりの戦いを続けているに過ぎない。金子誠がもうすぐ復帰する時に入れ替わり抹消になるのが故障者だったら、まともなオーダーが組めなくなる。

打席で自打球を当てた坪井智哉の代打に投手の内山雄介が起用された2008年の状態に近いピンチなのだ。今日の試合で2本のタイムリーを放った岩舘はファームも層が厚いジャイアンツで居場所がなくなりつつあった選手だ。ジャイアンツから金銭トレードでもらっておいてよかった…。

P.S.

最後にお知らせを二つほど。

【重要なお知らせ】

敗戦処理。が愛読しているプロ野球イースタン情報メールマガジンの第233号に掲載された たけたけ さんの文章によると、NHK総合テレビで4月30日の11:0511:53に放送される「こんにちはいっと6けん」でイースタン・リーグの特集がなされるそうです(関東地方ローカル)

たけたけ さんによると、

単に選手を追っかけるというスポーツ番組のようなテーマではなく、イースタンリーグというある意味『一軍』とも『メジャーリーグ』とも違うプロ野球の楽しさに焦点があたっていることです。

この特集、イースタンリーグファンだけではなく、今までイースタンリーグ
にまったく関心のなかった人にもぜひおすすめする特集です。また、できれ
ば、将来プロ野球選手を目指す人にも、スポーツ業界を志す人にも見てほし
いなあと思っています。

とのこと。楽しみですね。

【重要じゃないかもしれないお知らせ】

敗戦処理。がツイッターを始めてみました。アカウントは@haisenshori です。「習うより慣れろ」で野球に関するつぶやきを始めてみました。でもいろいろな人のつぶやきを読みたいので皆さんのアカウントを教えて下さい。

« 二年目大田泰示、進歩どころかむしろ退歩!? | トップページ | ヘタなやつは上手くなるしか生きる道はない。そのためには… »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白熱!!イースタン・リーグ首位攻防戦:

« 二年目大田泰示、進歩どころかむしろ退歩!? | トップページ | ヘタなやつは上手くなるしか生きる道はない。そのためには… »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック