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2010年3月 6日 (土)

【銃弾所持】マキシモ・ネルソンが不起訴(で済みそう)な理由

銃刀法違反の疑いで26日に沖縄県警豊見城署に現行犯逮捕された中日のマキシモ・ネルソン投手(27)が27日、釈放された。このまま不起訴処分となる見通しで、28日に名古屋に戻る。
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中略>>

 ネルソンはキャンプ地の沖縄から名古屋へ移動する際、那覇空港での手荷物検査で実弾1発が見つかった。この日は午前10時から同署で取り調べを受けた後、午後2時に身柄を那覇地検に送検された。名古屋市内の自宅にも家宅捜索が行われたが、拳銃や銃弾が発見されなかったため「拘置の必要なし」との事由で釈放された。

(スポニチアネックス228日配信)

中日は2日、銃刀法違反容疑で那覇地検に送検され、釈放されたマキシモ・ネルソン投手(27)を同日から3カ月間の出場停止処分にすると発表した。

(スポニチアネックス33日配信)

要はドラゴンズの投手、マキシモ・ネルソンが沖縄キャンプから戻る時に空港の手荷物検査で銃弾が発見されたから逮捕されて取り調べを受けたが、拳銃の所持もなく、起訴には至らないだろうという話。ただ球団としては事態を重く診て三ヶ月間の出場停止処分を科したということ。

本当にそれで済ませて良いのだろうか、敗戦処理。なりに考えてみた。

ネルソンが言うには母国のドミニカ共和国では手続きを踏めば護身用として拳銃の所持も認められており、それに則って所持していたのが、不注意で気付かずに日本まで銃弾1個を持ち込んでしまったとのこと。それを裏付けるように自宅の家宅捜索でも拳銃の所持などの事実がなかったため、釈放され、起訴もされないだろうとの報道だ。

しかし、この事件の報道に接した人の多くが疑問に思うだろうがドミニカ共和国を出る時、また日本に入る時、キャンプ地まで飛行機で移動する時、なぜこの銃弾が発見されなかったのか?という不可解な点がある。

また、ネルソンは野球選手である。拳銃を使用しなくてもバットを使ってこの銃弾を凶器として使用することが出来る(素手で投げたとしても大した脅威にはならないだろうが、バットでフルスイングして飛ばせば凶器になり得る)。ネルソンを逮捕した沖縄県警豊見城署はそうした可能性を含めて考えた上で、釈放したのかという疑問がある。悪い方に考えれば、ネルソンはいくつものチェックポイントを巧妙にすり抜けて日本に銃弾を持ち込み、使用の機会をうかがっていたと勘ぐることも出来なくはない。

こんな素人の敗戦処理。でも考えられる疑問がありながらネルソンが簡単に釈放され、起訴もされないで済みそうな理由は何なんだろうか?

その答えはネルソンの選手としてのデータにあった。

2008年にドラゴンズに入団したネルソンは2008年には6試合の登板だったが2009年には26試合に登板、13敗1S、防御率3.58という成績を残した。役どころは専ら中継ぎ。昨年までは劣勢の展開での登板が多かったが今年は「勝利の方程式」の一角を担いたいところだ。

問題は打撃だ。昨年は4度打席に立ち、4打数4三振という記録が残っている。さらに調べると昨年はウエスタン・リーグでも4打席に立っているがこちらでも4打数4三振という記録が残っている。一昨年は一軍では一度も打席に立っておらず、ウエスタン・リーグでの唯一の1打席は三振に終わっている。

つまりネルソンの打力ではバットを使用して銃弾を凶器と化す可能性は低いと考えられる。もちろん最初は4打席連続三振でも長嶋茂雄のようにスーパースターになる可能性は否定できないが、悪意をもって持ち込んだのではないという見解を覆すものではないだろう。沖縄県警豊見城署はネルソンの釈明、拳銃が見つからなかったことに加え、その貧打ぶりを総合的に判断して釈放、起訴をしないという判断に至ったのではないか。「芸は身を助ける」という諺があるが、ネルソンは本業での苦手分野が身の潔白を証明したということなのではないか。

実際、昨年419日に敗戦処理。がナゴヤドームでドラゴンズ対ジャイアンツ戦を生観戦した際にネルソンが打席に立つ場面があった。

中継ぎで登板したネルソンに打席が回る同点で迎えた四回裏、先頭の藤井淳志が中前打で出塁すると、ネルソンの前の打者である小山(おやま)桂司にバントで送らせてネルソンの打席を迎えた。投手の前の打者に送りバントをさせる采配は珍しい。ネルソンはよほど打力も期待できる打者かと警戒したが、このすぐ下の写真が示すようにひどいものだった。

Photo この試合の生観戦記、2009年4月19日付エントリー ドラゴンズの小山桂司は「こやま」ではなく「おやま」です。松坂大輔の横浜高校時代の女房役ではありません。でも書いたが、ネルソンはおそらく送りバントもまともに出来ないのだろう。ヘタにバントをさせて走者が入れ替わってネルソンが一塁に残ったら面倒だなと考えて、ネルソンではなく、その前の小山(おやま)にバントをさせ、ネルソンにはほとんど期待せず、二死二塁で荒木雅博に賭けるという選択肢だったのだろう。

  

ネルソンへの処分に疑問を感じている方も、このネルソンの打席でのザマをみれば、納得していただけるのではないか<笑>?

 

冒頭の引用記事にもあるように、ネルソンは解雇こそ免れたものの三ヶ月間にもわたる出場停止処分を受けた。一軍、二軍を問わず、また公式、非公式を問わずこの期間は試合には出さず、球団の管理下の元、二軍のナゴヤ球場で練習をすると言う。投手としてのコンディション調整以外に打者としての最低限の練習まで手が回るだろうか?

 

比較するのは妥当ではないだろうが、かつてジャイアンツ入りを目指して浪人していた江川卓は独自のメニューでの調整を強いられた結果、念願かなってジャイアンツの一員となったルーキーイヤーには投球以上に打撃面でのブランクぶりを感じさせた。作新学院高、法政大時代にはなかなかだった打撃がとても振るわず、投手として本領を発揮し始めてから遅れて、投手としては一級品の打撃も本領を発揮した感じだった。

 

復帰後のネルソンは今年もたまに回ってきた打席でドラゴンズファンをがっかりさせるのか…?

 

それにしても、現役のコーチの急死に始まり、現役選手の自殺と見られる転落死に続き、現役選手の逮捕。今年はプロ野球界自体が呪われている年なのだろうか…?

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