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2010年2月25日 (木)

タイガースとホークスがジェット風船飛ばしの自粛要請を解除

Dsc_0098 24日のスポーツ報知web版によると、タイガースとホークスがそれぞれ昨年のインフルエンザ渦以来ファンに使用を自粛要請していたジェット風船による応援を解禁する方向を示した。

◆阪神と甲子園球場は24日、新型インフルエンザの感染拡大を受けて、観客に自粛を求めていたジェット風船による応援について、27日のオリックスとのオープン戦(高知・安芸市営球場)から自粛の呼び掛けを解除すると発表した。

 同日はグッズショップなどでジェット風船の販売を再開する。甲子園球場でのジェット風船を使った応援自粛の要請解除は3月13日の横浜とのオープン戦からとなる。

◆ソフトバンクは24日、新型インフルエンザ対策で自粛していたジェット風船の販売と使用を、26日の広島とのオープン戦(ヤフードーム)から再開すると発表した。

以上いずれも224日付 スポーツ報知web版

(写真:福岡ヤフージャパンドームでのジェット風船使用風景。2008年5月撮影)

昨年のインフルエンザ渦により、それまでジェット風船使用OKだった球場が軒並みファンに使用の自粛を呼びかけ、球場のショップでの販売も中止した。衛生面を考えれば、当然の措置だったろう。ところがもう大丈夫だろうということか、タイガース、ホークスが解除を発表した。今後おそらく他球団、他球場も歩調を合わせ、順次解除していくだろう。

しかし敗戦処理。はあくまで個人的な意見であるが、いっそのこと未来永劫に渡ってジェット風船飛ばしを禁止して欲しいとすら思っているくらいだ。

もう忘れている人も中にはいるかもしれないが、今からほんの六年前、2004年には日本のプロ野球の将来が全く見えなくなるような騒動が起きた。経営再建の見通しが立たなくなったバファローズ(Bu)がブルーウェーブに合併されることが明らかになり、それに端を発した球界再編騒動に野球界が、ファンが揺れた。そんななかで、ある掲示板でファン同士が議論していて、ある人が「ジェット風船飛ばしをやめれば、風船を拾ったりする人の数を減らすことが出来、経費を節減できる。だからジェット風船飛ばしをやめよう」と提言した。

 

そもそもの議論は、球団経営を圧迫しているのは選手の高額年俸も一因だから、選手達もただ「合併を撤回しろ」というばかりでなく、自分たちが年俸の一部を返上するくらいの姿勢を示したらどうか、という意見から始まって、「選手に収入を削れというなら、ファンである我々もコストを削ることに協力すべきではないのか?」という意見が出て、その一案として球場の人件費、手間を削減するためにジェット風船飛ばしを辞めようということだった。

敗戦処理。はしばらく推移を見守っていたが、ジェット風船飛ばしはもはや風物となっており、それを禁止したら清掃コストは減るかもしれないが観客動員も減ってしまうのではないか?とか、ジェット風船の製造・販売に関わる人たちの仕事や生活は誰が保証するのか?等という反対意見が続出していた。たしかにジェット風船の製造、販売に携わっている人たちにとっては死活問題だが、現実に二つの球団が一つになったら大量の失業者が出るかもしれないのに、実際に野球を仕事にしている人の生活が危ういのにそれよりも野球を商売に利用している人たちの方を守ろうという意見の方が強いのにはちょっと驚いた。

あれから丸五年が経ち、幸いにも第二のバファローズ(Bu)は出ていないが高年俸を理由に解雇される選手や監督は何人もいる。ごく一部の人気と伝統のある球団以外は依然として赤字体質で親会社の補填で成り立っているのが現状なのだ。野球界が生き残るための優先順位というものを常に意識していかなければならないだろう。

個人的にはその製造、販売などに携わる人の問題さえなければ、ジェット風船飛ばしなどこのまま禁止してしまえばよいと思っている。誤解の無いように補足するが、何かを犠牲にするとしたら、野球と直接関係のないものからまず先にということであってその適例としてクローズアップしたのがジェット風船飛ばしなのだ。

もちろん観客に気持ちよく野球を楽しんでもらうために演出は必要だし、ラッキーセブンと試合に勝利した時のジェット風船飛ばしの快感がもはや野球観戦のなかで欠かせない要素となっているファンも少なくないだろう。いくら腕の良い野球選手達がダイナミックなプレーを見せても、味も素っ気もなくなったら野球場にわざわざ高い金を払ってまで野球を見に来なくなる懸念もある。だが、後片付けという問題は確実に発生し、それによる試合中断時間もわずかかもしれないが確実に存在する、諸刃の剣であることを風船を飛ばすファンは本当は頭の片隅にとどめるべきなのである。

ファイターズの人気マスコットB☆Bはかつて球団公式サイトの自らのコラムで「別にマスコットが存在しなくても野球の試合は何の問題も無くできる」と自分の立場について書いたことがある。ここ数年の異様なまでのドアラ人気をはじめ、マスコットの存在意義を疑うファンはもはや少ないだろうが、たしかにある日突然マスコットが一斉に球場から姿を消しても試合の進行には支障はない。BTウイークリー2月1623日合併号(発行:株式会社SU)の12球団マスコット意識調査での「他のマスコットよりこれだけは負けないということがありますか?それはどんなことですか?」との問いに対し、「体力。そしてファンとふれ合っている時間の長さと密度の濃さ。」と答えているB☆Bですら危機感を持っているのだ…。

ジェット風船飛ばし自粛解除を喜ぶファンは再び楽しみを奪われることがないように、せめて自分で球場で出すゴミは自分で片付けるくらいのことは確実にしておこう。いわんや敗戦時のメガホン投げなどはもってのほかである。

そして自分の応援する球団のマスコットの人数が今年から減っていたら…覚悟をしておいた方がいいかも<>

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