フォト
無料ブログはココログ

« とりあえず今の時点で今年のジャイアンツを展望してみる。 | トップページ | 忘れ去られる過去もあれば、忘れてはならない過去もある。 »

2010年1月27日 (水)

とりあえず今の時点で今年のファイターズを展望してみる。

ジャイアンツに続き、ファイターズを展望してみる。

一にも二にもエース、ダルビッシュ有の回復ぶりが気になる。一説によると昨年の日本シリーズでの強行登板が回復を遅らせたということだが、開幕に間に合うのだろうか?今シーズンも昨シーズンまでのように期待に応えてくれるのか?ずっと気になっていた。24日の報道では宮崎市内でのこの日までの自主トレで、捕手を立たせたままながらブルペンで投球をしたという。21日のキャンプ初日からブルペン入りする姿勢も見せていた。何とかなりそうな感じはある。

急逝された小林繁さんの後任は島崎毅二軍投手コーチが昇格。関根裕之打撃投手が島崎コーチの後任で二軍投手コーチに配置転換されると発表された。敗戦処理。はとある掲示板に吉井理人コーチが一軍に戻り、ユニフォームを脱いで教育係となっている野村収元コーチが復帰するのではと予想したがまんまと外れた。厚澤和幸、島崎の二人体制となる一軍はともかく、吉井、関根の二人体制になるファームはちょっぴり心配だ。吉井コーチがベンチ担当となった場合、ブルペン担当が関根新コーチとバッテリー担当の徳田吉成新コーチになることが考えられる。かたや昨年まで打撃投手、かたやマネージャー。このタイミングで外部招聘というのも難しいのだろうが不安がよぎる。山中潔コーチが残っていればと思っても後の祭り。

まずはダルビッシュが健在だという前提で投手陣の編成を考える。

昨年の先発ローテーションから藤井秀悟ブライアン・スウィーニーが抜ける。武田勝八木智哉は計算に入れて良いだろうが、そこから先が未知数だ。昨シーズン後半からローテーション入りした糸数敬作は恩師とも言える小林コーチの急死でさらに飛躍を誓っていることだろうが、他球団からのマークがきつくなる今季は相手のマーク以上のプラスアルファを上乗せしなければならない。小林コーチに代わって一軍に返り咲く島崎コーチの指導のもと何とか年間を通してローテーションを守って欲しい。

外国人投手を三人獲得した。いずれも身長190cm前後の長身の右投手でバディ・カーライルボビー・ケッペルが先発候補でブライアン・ウルフは中継ぎ要員とのことだ。ダルビッシュと武田勝、八木、糸数に新外国人二人で一応先発ローテーションを組むのに必要な六人は揃う。しかし外国人選手は来てみないとわからない。昨年のライアン・ウイングなんぞは来たのに一度も観たことがなかった<苦笑>

報道によると林昌範が先発に転向するという。昨年は46試合にリリーフ登板して優勝に貢献したが、もう一軍では丸五年間先発を経験していない。ジャイアンツ時代の2003年のプロ入り初登板初先発の試合で9イニングを無失点に抑えながら味方も得点が無く延長戦に突入、そこでマウンドを降りるという衝撃のデビューを果たしたが一軍三年目の2005年からリリーフに転向。以後昨年までの五年間、リリーフ一筋で存在感を示してきた。本人は「先発でもリリーフでもどちらでも行ける」と意気込んでいるが…。

さらに三年目で左手首のプレートも外し、心機一転の多田野数人の大化けも期待したい。昨年はマリーンズ戦のみの好投であったがお得意さんを増やしてローテーション入りを目指して欲しい。

また、ルーキーながら梨田昌孝監督の評価が高い大塚豊にも注目したい。既に梨田監督から「昨年のスウィーニーより上」との評価を受けている。週刊ベースボール1月4・11日号(ベースボール・マガジン社刊)のどこよりも早い十二球団戦力分析でも先発候補に挙がっていた。早くプロの水に馴染んで欲しいものだ。

そしてジャイアンツにおいて深田拓也を応援し続けるのと同様、敗戦処理。は須永英輝を見捨てない<苦笑>。早いもので入団七年目。ダルビッシュより一学年上という現実。本当に今年こそラストチャンスだと思って欲しい。

今年の鎌ヶ谷からは須永鵜久森淳志中田翔の三人に卒業して欲しい。三選手のイニシャルを並べるとSUNとなる。そしてサンといえば太陽。陽と言えば陽仲壽あらため陽岱綱。この四人に特に飛躍を期待している。

抑えは今年も武田久だろうが、昨年の疲労を完全に取り除くことが鍵だろう。最後の最後に日本シリーズで最悪の登板結果となったが今年も期待したい。

そしてその武田久に余分な負荷をかけないためには中継ぎ、セットアッパーを充実させたい。昨シーズン前半を支えた建山義紀は今季で35歳。年齢的に連投やイニングまたぎで結果を残せなくなっている。その分を補ったのが宮西尚生と、中盤は菊地和正、終盤は金森敬之だった。今は亡き小林コーチの指導でフォームを変えたのが奏効した江尻慎太郎も円熟のシーズンを迎えて欲しい。

そしてシーレックス、もといベイスターズから移籍の加藤武治松家卓弘にも期待したい。加藤武に関しては既に賞味期限切れとの声もあるが、本来の調子なら調子がよいときの建山より上だと敗戦処理。は思っている。サイドスローながら左打者をさほど苦にしないのも強みだ。

こうして考えると、期待の木田優夫や、新外国人のウルフも当確とは言えない。というより三人も外国人投手を獲得したのに何故左投手を取らなかったのかが不思議だ。宮西が安定した成績を挙げても、林が先発に回ったら左のリリーフが不足する。挽回可能なビハインドの状況で宮西しか使える左がいないというのでは一年間を乗り切れない。山本一徳に個人的に期待しているが。

○敗戦処理。の一軍投手編成予想(というより願望)

先発 ダルビッシュ、武田勝、八木、糸数、ケッペル、林

中継 金森、宮西、江尻、ウルフ、山本

抑え 武田久

昨年は一昨年までの貧打が嘘のようにつながりを見せた打線だが今季も再現してくれるとは限らない。

問題はターメル・スレッジの抜けた穴をどうやって埋めるかである。スレッジが2009年に残した27本塁打、88打点、打率.266111安打)を誰が埋めるのか?スレッジとの契約交渉が難航必至と報じられていた頃、敗戦処理。は「外国人選手の穴は外国人選手で埋めればよい」と比較的楽観視していた。しかし新たに獲得した外国人はいずれも投手。どうやってスレッジの穴を埋めるのか?

今からでも野手の外国人を獲得して欲しいものだが、昨年のルイス・ヒメネスだけでなく、ミッチ・ジョーンズジェイソン・ボッツから連なる中途採用の外国人がことごとく役に立っていない負の連鎖を考えると、今年も期待しない方が良いのか…?

そこで中田翔が注目されている。昨年はイースタン・リーグの年間本塁打記録を更新して二冠王に輝くなど打撃面ではファームの域を卒業しているのは確かだが、守備走塁、そしてそれ以前に野球人としての心構えでとてもファーム卒業とは言えないのが実情なのだろう。ルーキーイヤーには三塁を、そして昨年は一塁を守ったが一軍ではそのポジションに小谷野栄一高橋信二がどっしりと構えているから今年のキャンプでは外野にも挑戦するという。球団は中田の頭角までにどのような青写真を描いているのだろうか?

四、五年かけて一本立ちしてくれればよいというくらいの長期スパンで考えているのなら、まだ三年目の現在、毎年挑むポジションが異なるのも納得できる。しかし過去二年の守備と走塁で見せるセンスの無さを考えると、レベルの高いファイターズの外野陣の一角に食い込めるほどの適応力があるとは信じがたい。誰でもが糸井嘉男になれるわけではない。右打ちの外野手が森本稀哲以外にいない窮状は理解しているが、それなら何のために昨シーズン途中から陽を外野にコンバートしたのかと問いたい。

中田に関してはいっそのこと指名打者としてのレギュラーを目指させてはどうか?

日本のプロ野球では指名打者というと外国人選手か、故障の不安を抱えた選手という固定概念があるようだ。パ・リーグが指名打者制を採用して三十年以上が経つが日本人の指名打者のエキスパートというと、かつての門田博光山崎武司くらいしか思い浮かばない。スレッジに代わる外国人の野手を補充しないなら中田を一年間指名打者でスタメンで使い続けるくらいの覚悟で臨んだ方がおもしろいのではないか。

昨年は「つなぐ打線」が見事にマッチしたがつなぐ野球というのは投手の継投策と同じで全員が全員、好調でないと機能しない。そう考えると今季も昨年同様となる保証はない。そうなった場合に頼りになるのは長打力を秘めた打者。だからこそスレッジに代わる大砲が必要なのだが、獲る気がないなら中田に賭けるのもひとつの手だろう。

個人的にはこんなオーダーを観てみたいのだが、

()田中賢介

()森本稀哲

()稲葉篤紀

()高橋信二

()糸井嘉男

()小谷野栄一

()中田翔

()鶴岡慎也

()金子誠

また、中長期的には金子誠と稲葉篤紀の後釜をそろそろ考えておく時期だろう。

金子誠に関しては新人の加藤政義に期待したい。相当完成度が高い新人らしい。だてにダルビッシュと同じベッドで寝たわけではないようだ<>。しかしさすがに稲葉の後釜は簡単には見つからない。そこまで考えての中田の外野挑戦というのなら外野転向案にもうなずけるが、どうなのだろう。ジャイアンツに関して書いたときに「育成と補強はバランスが大切で、どちらか一方に偏りすぎると短期的には効果が出ても長続きしないという懸念もある。」と書いたが、ファイターズの育成重視の方針が一定の成果を上げていることは認めるが北海道移転後の上位安定の礎になっている要素にSHINJOや稲葉の補強が不可欠だったことを思い返せば、何年かに一度、ポイントを絞って補強で勝負に出るのも必要だと思う。思えばジャイアンツに敗れた昨年の日本シリーズ、金子誠は第二戦を最後に姿を消し、敗北が決した第六戦では稲葉が致命的なタイムリーエラーをやらかした。チームを支えている両ベテランの後釜にそろそろ目を向けなさいという野球の神様からのメッセージなのかもしれない。

鶴岡慎也大野奨太と他の捕手陣に差があると思えば荒張裕司をドラフトで指名し、稲田直人を放出した内野陣には前出の加藤政とジャイアンツから岩館学を獲得して競争心をあおらせる。手薄な右の外野手もベイスターズで育成選手から一軍出場を勝ち取った関口雄大を獲得と、地味ながら層を厚くする補強は欠かさない。昨年の二岡智宏は本人の活躍は今ひとつでも金子誠と小谷野に好成績をもたらす効果があったと言われている。

 

絶対数の不足は競争心をあおることによる相乗効果で補おうというファイターズ流が今年も効果を発揮するか、見守っていきたい。

« とりあえず今の時点で今年のジャイアンツを展望してみる。 | トップページ | 忘れ去られる過去もあれば、忘れてはならない過去もある。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: とりあえず今の時点で今年のファイターズを展望してみる。:

« とりあえず今の時点で今年のジャイアンツを展望してみる。 | トップページ | 忘れ去られる過去もあれば、忘れてはならない過去もある。 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック