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2009年12月 3日 (木)

落合博満監督は野球殿堂入りを果たすのか?

Photo 2日、野球体育博物館の表彰委員会は来年の野球殿堂入り候補39人(プレーヤー部門29人、エキスパート部門10人)を発表した。

 

注目されるのは昨年、わずか1票差で野球殿堂入りを逃した、ドラゴンズの落合博満監督。現役時代の三冠王三度の実績に加え、ドラゴンズの監督に就任してからも二度のリーグ優勝(筆者注.三度ではない。)、日本一獲得など野球殿堂入りに申し分のない功労者の一人であることは敗戦処理。も認めるが今回(来年1月)の殿堂入りには賛成できない。

敗戦処理。が落合監督の野球殿堂入りに賛成できないのは今年、ドラゴンズの選手がWBCの参加に非協力的だったことに落合監督が無関係だとは思えないからだ。いずれ落合監督は野球殿堂入りするだろうが、このタイミングでは勘弁して欲しいということだ。

落合監督は当時、岩瀬仁紀、森野将彦ら候補に挙がった選手たちが一斉に不参加を表明したことに「選手の意思を尊重する」とあくまで選手個人が、申し合わせたわけではなくそれぞれの考えでWBCへの不参加を決めたように表現し、自分も監督として選手の意思を尊重したに過ぎないとコメントしていたが、別途ドラゴンズの白井文吾オーナーは週刊誌の取材に対し、「読売さんの大会みたいなものでしょ」と選手個々の意思ではないことを示唆していた。オーナーが示唆したような事情があったとすれば、落合監督のコメントは選手たちを悪者にするもので自分は無関係という責任逃れに他ならない。普通に考えれば、指揮官たるもの選手を庇うのが筋ではないのか?

読売VS中日という親会社同士の事情もあろう。WBCのアジア地区予選に当たる東京ラウンドの主催に読売が名を連ねているから協力できないというのであれば、球団としてあるいは中日新聞グループとして野球機構に対して抗議の意思表示をすればよいのに、それをしない。実際は非協力の姿勢であるのに個々の選手を悪者にしてしまう指揮官にその年の直後に野球殿堂入りにふさわしいとして、投票結果に基づいて選出されてしまったらそれはもう残念としかいいようがない。

余談だが今年はオールスターゲームがカープの本拠地で行われたが、冠スポンサーがマツダであることを考えると、「広島さんのための大会みたいなものでしょ」とドラゴンズ勢が監督推薦で出場を求められても選手個々の事情で辞退するのではないかと勘ぐった<苦笑>

「読売さんの大会」を固持してまで公式戦に集中したドラゴンズではあったが、その読売グループのジャイアンツには近年のセントラル・リーグでは珍しい独走態勢でリーグ優勝を決められた。9月中旬の東京ドームでの直接対決では三連戦でドラゴンズが一つでも勝てば目の前での胴上げを回避できたのに三連敗して原辰徳監督の胴上げを見させられる羽目になった。ナゴヤドームでなかったのがせめてもの救いだったが、ドラゴンズは今季、ジャイアンツに次ぐリーグ2位であったにもかかわらず、同一カード三連戦三連敗の屈辱を四回も喫している(内二回はナゴヤドーム)。ジャイアンツに目の前でリーグ三連覇を決められた試合後にコメントで「見くびるなよ!」と強気の捨て台詞を吐いたが、再び激突したクライマックスシリーズ第2ステージでは初戦こそ制したものの二戦目以降は完敗。短期決戦ならではの見所もなきままあっさりと退いた。後になって原監督はドラゴンズにだけは負けたくなかった旨を読売新聞紙上で吐露したが、それだけ積もり積もったものがあったのだろう。

WBCという大会に特定球団の親会社が主催することの是非は確かにあろうが、それは別の議論で、現在の野球界における意義を考えれば、選手拠出という点では各球団に足並みをそろえて協力して欲しいところだ。そしてその協力をしない球団の指揮官にそのタイミングで野球殿堂入りの栄誉を与えたくないというのが敗戦処理。の考えだ。

 

加えて、落合監督はそれ以外にもマスコミに対して非協力的なスタンスが目立つという。ゴールデンイーグルスの野村克也前監督の試合後の「ぼやき」にばかり着目するマスコミの姿勢も如何なものかと敗戦処理。は思うが、落合監督はそれ以前に取材拒否が目立つという。今シーズン中には「当分俺からは野球の話はない。マスコミを使って選手にメッセージを伝えるのはやめた。新聞を読んでない選手もいるから」とまで言い放ったという。球団の親会社が新聞社なのによくもまあここまで言い切れるものだと感心するが(実際、中日新聞の販売店筋から球団に猛烈な抗議があったらしい。)、そもそも新聞記者に対してコメントを残すということはその先にいる新聞の読者=野球ファンへのメッセージであるという自覚に欠けているのが残念だ。さらに最近の報道で驚かされたのはファン感謝デーでもチームを代表してファンに挨拶をするどころか、一度もファンの前に姿を現さず、早退してしまったという。

2006年にドラゴンズが東京ドームでのジャイアンツ戦でリーグ優勝を決め、そのときの優勝監督インタビューで涙声になった落合監督の姿を現地で見た敗戦処理。は相手チームの監督ながら感動したが、残念ながらその後、落合監督は「オレ流を貫く監督」という以外に理解不能な面ばかりが目立つ。かつて落合監督は通算2000本安打を達成しても名球会入りを拒否した。名球会をしょせんは一つのサークルと看破したのはさすがだなと思ったが、まさか「野球殿堂入り」は拒否しないだろう。今からでも遅くない。「野球殿堂」入りにふさわしい行状に改め、来シーズン終了後に晴れて野球殿堂入りして欲しい。

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